Macchiが通勤BGMとして聴いたアルバム、休日に観た映画、休日の海のボート釣り
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2007年12月1日より
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Difficult To Cure/Rainbow(1981)
JUGEMテーマ:音楽

9月に入りましたが、8月後半から晴れの日が少なく、雨や曇りの日が多いですね。
残暑が厳しいのは嫌ですが、こうも天気の良くない日が続くと、少し憂鬱になります。
休みの日ぐらいいい天気になって欲しいのですが…。

2015年第34週の通勤BGMは、Rainbowの『Difficult To Cure』を聴きました。
アメリカでの成功を目指し、ポップ化を進めたRainbowが、『Down To Earth』に続き、リリースした1980年代最初のアルバムですね。

セカンドアルバムから参加し、初期Rainbowの重要なメンバーだったドラマーのCozy Powellが前作を最後にバンドを脱退し、後を追うように、このアルバムのレコーディング途中で、前作から参加したヴォーカルのGraham Bonnetもバンドを脱退しています。
代わりにバンドに加入したのは、Bob Rondinelliというドラマーと、FandangoというバンドのメンバーだったJoe Lynn Turnerというヴォーカリストです。
ちなみにバンドリーダーのRichie Blackmoreは、Graham Bonnetの後任にForeignerのヴォーカルLou Grammを加入させたかったが、引き抜く事が出来ず、代わりにLouと声質が似ているJoeを加入させたと、以前雑誌で読んだ事があります。

上で書いたように、この頃のRainbowは、アメリカでの成功が最大の悲願で、このアルバムでは「Vielleicht Das Nachster Zeit (Maybe Next Time)」や、ベートーヴェンの第9をカヴァーした「Difficult To Cure (Beethoven's 9th)」のような(いずれもインスト曲)、初期Rainbowを想起させる中世クラシック調の様式美、古典主義的ハード・ロックや、「Kill The King」を連想させる攻撃的な「Spotlight Kid」も収録しているのですが、「Magic」で顕著なようにポップで、キャッチーなハード・ロックがメインになっています。
特にシングル・チャートで全英3位を記録した、元ArgentのギタリストRuss Ballard作の「I Surrender」は、アルバム中で最もキャッチーな曲ですが、Joe Lynn Turnerのヴォーカルがよく合っていて、アルバム冒頭に収録してあっという間に終わってしまうにはもったいない程の秀逸な仕上がり。大ヒットした事にも頷けます。

他にも「No Release」や「Midtown Tunnel Vision」のようにブルージーなナンバーや、ブギー調の「Can't Happen Here」も収録しているのですが、いずれもアメリカンな仕上がりで、バンドのアメリカ市場にかける強い思いを感じます。

このアメリカナイズされたアルバムは、初期Rainbowファンからはあまり受けはよくありませんが、全英3位、全米50位を記録するヒットアルバムとなりました。

 
レインボー
ユニバーサル ミュージック
【ディスク1】
  1. アイ・サレンダー
  2. スポットライト・キッド
  3. ノー・リリース
  4. マジック
  5. メイビー・ネクスト・タイム
  6. キャント・ハプン・ヒア
  7. フリーダム・ファイター
  8. ミッドタウン・タネル・ヴィジョン
  9. 治療不可



2015.09.05 Saturday 20:54
80年代ハードロック comments(0)
Captured/Journey(1981)
JUGEMテーマ:音楽

最近は梅雨らしい雨がないと前々回の記事で書きましたが、雨の日が先週水曜から1週間ちょっと続きました。時には激しく降る事も。
この記事を書いている前日から数日間は晴れるようですが、さすがに1週間も続けて雨の日が続くとうんざりですね。
やはり晴れの日はいいですね。

2015年第27週の通勤BGMは、Journeyのライヴアルバム『Captured』を聴きました。

Journey初のライヴアルバム。
80年代ハード・ロックのカテゴリーに入れていますが、どちらかというと、70年代第2期Journeyの総括的なライヴアルバムです。
このアルバムを最後にキーボーディストのGreg Rolieはバンドを脱退しています。

Journeyは、1975年にアルバムデヴューしますが、デヴューアルバムからサードアルバムまでは、曲によってはGreg RolieやギタリストのNeal Schonがリードヴォーカルを執る、インストゥルメンタル主体のフュージョン、プログレッシヴ・ロック的な音楽を演奏するバンドでした。
評価は高いものの、商業的な成果を収められなかったバンドは、1977年に専任ヴォーカリストSteve Perryを加入させます。
このPerryの加入を契機に、それまでのインスト主体の音楽性から、ポップでキャッチーなハード・ロックへと転換。
バンドは、商業的な成果を徐々に収めていきます。

今回聴いたアルバムは、そのPerryが加入し発表された『Infinity』から『Departure』までのアルバムの楽曲を収録したライヴ盤です。

この頃のJourneyは、ポップでキャッチーなハード・ロックへと転換を図ったといっても「Too Late」や「Walks Like A Lady」、「Lovin'; Touchin';Squeezin'」のようにブルーズやR&Bがベースになっている楽曲も多く演奏されていましたし、「Lights」や「Wheel In The Sky」のように哀愁の漂う楽曲も演奏していました。
1980年代にみられたような、本当にキャッチーなハード・ポップは、この第2期Journeyでは「Any Way You Want It」や、このアルバムで唯一スタジオ録音曲として収録されている「The Party's Over (Hopelessly In Love)」ぐらいだったと思います。
Steve Perryという人は、そのの伸びのあるハイトーンヴォーカルが、カラッとしたポップな曲はもちろん、ちょっと湿り気を含んだブルーズ、R&Bベースの曲も、とにかく本当に上手く歌うんですよ。

商業的な成果は1980年代に及ばないものの、Journey飛翔三部作の曲を中心としたこのライヴアルバムこそ、最も充実し脂の乗った時期のバンドの姿を映したアルバムじゃないかなと思います。

 
ジャーニー
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
【ディスク1】
  1. マジェスティック (オープニング)
  2. 消えたあの娘
  3. ジャスト・ザ・セイム・ウェイ
  4. バイバイ、スージー
  5. ライツ
  6. 僕のそばに…
  7. トゥー・レイト
  8. ディキシー・ハイウェイ
  9. フィーリング・ザット・ウェイ
  10. エニタイム
  11. ドゥ・ユー・リコール
  12. ウォーク・ライク・ア・レディ
  13. ラ・ドゥ・ダ
  14. ラヴィン、タッチン、スクウィージン
  15. ホイール・イン・ザ・スカイ
  16. お気に召すまま
  17. ブルー・スカイ・パーティ



2015.07.11 Saturday 13:20
80年代ハードロック comments(0)
First Strike/Cobra(1983)
JUGEMテーマ:音楽

連休前の通勤BGMなのですが、まだ2015年第17週の通勤BGMです。
今回は、Cobra唯一のアルバム『First Strike』を聴きました。

Cobraは、後にSurvivorに加入し成功を収めるJimi Jamisonと、後にAsia、Gotthardに加入するスイス人ギタリストMandy Mayer等が結成したバンドです。
メンバーは、アメリカ人、スイス人、ドイツ人という構成の多国籍バンドで、メンバー構成から見れば80年代版Foreignerという感じでしょうか。

アルバム収録曲は、10曲中7曲でMandy Mayerが曲作りに関わっており、5曲でJimi Jamisonが関わっているので、この二人を中心にしたバンドと考えていいんでしょうね。

楽曲は、Rainbowをさらにキャッチーにした感じで、典型的な80年代型アメリカン・ハード・ロックなのですが、JimiやMandyがその後に加入する事になるSurvivorやAsiaに負けず劣らず、良質のメロディアス・ハード・ロックを聴かせてくれます。
「Blood On Your Money」や「Danger Zone」のようなストレートなナンバーや、疾走する「Fallen Angel」もいいのですが、特に個人的にはツボを押さえたメロディ展開の「Only You Can Rock Me」や、バラード・ナンバーの「I've Been A Fool Before」、「Looking At You」はアルバム収録曲の中でもお薦めの曲。

どの曲も捨て曲がなく、まだ、JimiもMandyもブレイク前ですが、既にこの時点でスタイルが確立されていて、当時のロックシーンから見れば、90点クラスのアルバムと言え、何故この1枚のみで終わってしまったのか不思議なアルバムです。

(収録曲)
1.Blood On Your Money
2.Only You Can Rock Me
3.Travelin' Man
4.I've Been A Fool Before
5.First Strike
6.Danger Zone
7.Looking At You
8.Fallen Angel
9.What Love Is
10.Thorn In Your Flesh


2015.05.06 Wednesday 20:24
80年代ハードロック comments(0)
Hughes/Thrall/Hughes/Thrall(1982)
JUGEMテーマ:音楽

いよいよ2014年も終わりですね。
時間も残り少ない事ですから、さらっと行きましょう。

会社は26日に終わりましたが、2014年第47週の通勤BGMは、元Trapeze、Deep PurpleのGless Hughesと、後にAsiaに参加する事になるギタリストPat Thrallがタッグを組んだHughes/Thrallの『Hughes/Thrall』を聴きました。

Gless Hughesというと、Deep Purple時代には、ベーシストでありながらリード・ヴォーカルのDavid Coverdaleを凌ぐほどの、粘り気のあるソウルフルな声を聴かせるヴォーカリストですね。
Purpleのファンキーなハード・ロック路線を押し進めたメンバーでしたが、一方でドラッグ癖が祟って、Purple解散以降の活動は、同期のCoverdaleと比べると、今一つパッとしないのが実情です。
そのHughesの、Purple解散以降の活動の中で、特に取り上げられるのが今回聴いたHughes/Thrallの唯一のアルバムです。

Hughes=ソウルフル、ファンキーという構図がすぐ思いついてしまうのですが、このアルバムは、そういうHughesのイメージを覆す、キャッチーで爽快なアメリカン・ハード・ポップ調のアルバムでしたね。
「Muscle and Blood」のようなへヴィな曲もあるのですが、冒頭のドライブするスピード感のあるナンバー「I Got Your Number」をはじめとして、「Beg, Borrow or Steal」や「Where Did the Time Go」といったのハードさよりもポップさを強調したナンバーなど、1980年代を象徴するようなキラキラしたサウンドです。82年という、まだ80年代も初期の作品なので、発売当時としては一歩先へ進んだ、よく出来たアルバムではないでしょうか。
Hughes自身は、言うまでもなく上手いシンガーなので、こういうキャッチーな曲でも何なくこなしてますね。
僕は、Pat Thrallについては、Asiaでの活動しか知らないのですが、このアルバムでは決して前面に出てテクニックをひけらかすのではなく、Hughesを立てるツボのあるプレイに徹していますね。

個人的なお薦め曲は、冒頭の「I Got Your Number」や、Thrallの見せ場もある「Hold Out Your Life」辺りの曲です。

Hughes,Thrall
Sony
【ディスク1】
  1. I Got Your Number
  2. The Look In Your Eye
  3. Beg, Borrow Or Steal
  4. Where Did The Time Go?
  5. Muscle And Blood
  6. Hold Out Your Life
  7. Who Will You Run To?
  8. Coast To Coast
  9. First Step Of Love



2014.12.29 Monday 16:26
80年代ハードロック comments(0)
Live At The US Festival/Triumph(2003)
JUGEMテーマ:音楽

2014年第37週の通勤BGMは、Triumphのライヴアルバム『Live At The US Festival』を聴きました。

カナダの3人組ハード・ロック・バンド、Triumphが、1983年に開催された野外ロックイベント、USフェスティバルに参加した際の模様を収録したライヴ・アルバムです。同内容のDVDも発売されています。

Triumphは、Rik Emmett(ギター、ヴォーカル)、Gil Moor(ドラム、ヴォーカル)、Mike Levine(ベース、キーボード)によって、1975年に結成されたバンドです。
Rik Emmettによる(バラードも含め)メロディアス・ハードなロックと、Gil Moorによるへヴィな直球ロックンロールという、二つの曲調が特徴でした。
このイベントが開催された1983年1月に、バンドは6枚目のアルバム『Never Surrender』を発表していて、彼等の人気も絶頂期に当たる時期です。
個人的には、彼等の曲で1番好きな、3枚目のアルバム『Just A Game』に収録されている「Lay It On The Line」が、早くも2曲目で登場するのですが、アルバムに収録されている内容とは違うアレンジで演奏されていて、少々ガッカリなのですが、それでも絶頂期の演奏だけあって、どの曲も迫力があり、充実しています。

彼等が参加したUSフェスティバルですが、1983年に開催されたのは2回目で、1回目のUSフェスティバルは、前年の1982年に開催されています。
このUSフェスティバル、アップルコンピュータの創設者の一人であるStephen Wozniakが、ウッドストックの再現を試みて開催した野外ロックイベントで、82年の第1回には、Grateful DeadやJackson Browne、The Police、Ramones、Fleetwood Macなどのアーティストが参加し、83年の第2回には、Triumphの他に、Joe WalshやDavid Bowie、 The Pretenders、Judas Priest、Quiet Riot、Van Halenなどが参加しています。

それにしても、日本でも夏の野外ロックイベントはもはや定番になりましたが、果てしないくらい遠くまで観客がいる(どう考えても最後尾の観客はステージが全く観えないだろう)アメリカのイベントは、やはり規模が違いますね…。

Triumph
Tml Entertainment
【ディスク1】
  1. Allied Forces
  2. Lay It On The Line
  3. Never Surrender
  4. Magic Power
  5. A World Of Fantasy
  6. Rock & Roll Machine
  7. When The Lights Go Down
  8. Fight The Good Fight
  9. Follow Your Heart



2014.10.18 Saturday 21:56
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Wants You/Rough Cutt(1986)
JUGEMテーマ:音楽

2014年第33週の通勤BGMは、Rough Cuttのセカンドアルバム『Wants You』を聴きました。

アルバム冒頭の曲「Rock The USA」は、疾走するメタルソング。いいですね。LAメタルとはいえ、やはりメタルというならこういう曲がないと、と思わせる1曲です。

その後は「Double Trouble」のような骨のある曲もあるのですが、「Bad Reputation」や「Don't Settle For Less」、「You Wanna Be A Star」とポップでメロディアスな楽曲が続きます。
僕は前作の記事で、Rough Cuttの事をキャッチーでメロディアスなハード・ロックを演るタイプのバンドと書きましたが、気のせいか前作よりもいい意味でキャッチーさに磨きがかかったような気がしますね。
Paul Shortinoのヴォーカルの上手さは、ここでまた大きく取り上げる事もないのですが、バックのギターの絡み方の絶妙さといい、前作よりも数段上手くなったと思います。

キャッチーさに磨きがかかったといえば、バラードナンバーの完成度はかなり高く、「Take A Chance」や「The Night Cries Out(For You)」は、例えばキャッチーさを増していた当時のWhitesnakeなどに決してひけを取るものではありません。

バンドとしては、かなりの進歩が窺えるアルバム内容なのですが、このセカンドがスタジオ録音アルバムとしては最後のアルバムとなってしまいます。
メンバーの出入りが激しかったというは有名ですが、もう少し売れていれば…と思わせる、再評価を期待したいバンドです。

ラフ・カット,ラフカット
ダブリューイーエー・ジャパン
【ディスク1】
  1. ロック・ザ・USA
  2. バッド・レピュティション
  3. ドント・セトル・フォー・レス
  4. ホット・アンド・ヘヴィ
  5. テイク・ア・チャンス
  6. ウイ・ライク・イット・ラウド
  7. ダブル・トラブル
  8. ユー・ウォナ・ビー・ア・スター
  9. レット・エム・トーク
  10. ザ・ナイト・クライズ・アウト



2014.09.07 Sunday 12:33
80年代ハードロック comments(0)
Orion The Hunter/Orion The Hunter(1984)
JUGEMテーマ:音楽

不定期掲載Boston来日記念特集(?)という事で、2014年第27週の通勤BGMは、Orion The Hunter唯一のアルバム『Orion The Hunter』を聴きました。

昨年の11月16日に、Bostonのニューアルバム発売に合わせて、Bostonのオリジナルメンバーでリードギタリストの、Barry Goudreauのソロアルバムを紹介しましたが、今回聴いたOrion The Hunterは、そのBarry Goudreauが、元HeartのMichael De Roiser等と結成したバンドです。
Michael De Roiserの他に、Barryのソロアルバムに参加し、後にBostonのリードヴォーカルにもなるFran Cosmoもメンバーとして名を連ねています。

久々に引っ張り出して聴きましたが、CDを入手した時はあまり何も感じませんでしたが、これは隠れたメロディアス・ハードの名盤ですね。
Barryのソロアルバムは、もろBostonと言っていいくらいBostonを意識したアルバム内容でしたが、このOrion The Hunterは、全く別物のアルバム内容です。
一口にメロディアス・ハードといっても、Bostonもその範疇に入ってしまうわけで、Bostonはある種独特の世界観があるのですが、Orion The Hunterの音楽性は、例えるなら時代が後になりますが、Far Warningのようなキャッチーさとメロディアスさを持った、非常にセンスのいいハード・ロックですね。
そのセンスのいいハード・ロックに、ツボを押さえた爽やかなBarryのギターサウンドと、どこまでも高く伸びるFranのハイトーン・ヴォーカル(Boston加入時にはしゃがれ声になってしまいましたが)が被さると、実に爽快な気分になります。
80年代半ばという事で、シンセサイザーを多用が目立ちますが、効果的に用いている事で、変に後味として残るような事もなく、むしろ爽やかさをバックアップしています。

しかし、よくよく聴いていると、このOrion The Hunterのアルバム内容、Barryが後に結成する事になるバンドRTZそっくりではないですか。

「All Those Years」や「So You Ran」といったハード・ナンバーから、「Dark And Stormy」、「Joanne」のような美しいバラード・ナンバー、さらに「Too Much In Love」のようなポップ・ナンバーまで、上手くこなしています。

結局、このバンドはこの1枚のアルバムを残しただけで終わってしまうのですが、今聴くと、短命で終わった事が惜しい内容です。
90年代以降にヨーロッパ系のバンドを中心にメロディアス・ハード・タイプのバンドの人気が出てきますが、そうだからこそ、もっと再評価されてもいいアルバムです。

Barryは、この後90年代に、同じくBostonのオリジナルメンバーで、リードヴォーカルのBrad Delpと、RTZなるやはりメロディアス・ハード系のバンドを結成します。
RTZが「Return To Zero」の略だったので、当時は随分意味深なバンド名に深読みもしましたが、もしかしたらRTZは、Orion The Hunterの仕切り直し的な意味合いがあったのかもしれませんね。

ORION THE HUNTER,オリオン・ザ・ハンター
ディスクユニオン (原盤:UK/ROCK CANDY RECORDS)
【ディスク1】
  1. All Those Years
  2. So You Ran
  3. Dreamin'
  4. Dark And Story
  5. Stand Up
  6. Fast Talk
  7. Too Much In Love
  8. Joanne
  9. I Call It Love



2014.07.27 Sunday 13:50
80年代ハードロック comments(0)
Rough Cutt/Rough Cutt(1985)
JUGEMテーマ:音楽

早くも台風が日本に接近しつつあると聞いて憂鬱ですね…。

2014年第24週の通勤BGMは、Rough Cuttのデビューアルバム『Rough Cutt』を聴きました。

以前Paul Shortinoのバンド、Shotinoのアルバム『It's About Time』を記事にしましたが、Rough Cuttは、そのPaul Shortinoが在籍していた1980年代のLAメタルのバンドですね。
結成当初からメジャーデヴューの間に、Jake E. LeeやCraig Goldyといったギタリストもメンバーだったらしいのですが、バンドは2枚のアルバムを残しています。
Rough Cuttといえば、Paul Shortinoの名前がすぐ挙がるように、このバンドにおけるPaul Shortinoの存在は特別なものでしょう。

『It's About Time』のところで、僕は不覚にも、LAメタルの中でもブルージーな楽曲を演奏するバンドの一つとして、Rough Cuttの名前を出してしまいましたが、これは前言撤回ですね。他のLAメタル同様結構ポップです(苦笑)。
ただ、Motley Crueのようなラフなロックンロールタイプの曲を演るのではなくて、「Never Gonna Die」で象徴的なように、どちらかというとキャッチーでメロディアスなハード・ロックを演るタイプのバンドですね。そういった意味では、いかにも西海岸のバンドらしさが出ています。
でも、「Take Her」や「Cutt Your Heart Out」のような典型的な80年代型メタルサウンドも展開していて、こういう面ではへヴィ・メタル・バンドらしさもしっかりあると思います。

それにしても、『It's About Time』のところでも書きましたが、やはりPaul Shortinoのヴォーカルには惚れ惚れしますね。ハスキーで男気の魅力に満ちたそのヴォーカルは、時にガッツ溢れて、時に枯れた味わいを魅せて、ハード・ロック、へヴィ・メタルのバンドは星の数ほどありますが、10本の指のうちの1つに入れたい特徴のあるハード・ロック、へヴィ・メタル・ヴォーカリストだと思います。

このアルバム中では、Janis Joplinが在籍していたBig Brother & The Holding Companyもカヴァーした事で有名な「Piece Of My Heart」を、Rough Cuttもカヴァーしていますが、テンポもゆったりとした落ち着いたこのカヴァー内容は、エネルギッシュなJanisの歌声(や歌う映像)を知っているだけに、評判ほどの良さはありませんね。
また、ツインリードとかしっかりキメていたりしているのですが、今一つ凡庸な演奏、収録内容なので、このPaul Shortinoの類まれなヴォーカルをもっと活かせた内容だったら良かったのにと思いました。

ラフ・カット,ラフカット
ダブリューイーエー・ジャパン
【ディスク1】
  1. テイク・ハー
  2. 心のかけら
  3. ネヴァー・ゴナ・ダイ
  4. ドリーミン・アゲイン
  5. カット・ユア・ハート・アウト
  6. ブラック・ウィドウ
  7. ブレイキング・マイ・ハート
  8. キッズ・ウィル・ロック
  9. 殺しのドレス
  10. シーズ・トゥ・ホット



2014.07.06 Sunday 21:09
80年代ハードロック comments(0)
Straight Between The Eyes/Rainbow(1982)
JUGEMテーマ:音楽

2014年第13週の通勤BGMは、Rainbowの通算6枚目のアルバム『Straight Between The Eyes』を聴きました。
Rainbowをヴォーカリストの変遷の視点で見るならば、3代目ヴォーカリストJoe Lynn Turner時代の2作目ですね。

Rainbowの音楽性は、当初の様式美ハード・ロックから、2代目ヴォーカリストGraham Bonnet時代で、アメリカ市場を意識したキャッチーでポップなハード・ロックに転換しているのですが、3代目のJoe時代では、さらにそのキャッチーさに磨きがかかりましたね。
前作『Difficult To Cure』では、アルバム制作途中で前任ヴォーカリストGraham Bonnetが脱退した為、Joeがオーディションで急遽加入し録音に加わったのですが、曲作りに関してはJoeは関与していません。
しかし、このアルバムでは全曲で曲作りに関わる貢献ぶりです。

前作では中途参加という理由もあるのでしょうか、少々固さが目立ったJoeのヴォーカルですが、本作では水を得た魚のように、ヴォーカリストとしての魅力を開花させています(ちょっと張り切り過ぎている面もあるけど)。
Joeという柔軟性のあるヴォーカリストが参加した事によって、「Bring On The Night(Dream Chaser)」や「Power」のようなストレートなハード・ロックンロールが生きるのはもちろんですが、楽曲的にはRonnie James Dio時代に通じるような「Death Alley Driver」や「Tite Squeeze」のような曲も、Dioのようなおどろおどろしくならず、サッパリとした力強さに溢れています。
また「Stone Cold」や「Tearin' Out My Heart」のような(パワー)バラードの歌い回しも上手いです。リーダーで、ギタリストのRitchie Blackmoreは、Joeが加入する際、ForeignerのLou Grammをメンバーとして入れたかったが、叶わずLouと声質の似たJoeを入れたと、昔雑誌で読んだ事がありますが、「Stone Cold」辺りを聴いていると、その理由も分かるような気がします。

Joeの事ばかり触れていますが、Ritchie、Ronie、そしてドラマーのCozy Powellがいた三頭時代は、それぞれのメンバーがギラギラと己の技量をぶつけんとしていましたが、本作でのRichieは、しっかりと見せ場を見せつつも、バンドプレーに徹していて、大人しいものですね。
そういった意味で、サウンドがコンパクトになってしまっていますが、これは決して駄目というわけではなく、Ritchieというギタリストは、カリスマ的なギタリストですが、やはり器用なギタリストだという証拠でしょう。

アルバムとしては、70点以上の出来なのですが、キャッチーでコンパクトにまとまっている分、どの曲も平板で地味な印象が拭えません。前作『Difficult To Cure』での「I Surrender」のようなキラーチューンが1曲でもあれば、なお良かったのですが…。

レインボー
ユニバーサル インターナショナル
【ディスク1】
  1. デス・アリー・ドライヴァー
  2. ストーン・コールド
  3. ブリング・オン・ザ・ナイト
  4. タイト・スクィーズ
  5. ティアリン・アウト・マイ・ハート
  6. パワー
  7. ミス・ミストゥリーテッド
  8. ロック・フィーヴァー
  9. アイズ・オブ・ファイヤー



2014.04.13 Sunday 17:26
80年代ハードロック comments(0)
Malice In Wonderland/Nazareth(1980)
JUGEMテーマ:音楽

2014年第4週の通勤BGMは、Nazarethの11作目(12作目?13作目?)のアルバム『Malice In Wonderland』を聴きました。

Nazarethは、1968年にスコットランドで結成されたブリティッシュ・ハード・ロック・バンドで、彼等を一躍注目バンドに押し上げたアルバムが、1973年に発表され、Deep PurpleのRoger Gloverがプロデュースした3作目『Razamanaz』です。
この『Razamanaz』から、1975年に発表した6作目『Hair Of The Dog』辺りまでが、彼等の歴史の中で最も評価の高い時期なのですが、以降もアメリカ市場での成功を収めるなど、現在も解散せずに活動を続ける息の長いバンドです。
Deep PurpleやLed Zeppelinのようなビッグ・ネームには到底及びませんが、ブリティッシュ・ハード・ロック・バンドの中堅どころとして名前が挙げられるバンドです。

今回、僕は彼等のアルバムを聴くのは初めてで、彼等の一番評価の高い時期のアルバムを聴かずに、いきなり11作目から聴くという無謀ぶりですが、今回聴いたCDは、今はなきタワレコ横浜モアーズ店で、元々1,460円で売られていたものが、ワゴンセールで何と95円で売られていたものを購入したものです。
輸入盤ではありますが一応紙ジャケ製で、ボーナストラックに、ちょうどこのアルバムを発表した時期、1980年3月16日に、ハマースミス・オデオンで行われたライヴ音源7曲を収録したCDで、紙ジャケが国産と比べると雑という難点はありますが、95円という購入価格なら「超」お買い得な買い物と言えるでしょう。

アルバム冒頭を飾るのはR&R調の「Holiday」。シンプルなリフのR&Rからメロディアスなサビへと流れる曲です。だみ声のヴォーカルDan McCaffertyといい、シンプルでストレートなR&Rといい、本作で一番ブリティッシュ・ロック色が濃い曲です。

2曲目「Showdown At The Border」以降は、5曲目「Big Boy」や8曲目「Fallen Angel」など、あまりブリティシュ・ハード・ロックらしくない、メロディスでポップな楽曲がアルバムの中心に。
ブルージーな哀愁感漂うバラードである4曲目「Heart's Grown Cold」は、やはり非常にメロディアスな楽曲ですが、途中女性バック・コーラスも加え、感動的な1曲に仕上がっています。

あまりブリティッシュ・ハード・ロックらしくないと書きましたが、元々このバンド、バンド名をTne Bandの「The Weight」の歌詞から採っており、それまでのアルバムにもLittle FeatやBob Dylanなどのカヴァーを収録するなど、アメリカン・ロックへの憧憬が非常に強いバンドで、『Hair Of The Dog』以降は、アメリカ市場を意識した楽曲を展開していきます。

「Showdown At The Border」や3曲目「Talkin' To One Of The Boys」辺りで聴く事の出来る分厚いバック・コーラスは、Queenからの影響でしょうか。ボーナストラックのライヴ音源を聴く限りでは、結構コーラスワークが上手いバンドみたいのなで、こういうのもありなのかな?
7曲目「Talkin' Bout Love」は、Deep PurpleのIan Gillan辺りが好みそうな楽曲。

ハード・ロック・バンドといっても、本作はそれほどハード、へヴィではない楽曲がほとんどなのですが、最後の「Turning A New Leaf」だけはへヴィな1曲です。

本作が発表された1980年というと、ハード・ロックは、オールド・ウェイヴとしてパンクなどに追いやられ、一方でN.W.O.B.H.Mという新しいブリティッシュ・ハード・ロックが芽吹いてきた頃です。
本作は、アメリカ市場を意識した、悪く言えば産業ロック調のアルバムですが、変化する音楽シーンを生き抜くバンドのしたたかさを感じられる1枚です。
産業ロックとはいうものの、決して嫌味な甘さもなく、なかなかの好盤だと思いますよ。



2014.02.02 Sunday 13:41
80年代ハードロック comments(2)
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