Search
Profile
Category
Archive
Latest Entry
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Admin
Calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< April 2018 >>
2007年12月1日より
ブログパーツUL5
注目ブログ
... and i still remember
Sponsored links
Mobile
qrcode
無料ブログ作成サービス JUGEM
Atomic Rooster/Atomic Rooster(1970)
2016.02.27 Saturday 12:29
JUGEMテーマ:音楽

2016年第8週の通勤BGMは、Atomic Roosterのデヴューアルバム『Atomic Rooster』を聴きました。

バンドは、途中専任ヴォーカルを加えたり、メンバーを入れ替えながら何枚かのアルバムを発表し、バンド史上でも名盤と評されるアルバムも発表していくのですが、何といっても今回聴いたデヴューアルバムは、最高傑作でもないのに有名盤。
というのも、メンバーの一人にEL&P結成前のCarl Palmerがいたからです。
メンバーは、The Crazy World Of Arthur Brownを脱退したリーダーのVincent Crane(キーボード)とCarl Palmer(ドラム)の他に、Nick Graham(ベース、ヴォーカル、フルート、ギター)という構成。

Carl Palmerいたからという訳ではないけど、Vincent Craneのキーボードをフィーチャーしている事もあって、プログレッシヴ・ロックかと思いたくもなりますが、インスト曲は8曲中「Before Tomorrow」と「Decline And Fall」のみで、10分以上の曲とか、複雑な転調を繰り返すような展開をする曲はありません。
Ronnie James Dioを彷彿させるような力強いヴォーカルがメインのハード・ロック、へヴィ・ロックという感じで、冒頭の「Friday The Thirteenth」から「Broken Wings」までは、CraneのキーボードとPalmerのドラムが引っ張る感じですが、「Before Tomorrow」や「S.L.Y.」では、結構ギターが主張しています。
「Winter」は、Grahamのフルートが唯一聴ける曲で、へヴィな曲が続く中で、哀愁感漂うバラード。

Grahamはこのアルバム発表後にすぐ脱退し、後任としてギターのJohn Cannが加入し、本作のアメリカ盤ではGrahamのヴォーカルやフルートは、Cannのヴォーカルやギターに差し替えられたとの事ですが、今回聴いたRepertoire盤は、フルートが聴けるという事はオリジナル盤なのでしょうか?

最後の「Decline And Fall」は、Palmerらしいドラムソロが飛び出し、ニヤリとさせられます。

 
Atomic Rooster
Repertoire
【ディスク1】
  1. Friday The Thirteenth
  2. And So To Bed
  3. Broken Wings
  4. Before Tomorrow
  5. Banstead
  6. Sly
  7. Decline And Fall
  8. Play The Game

| Macchi | 70年代ブリティッシュハードロック | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
High And Mighty/Uriah Heep(1974)
2016.01.17 Sunday 12:57
JUGEMテーマ:音楽

2016年第2週の帰宅BGMはUriah Heepの『High And Mighty』を聴きました。
元King CrimsonのJohn Wettonが4代目ベーシストとして加入して2枚目、バンドとしてはスタジオ録音アルバム通算9作目のアルバムですね。

前作『Return To Fantasy』では、バンドの原点ともいえるオカルトやファンタジーの要素を含んだハード・ロックに立ち返ったUriah Heep。
しかし本作は、再び迷走か!?という内容になっています。

冒頭曲「One Way Or Another」は、John Wettonが遂にリード・ヴォーカルを執った曲。楽曲自体がファンキーな曲であるうえに、本来低めのヴォーカルに定評があるWettonですが、この曲ではいきなり突拍子もなくハイトーン・ヴォイスを発し、どうも冒頭から調子を狂わされます。

次曲「Weep In Silence」からは、リード・ヴォーカルは本来のDavid Byronに戻り、正直ホッとさせられます。楽曲自体はちょっとブルージーであまりらしくなく、しかもペダル・スティールの音色がカントリー風味も添えていますが、憂いを帯びた哀愁感はなかなかの好曲で、個人的にはアルバム中で一番好きな曲です。
ミュージカル映画の一場面を観ているようなポップな曲ですが、続く「MistyEyes」も、これはこれは従来のファンタジー調の楽曲でいい曲です。
「Midnight」も「Misty Eyes」の流れを引き継いだ楽曲で、この曲もありかな…と思います。ちょっとキャッチーなところが引っ掛かるといえば、引っ掛かるのですが…。

アルバム後半は、「Can't Keep A Good Band Down」というご機嫌なパーティー・ロックンロールでスタート。
続く「Woman Of The World」は、キャッチーなポップ・ソング。さらに「Can't Stop Singing」はR&B調の曲と、彼等らしくない曲が続きます。
ダメ押しは「Make A Little Love」。スライドギターをフィーチャーしたブギー調の曲で、アルバム後半はアメリカンな楽曲が大半を占めます。

アルバムは、コーラス・ハーモニーが得意な彼等の特徴を活かしたバラード「Confession」で終わりますが、それまでのアメリカンな楽曲のイメージを拭えるような曲ではありません。

本作発表後、Wettonはバンドを脱退し、さらには特徴的なヴォーカルでバンドの顔でもあったヴォーカルのByronも、アルコール依存症の為、バンドを解雇されてしまいます。

 
ユーライア・ヒープ
USMジャパン
【ディスク1】
  1. ワン・ウェイ・オア・アナザー
  2. 静かなる涙
  3. ミスティ・アイズ
  4. ミッドナイト
  5. グッド・バンド・ダウン
  6. ウーマン・オブ・ザ・ワールド
  7. 白い足跡
  8. キャント・ストップ・シンギング
  9. メイク・ア・リトル・ラヴ
  10. コンフェッション
  11. ネイム・オブ・ザ・ゲーム (未発表アウト・テイク) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  12. サンダウン (未発表ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  13. 静かなる涙 (未発表エクステンデッド・ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  14. ネイム・オブ・ザ・ゲーム (未発表ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  15. エニシング・マター (未発表デモ・ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  16. アイ・クローズ・マイ・アイズ (未発表デモ・ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  17. テイク・ケア (未発表デモ・ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  18. グッド・バンド・ダウン (未発表エディット・ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)

| Macchi | 70年代ブリティッシュハードロック | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Made In Europe/Deep Purple(1976)
2015.12.26 Saturday 21:03
JUGEMテーマ:音楽

本年度通勤最終週にはまだなりません…(苦笑)。
2015年第50週の通勤BGMは、Deep Purpleの『Made In Europe』を聴きました。

1976年7月の解散発表から3ヶ月後に発売された、第3期Purpleによるライヴアルバムです。
Richie Blackmore脱退直前の1975年4月のパリ公演含むヨーロッパ・ツアーを収録したアルバムです。

Burn』から加入したGlenn Hughesの音楽志向と対立していたRichieは、『Burn』に続く『Stormbringer』では、既にPurpleに対する興味を失っていた感もありましたが、このアルバムを聴く限り、ギターを弾きまくっていて、その様子を微塵も感じさせないですね。大したものです。
Richieのパワーに押されたのか、David CoverdaleとHughesのヴォーカルも負けじとシャウトしまくっています。

「Lady Double Dealer」など『Stormbringer』からの曲もいいですが、やはりタイトル曲「Burn」など『Burn』からの曲の方がいいかな。
ハード・ロッキンな「Burn」をはじめとして、ブルージーな「Mistreated(Interpolating Rock Me Baby) 」、ファンキーで躍動感のある「You Fool No One」と、多彩さが魅力。
Hughesのファンク志向が嫌だったRichieですが、ファンキーな「You Fool No One」でもしっかり弾きまくって見せ場も作っているところはさすが(ギターソロ意外に、ドラムソロなど、やり過ぎでファンキーさがちょっと失われているところは個人的に残念ですが…)。

 
ディープ・パープル
ダブリューイーエー・ジャパン
【ディスク1】
  1. 紫の炎
  2. ミストゥリーテッド
  3. 嵐の女
  4. ユー・フール・ノー・ワン
  5. 嵐の使者

| Macchi | 70年代ブリティッシュハードロック | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
The Butterfly Ball and the Grasshopper's Feast/Roger Glover(1974)
2015.11.08 Sunday 19:16
JUGEMテーマ:音楽

2015年第42週の帰宅BGMはRoger Gloverの『The Butterfly Ball and the Grasshopper's Feast』を聴きました。
地元の古本屋で、182円で売っていたという、これぞ掘り出し品です。

Roger Gloverといえば、Deep Purpleのベーシストであり、また数々のハード・ロック・バンドをプロデュースしてきた人ですが、彼の初めてのソロ・アルバムは、The Beatlesのソング・イラスト集や、The Whoのアルバムジャケットなどを手掛けたAlan Aldridgeというイラストレーターの絵本を音楽化した、コンセプト・アルバムで、歌劇、ミュージカルのような作品。
バリバリのハード・ロック畑の人が、こんなファンタジーに溢れた作品を作った事に驚きなのですが、これが実にいい作品です。
ハード・ロックではないですが、ハード・ロック、プログレッシヴ・ロックのような様式美を大事にするブリティッシュ・ロックが好きな方にはお薦めの作品です。

アルバム収録に参加したミュージシャンもGloverの人脈を活かした物凄い面々ばかり。
ヴォーカルでは、PurpleメンバーであるGlenn Hughes、David Coverdaleをはじめとして、Ronnie James Dio、Mickey Lee Souleという、Gloverがプロデュースを手掛けたElfのメンバー、Ashton, Gardner, Dyke & Co.のTony Ashton、後にUriah Heepに加入するJohn Lawtonなどなど。
演奏陣では、後にIan Gillan BandのオリジナルメンバーとなるRay Fenwik、Mike Moran、同じく後にUKを結成するEdwin Jobsonと、この人もか!という人ばかり。

個人的には、Glenn Hughesが歌う「Get Ready」やMickey Lee Souleが歌う「No Solution」、Ronnie James Dioが歌う「Sitting In A Dream」、そしてTony Ashtonが歌う「Together Again」辺りが、味があってお薦めです。

私のCDには、Dioが歌う「Love Is All」をBGMにしたアニメーションも一緒に収録されていました。

 
Roger Glover
Connoisseur
【ディスク1】
  1. Dawn
  2. Get Ready
  3. Saffron Dormouse And Lizzy Bee
  4. Harlequin Hare
  5. Old Blind Mole
  6. Magician Mole
  7. No Solution
  8. Behind The Smile
  9. Fly Away
  10. Aranea
  11. Sitting In A Dream
  12. Waiting
  13. Sir Maximus Mouse
  14. Dreams Of Sir Bedivere
  15. Together Again
  16. Watch Out For The Bat
  17. Little Chalk Blue
  18. The Feast
  19. Love Is All
  20. Homeward
  21. Love Is All(Video)

| Macchi | 70年代ブリティッシュハードロック | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
First Base/Babe Ruth(1972)
2015.09.12 Saturday 12:26
JUGEMテーマ:音楽

長雨も終わり、昨日(11日)からようやく晴れるようになりましたが、関東は台風が直撃したわけではないのに、本当にすごい雨でしたね。
被害はありませんでしたが、僕の勤務している会社のある地域でも、避難警報が出ていて、社内のスマホの通知が一斉に何回も鳴りだし、少し地震の時の再来のような不安も覚えました。
被害に遭われた方には、お見舞い申し上げます。

2015年第34週の通勤BGMは、Babe Ruthのデビューアルバム『First Base』を聴きました。
70年代ブリティッシュ・ハード・ロックの中堅バンドに位置するBabe Ruth。
初めて聴きましたが、ハード・ロックっぽくもあり、プログレっぽくもあり、これは聴き応えのあるアルバムですね。

Jefferson AirplaneのGrace Slickを彷彿させるハスキーでパワフルなJennie Haanのヴォーカルと、バンドの頭脳であるAlan Shacklockのハードなギター。
それに絡み合うサックスとリズムセクションが、ジャムセッションのように応酬するフリージャズ調の「Wells Fargo」から、アルバムは始まり、これは只者ならぬ風格を漂わせています。

続く「The Runaways」は、曲調がガラッと変わり、ストリングス、ピアノ、オーボエをフィーチャーした、Renaissanceを思わせるブリティッシュ・トラッド的なクラシック調の曲。
「Wells Fargo」でシャウトしていたJennieのヴォーカルは、ここでは可憐でしっとりとした歌い方へ。

3曲目の「King Kong」は、Frank Zappaをカヴァーしたインスト曲。。
アルバム中で最もプログレ的な曲で、ギターとキーボードによるツインリードが聴く者を惹き付けます。

4曲目の「Black Dog」は、Jesse Winchesterのカヴァー。
オリジナルはスワンプ感が漂い、最初から終わりまで調子をさほど変化させない4分程度の曲ですが、ここでのカヴァーはその倍の8分を超えるドラマチックに盛り上がる曲に仕上げています。

5曲目の「The Mexican」は、ラテン・ロック調の曲。ここでもギターとキーボードによるツインリードは爽快に聴かせてくれます。
Ennio Morriconeによる『夕陽のガンマン』のテーマ曲のカヴァーというのだから驚きです。

最後の「Joker」は、最もハード・ロック色の強い曲。

一見すると、とりとめもない何でもありアルバムのように聴こえるけれども、およそデヴューアルバムとは思えない完成度の高さと、そのフリーキーな感覚には是非とも聴いておきたい1枚です。

 
Babe Ruth
Repertoire Records
【ディスク1】
  1. Wells Fargo
  2. The Runaways
  3. King Kong
  4. Black Dog
  5. The Mexican
  6. Joker
  7. Wells Fargo (7 Inch Version) (Bonus Track)
  8. Theme From For A Few Dollars More (Bonus Track)

| Macchi | 70年代ブリティッシュハードロック | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Lights Out/UFO(1977)
2015.07.18 Saturday 15:18
JUGEMテーマ:音楽

2015年第28週の通勤BGMは、UFOの『Lights Out』を聴きました。

4枚目のアルバム『Phenomenon』が気に入った事もあって、何年か前に購入した7枚目のアルバムですが、購入した当時は、今一つピンと来ず、棚の奥にしまったままそれきりでした。
今回久し振りに聴きましたが、一般的には評価の高いアルバムなのですが、やはり個人的には今一つピンと来なかったですね。

5枚目のアルバム『Force It』以降、当時のUFOは、キーボードプレイヤーがアルバム録音に参加しているのですが、今回聴いた『Lights Out』発表時も、元Chicken ShackのPaul Raymondがメンバーとして参加しています。

僕が『Phenomenon』を気に入った一番の理由は、ブリティッシュ・ビートの効いたそのサウンドに、キレのあるMichael Schenkerのギターが切り込むところにあったのですが、今回聴いた『Lights Out』は、Michaelの流麗なギターワークは健在ですが、ブリティッシュ・ビートの後退を否が応にも感じてしまうんですよね。

アルバム冒頭の「Too Hot To Handle」からストレートなR&Rナンバーで、ブリティッシュ・ロックというより、アメリカンな風合いを感じてしまいます。
ポップな「Just Another Suicide」、メロウでセンチメンタルなバラード「Try Me」と続くと、Michaelのギターも、その流麗さが、かえってポップさに彩を添えてしまっていると思います。

買った当時は気付きませんでしたが、今回改めて聴いて驚いたのが、「Alone Again Or」のカヴァー。
言うまでもなくLoveの名曲ですが、何故この曲をUFOがカヴァー!?と驚いたのは僕だけではないはずです。
先々週に帰宅BGMとしてLoveを聴いていたので、てっきり消し忘れたのかと勘違いしました(苦笑)。

アルバムタイトル曲「Lights Out」や「Electric Phase」で、一旦緊張感のあるハード・ロックへ戻るものの、どの曲もコンパクトにまとめられており、洗練されたイメージが強く残ります。

どことなくThe Babysに似てなくもなく、そういうところはまだブリティッシュらしさはあるのですが、奇しくもこのアルバムのプロデューサーはRon Nevison。
翌年の1978年にRonは、The Babysの『Head First』をプロデュースしており、UFOもThe Babysも、アメリカ進出を狙っていた事を考えると、今回聴いたアルバムの傾向も、「なるほどね」と思える1枚です。

 
| Macchi | 70年代ブリティッシュハードロック | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
Black Sabbath Vol.4/Black Sabbath(1972)
2015.05.31 Sunday 20:48
JUGEMテーマ:音楽

青山学院大学の相模原キャンパスで行われる学園祭のライヴで、メタル系のバンドが締め出されるという事で、学園祭の実行委員に対して他の大学からも抗議の声が上がるという一騒動が起きていますね。
一応、教室内でのライヴはOKという事で、問題なっているのは野外とか講堂でのライヴなのでしょうか。
締め出しの理由として、以前(デス)メタル系のバンドが演奏した際、老人や子供が怖がった為という事らしいのですが、学祭なんて自分の学生時代以来一度も行ってませんし、ましてや青学の相模原キャンパスの学祭も行った事ありませんが、今時分の学祭やその学祭のライヴって、同年代のみならず、老人や子供まで来場する、幅広い年齢層に受けるイベントなのでしょうか?

そんな事件を知ったので、2015年第21週の帰宅BGMは、メタルの帝王Black Sabbathの4枚目のアルバム『Black Sabbath Vol.4』を聴きました。

本作をSabbathの最高傑作に挙げる人もおり、久々に聴きましたが、いやぁ、やっぱりいいですね。

アルバム冒頭の「Wheels Of Confusion / The Straightener」から、Tony Iommiのギターが泣きまくり、いきなりノックアウトされてしまうのですが、「Tomorrow's Dream」、「Supernaut」、「Snowblind」と鉄壁のへヴィ・サウンドをこれまでもかと、聴く者に叩き付けてきます。
「Cornucopia」、「Under The Sun/Every Day Comes and Goes」では、ホラー映画も真っ青の戦慄のフレーズを聴かせ、メタルの帝王の称号はいささかも揺るがない事を証明しています。

ただ、へヴィ路線を突き進むだけでなく、「Changes」のようなクラシックのピアノ曲のような曲や、「Laguna Sunrise」のようなトラッド調のアコースティックギターの曲も収録していて、へヴィな曲とは対極にある甘美な曲が収録されているのも憎い趣向ですね。
「FX」は、どこか異郷の音楽のようで、この曲も怪しげな魅力を放っています。
これらの曲があるからこそ、へヴィな曲が生きるというものですよ。

へヴィ路線を極めたOzzy Osbourne時代に対し、1980年代のRonnie James Dio時代は、様式美へヴィメタル路線を極めた全くの別物と言われていますが、「Wheels Of Confusion / The Straightener」然り、このアルバムではIommiのギターは単にへヴィなリフを刻むだけでなく、結構メロディを弾きまくっているんですよね。Dioが入った事で、確かに80年代のSabbathは、様式美路線へと生まれ変わりましたが、その伏線はこのアルバムにあるんじゃないかと思います。

このアルバムが誕生して、もはや40年以上経ちました。
メタルって、もはや古典で既に認知されたジャンルだと思いますが、幅広い層の中から外されてしまう音楽でしょうか。

 
ブラック・サバス
ストレンジ・デイズ・レコード
【ディスク1】
  1. ウィールス・オブ・コンフュージョン
  2. トゥモロウズ・ドリームス
  3. チェンジス
  4. FX
  5. スーパーナート
  6. スノウブラインド
  7. コーニュコウピア
  8. ラグナ・サンライズ
  9. セント・ヴァイタス・ダンス
  10. アンダー・ザ・サン

| Macchi | 70年代ブリティッシュハードロック | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Quatermass/Quatermass(1970)
2015.05.10 Sunday 21:42
JUGEMテーマ:音楽

GWもすっかり終わりましたが、まだ連休前の帰宅BGMです。。。
2015年第17週の帰宅BGMは、Quatermassの『Quatermass』を聴きました。

Quatermassは、元Episode SixのJohn GustafsonとMick Underwoodが、キーボディストのPete Robinsonと組んだブリティッシュ・ハード・ロック・バンドです。
今回聴いたアルバムは、彼等の唯一の作品です。

ギタリストはおらず、キーボードをフィーチャーしたその楽曲は、ハード・ロックとはいうものの、(こちらはギタリストがいましたが)同じようにキーボードをフィーチャーしたハード・ロックという事で、Atomic Roosterと比べると、かなりプログレッシヴ色が濃いですね。「Make Up Your Mind」は、もろプログレという雰囲気を漂わす曲です。
アルバムが、「Entropy」から始まって、「Entropy(Repries)」終わるアルバム構成や、収録されている曲も「Post War Saturday Echo」や「Up On The Ground」、「Make Up Your Mind」、「Laughin' Tackle」など、1曲辺りの時間が7〜10分と長い曲が中心なのも、プログレ色を強くしていますね。
「Post War Saturday Echo」は辺りは、クラシックの影響もありますね。
「Up On The Ground」や「Gemini」は、ハード・ロック色が濃いですが、やはりキーボードが中心なので、転調したり一筋縄ではいかない部分があります。

このQuatermass、Deep Purpleとの繋がりが非常に強いのが面白いところ。
John GustafsonとMick UnderwoodがQuatermass結成以前にいたEpisode Sixのメンバーには、Purpleの黄金期を築いたIan GillanやRoger Gloverがいましたし、本作に収録されている「Black Sheep Of The Family」は、アルバム収録の是非を巡ってRichie Blackmoreが、他のメンバーと対立し、Deep Purple脱退の原因となった曲でした(結局、この曲はRaibowのファーストに収録)。
Quatermass解散後、John Gustafsonは、Ian Gillanのバンドに加入します。
Quatermassは、1994年にMick Underwoodを中心に再結成されますが、再結成メンバーの中には、PurpleのオリジナルメンバーのNick Simperがいたり、Ian GillanのバンドのギタリストBernie Tormeがいたりと、話題に尽きません。

 
クォーターマス
DUレーベル(原盤:Esoteric Recordings/UK)
【ディスク1】
  1. ONE BLIND MICE [BONUS TRACK]
  2. ENTROPY
  3. BLACK SHEEP OF THE FAMILY
  4. POST WAR SATURDAY ECHO
  5. GOOD LORD KNOWS
  6. UP ON THE GROUND
  7. GEMINI
  8. MAKE UP YOUR MIND
  9. WHAT WAS THAT
  10. MAKE UP YOUR MIND (REPRISE)
  11. LAUGHIN’ TACKLE
  12. I’M AFRAID NOT(REHEARSAL RECORDING 1970: PREVIOUSLY UNRELEASED) [BONUS TRACK]
  13. BLUEGALOO / BROKEN CHORDS / SCALES(LIVE 1974: PREVIOUSLY UNRELEASED) [BONUS TRACK]
【ディスク2】
  1. ONE BLIND MICE [BONUS TRACK]
  2. ENTROPY
  3. BLACK SHEEP OF THE FAMILY
  4. POST WAR SATURDAY ECHO
  5. GOOD LORD KNOWS
  6. UP ON THE GROUND
  7. GEMINI
  8. MAKE UP YOUR MIND
  9. WHAT WAS THAT
  10. MAKE UP YOUR MIND (REPRISE)
  11. LAUGHIN’ TACKLE

| Macchi | 70年代ブリティッシュハードロック | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Ritchie Blackmore's Rainbow/Ritchie Blackmore's Rainbow(1975)
2015.03.07 Saturday 18:23
JUGEMテーマ:音楽
2015年第9週の通勤BGMは、Rainbowのファーストアルバム『Ritchie Blackmore's Rainbow』を聴きました。

Rainbowは、イギリスのハード・ロック・バンドDeep PurpleのギタリストRichie Blackmoreが、バンド内での活動に限界を感じ、自らの音楽を実現すべく結成したバンドです。
Rainbowの母体となったのが、Elfというアメリカのハード・ロック・バンドです。ElfはDeep Purpleのアメリカ・ツアーでオープニング・アクトを務めたり、アルバムをPurpleのメンバーにプロデュースしてもらうなど、Purpleとは深い関係のバンドでした。
元々は、今回聴いたアルバムでも収録されている「Black Sheep Of The Family」という曲をPurpleで録音する事に、他のメンバーに拒否されたRichieが、同曲をソロシングル用に録音する為、Elfを起用した事が発端なのですが、この録音で(特に)ElfのヴォーカリストRonnie James Dioに好感触を持った為、そのままアルバム制作へとなだれ込み、Elfを乗っ取る形でデヴューする事になりました。
なお、このアルバムを発表した時点では、Ritchie Blackmore's Rainbowと名乗っていました。

デヴュー・アルバムとはいえ、「Man On The Silver Mountain」や「Catch TheRainbow」という、バンドを代表する2曲を含んでいます。
後にBlack Sabbathへの加入や自身のバンドDioを結成し、ハード・ロック、へヴィ・メタル界の名ヴォーカリストとして、3本の指に入れてもおかしくないRonnie James Dioですが、既にこの時点でその存在感を発揮しています。
青筋ブチ切れ唱法が象徴的な「Man On The Silver Mountain」に対して、怖い位に美しく怪しげなハイトーンヴォーカルを聴かせる「Catch The Rainbow」は、Ronnieのヴォーカリストとしての魅力を物語っています。

他にも「The Temple Of The King」や、当初は「Black Sheep Of The Family」のB面用の曲として書かれた「Sixteenth Century Greensleeves」など、中世ヨーロッパ音楽を好むRichieの志向が表れた様式美ハード・ロックを収録しています。
スピード感のある「Snake Charmer」は、後に誕生する名曲「Kill The King」を思わせます。

Elfは、元々はこのような様式美ハード・ロックを演奏するバンドではなく、もっと泥臭い、アメリカンな楽曲を演奏するバンドだったのですが、「If You Don't Like Rock 'n' Roll」は、その名残ともいえる曲。

Richie以外は、全てElfのメンバーなので、Cozy Powellなど猛者をメンバーに加える以後のRainbowと比較すると、RicchieのギターとRonnieのヴォーカルを除いた他のメンバーのプレイには鬼気迫るものが感じられません。

このアルバム発売直後に、Ricchieは、Ronnieを除いた他のメンバーを解雇し、「内閣改造」を断行します。

 
Rainbow
Polygram Records
【ディスク1】
  1. Man On The Silver Mountain
  2. Self Portrait
  3. Black Sheep Of The Family
  4. Catch The Rainbow
  5. Snake Charmer
  6. The Temple Of The King
  7. If You Don't Like Rock 'N' Roll
  8. Sixteenth Century Greensleeves
  9. Still I'm Sad

| Macchi | 70年代ブリティッシュハードロック | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Performance Rockin' The Fillmore/Humble Pie(1971)
2015.01.12 Monday 16:12
2015年第1週の帰宅BGMは、Humble Pieのライヴアルバム『Performance Rockin' The Fillmore』を聴きました。

Humble Pieは、元Small FacesのSteve Marriottと、元The HerdのPeter Framptonが中心となって、1969年に結成されたバンドです(元々
意気投合していた二人だが、Framptonが結成した新バンドに、Small Facesを脱退したMarriottが合流したという説もあるようですが…)。
アコースティック志向のFramptonは、バンドの音楽性がアルバムを出すごとに、ブルーズやソウルをベースにしたへヴィかつハードなロック志向のMarriott色が強くなるのに対しうまが合わなくなり、1972年にバンドを脱退します。
今回聴いたライヴアルバムは、Frampton脱退直前の、アメリカ、フィルモア・イーストでのライヴの模様を収録したアルバムです。

正直今回このアルバムを取り上げたのは、ライヴアルバムを取り上げる事で、記事に手を抜こうと考えていたのですが、いやはやロックのライヴアルバムの中でも、最高峰の1枚に数えられるアルバムだけあって聴き応えのあるアルバムですね。
既にバンドの音楽性は、ブルーズやソウルをベースにしたへヴィなハード・ロックなのですが、たった7曲の収録内容ながら、収録時間23分超の「I Walk On Gilded Splinters」をはじめとして、Marriottの惚れ惚れするよるようなソウルフルなヴォーカルが堪能出来る「I'm Ready」など、どんどん引き込まれ、どっぷりと臨場感に浸ってしまいます。

後にFrampton脱退というバンドの変遷もはらみながらも、最も脂の充実した頃の最高の1枚です。
JUGEMテーマ:音楽
Humble Pie
A&M
【ディスク1】
  1. Four Day Creep
  2. I'm Ready
  3. Stone Cold Fever
  4. I Wlak On Gilded Splinters
  5. Rolling Stone
  6. Hallelujah (I Love Her So)
  7. I Don't Need No Doctor

| Macchi | 70年代ブリティッシュハードロック | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
←back 2/7 pages next→