Macchiが通勤BGMとして聴いたアルバム、休日に観た映画、休日の海のボート釣り
Calendar
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>
NewEntry
Profile
Category
Archives
Comment
Search
Link

2007年12月1日より
ブログパーツUL5
注目ブログ
Favorite
MOTHER3
Mobile
qrcode
Sponsored Links
Vincebus Eruptum/Blue Cheer(1968)
JUGEMテーマ:音楽

2014年第7週の帰宅BGMは、Blue Cheerのデヴューアルバム『Vincebus Eruptum』を聴きました。

Blue Cheerは、1967年に結成されたバンドで、このデヴューアルバム時には、ギターのLeigh Stephens、ベースのDick Peterson、そしてドラムのPaul Whaleyのみという編成でした。
バンドは、メンバーチェンジを繰り返しながら、1971年の解散までに6枚のアルバムを発表していますが、このデヴューアルバムが一番の代表作で、へヴィ・サイケのカリスマ的な評価を得て、現在でも中古盤は一定の値段を保っている作品です。

アルバム冒頭の曲は、全米14位にまで上昇したEddie Cochranのカヴァー「Summertime Blues」。
Cochranは、ロックンロール草創期の大スターですが、そのCochranの曲を歪みまくりのへヴィなファズギターとベースにドコスコと大味なドラム、そしてシャウトしまくるヴォーカルでカヴァーする様は、強烈な印象を植え付けます。
このアルバムでは、他にも2曲目でB. B. Kingの「Rock Me Baby」や、5曲目でMose Allisonの「Parchment Farm」をカヴァーしていますが、とにかくブルーズだろうがなんだろうが、へヴィチューンな剛腕でねじ伏せてしまうのです。カヴァー曲というと、原曲に忠実にな手法と、自分なりにアレンジしてしまう手法がありますが、こういうやり方もカヴァーの醍醐味でしょう。

カヴァー曲もいいですが、Petersonによる「Doctor Please」、「Out Of Focus」、「Second Time Around」などのオリジナルナンバーも、へヴィ・サイケという点ではさらにお薦め。
ベースになっているのはブルーズのようですが、ブルーズにある哀愁さとか、物悲しさとか、そんなものはすっ飛ばして、カヴァー曲以上にギターは歪みまくり、ヴォーカルのシャウトもますますヒートアップしています。
音楽とはいうものの、もはやメロディまで無視しまくりで(「Out Of Focus」は、まだブルーズらしさが残るメロディですが)、特に約8分近くまでに及ぶ圧巻の「Doctor Please」は、ぶっ飛びまくっています。
個人的には、そのへヴィ・サイケ感に、さらに疾走感、最後にはドラムソロまで飛び出すアルバム最後の曲「Second Time Around」が、アルバム中で一番のお薦め曲です。

へヴィ・サイケのカリスマ的なバンドですが、のちのグランジ、オルタナティブ・ロック、スラッシュ・メタル等にも影響をも感じさせるアルバムです。

Blue Cheer
Island / Mercury
【ディスク1】
  1. Summertime Blues
  2. Rock Me Baby
  3. Doctor Please
  4. Out Of Focus
  5. Parchment Farm
  6. Second Time Around



2014.03.02 Sunday 16:41
60年代アメリカンハードロック comments(2)
Milestones/SRC(1969)
JUGEMテーマ:音楽

2013年第27週の通勤BGMは、SRCのセカンドアルバム『Milestones』を聴きました。
SRCについては、2011年5月22日の記事で、ベスト盤について書きましたが、今回聴いたのはちゃんとした1枚もののアルバムです。

SRCは、2011年5月22日の記事で書いた通り、デトロイト出身のへヴィ・サイケ・バンドで、1960年代のアメリカン・ハード・ロックの範疇でよく紹介されますが、今回聴いてみて改めて思うのは、サイケ・バンドではありますが、やはりへヴィ・ロック、ハード・ロックの範疇で紹介するバンドではないんじゃないかなぁ…と思います。

冒頭の曲「No Secret Destination」や「Up All Night」など、Gary Quackenbushのファズギターはよく走っていて爽快なのですが、この時代のハード・ロック、へヴィ・ロックに共通して楽曲のベースにあるブルーズからの影響はハッキリ言ってほとんど感じられません。
このバンドの良さは、やはりヴォーカルのScott Richardsonの甘くソフトな歌声に合わせた、ポップな楽曲にあると思います。
へヴィ・ロック、ハード・ロックで捉えるにはかなり厳しいものがありますが、ポップ・ロックと捉えれば、いずれの楽曲も非常に粒ぞろいの好曲ばかりです。
特に「Show Me」や「Eye Of The Storm」、「Checkmate」辺りの曲は、ポップさと相まってこのユルい感じは、現代のポップ・バンドとしても十分に通用すると思いますし、それ程古さを感じさせません。

ハード・ロック、へヴィ・ロックという点では、厳しい事を書きましたが、ヴォーカルを除いたバックの演奏については、ギターについては上で書いた通りよく走っていますし、ドラムも重みはありませんが(ハッキリ言って軽いですが)手数も多く、オルガンも重厚な面もあります。
故にヴォーカルがないインスト曲については、へヴィな一面も聴く事が出来、組曲調の「In The Hall Of The Mountain King/Bolero」では、Vanilla Fudgeっぽさも味わえます。ヴォーカルが入りますが、最後の曲「The Angel Songs」も、組曲的な展開をするちょっとした大曲ですね。

SRC(エス・アール・シー)
PSYCHEDELIC MOODS(原盤:US/MICRO WERKS)
【ディスク1】
  1. No Secret Destination
  2. Show Me
  3. Eye Of The Storm
  4. I Remember Your Face
  5. In The Hall Of The Mountain King/Bolero
  6. Checkmate
  7. Our Little Secret
  8. Turn Into Love
  9. Up All Night
  10. The Angel Song



2013.07.27 Saturday 21:04
60年代アメリカンハードロック comments(0)
Hooked/The Hook(1968)
JUGEMテーマ:音楽

2013年第18週の帰宅BGMは、The Hookのセカンドアルバム『Hooked』を聴きました。

The Hookのファーストアルバムについては、3月23日の記事を参照して頂きたいのですが、今回聴いたセカンドアルバムでは、前作からドラマーが交代し、のちにThe Grass Rootsに加わる(元The Grass Rootsのメンバーという記述もありますが、アルバムの年代的にはThe Hookの方が古いのですが…)キーボードプレーヤーDennis Provisorが加わっています。

このセカンドアルバム、冒頭の曲「Go」から、新しく加わったDennis Provisorの才能が一気に爆発したという感じです。
「Go」は、Dennis Provisorによる曲ですが、途中で転調するプログレ的な展開も含みながら、ファンキーなメロディかつへヴィなファズギターがなかなかの緊張感を生み出しています。
新メンバーによると思われるヴォーカル力もソウルフルにアップした感じで、2曲目のKinksのカヴァー「You're Lookin' Fine」も、へヴィサイケに相応しい楽曲です。
3曲目の「There's Magic In The Air」は、一転してフルートも交えた脱力系のポップバラードな楽曲なのですが、これはこれでふにゃんとしたサイケな感じがいいですね。

4曲目の「Son Of Fantasy 供廚蓮△匹海で聴いた曲だなぁと思っていたら、「供廚班佞い討い泙垢、ファーストアルバムに収録されていた「Son Of Fantasy」の再収録で、ドラムソロも加え、曲の長さも2分半近く長くし、重く引きずるファズギターも、ギターソロも強化しています。
この曲は前作と同じくオリジナルメンバーによるリードヴォーカルで、シャウトも強化しながらもやはり迫力に欠けるのですが、バックにオルガンの演奏が加わった事で、おどろおどろしい感じに仕上がって前作よりもイメージがアップしました。
新メンバーの加入が、オリジナルメンバーにいい刺激になったのでしょうか。
続く「Hook Can Cook」や「Love Theme In E Major」なども、オリジナルメンバーによるリードヴォーカルの曲なのですが、前作以上にブルージーな感じがアップしましたね。

7曲目「A Beautiful Tomorrow」は、新メンバーによると思われるリードヴォーカルの曲ですが、楽曲自体はThree Dog Nightの「Joy to the World」を思わせるようなナイスな楽曲で、リードヴォーカルのソウルフルな声質も合っていますが、この曲はちょっと(へヴィ)サイケの感じからは離れているかな。

アルバム全体が、前作よりも楽曲がグッと引き締まって、僕自身はファーストアルバムよりも好きですが、サイケファンの観点からはこの引き締まり具合はいかがなものでしょうか?

The Hook
Tune In
【ディスク1】
  1. HOMES
  2. LOOKIN FOR YOU
  3. YOU KNOW I DO
  4. TURN YOUR HEAD
  5. SON OF FANTASY
  6. DR. B AND HIS FRIENDS
  7. PLUG YOUR HEAD IN
  8. EVERYTHING S GROOVY
  9. GARBAGE MAN
  10. DIMPLES
  11. GO
  12. YOU RE LOOKIN FINE
  13. THERE S MAGIC IN THE AIR
  14. SON OF FANTASY II
  15. HOOK CAN COOK
  16. LOVE THEME IN E MAJOR
  17. A BEAUTIFUL TOMORROW
  18. YOU NEED PEOPLE
  19. ALL AROUND THE WORLD
  20. YOU DON T HAVE TO STAY
  21. IN THE BEGINNING
  22. SHOW YOU THE WAY



2013.05.26 Sunday 13:09
60年代アメリカンハードロック comments(0)
Will Grab You/The Hook(1968)
JUGEMテーマ:音楽

2013年第11週の通勤BGMは、The Hookのアルバム『Will Grab You』を聴きました。

The Hookは、ロサンゼルス出身の3人編成のへヴィ・サイケ・バンドで、1968年に2枚のアルバムを残しています。
今回聴いたのは、その2枚のアルバムを1枚のCDに収めたものなのですが、そのうちのファーストアルバムの方を聴きました。

冒頭の「Homes」から、歪んだファズギターと、ズカズカとリズムを刻むドラムで、へヴィに押してくるのですが、ヴォーカルがハイトーンで弱いですね。シャウトも今一つ迫力がありません。
「Lookin' For You」でもシャウトするのですが、やはり弱いです。
「Lookin' For You」では、リードヴォーカルとバックヴォーカルのハモりが妙になじむのですが、「You Know I Do」は、途中までポップでソフトロック調の曲展開もあり、そういう曲調の方がヴォーカルには似合っているのですが、演奏は途中から重い感じへと変わってきます。「Garbage Man」も、その系統の曲です。
「Everything's Groovy」は、アルバム中でも曲調はもちろんそうですが、演奏も最もポップな曲です。

へヴィな曲調や演奏とヴォーカルが馴染んでくるのが、「Son Of Fantasy」や「Dr. B. & His Friends」で、「Dr. B. & His Friends」などは、ポップフィールド寄りだと思っていたハモりも、重たい展開とマッチしています。
「Plug Your Head In」のイントロのメロディは、Creamを想起させますね。

最後は、John Lee Hookerのカヴァー「Dimples」で、アルバムを締めくくっています。

The Hook
Tune In
【ディスク1】
  1. HOMES
  2. LOOKIN FOR YOU
  3. YOU KNOW I DO
  4. TURN YOUR HEAD
  5. SON OF FANTASY
  6. DR. B AND HIS FRIENDS
  7. PLUG YOUR HEAD IN
  8. EVERYTHING S GROOVY
  9. GARBAGE MAN
  10. DIMPLES
  11. GO
  12. YOU RE LOOKIN FINE
  13. THERE S MAGIC IN THE AIR
  14. SON OF FANTASY II
  15. HOOK CAN COOK
  16. LOVE THEME IN E MAJOR
  17. A BEAUTIFUL TOMORROW
  18. YOU NEED PEOPLE
  19. ALL AROUND THE WORLD
  20. YOU DON T HAVE TO STAY
  21. IN THE BEGINNING
  22. SHOW YOU THE WAY



2013.03.23 Saturday 21:48
60年代アメリカンハードロック comments(0)
Hammer/Hillow Hammet(1969)
JUGEMテーマ:音楽

カレンダー上では第2週という事になるのですが、2013年第1週の通勤BGMは、Hillow Hammet、唯一のアルバム『Hammer』を聴きました。

Hillow Hammetと言われても、どんなバンドなのか分からない位マイナーなアメリカのバンドなのですが、CDのライナーノーツを読むと、ワシントン州のバンドと書いてあるのですが、シンコー・ミュージック社のムック本『アメリカン・ハード・ロック』には、オクラホマのバンドと書いてありますね。どちらが正しいのでしょうか?
ジャケットは、南の島に宇宙船或いはUFOのようなものが降り立ったのを住民が見上げている画なのですが、ジャケットを見た限りでは、全くどんな音楽を演るのか想像がつかないのですが、いわゆるへヴィ・サイケの範疇に入るんでしょうね。

アルバムでは、ブルーズベースのブルーズロックを主に展開していますが、冒頭の「Slip Away」がいきなりカッコいいですね。ポール・ロジャースタイプのしゃがれ声のヴォーカリストがリードヴォーカルを執ったこの曲は、Freeを連想させます。
このバンドでは、この「Slip Away」でリードヴォーカルを執るヴォーカリストの他に、曲によってもう2人のヴォーカリストがいるようなのですが、この「Slip Away」を歌うヴォーカリストが歌う曲が、パワフルかつ味わいもあり、断トツに演奏も締まっていて素晴らしいです。他に「Home」、「We Want To Be Free」、「On Happy Day」でもリードヴォーカルを執っているようです。
「On Happy Day」は、何故かゴスペルコーラスなのですが(笑)。

他の2人がリードヴォーカルを執る曲にも目を向けると、1人はハイトーン系の声であまり迫力がないのですが、「Fever」という曲で、サンタナタイプのラテンリズムのブルーズロックを歌っています。
残りの一人は、猪突猛進型のパワフルヴォーカルを聴かせるヴォーカリストで、「Nobody But You」や「Come With Me」で、ゴリゴリと押しまくります。

マイナーバンドの唯一のアルバムという事で、駄作なのかとつい思ってしまいますが、さすがムック本で紹介される事だけはありますね。
当時の新進のメジャーバンドを意識したような曲がいくつかあり、アルバム後半は単調でちょっとダレてきますが、クオリティはそんなに低いバンドではないかなと思います。

収録曲
1.Slip Away
2.Trouble
3.Fever
4.Home
5.Brown Eyed Woman
6.Nobody But You
7.Come With Me
8.We Want Be Free
9.Oh Happy Day

Hillow Hammet
Gear Fab Records



2013.01.14 Monday 12:20
60年代アメリカンハードロック comments(0)
Kak/Kak(1969)
JUGEMテーマ:音楽

2012年第46週の帰宅BGMは、Kakの唯一のアルバム『Kak』を聴きました。

Kakは、サンフランシスコのバンドで、後にBlue Cheerに参加するギタリストGary L. Yoderが在籍していたへヴィサイケの範疇で語られるバンドで、結構期待して聴いてみたのですが、途中首を傾げたくなる2曲が収録されていて、個人的に拍子抜けする部分も。

ブルーズをベースにした「Everything's Changing」や「Disbelievin'」(「Disbelievin'」はアルバム中一番の個人的お薦め)。それに少し軽めの曲ですがギターがよく走る「Electric Sailor」辺りの曲は、ハードロックとしてなかなか聴き応えがあります。

ところが、続く「I've Got Me」、「Flowing By」の2曲には、耳を疑いたくなるような「?」感があります。
「I've Got Me」は完全なカントリーロック調の曲で、これが妙に上手いんですよ。また「Flowing By」は、アコースティックベースのフォーキーな1曲で、これがまた妙に上手く見事にハマッています。

「Bryte 'N' Clear Day」以降は、再びギターもよく走り、ドラムなどのリズムセクションもゴンゴン重くなっていき、「Trieulogy」などは、ファズギターもフィーチャーされ、怪しさも増してサイケ感が増してくるので、ますます「I've Got Me」、「Flowing By」の2曲を挟んだのが不思議です。

僕が入手したCDは、ハッキリとアナログ起こしの、しかもレコードのプツプツがハッキリと分かるくらいデジタル処理が最悪のCDなのですが、未発表曲も収録された決定盤も結構安価で入手出来るようなので、もう一度入手し直したいですね。

Kak
評価:
Kak
Big Beat UK
【ディスク1】
  1. HCO 97658
  2. Everything's Changing
  3. Electric Sailor
  4. Disbelievin'
  5. I've Got Time
  6. Flowing By
  7. Bryte 'N' Clear Day
  8. Trieulogy
  9. Lemonaide Kid
  10. Rain(Single Version)
  11. Everything's Changing(Previously Unissued
  12. I've Got Time((Previously Unissued Acoustic Demo)
  13. Medley: Bye Bye/Easy Jack(Previously Unissued)
  14. "Bryte ""N"" Clear Day(Previously Unissued
  15. Medley; Mirage/Rain(Previously Unissued Acoustic
  16. When Love Comes In(Previously Unissued)
  17. I Miss You(Previously Unissued)
  18. Lonely People Blue(Previously Unissued)
  19. Flight From The Fast
  20. Good Time Music



2012.11.17 Saturday 21:30
60年代アメリカンハードロック comments(0)
Light My Fire/The Firebirds(1969)
JUGEMテーマ:音楽

前記事で涼を求めましたが、それでもやっぱり暑い!

という事で、2012年第37週の帰宅BGMは、燃え盛る真っ赤な炎のジャケットも印象的なThe Firebirdsの『Light My Fire』を聴いてみました。

といわれても…、The Firebirdsって何者なんですか?と問われても、色々調べてみましたが、全く分かりません…。
そもそもこのアルバムを手に入れたのは、シンコーミュージック社のムック本『アメリカン・ハードロック』に載っていた1枚で、たまたまディスク・ユニオンで見つけたからです。
このムック本やその他ネットで調べてみましたが、ミュージシャンの詳しい正体は不明で、レコード会社のダンスパーティー向けの音楽企画の為に、スタジオミュージシャンで構成されたグループで、この他にもElectric Firebirdsや31st Flavour名義で音源を残しているとの事です。

アルバムタイトルから何となく想像できてしまうのですが、冒頭の「Warm Up」は、曲名こそ違いますが、The Doorsの「Light My Fire」のカヴァー。
この曲を含め、2曲目までは何ともないサイケミュージックなのですが、3曲目から急転直下、ブルージーなファズギターが鳴り響き、ヴォーカルがシャウトする、へヴィサイケのオンパレードになります。
収録されている曲には、「Free Bass」だとか、「Free Drum」、「Free Fuzz Gypsy Fire」といった安直な曲名並び、入手したCDも2曲カットされていて、ライナノーツも何も入っておらず、どの曲がどの曲なのか今一つ分からず、インストっぽい歌モノの曲ばかりなので、ちょっとアルバム内容が単調かなという感じです。

へヴィサイケがものすごく好きな人以外には、あまりお薦めできないかなという感じです。

評価:
Array
Purple Pyramid Records



2012.09.15 Saturday 20:34
60年代アメリカンハードロック comments(0)
C.K.Strong/C.K.Strong(1969)
JUGEMテーマ:音楽

後にMama Lionというバンドを結成し、衝撃的なジャケット(笑)のアルバムを発表するLynn Carey。
2012年第26週の帰宅BGMは、そのLynn Careyが、Mama Lion以前に組んでいたへヴィ・サイケ・ブルーズ・バンドC.K.Strongが唯一発表したアルバムを聴いてきました。

収録曲全てがオリジナル曲というのがいいですね。
収録曲は、Lynn CareyがリードギターのJefferson Kewleyと一緒に書いた曲と、サイドギターのGeoff Westenが書く曲に別れます。

ブルーズを歌う女性ヴォーカルというと、Janis Joplinを連想しますが、Lynn Careyも負けていません。
Janis Joplinほどの上手さはありませんが、ハスキーなJanisと違って、Lynnの方がハイトーンヴォイスも出せ、こういうへヴィなブルーズロックには向いてますね。
1曲目の「Stormbird」からシャウトしています。
2曲目の「Baby Let Me Out」はスローなブルーズなのですが、貫禄のある歌い方ですね。まだLynnは10代だったという事で、そういう意味ではルックスはギャルですが、歌い方は老けてますね(苦笑)。

このバンドでは、リードヴォーカルはLynnなのですが、ギタリストのGeoff Westenが書いてる曲は、Geoff自身がリードヴォーカルを執っています。
このGeoffも男臭いヴォーカルなのですが、「Affairs」のようなへヴィブルーズもあれば、「Been So Long」のようなリズム感に溢れたブルーズを書いたり、曲に多彩さがあります。

一方のLynn CareyがJefferson Kewleyと書いた曲は、へヴィなブルーズを基調にしながら、「Trilogy」のように途中転調したり、「Mean Hearted Man」のように転調はしませんが、いずれも9分や8分と大作志向の曲があるのも特徴です。

迫力のあるLynnやGeoffのヴォーカルに、へヴィな演奏は、なかなか聴き応えのあるブルーズロックなのですが、1枚限りで終わってしまったところが惜しまれますね。
まあ、このバンドがもしその後も続いていたら、その後のMama Lionがないかもしれないので、1枚で終わってよかったのかもしれません。
それにしても、衝撃のジャケットは噂でしか知らないので、是非Mama Lionのアルバムも入手したいぞ(でも、結構値段高いんだよなぁ…)。

評価:
C.K. Strong
World in Sound



2012.07.01 Sunday 22:15
60年代アメリカンハードロック comments(0)
The American Blues Is Here/American Blues(1967)
JUGEMテーマ:音楽

2012年第9週の帰宅BGMは、American Bluesのデヴューアルバム『The American Blues Is Here』。

American Bluesは、ZZ Topのリズム隊、Dusty HillとFrank Beardが在籍していた、テキサス州ダラスのへヴィ・サイケバンドで、メンバーは他にDusty Hillの兄でギタリスト兼ヴォーカルのRocky Hillと、キーボード奏者の4人という編成でした。
バンドは、このデヴューアルバムと、1969年にセカンドアルバムを発表しているのですが、このデヴューアルバムは、特にサイケデリック・ロックの分野で有名なアルバムです。

アメリカンハードロック系のアルバムとしても紹介されてるのですが、後のZZ Topの音楽とは違い、ハードとかへヴィという感じではなくて、Tim Hardin作の「If I Were A Carpenter」や2曲目の「All I Saw Was You」で聴かれるように、怪しげな浮遊感が漂うヴォーカルの、音の処理の仕方など、やはりサイケの点から語られるアルバムかと思います。
ただ、サイケのアルバムとは言っても、ありがちなファズギターというのはなくて、Rocky Hillのギターは非常に乾いた音を出しています。

収録曲は、アメリカ南部のバンドらしく、基本的には「Mercury Blues(この曲もサイケ感を出す為なのか、ヴォーカルの処理に涙ぐましい処理が…)」のようなブルーズをベースにした曲が中心になるのですが、「She'll Be Mine」のような陽気なカントリー調の曲、「It's Gone」のようなロックンロール調の曲も収録されています。
またバンドは、音数の多いDusty Hillのベースと、手数の多いFrank Beardのドタバタドラムから、イギリスのCreamを目指していたとも言われるのですが、「Fugue For Lady Cheriff」などは、CreamではないですがThe Yardbirdsのような曲もあり、ブリティッシュロックからの影響も窺えます。
「Keep My Heart In A Rage」や「Melted Like Snow」のような、ポップでメロディアスなナンバーもあり、どっぷりアルバム全編サイケにハマッているわけでもありません。

アメリカンルーツロックとしても捉えても面白いアルバムかなと思います。

評価:
AMERICAN BLUES(アメリカン・ブルース)
PSYCHEDELIC MOODS(原盤:ITALY/AKARMA)
【ディスク1】
  1. If I Were A Carpenter
  2. All I Saw Was You
  3. She'll Be Mine
  4. Fugue For Lady Cheriff
  5. It's Gone
  6. Keep My Heart in a Rage
  7. Mercury Blues
  8. Melted Like Snow
  9. Mellow



2012.03.04 Sunday 15:32
60年代アメリカンハードロック comments(0)
Near The Beginning/Vanilla Fudge(1969)
JUGEMテーマ:音楽

帰りBGMには、Vanilla Fudge4枚目のアルバム『Near The Beginning』。

ワウの効いたVince Martellギターと、Carmine Appiceの手数の多いドラムとTim Bogertベースによるへヴィなリズムセクション。Mark Steinの熱いヴォーカル。そして、中盤にクラシカルなフレーズを聴かせる同じくMark Steinのオルガン。
Jr.Walker & The All Starsの1965年のヒット曲「Shotgun」のカヴァーから始まる本アルバムは、その滑り出しの格好良さに強烈にしびれ、次曲「Some Velvet Morning」から「Where Is Happiness」への、プログレらしさも感じられる組曲的な流れ(スペーシーな感もあるオルガンの音色と、怪しく官能的なヴォーカルハーモニーがいいです)に、ますます期待が募りますが、それもここまです。

1曲目〜3曲目まではスタジオ録音曲ですが、4曲目「Break Song」(レコードではSide2面全部)は、23分にも及ぶロサンゼルスでのライヴ音源となっています。
「Break Song」は、1級のライヴバンドでもある彼等のライヴ音源という事で、ギター、ベース(ファズベースが強烈!)、オルガン、ドラムそれぞれのソロも堪能出来る、メンバー4人によるブルージーなナンバー。
この時代には、スタジオ録音曲とライヴ音源が、1枚のアルバムに収録される事はよくありがちな事ですが、「アートロック」などと呼ばれ、プログレッシブロック的な要素を持っていて、次第にアルバムに収録される曲の構成力・展開力を高めていっただけに、このアルバムでの曲構成は少々がっかりです(別アルバムでライヴ盤が出ていれば…)。

Jeff Beckとの絡みで、バンド内が結束にかけたのかなとも思いましたが、Jeff Beckとの絡みは、1969年2月に発表されたこのアルバムの後の事なので邪推でしたね。

評価:
Vanilla Fudge
Sundazed Music Inc.
【ディスク1】
  1. Shotgun
  2. Some Velvet Morning
  3. Where Is Happiness
  4. Break Song
  5. Good Good Livin' (Unedited Version)
  6. Shotgun
  7. People



2011.10.10 Monday 18:14
60年代アメリカンハードロック comments(0)
<< 2/4PAGES >>