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Cornerstones/佐藤竹善(1995)

JUGEMテーマ:音楽

2015年第48週の帰宅BGMは、佐藤竹善の『Cornerstones』を聴きました。

佐藤竹善は、言わずと知れたSing Like Talkingのヴォーカリストですが、今回聴いたアルバムは、彼の初ソロ・アルバムで、彼の音楽的なルーツになっているAORの名曲をカヴァーしたカヴァー・アルバムです。

このアルバムは、以前レンタルで聴いた事があるのですが、入手して改めて聴いてみて、ニンマリさせる内容ですね。
特にEric Taggの「No one there」からNed Dohenyの「Whatcha' gonna do for me」、そしてBobby Caldwellの「What you won't do for love」へと到る冒頭3曲の流れは、グルーブ感といい、AORファンなら納得の内容だと思います。

AOR調の曲ばかりではなく、Nat King Coleの「Stardust」のようなスタンダード・ナンバーも収録し、「I. O. U. Me」では益田(岩崎)宏美とのデュエットも披露。ミュージカル映画の一幕を観ているような気分にさせてくれます。それにしても、この女性ヴォーカルが益田宏美だとは分かりませんでした。

Timothy B. Shmitの「Something sad」には、イントロが一瞬演歌か!?と思わせられますが(オリジナルもこんな感じだったけ?)、Timothyのサードアルバム『Tell Me The Truth』からの選曲という事で、Eaglesファンとしてはこれまたニヤリ。

レコーディングに参加したアーティストも、上記の益田宏美の他に、元ウエストロード・ブルースバンドの山岸潤史や、Dean Parks、Ned Dohenyなど、豪華な面々が参加しています。

 
佐藤竹善
BMG JAPAN
【ディスク1】
  1. No One There
  2. Whatcha' Gonna Do For Me?
  3. What You Won't Do For Love
  4. I・O・U・ME
  5. Promises Promises
  6. Something Sad
  7. You Need A Hero
  8. O・C・O・E (Official Cat of the Eighties)
  9. Desperado
  10. Stardust
  11. Something Sad (日本語ヴァージョン)
  12. Imagine (Live) (ボーナストラック)
  13. Moanin' (Live) (ボーナストラック)
  14. Between the sheets (Live) (ボーナストラック)

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 15:59 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

No Smoking/原久美子(1978)

原久美子
ユニバーサルミュージック合同会社

JUGEMテーマ:音楽
 
2015年第39週の帰宅BGMは、原久美子のデヴューアルバム『No Smoking』を聴きました。

原久美子ときて、ドキッされた方。もちろんそちらの原久美子さんではありません。ちなみに僕も最初はそちらの原久美子さんを想像しました(苦笑)。そういう年代なんです。

今回聴いたアルバムは、ジャズ・ヴォーカリスト原久美子のデヴューアルバムで、レコーディングには、高中正義、坂本龍一、村上秀一、さらにはRandy、MichaelのBrecker兄弟も参加した、ジャパニーズ・シティ・ポップスの名盤としても評価の高いアルバムです。
しつこいようですが、「ジャズヴォーカリスト」の原久美子さんで、グラビアアイドルの原久美子さんではありませんよ(苦笑)。

今回、原久美子の存在も、そしてアルバムも初めて知りましたが、ハスキーでソウルフルなヴォーカルながらも、様々タイプの曲を柔軟に歌っていて、楽しめましたね。秋らしくなってきた、今日この頃の夜に聴くのもいい大人のアルバムかもしれません。
シングルにもなったファンキーな「恋は汽車のよう」から、その曲名に相応しくグルーヴ感やギターソロが空高く着き抜けるような「スペースドライブ」、ニューオーリンズ・ジャズ調の「トマト畑の向う」まで、原久美子のヴォーカルと共に、バックの演奏も実にキマっています。
「ちょっと背のびを」や「耳もとかすめ」のエレピの音も好きですねぇ。

また、全ての曲が日本語の歌詞というのもいいんですよね。
これが、英語の歌詞だと本格的過ぎてしまい、かえってそれが普通のアルバムになってしまう可能性もあるのですが、日本語で歌われる事によって、何か小坂忠の『ほうろう』のような世界観も感じます。

30年以上も前のアルバムながら、日本にはまだ知らない魅力的なアルバムがたくさんあったんですね。残念なのは、こういうアルバムを手軽に入手出来ないところです。
なお、残念ながら原久美子は、2005年に50歳の若さで亡くなられてしまったという事です。

収録曲
1.スペース ドライブ
2.水の流れに
3.ひとさし指の想い出
4.恋は汽車のよう
5.ちょっと背のびを
6.浮気なあなた
7.トマト畑の向う
8.ほっといて
9.翔ぶ
10.耳もとかすめ
Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 21:37 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

Boy's Life/村田和人(1987)

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社会人になってから、夏なんてただ暑いイメージだけしか残らなくなりましたが、ここは夏らしいアルバムを聴きましょうかね。
2015年第32週の帰宅BGMは、村田和人の『Boy's Life』を聴きました。

今回聴いたアルバムは、村田和人のアルバムの中でも、一番脂の乗っていた頃に発表された5枚目のアルバムです。
前作『Showdown』に引き続きLAで録音された曲と、日本で録音された曲が収録されているようです。

冒頭の、The Beach Boys調のコーラスが印象的なアルバムタイトル曲からして爽やかな夏全開!という感じでたまりませんね。
今の若い人達は夏ソングに対してどういうイメージを思い浮かべるのか分かりませんが、僕は夏ソングといったら、やはりこういう曲じゃなきゃと思います。
爽やかなといえば、「Love Is a Mystery」もポップで夏らしい曲ですね。

「天気雨を待ちながら」は、甘酸っぱいような、ほろ苦いような曲調と歌詞が何とも言えません。
「Mrs. Julyへ伝言」も、陽炎のような、幻影を見るかのような、夏らしい視覚効果を伝えてくれます。

「Stay The Young」は、それまでの曲と違って、少し大人っぽくAOR調の好曲。

他にもジャジーな「Tokyo Transfer」やボッサ調の「幸せに疲れて」も収録していて飽きさせません。

アルバムは、これぞ夏の終わりという感じの「夏のスケッチブック」で締めくくられます。夕暮れ時の浜辺で聴きたい曲ですね。

このアルバムが発売された当時は高校生だったのですが、その頃は村田和人なんて、名前は多分聞いていたと思うし、曲もどこかで聴いていた思うのですが、特に意識していませんでしたね。
人に自慢出来るほどの青春時代を送っていませんが、こういう曲調の曲を聴くと、懐かしい思いが溢れてくるそんな1枚です。

 
村田和人
FLY HIGH RECORDS
【ディスク1】
  1. Boy’s Life
  2. 天気雨を待ちながら
  3. Mrs.Julyへ伝言
  4. Stay The Young
  5. Tokyo Transfer
  6. 湾岸ウィング
  7. Love Is a Mystery
  8. 幸せに疲れて
  9. 土曜日のLina
  10. 夏のスケッチブック
  11. In The Southern Sky [ボーナス・トラック]
  12. Morning Selection [ボーナス・トラック]
  13. ON THE WIND [ボーナス・トラック]
  14. Boy’s Life (Live Version) (Previously Unreleased) [ボーナス・トラック]
  15. 天気雨を待ちながら (Live Version) (Previously Unreleased) [ボーナス・トラック]
  16. Stay The Young (Live Version) (Previously Unreleased) [ボーナス・トラック]
  17. Love Is a Mystery (Live Version) (Previously Unreleased) [ボーナス・トラック]

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 12:27 * comments(1) * trackbacks(0) * pookmark

ROSE/飯島真理(1984)

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2015年第25週の帰宅BGMは、飯島真理のデヴューアルバム『ROSE』を聴きました。

飯島真理については、以前セカンドアルバム『blanche』を取り上げていますので、彼女の経歴については『blanche』の記事をご覧ください。

今回聴いたデヴューアルバムは、デヴューアルバムにして坂本龍一がプロデュースという鳴り物入りのアルバムなのですが、収録に参加したミュージシャンも凄い面子ばかりですね。
ざっと名前を並べると、大村憲司、吉川忠英、後藤次利、林立夫、杉真理、EVE等々。

少し前にレココレで1970年から1989年までのアイドルソングのベスト100を選ぶという増刊号が発売されましたが、その中で飯島真理が歌った、アニメ映画『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主題歌「 愛・おぼえていますか」が選曲されていましたが、彼女のイメージって、最初はやはりアイドルのイメージなんですよね。
このアルバムでも、「BLUEBERRY JAM」や「まりン」、「おでこにKISS」といったアイドル・ソングっぽい曲が収録されています。
曲によって、甘い歌声の曲と、落ち着いた大人っぽい澄んだ歌声が映える曲の落差が大きいんですよね。

でも、このアルバムからシングルカットされた曲が恋人との別れを歌った「きっと言える」と、そのカップリングの曲がAOR調の「ひみつの扉」だという事を知ると、彼女の目指す路線が、決してアイドル路線ではなかったという事が分かりますね。

個人的なお薦め曲は、ダンサブルな「MY BEST FRIEND」と、やはりシングルカットされた「きっと言える」、「ひみつの扉」かな。

僕個人としては、上記の3曲がお薦めですが、アイドルっぽい「まりン」も楽曲としてはよく出来た曲ですし、「おでこにKISS」なんかはフレンチ・ポップ的な感じもあって、決して侮れませんよ。

それにしても、1980年代の空気が一杯に詰まった本アルバムは、懐かしくもありますね。

 
飯島真理
ビクターエンタテインメント
【ディスク1】
  1. ブルーベリー・ジャム
  2. まりん
  3. マイ・ベスト・フレンド
  4. ラヴ・シック
  5. シークレット・タイム
  6. きっと言える
  7. シャイン・ラヴ
  8. ガラスのこびん
  9. ひまわり
  10. ひみつの扉
  11. おでこにKiss

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 22:19 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

アメリカン・ロード/ミッキー吉野(1986)

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更新が遅れましたが、まだ先週の帰宅BGMです。

2015年第15週の帰宅BGMは、ミッキー吉野の『アメリカン・ロード』を聴きました。

ミッキー吉野といえば、言わずと知れたザ・ゴールデン・カップス、そしてゴダイゴのメンバーですが、今回聴いたアルバムは、ゴダイゴが活動を休止した1985年の翌年に発表されたソロ・アルバムなのですが、収録されている楽曲は、ミッキー吉野がゴダイゴ解散前の1982年から活動を始めていた「DEBUT」、「PAN」という2つのユニットの楽曲です。

今回聴いたのものは、横浜の新星堂で、以前ワゴンセールで紙ジャケ盤が50%オフで売られていたのを買ったものなのですが、何といっても鈴木英人によるジャケットに惹かれたのがその購入理由です。

収録曲は、アルバム前半5曲目までが「DEBUT」の楽曲で、後半5曲が「PAN」の楽曲という構成。

ちなみに「PAN」は世界で初めてMIDI楽器を取り入れたという触れ込みなのですが、正直僕はMIDIというものには興味がないので、後半5曲にはほとんど興味が持てませんでした。

というわけで、生演奏バンドである「DEBUT」の前半5曲の楽曲に興味が集中しましたが、特に気に入ったのは、まずポール・ジャクソンが歌うアルバムタイトル曲「American Road」。この曲はホーン・セクションをフィーチャーしたR&B調の楽曲で、砂漠の中の真っ直ぐなハイウェイを走るジャケットそのものを想起させてくれる曲です。この曲には、クリエイションの竹田和夫もスライド・ギターで参加しています。
他に気に入ったのが、ゴダイゴ時代の仲間トミー・スナイダーが歌う「Morning Dew」。爽やかなAOR調のバラードで、Chicagoを思わせてくれるようなホーンの演奏がなかなかです。

時代を象徴する鈴木英人によるジャケットなだけに、アルバム前半のイメージで収録曲の統一感が欲しかったかなと思いました。

収録曲
1.American Road
2.Always Be On Your Side
3.Destiny
4.I'm Coming Home
5.Morning Dew
6.Moon Child
7.Heartbeat
8.The Counter Girl In China Town
9.Man In The Moon
10.Moonlight Rainbow
Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 21:32 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Love Life/Cindy(1986)

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2015年第9週の帰宅BGMは、Cindyの『Love Life』を聴きました。

Cindyと言われても、誰?という感じなのですが、聴いた僕自身も、ジャパニーズ・シティ・ポップのムック本を読んで、その存在を知った次第です。

ネットで調べてみると、デヴューはアニメ『うる星やつら』のオープニング・テーマがデヴュー曲だったようですね。
『うる星やつら』は、完全にリアル・タイム世代ですが、ほとんど観ていなかったので、オープニング曲は最初のやつしか覚えていないですね(高橋留美子原作のアニメなら『めぞん一刻』はよく観ていたのですが…)。
他に山下達郎のバック・コーラスをしていたり、アイドル時代の中山美穂には楽曲を提供していたりもしています。

で、今回聴いたアルバムですが、これまた興味深い内容ですね。
Stevie Wonderに気に入られ、6曲目の「Think Your Love Away」を提供され、彼のスタジオで録音もしています。Stevie Wonderといえば、モータウン時代からのスターですが、この80年代もヒット曲を飛ばしていた、押しも押されぬ世界のスーパースターですので、その彼に気に入られ、曲まで提供されるなんて驚きですね。
他にも「One Track Mind」と「Skin Deep」は、The Fifth Avenue BandのJonLindの提供曲で、「Skin Deep」にいたってはMark Goldenbergとの共作曲です。

トロピカルな雰囲気の「One Track Mind」やダンサブルなビートの「Garden Of Love」。メロウなバラード「Inside Of Your Love」やファンキーな「You And I」。
シンセやきらびやかな打ち込みのサウンドなど、正にキラキラとしていた1980年代を象徴するような収録内容です。

主役のCindyが、本格的にソウルフルなシンガーではなく、透き通るような艶のあるヴォイスの持ち主である事も、「Garden Of Love」や「You And I」のようなR&B調の曲から、「Inside Of Your Love」や「Try Your Love Again」のようなバラードまで柔軟にこなしていて良いです。

全編英語詞のアルバムです。

佐藤博、青山純、斉藤ノブ、吉川忠英他多数のアーティストが参加しています。

(収録曲)
1.Opening:Aura~One Track Mind
2.Garden OF LOve
3.Inside Of Your Love
4.Skin Deep
5.Spread The Love
6.Think Your Love Away
7.Try Your Luck Again
8.You And I
9.Something  In The Air~Ending:Aura
Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 21:39 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Char/Char(1976)

2015年第3週の帰宅BGMは、Charのデヴューアルバム『Char』を聴きました。

Charは、言わずと知れた日本を代表するスーパー・ロック・ギタリストですが、アルバムを聴くのは今回が初めてです。

とはいうものの…、Peter Greenの赤坂ブリッツでのライヴにおける前座や、日比谷野音で行われたJimi Hendrixトリビュート・ライヴ。スモーキーメディスソによる渋谷公会堂での四人囃子との対バンライヴ。さらにはウドー・ミュージック・フェスティバルで(ライヴは他の人のを観ていて観れなかったのですが)本人を間近に観たりと、結構ライヴは観てますね。

個人的には、上記のライヴを観ているので、どちらかというとブルーズ・ロック系のイメージが強いのですが、今回初めて聴いたデヴューアルバムは、そんな最近(といっても、もう10年近く前の事ですが)のイメージとは全く違っていて面白かったですね。

アルバムは、英語歌詞の曲と日本語歌詞の曲で、それぞれ半分づつ収録されているのですが、英語歌詞の曲の方は、爽やかなシティ・ポップ・テイストが漂う冒頭の「Shinin' You Shinin' Day」といい、フュージョンばりのバカテクが溢れ出す「It's Up To You」や「Smoky」。バラード調の「I've Tried」と本当に格好良すぎです。
特に、歌いまくり、弾きまくり、さらには佐藤準キーボード(エレピ)まで止まらない「Smoky」は、個人的にこのアルバムで一番の推しの曲で、たまらないものがあります。

一方、日本語歌詞の曲の方は、作曲はCharが手掛けているのですが、作詞はフォーク・グループ「NSP」の天野滋が担当しています(ただし、最後の曲「朝」だけは日本語歌詞ですが、作詞作曲ともにCharが手掛けています)。
日本語歌詞の「かげろう」や「Navy Blue」、「空模様のかげんが悪くなる前に」は、いわゆる歌謡曲調ではあるのですが、これはこれで歌謡曲に慣れ親しんだ世代としては、懐かしくもあり好きですね(こういう感じの曲って、今のJ-POPでは聴けませんし)。演奏も一級品だし、またChar自身の歌唱も上手いので全く違和感を感じません。
スライドギターをフィーチャーした「視線」も、サザン・ロック調で粋ですね。

セカンドアルバムも聴きたくなりました。
JUGEMテーマ:音楽
Char
ポニーキャニオン
【ディスク1】
  1. SHININ′YOU,SHININ′DAY
  2. かげろう
  3. It′s UP TO YOU
  4. 視線
  5. ネイビー・ブルー
  6. SMOKY
  7. I′VE TRIED
  8. 空模様のかげんが悪くなる前に

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 17:14 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

ウィンター・カップルズ/野田幹子(1990)


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さて、いよいよ今年最後のアルバム紹介です。

別にクリスマスだからといって、個人的には特に何もないのですが、季節柄という事で、2014年第46週の帰宅BGMは、野田幹子のミニアルバム『ウィンター・カップルズ』を聴きました。

今回聴いたアルバムは、日本語歌詞に置き換えてカヴァーしたThe Beach Boysの曲5曲に加え、オリジナルナンバー1曲を加えたウィンターアルバムです。
The Beach Boysの曲については、ここでは敢えて特に何も書かないのですが、野田幹子って、ここまでアイドルっぽかったかな!?と思うと同時に、冒頭の「クリスマス・デイ」のキュートさには、やはり萌えてしまいますね(苦笑)。
アイドルっぽいですけど、村田和人等がバック・コーラスをしており、The Beach Boysの世界観はちゃんと再現しています。

最後のオリジナル曲「スマイル」も、カヴァー曲に合わせてThe Beach Boys調の曲に仕上がっており、なかなかのものです。

(収録曲)
1. クリスマス・デイ
2.ディズニー・ガール
3.神のみぞ知る
4.イン・マイ・ルーム
5.ドント・ウォリー・ベイビー
6.スマイル

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 16:55 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Naturally/二名敦子(1985)

二名敦子
ビクターエンタテインメント株式会社

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2014年第43週の帰宅BGMは、二名敦子の4枚目のアルバム『Naturally』を聴きました。

…と書いてますが、85年当時中学生だった僕ですが、その当時、音楽には今ほどの特別な興味はないものの(特に日本のロック、ポップスには)、当時の音楽シーンにはそれなりに記憶があるはずなのですが、二名敦子の名前はなんとなく知ってはいるものの、何を歌っていたか全然印象にないですね。
でも、『ゴールデン・ベスト』が発売されるくらいだから、結構人気のアーティストだったんでしょうね。
僕の音楽興味もいい加減なものです。

という事で、今回聴いた二名敦子ですが、ジャパニーズ・シティ・ポップの世界では、評価の高いアーティストです。
今回聴いた『Naturally』は、彼女のアルバムの中でも特に評価の高いビクター時代の3作目です。
ジャケットが、晩秋を思わせるような写真ですが、収録曲はちょっと夏向きでしょうか?

The Beach Boys調のコーラスをバックにしたアルバム冒頭の「ココナッツシャンプー」。スライドギターの音色が爽やかな夏を思わせる「永遠のバディ」と、どちらかというと夏全開の曲調で、ジャケットのイメージと不釣り合いな気もしないわけではないのですが(苦笑)、夏全開とはいうものの、澄んだ二名敦子のヴォーカルからくるイメージは、浮ついた感じがなく、大人の上品な夏という感じですね。

吉田美奈子、村田和人が作詞、作曲したバラード「風の街角」は、正にジャケットのイメージにピッタリの曲。
澄んだ歌声に、しっとりとした曲調が実にマッチしています。
安部恭弘が作曲したボッサ調の「トワイライト」も、グッと落ち着いた感が素晴らしいです。

ダンサブルなAOR調の「Hi-wayl」や、歌謡曲調のバラード「夏のシュプール」、アップビートなポップス「サヨナラLA」など、最初から最後まで多彩な楽曲を収録していて、楽しめるアルバムですね。

(収録曲)
1.ココナッツシャンプー
2.永遠のバディ
3.風の街角
4.思い出に片思い
5.トワイライト
6.Hi-wayl
7.ハートはオフショア
8.LONELY Cafe
9.夏のシュプール
10.サヨナラLA

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 15:36 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Love Trip/間宮貴子(1982)

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2014年第35週の帰宅BGMは、間宮貴子の唯一のアルバム『Love Trip』を聴きました。
少々肌寒さも感じ場合もありますが、こういうAOR調のシティ・ポップが似合う季節になりましたね。

ジャパニーズ・シティ・ポップのムック本を読んでいて、そのジャケットからずっと気になっていた1枚だったのですが、なんと間宮貴子にとって唯一のアルバムだったとは驚きです。
僕は、間宮貴子と軽々しく書いていますが、彼女自身の情報もほとんどないので、正に謎のシンガーなのです。
そういうシンガーのアルバムがCD化される、発掘されるというのも本当にいい時代です。

アルバムには、来生えつこ、来生たかおといった当時歌謡界でも売れっ子だったSSWや、元モップスの星勝、井上鑑などが参加。ミュージシャンも山下達郎バンドのメンバーが参加するなど、デヴューアルバムにしてはかなりの力の入れようです。

アンニュイで大人の女性香りが漂うアルバムタイトル曲「Love Trip」と、その英語歌詞版「What A Broken Heart Can Do」。
R&B調ながら決して黒っぽさは感じさせず、かえってそこが魅力的な「真夜中のジョーク」。
ギター、ベースが印象的なフレーズを聴かせてくれる「哀しみは夜の向こう」。ストリングスとホーンセクションが、都会的な雰囲気を醸し出す「All or Nothing」と、何となくため息をつかせさせられる感じに溢れていてたまらないものがあります。

6曲目の「渚のダンス」や7曲目「One More Time」では、ちょっとトロピカルな雰囲気の曲も入り、以降の曲はダンサブルな曲が多くなります。
「モーニング・フライト」は、大人の女性ムードがムンムン漂うアルバム前半とは打って変わって、ちょっと当時のアイドルっぽい感じの曲で、可愛らしさが感じられる曲です。でも、これはこれで何か個人的に懐かしさも感じ好きな曲ですね。
アンニュイな歌い方をしていた間宮貴子も、アルバム後半ではストレートで、ハッキリとした歌い方をしていますね。

決して歌唱力のある、本格的なアーティストではないんですが、そこがまた独特の世界観を生んでいて、なかなかです。
たった1枚しかアルバムを残さなかったので、もはやジャパニーズ・シティ・ポップの世界では伝説化していますが、何故1枚しか残さなかったのでしょうか。当時の方が、まだ売れ行きとかに寛容な時代だったと思うのですが。

と、ここまで記事を書いていて、間宮貴子に関するプロフィールで一つ分かりました。
彼女は、パオという男女3人組コーラス・グループのメンバーだったようですね。このパオには。モデルとして活躍したサビーネ金子という女性が中心だったようで、グループは1979年にアルバムも発表しています。なかなかファンキーなグルーヴ感をもったグループだったようです。

(収録曲)
1.Love Trip
2.チャイニーズ・レストラン
3.真夜中のジョーク
4.哀しみは夜の向こう
5.All or Nothing
6.渚でダンス
7.One More Time
8.モーニング・フライト
9.たそがれは銀箔の…
10.What A Broken Heart Can Do

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 16:27 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark
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