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BBC Radio 1 Live In Concert/Paice Ashton Lord(1992)

JUGEMテーマ:音楽

 

年明け第2週もフル稼働…。あ〜、たまには早く帰りたい。

でも、まだまだやる事が多く、月内に終わらせなければならないのに手を付けていない事もあり、何なんだかなぁ。。。

 

今週は、Deep Purpleの解散後、Jon LordとIan Paiceが、Ashton, Gardner & DykeのTony Ashtonと一緒に結成したPaice Ashton Lordのライヴ音源。

 

自宅のCDを物色していて、目に付いたのが本作だったのだが、ジャケットが冴えないのでてっきりブートかと思っていたら、よく見ると自分が持っているこの日本盤はアルファレコードから出ていたと改めて知り、ほとんどよく聴いていないアルバムだったので、今回聴いてみました。

 

Paice Ashton Lordは、上記3人以外にBernie Marsden、Paul Martinezで活動し、1977年にアルバム『Malice In Wonderland』を発表しましたが、数回ライヴしただけで解散してしまいました。

その割には、ライヴ音源である本作もそうだけど、何と映像も残っており、そういった意味では貴重な音源ではありますね。

 

なんといっても、Deep Purpleの元メンバーであるJon LordとIan Paiceと、後にWhitesnakeに参加するBernie Marsdenのいるという事で(LordとPaiceのその後遅れる事Whitesnakeに参加)、いやがうえにもハード・ロック的な楽曲への期待が高まりますが、いざ蓋を開けると、女性コーラスやブラスセクションも加えた、ソウルやファンク調の楽曲。

ブルーズ調の「Stearoller」でBernie Marsdenがリードヴォーカルを務める以外は、渋いAshtonがリードヴォーカル務め、Bernieがサポートのヴォーカルに回るというスタイルを取っており、シャウトもなくよく言えば実に渋い、悪く言えば地味に尽きる。

 

Purpleの後だけに、あまりの落差に、特定のファンならともかく、多くのファンの期待に応えられなかったんだろうね。

 

Bernieはギター、ヴォーカル共に瑞々しい活躍を見せるけれども、Ashtonのヴォーカルがちょっと気負いすぎかな。

 

個人的なお薦め曲は、バラード調の「I'm Gonna Stop Drinkin'」かな。

 

 

ペイス・アシュトン・ロード
アルファレコード
【ディスク1】
  1. ア・ゴースト・ストーリー
  2. オン・ザ・ロード・アゲイン
  3. シラス・アンド・ジュローム
  4. アラベラ
  5. ザ・バラッド・オブ・ミスター・ギヴァー
  6. アイム・ゴナ・ストップ・ドリンキン
  7. スティームローラー
  8. リメンバー・ザ・グッド・タイムス
  9. スニーキー・プライヴェイト・リー

Macchi * 70年代ブリティッシュハードロック * 21:18 * comments(0) * - * pookmark

One/Mike Della Bella Project(2019)

JUGEMテーマ:音楽

 

年明け1月も既に半ばに差し掛かろうとしていますが、新年最初の記事です。

 

僕の年末年始の休みは、どこに行く事もなく、何もやらずにあっという間に9日間が過ぎるという、他の人から見たら最高につまらない休みを過ごしましたが、1年の中でこの年末年始の休みが、僕は一番好きですね。

どうせだったらずーっと年末で年明けしなければいいのにと、アホな事を思ってしまいます。

 

で、6日から仕事始めだったのですが、正月ボケもする暇もなく、月末月初が休みだった事によるツケの為、早速連日夜の8時過ぎまで激務で、年末年始の9日間の休みよりも長く感じる、しんどい5日間でした。

また、11日から3連休ですが、2月の月初まではキツイ仕事の毎日だな…。

 

さて、新年最初の通勤帰宅BGMですが、タワレコからたまたま送られてきたメールのウェストコースト云々という宣伝文句につられて、昨年末の仕事納めの帰りにタワレコ横浜で購入した、Mike Della Bella Projectの『One』というアルバムです。

 

このMike Della Bella Projectは、Mike Della Bellaというイタリアの音楽家による企画もの(?)で、今回聴いた『One』は、TOTOをはじめとするウェストコースト系AORサウンドを展開する内容だそうですが…、アルバムジャケットもこれまたシティポップ調で、非常に興味をそそられます。

 

このMike Della Bellaという人、色々なアメリカン・ロックから影響を受けているようだけれども、特にTOTOからの影響は強いようで、「Challenge The Sky」なんか聴いているとそんな感じも分かる様な気がする。

「A 1000 Ways To Say I Love You」なんかは、David Foster辺りからの影響かな。

「Turn You On」辺りは、Journeyからの影響ですかね。

冒頭の「Hot Stuff」もそうだけど、1980年代から1990年代前半にかけての、AOR系ポップ・ロックへの憧憬が滲み出ていますね。

サウンドは違うけど、音楽の趣旨から考えれば、日本の流線形的な存在かな。

 

ウェストコースト系とはいうものの、2曲目「I Won't Follow」は、出だしこそ「Hot Stuff」の流れを引き継いでいますが、中盤からは何となくBostonのような感じ。

まあBostonも、デヴュー時はEaglesのようなウェストコースト・サウンドっぽいと評されていたので、これも確かにウェストコースト系といえばそうなのかなと。

 

3曲目「Time」なんかは、速弾きのギターソロを聴いていると、何となく日本のEvery Little Thing辺りを思い浮かべてしまったが、Every Little Thingも、以前Jay Graydon他Airplayや、Chicagoのメンバーを起用した企画もののアルバムを出していたしね。

もしかして、このMike Della Bellaという人、Every Little Thingも聴いていたりして(んなわけないか)。

 

音楽自体は新味はないものの、安心して聴けるサウンドですね。

 

ただ、ちょっと単調で、アルバムを通して聴いていくうちに、個人的にはちょっと飽きてきてしまうかな。

 

あと、僕はウェストコースト系という文句に釣られて買いましたが、1970年代のEaglesをはじめとしたウェストコースト・サウンドとは違うので、そういうサウンドを期待する人は気を付けた方がいいかもしれません(ウェストコースト系というと、そっちを思い浮かべてしまう人もいると思うので)。

メロディアス・ハード系も含めた、AOR系サウンドですね。

 

 

マイク・デラ・ベラ・プロジェクト
Pヴァイン・レコード
【ディスク1】
  1. HOT STUFF
  2. I WON’T FOLLOW
  3. TIME
  4. CHALLENGE THE SKY
  5. A 1000 WAYS TO SAY I LOVE YOU
  6. TURN YOU ON
  7. FLYING (ボーナス・トラック)
  8. UNTIL A BETTER DAY
  9. IT’S JUST DESIRE
  10. DEMANDING LIFE
  11. SHE’S A DREAM
  12. UNCHAIN MY LIFE
  13. UNTIL FOREVER’S GONE (ボーナス・トラック)

Macchi * AOR * 14:14 * comments(0) * - * pookmark

2019年を振り返って

JUGEMテーマ:日記・一般

 

年末も年末、12月31日とは思えないような、あり得ない陽気のここ関東地方(横浜)ですが、今年の冬は本当に暖かいですね。

 

1年が経つのも本当に早いもので、とうとう2019年も今日が最終日です。

年々世相も仕事も、そして自然環境も、全てが節目だとか、季節感というものが感じられず、いつもの日常と変わりがないように感じられる今日この頃ですが、12月31日という事で、今年を振り返ってみます。

 

個人的には、2019年は目標だった資格を取る事に成功し、いいスタートダッシュは切れたのですが、仕事自体は何となく負担も増え、休暇も1日も取れず、最後の方は消化不良のような感じが残りました。

年が変わっても、そのような状況は変わる様な感じもないので、どうにかしなければなという感じです。

 

例年なら1年間聴いてきた通勤帰宅BGMのおさらいをするのですが、今年はちょっと趣向を変えて、昨今の音楽事情について書きます。

 

ここ数年言われている事ですが、昨今の音楽情勢として、CDが売れずストリーミングなどの音楽が活況を呈していますが、そういう現状を反映しているのか、自分の周りのTSUTAYAの店舗がどんどん閉店しているような気がします。

 

正直、自分もTSUTAYAの店舗の会員になっていても、映画のようなDVDを返却期限までに観る時間はないですし、また音楽の方も、店舗にはメジャーなJポップの品揃えはともかく、自分のようなちょっと音楽にこだわりたい人間には、借りたいCDが置いていないのが現状で、店舗がなくなっても特に影響はないのですが、やっぱりネット配信の音楽や映画が活況を呈している状況では、TSUTAYAのようなレンタル屋は厳しいのかなと思います。

 

とはいうものの、音楽なんかは、曲だけでなく、アルバムやアルバムジャケットを楽しみたい自分にとって、ネット配信の音楽はあまり好ましいものではないのですが、店舗はともかくディスカスの方は結構使えるかなと思っています。

自分のような人間にとって、音楽ムック本を読むと、あれもこれも聴きたい音楽(アルバム)ばかりなのですが、その聴きたいアルバムを全て買うのもお金がいくらあっても足りませんし、全てが全て自分にとって当たりの音楽ばかりではありません。また、レコード屋や中古屋に行っても、全ての音楽が揃っているわけではないですし、そこでディスカスで色々探してみたのですが、結構色々なアルバムがありますね。

 

The John Hall Bandやブレッド&バター、松原みき、クロニクル、桐ケ谷仁など、ムック本に載っている名盤なんかを見つけました。レコ屋で探し当てて買う前にお試しで借りるのもいいかもしれません。

これから、色々発掘してみたいと思います。

 

それでは良いお年を。

 

 

 

Macchi * その他 * 17:38 * comments(0) * - * pookmark

Careless/Stephen Bishop(1976)

JUGEMテーマ:音楽

 

2019年の仕事も昨日終わりました。

最後の最後までバタバタしていましたが、まあやらなければいけない事はとりあえずそれなりに出来たかな。でも年明けから、またバタバタなんだろうけど。

今年は1度も有休取れなかったな…。あ〜、のんびりと釣りに行きたい。寒いから、今はちょっとだけど。

 

それにしても今年の年末は、所属部署でも会社でも一度も忘年会がありませんでした。

昨今は、職場での忘年会そのものを敬遠する、或いは忘年会自体がアウトの情勢ですが、まあ、アルコールの強要やパワハラ、セクハラはもちろん問題ですが、自分が特に親しくない人や、他の所属部署の人との交流も必要だと思うんですけどね。

個人的には、他の人全員にも大いに関係のある、年末の大仕事を一つ片付けた後だけに、せめて職場での忘年会で、その労をねぎらって欲しいなと思うんですけどね。本当に日本の税制は嫌な税制だなと思います。

 

さて、2019年最後の通勤帰宅BGMは、Stephen Bishopのデヴューアルバム『Careless』を聴きました。

AORの代表曲でもある「On And On」が冒頭に収録されており、「On And On」はともかく、Airplayに代表されるようなカチッとしたシティポップサウンドが展開されるのかなと思っていましたが…。

Jay Graydon、Eric Claptonが参加した「Sinking In An Ocean Of Tears」や、Russ Kunkel、Chaka Khan、そしてやはりClaptonが参加したヒット曲「Save It For A Rainy Day」は確かにそんな楽曲なのですが、意外にもアコースティックギターをベースにした楽曲を中心にしたアルバムでしたね。

 

「On And On」はそのユルさが特徴的な楽曲ですが、他の曲は、都会に住む人の孤独感や、やるせなさみたいな雰囲気を感じさせる曲が多いですね。

特に個人的に一押しは、Art Garfunkelがバックヴォーカルに参加したアルバムタイトル曲の「Careless」で、他に「Never Letting Go」、それに「Madge」もいいですね。

 

他にAndrew Gold、Jim Gordon、Larry Knechtel、Lear Kunkel等ウェストコースト・ロックのミュージシャンが参加しています。

 

こんなバタバタとした、また街の喧騒が溢れる時期だからこそ聴きたい、落ち着いて聴ける作品です。

 

 

スティーヴン・ビショップ
USMジャパン
【ディスク1】
  1. オン・アンド・オン
  2. ネヴァー・レッティング・ゴー
  3. ケアレス
  4. オーシャン・オブ・ティアーズ
  5. マッジ
  6. エヴリ・ミニット
  7. リトル・イタリー
  8. ワン・モア・ナイト
  9. ギター・インタールード
  10. 雨の日の恋
  11. ロックン・ロール・スレイヴ
  12. ザ・セイム・オールド・ティアーズ・オン・ア・ニュー・バックグラウンド


Macchi * AOR * 21:53 * comments(0) * - * pookmark

Hall Of The Mountain Grill/Hawkwind(1974)

JUGEMテーマ:音楽

 

あ〜、もう今年もあと1週間で仕事が終わりか…。

12月の大仕事の一つがようやく終わりましたが、まだまだやる事満載で、全然のんびり出来ません。

 

Hawkwindのスタジオ録音4作目『Hall Of The Mountain Grill』を聴きました。

Hawkwindのアルバムを聴くのは初めてです。

 

Hawkwindというと、後にMotorheadを結成するLemmy Kilmisterも参加していたバンドというのは知っていたのですが、英国ハード・ロックの領域でも、プログレッシヴ・ロックの領域でも紹介されるバンドで、しかも英国サイケの世界でも有名なので、一体どんな音楽なのだろうと思っていましたが…。

 

初めて耳にして、プログレはともかく、どこがハード・ロック、サイケなのだろうと思ってしまいましたが、どうやら本作以前のアルバムではそのような世界観が炸裂していたらしく、本作はプログレ調へと音楽性を変えていった作品だったみたいですね。

特に新加入のSimon Houseのヴァイオリンをフィーチャーした「Wind Of Change」なんかは、シンフォニックで抒情的な正しくプログレともいうべき曲。

ピアノをフィーチャーしたアルバムタイトル曲「Hall Of The Mountain Grill」もプログレらしさが出た楽曲ですね。

 

ただ、プログレ的とはいっても、シンフォニックでクラシカルな曲は「Wind Of Change」くらいで、個人的には曲単位よりもアルバムの曲展開で勝負するというか、コンセプト・アルバム的な感じという意味でプログレ的と感じました。

 

よく聴いていくとサイケっぽさを感じるのですが、スペーシーな世界観が強いなかに、ちょっと不思議な感覚を感じさせ、そこがサイケっぽいかな。

「D-Rider」なんかはそんなサイケっぽさが上手く表現された楽曲です。

 

カントリーっぽい「Web Weaver」や、アルバム中で一番へヴィなロックをしている「Lost Johnny」も収録されているなど、楽曲のバリエーションも富んでいます。

 

アルバムはメロトロンを使った少し緊張感のある「Paradox」で締め、大団円を迎えます。

 

聴き応えのある1枚ですね。

 

 

ホークウインド
EMIミュージックジャパン
【ディスク1】
  1. ザ・サイケデリック・ウォーローズ
  2. ウインド・オブ・チェンジ
  3. D-ライダー
  4. ウェブ・ウィーヴァー
  5. ユード・ベター・ビリーヴ・イット
  6. ホール・オブ・ザ・マウンテン・グリル
  7. ロスト・ジョニー
  8. ゴート・ウィロー
  9. パラドックス
  10. ユード・ベター・ビリーヴ・イット (シングル・ヴァージョン・エディット)
  11. ザ・サイケデリック・ウォーローズ (シングル・ヴァージョン)
  12. パラドックス (リミックス・シングル・エディット)
  13. イッツ・ソー・イージー

Macchi * プログレッシヴ・ロック * 00:46 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

蒼空の一滴/野田幹子(1989)

JUGEMテーマ:音楽

 

前回の記事では書きませんでしたが、中曽根元総理が亡くなりましたね。

総理大臣現職時には、日米同盟などを巡って批判も多い方でもありましたが、後年は戦争を体験した世代として最近の政治へ警鐘を鳴らす事もあったかと思います。

どん底と繁栄を極めた昭和という時代を駆け抜けた人でした。

当たり前だといえば当たり前ですが、昭和はますます遠くになりにけりという感じですね…。

 

ちょっと時期はずれますが、まだ日本が繁栄に湧いていた頃のアルバムを聴きました。

野田幹子の3枚目『蒼空の一滴』です。

 

ちょうどクリスマス・シーズン到来ですが、冒頭は「渚のクリスマス」というクリスマス・ソング。

といっても、「渚の」と付く通り、音楽はカリプソ・サウンド調の南半球的クリスマス・ソングです。

クリスマス・ソングというなら、どちらかというと次の卒業ソング「SchoolDays」の方が、その雰囲気が出ているかな。

 

センチメンタルな曲が続いた後、元気印100%級の楽曲「インディ・ジョーンズ」が登場。

アルバム中で個人的に一番のお気に入りナンバーですが、ちょうど映画の『インディ・ジョーンズ』シリーズの3作目も同じ年に公開されたし、当時話題の映画シリーズでしたから、こんな曲も作られたのでしょうか?

 

「インディ・ジョーンズ」の後は、アルバムも後半戦に突入し、メキシカンなガット・ギターをフィーチャーした「いつか見た映画」からスタート。ここからグッとラテン色が強くなってきます。

マンドリンが加わった「Boy Friend」、フラメンコ調のバイオリンとアコースティックギターが印象的な「Winter Swimmer」と展開されます。

「冷たい風、暖かい風」は、メキシコからさらに南米アンデスあたりまで南下したような楽曲。

 

アルバムの最後の方は、「コート・ダジュール-空と海が抱きあうように-」で調子を取り戻し、アルバムタイトル曲とともにアルバムを締めます。

 

鈴木慶一をはじめとしてムーンライダーズのメンバーが全員参加。他に渚十吾が楽曲提供をしたり、駒沢裕城が収録に参加しています。

 

(収録曲)

1.渚のクリスマス
2.School Days
3.揺れる−I Miss You−
4.Cotton Field
5.インディ・ジョーンズ
6.いつか見た映画
7.Boy Friend
8.Winter Swimmer
9.ひだまり−Gentle & Warm−
10.冷たい風、暖かい風
11.コート・ダジュール−空と海が抱きあうように−
12.蒼空の一滴(instrumental)
Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 18:47 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

From The Beginning/Small Faces(1967)

JUGEMテーマ:音楽

 

Small Facesの『From The Beginning』を聴きました。

 

本作は、デヴュー時のレコード会社であるDeccaが、Immediateに移籍したバンドに対する報復の形で未発表トラックやシングルを収録した急いで発表したいわくつきのアルバムです。

 

実をいうと、Small Facesのアルバムを聴くのは初めてなのですが、1960年代ブリティッシュ・ロックの代表的バンドながらも、他のブリティッシュ・ビートもバンドともちょっと違い、ヴォーカル主体でよく歌うし、メロウな面もあるし、黒人音楽やアメリカン・ロックへの憧れをひしひしと感じさせるアルバムですね。

 

アルバムは、Del Shannonのカヴァー「Runaway」よりスタート。

ヒットシングル「Sha-La-La-La-Lee」のような他人が作った曲も収録していますが、やはり興味深いのはSteve MarriottとRonnie Laneによる曲群。

メロウなポップ・ソング「My Mind's Eye」から、サイケ調の「Yesterday, Today And Tomorrow」や「That Man」、Marriottの熱くソウルフルなヴォーカルが映えるR&B調の「My Way Of Giving」やブルージーな「Plum Nellie」など多彩です。

 

特にアルバムを聴き進めていくごとに、ソウルフルなフィーリングに溢れていき、Marriottが後にバンドを離れ、Humble Pieに加わるのも納得ですね。

 

 

スモール・フェイセス
ユニバーサル インターナショナル
【ディスク1】
  1. 悲しき街角
  2. マイ・マインズ・アイ
  3. イエスタデイ、トゥデイ・アンド・トゥモロウ
  4. ザット・マン
  5. マイ・ウェイ・オブ・ギヴィング
  6. ヘイ・ガール
  7. テル・ミー・ハヴ・ユー・エヴァー・シーン・ミー
  8. テイク・ディス・ハート・オフ・ミー
  9. オール・オア・ナッシング
  10. ベイビー・ドント・ユー・ドゥ・イット
  11. プラム・ネリー
  12. シャ・ラ・ラ・ラ・リー
  13. リアリー・ゴット・ホールド・オン・ミー
  14. ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・アバウト・イット
  15. マイ・マインズ・アイ (フレンチ・EP・ヴァージョン) (エクストラ・トラックス)
  16. ヘイ・ガール (フレンチ・EP・ヴァージョン) (エクストラ・トラックス)
  17. テイク・ディス・ハート・オフ・ミー (ディファレント・ヴァージョン) (エクストラ・トラックス)
  18. ベイビー・ドント・ユー・ドゥ・イット (ディファレント・ヴァージョン) (エクストラ・トラックス)
  19. ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・アバウト・イット (BBC・セッション・レコーディング) (エクストラ・トラックス)

Macchi * 60年代ブリティッシュロック * 19:08 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

C'mon And Join Us !/Alzo & Udine(1968)

JUGEMテーマ:音楽

 

Alzo Fronteの唯一のアルバムについては、2012年12月9日に記事にしましたが、今回は、そのAlzoがUdineというパーカッショニストとデュオを組んだ時の唯一作を聴きました。

 

今回聴いた『C'mon And Join Us !』を初めて耳にして、AlzoもUdineもとにかくヴォーカルのキーが終始高い事に驚きました。

Alzoの唯一作がどんな感じだったかもう忘れてしまったので、その時の記事を読み直しましたが、やはりハイトーン・ヴォイスだったとの事。

 

Alzoの唯一作は、多彩な音楽センスがミックスされたSSW調の作品だったとの事ですが、今回聴いた作品は、ハイトーンのツインヴォーカルに、アコースティックベースながらテンポのいい楽曲は、フォークというより黒人ミュージシャンを思わせるようなソウル・フィーリング溢れる作品ですね。

 

全ての曲がソウル・フィーリング溢れた曲ばかりではなく、メロウなバラード「Want Your Love」や、カントリー調の「Drag Of A Bag」が、Alzoの作品だという事を考えると、ソウルっぽさはUdineがもたらしているのかもしれませんね。

 

個人的には、フォーキーな好曲「This Room」が好きなのだけれども、このアルバムを特徴づけているのは、やはり冒頭「Something Going」から「I Can't Believe It」までのソウル・フィーリング溢れる楽曲なのだけれども、どの曲も同じ歌詞を何度も連呼する曲で、ちょっと単調なのが飽きてしまうかな…。

 

 

アルゾ&ユーディーン
ユニバーサル ミュージック
【ディスク1】
  1. サムシング・ゴーイング
  2. ヘイ・ヘイ・ヘイ・シーズ・OK
  3. レイン
  4. アイ・キャント・ビリーヴ・イット
  5. ウォント・ユア・ラヴ
  6. ドラッグ・オブ・ア・バッグ
  7. リード・ユー・ダウン・ザット・ロード
  8. ディス・ルーム
  9. ユーヴ・ガット・ミー・ゴーイング
  10. デファイン
  11. スピーチ
  12. カモン・アンド・ジョイン・アス
  13. ホット・タイム・イン・ザ・シティー (ボーナス・トラック)
  14. オール・オブ・マイ・ラヴィン (ボーナス・トラック)

Macchi * ソフトロック * 23:40 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Stray Dog/Stray Dog(1973)

JUGEMテーマ:音楽

 

ELPのManticore Recordsからデヴューした事で、ブリティッシュ・ハード・ロックのカテゴリーで紹介されますが、メンバー3人中、ドラマーがイギリス人ではあるものの、元々はテキサス出身のガチガチのアメリカン・ハード・ロック・バンドです。

まあ、ギタリストのSnuffy Waldenは、Freeの『Heartbreaker』収録に関わっていたり、ブリティッシュ・ロックと浅からぬ関係があるんですけどね。

 

今回聴いたのは、そのStray Dogのデヴュー・アルバムです。

 

ちなみにELPとの関係が話題になりますが、アルバム冒頭「Tramp (How It Is)」のイントロこそシンフォニックな感じですが、別にプログレっぽさはなく、アルバム全編にわたってブルーズ・ベースのハード・ロックを展開しています。

 

音もブリティッシュ・ロックっぽさをよく指摘されるけれども、ヴォーカルも兼ねるSnuffyはよく歌うし、いい意味でキャッチーな部分はアメリカン・ロックらしさが出ています。

 

アコースティック調のバラード「A Letter」辺りを聴いていると、ちょっとサイケ感もあるかな。

 

ヘロヘロ感のあるヴォーカルとまとわりつくギターに、女性バックコーラスが絡んできたりと、基調はブルーズだけど、コテコテのブルーズ調の曲は「Crazy」ぐらい。

とにかくSnuffyのヴォーカルがエロく、個人的にはファンク調の「Speak Of The Devil」が、アルバム中で一番お気に入りです。

 

 

ストレイ・ドッグ
ビクターエンタテインメント
【ディスク1】
  1. 放浪者
  2. クレイジー
  3. レター
  4. シボレー
  5. 悪魔の演説
  6. 奴隷
  7. ロッキー・マウンテン

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 23:25 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Linda Ronstadt, Stone Poneys And Friends Vol./The Stone Poneys(1968)

JUGEMテーマ:音楽

 

桜を見る会ね。

誰を呼んだかとか、法令違反だとかもちろん大事だけど、一般人の感覚からして、予算に対して毎年うなぎ上りの予算オーバーしている事自体が、普通の会社だったら完全にアウトだと思うんだけど。

それで、今年の実績に合わせて、来年の予算を例年の予算をはるかにオーバーした今年の実績額並みに要求するなんて、どういう神経しているんだって感じ。

全く予実管理が出来ていなんだな。政治家と役所って。

 

と世間話をひとしきりに書いたところで、The Stone Poneysの3枚目のアルバムです。

といっても、Bobby KimmelもKenny Edwardsもグループを脱退して、Linda Ronstadtしか残っていないんですけどね。実質的なソロデヴュースタートとも言えます。

 

冒頭の2曲、「Fragments」と「By The Fruit Of Their Labor」、それに4曲目の「Star And A Stone」はフォーキーな楽曲で、どれもLinda自身をかなり抑えた感じで美しいソフトロック調。

「By The Fruit Of Their Labor」と「Star And A Stone」は、KimmelとEdwardsの共作曲。個人的にはこの2曲がアルバム中で好きですね。


「Hobo」、「Aren't You The One」、「Wings」と、Tim Buckleyの楽曲を3曲取り上げていますが、これらの曲はしっかりと自身の存在を主張した、後のLindaを思わせる曲で、カントリーロック調の「(Up To My Neck In)High Muddy Water」とMike Nesmith作「Some Of Shellys Blues」は、もう完全にLinda節。

 

グループ分解アルバムだし、過渡期のアルバムなのであまり評価は良くないですが、1曲1曲は粒ぞろいのアルバムだと思います。

 

 

 

リンダ・ロンシュタット
ユニバーサル ミュージック
【ディスク1】
  1. ラヴ・イズ・ア・チャイルド
  2. バイ・ザ・フルーツ・オブ・ゼア・レイバー
  3. 流れ者
  4. スター・アンド・ア・ストーン
  5. レッツ・ゲット・トゥゲザー
  6. 泥水に首まで
  7. アーント・ユー・ザ・ワン
  8. ウィングス
  9. サム・オブ・シェリーズ・ブルース
  10. ストーニー・エンド

Macchi * 60年代西海岸ロック * 23:56 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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