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Eagles/Eagles(1971)

JUGEMテーマ:音楽

仕事で緊急事態発生。状況をうまく乗り切る為にも、ここは聴き慣れたものがいいかなと。
2014年第8週の通勤BGMは、Eaglesのデヴューアルバム『Eagles』を聴きました。

Eaglesは、言わずもがな1976年に名曲「Hotel California」を大ヒットさせた、アメリカン・ロックを代表するバンドの一つですが、その結成は1971年。
当時、Linda Ronstadtのバックバンドのメンバーの一員だったGlenn Frey、Don Henley、Bernie Leadon、Randy Meisnerの4人によって結成されました(といっても、4人が同時期にバックバンドのメンバーだった事はありません)。
Bernie Leadon、Randy Meisnerは、それぞれThe Flying Burrito BrothersやThe Stone Canyon Bandといったヒット曲を放ったバンドの元メンバーであった反面、Glenn Frey、Don Henleyは、それぞれバンド、グループデヴューをするものの、泣かず飛ばずの苦い経験を持つ過去があるという、言わば成功者と失敗者という組み合わせのバンド編成でした。
このメンバーの組み合わせを見ると、普通なら成功者のLeadonやMeisnerが、バンドの主導権を取っていく体制を連想しますが、メンバーそれぞれが楽曲を提供し、それぞれがリードヴォーカルを執り、他のメンバーはバックコーラスに回るというスタイルは、Crosby,Stills & Nashから引く継ぐ民主的なバンドスタイルを取っています(実際には、デヴュー当初からバンド内はピリピリとした人間関係だったようですが…)。

その民主的なバランスのとれた雰囲気を最も体現しているのが、今回聴いたデヴューアルバムでしょう。

アルバム冒頭の曲は、Jackson BrowneとFreyが共作したカントリー・ロックの名曲「Take It Easy」。
Leadonが弾くテレキャスターやバンジョーの颯爽とした演奏に乗せて、Freyがリードヴォーカルを執り、「気楽にやっていこうぜ」と歌うこの曲は、何か新しいスタートを感じさせてくれます。息が合ったバックコーラスも新鮮な雰囲気を醸し出しています。
Eaglesは、デヴュー当初はカントリー・ロック・バンドとしての評価が高いバンドです。
それは、LeadonやMeisnerをはじめとして、メンバーそれぞれがカントリー・ロック・バンドのメンバーだった事と、このアルバムやセカンドアルバムをプロデュースしたGlyn Johnsが、バンドをコーラスワークの取れるカントリー・ロックバンドとして位置付けていた等の理由から来ているのですが、今回聴いたデヴューアルバムには、上記の「Take It Easy」をはじめとして、カントリー・ロックの曲が他にもいくつか収録されています。
LeadonがDillard & Clark時代にGene Clarkと共作した6曲目「Train Leaves Here This Morning」や、レイドバック感漂うJack Tempchin作の「Peaceful Easy Feeling」などがそれですが、他のメンバーの技量もさることながら、さすがバンジョーやストリングベンダーの付いたテレキャスターを弾きこなす名手Leadonの力量により、カントリー・ロック・バンドとしての存在感をいっそう高めています。

一方、バンドは自分達がカントリー・ロック・バンドとして見られる事を嫌がっており、ロックンロール・バンドだと主張していました。
このアルバムには、カントリー・ロック曲が収録される一方で、ハード、へヴィな曲を指向するバンドの一面も見受けられます。
そんなバンドの側面が表れているのが、HenleyとLeadonの共作による2曲目「Witchy Woman」や、Frey作の3曲目「Chug All Night」、Meisner作の10曲目「Tryin'」です。
Linda Ronstadtの事を歌ったといわれる「Witchy Woman」は、Eaglesの曲の中でもかなりのへヴィ・チューンで、ミステリアスな曲です。
「Chug All Night」はハード・ナンバーで、青筋を立てながらシャウトするFreyの姿が浮かぶようです。
「Tryin'」は、ガレージ感漂うハード・ナンバーです。
Eaglesは、徐々にロック色を強めていきますが、後期Eaglesがカッチリとした手堅いハードな演奏を特徴としていたのに比べると、初期Eaglesは、ラフで悪く言えば雑で乱暴なハード感が特徴で、人の好みにもよりますが、ガレージ感の強さという点では、むしろ初期の方が後期よりもハード感が強かったともいえるかもしれません。
今回聴いたファーストアルバムは、とにかくカントリー・ロックの名盤として名高いアルバムですが、こういったハードEaglesの側面も見逃せない部分でもあります。

ソフト、ハード、コーラスワークなど全ての面において均衡の取れたこのアルバムは、デヴュー盤にもかかわらず22位を記録。「Take It Easy」の9位をはじめとして、シングルもヒットを記録し、ラッキーなスタートを飾りました。

Eagles
Elektra / Wea
【ディスク1】
  1. Take It Easy
  2. Witchy Woman
  3. Chug All Night
  4. Most Of Us Are Sad
  5. Nightingale
  6. Train Leaves Here This Morning
  7. Take The Devil
  8. Earlybird
  9. Peaceful Easy Feeling
  10. Tryin'

Macchi * 70年代西海岸ロック * 22:26 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

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