Macchiが通勤BGMとして聴いたアルバム、休日に観た映画、休日の海のボート釣り
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2007年12月1日より
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Road To Forever/Don Felder(2012)
JUGEMテーマ:音楽

2012年第45週の帰宅BGMは、Don Felder29年振りのソロアルバム『Road To Forever』を聴きました。
Glenn Frey、Joe Walshに続き、本年3人目のEagle達のソロアルバムです。

Don Felderの事については、彼がEaglesを解雇された件について、Eaglesのライヴやアルバム、それに彼が書いた暴露本の記事でも都度触れてきましたが、改めて彼の経歴を、彼がEaglesに参加したあたりから書きます。
Felderは、Eaglesが1974年に発表したサードアルバム『On The Border』の録音に参加し、そのままバンドに加入しますが、Eaglesは『Hotel California』という代表作を発表するも1982年に解散してしまいます。
その後Eaglesは1994年に再結成し、Felderは再結成Eaglesに参加したものの、2000年にバンドから「バンドに貢献していない」という理由で解雇され、バンドに対して解雇の撤回と、報酬配分の見直しを求めて訴訟を起こします。それも2006年に示談が成立していますが、結局Felderはバンドに戻っていません。

Eaglesを、カントリーロックバンドからロックバンドへと転向させた功績を持つ、実力のあるギタリストであり、名作「Hotel California」の作者でもあるFelderですが、82年のバンド解散後の動向についてはいまひとつで、83年にソロアルバム『Airborne』を発表したものの、以降はアルバム等は発表してきませんでした。
またEagles時代は、(まあEagles絡みという事情もあるのですが)他のアーティストのアルバムのレコーディングに時折参加していたのですが、バンド解散後はそれも段々音沙汰がなくなってきて、久し振りに名前を見たのが通勤BGMで書いたRobin Zanderのソロアルバムだったというわけです。
再結成Egales参加後は、再び他のアーティストの録音に精力的に参加していたようですが、自身の事となると、バンド解雇後、音楽活動は続けていたようですが、ソロ作の噂を聞きつつも、なかなか発表される気配がないので、少々諦めかけていたところに新作の朗報でした。

僕は、日本経済新聞の夕刊に掲載されていたアルバムレヴューで、このアルバムの事を知ったのですが、初めてジャケット写真を見た時、少々とまどいましたね。
彼も60を過ぎた人物なので、いい意味で枯れた味わいのジャケットなのかなと思いましたが、まるでビーチを舞台にしたドラマや映画のDVDのジャケットみたいで、妙に脂ぎっています(苦笑)。
肝心の中身の音楽はどうなのかというと…、これまたいい意味で脂ぎっていますねぇ(苦笑)。

冒頭を飾る「Fall From The Grace Of Love」は、ハードなスライドギターと、対照的にのどかなペダルスティールの音色が耳に残るナンバーですが、David CrosbyとStephen Stills、それにGraham NashとCS&N全員が、バックヴォーカルで参加して、コーラスで彩りを加えています。
2曲目「Girls In Black」は、ブルージーなナンバー。冒頭のギターのリフやギターソロ、それにスライドギターは、いかにもギタリストらしい1曲ですね。いいナンバーです。
3曲目は「Wash Away」。再結成EaglesのライヴやWhitesnakeに参加し、最近ではFelderと行動を共にしているTimothy Druryと、StyxのTommy Shawと共に作ったハードポップナンバー。Tommy Shawという名前が意外な感じですが、バックヴォーカルにはTommy Shawも参加しています。
4曲目「I Believe In You」は、バラードナンバー。曲の感じやコーラスの付け方がTimothy B. Schmitっぽいですね。
5曲目「You Don't Have Me」は、ハードロックナンバー。最初のソロアルバム『Airborne』辺りで出てきそうな曲ですが、冒頭のハスキーなFelderのヴォーカルが、ちょっとDon Henleyに似ていて、意外に再結成Eaglesで演奏していても似合いそうな曲ですね。やはりギタリストである彼の長所が出たナンバーですね。
6曲目「Money」は、スライドギターをフィーチャーした、シビアな歌詞のナンバーです。

7曲目は「Someday」。ストリングスも加えたバラードナンバーで、この曲でベースを弾いているのは、Randy Jackson。
8曲目「Heal Me」は、「Wash Away」でも名前の出たTommy Shawとの共作ポップナンバー。後半部分は、アフリカンミュージック調になります。この曲でもTommy Shawはバックヴォーカルで参加しています。
9曲目「Over You」は、アコースティックなカントリーロックナンバー。絶妙なコーラスワークが味わえる曲ですが、この曲にこそCS&Nの3人を持ってきても良かったかも。
10曲目「Road To Forever」は、アルバムタイトル曲。ギターにTOTOのSteve Lukatherが参加。イントロのアコースティックギターや、やはりTimothy B. Schmitっぽいコーラスを交えた歌い出しからバラードナンバーなのかなと思いましたが、ハードなギターを加えたポップナンバーへと展開するドラマチックな曲。
11曲目「Life's Lullaby」も、「Someday」同様ストリングスを加えたバラード。
最後の曲は「Give My Life」。ハードなギターやスライドギターをバックにした明るいロックナンバーです。

上で書いたミュージシャンの他にも、TOTOのDavid PaichやSteve Porcaro、Leland Sklarもレコーディングに参加し、豪華なゲストにも惹かれますね。

収録曲は、ギタリストFelderというカラーが前面に出た、どちらかというとハードなサウンドが目立ちますね。ただ、特に真新しい何かがあるわけではなく、彼のソロアルバムであったり、Eaglesであったり、どこかで聴いたような感じがあり、特別傑作というわけでもないし、全くの駄作というわけでもありません。
個人的には、こういうアルバムを80年代や90年代にやっていれば良かったのになぁと惜しまれます(そういう意味で、原点回帰的なアルバムではなく、80年代、90年代サウンドで、年齢や時代を考えると遅すぎた感がありますが、いい意味で脂ぎっていたのには驚いた)。
まあ、29年振りですし、彼の色々な事情を考えれば良かったほうかなと思います。

次はいつになるのか分かりませんが、ギタリストとしてブルーズやカントリーに特化した、いい意味で枯れた味わいのあるアルバムを作って欲しいものです。

評価:
ドン・フェルダー
日本コロムビア
【ディスク1】
  1. フォール・フロム・ザ・グレイス・オブ・ラヴ
  2. ガールズ・イン・ブラック
  3. ウォッシュ・アウェイ
  4. アイ・ビリーヴ・イン・ユー
  5. ユー・ドント・ハヴ・ミー
  6. マネー
  7. サムデイ
  8. ヒール・ミー
  9. オーヴァー・ユー
  10. ロード・トゥ・フォーエヴァー
  11. ライフズ・ララバイ
  12. ギヴ・マイ・ライフ
  13. サザン・バウンド <ボーナス・トラック>
  14. キャント・ストップ・ナウ <ボーナス・トラック>



2012.11.10 Saturday 16:11
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2017.05.28 Sunday 16:11
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