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L. A. Getaway/L. A. Getaway(1971)

JUGEMテーマ:音楽

2012年第27週の帰宅BGMは、『L. A. Getaway』。

L. A. Getawayは、Joel Scott Hillを中心に、Johny Barbata(The Turtles)、Chris Ethridge(The Flying Burrito Brothers)の3人で結成されたプロジェクトで、この唯一のアルバムは、LAスワンプの傑作アルバムです。
と同時に、世の中には錚々たる有名ミュージシャンが録音に参加しているにもかかわらず、アルバムクレジットには表立って大きく書かれない、当ブログみたいな音楽レヴュー泣かせのアルバムが時々ありますが、このアルバムもそんなアルバムの一つかなという感もあります。

冒頭のBo Diddleyの代表曲のカヴァー「Bring It To Jerome」で、最初からノックアウトされます。
Joel Scott Hillの渋く熱いヴォーカルに、ブルージーなギターとブルースハープ。そして、縦横無尽に駆け巡るピアノ。ギターはHillですが、ハープはJohn Sebastianで、ピアノはDr. Johnだそうです。
L. A.産とは想像も出来ないような、黒っぽいサウンドに脱帽です。
Chuck Berryのカヴァー「The Promised Land」や、「Big City」でも、炎のようなロックンロールに、Hillは熱いヴォーカルを聴かせてくれますね。
Dave Masonも曲作りに参加した次曲「It's Your Love」は、Hillの粘っこいギターもいいのですが、バックコーラスを務めるBlackberriesのゴスペル調のコーラスが光ります。ピアノにはLarry Knechtelが参加。

また、「Long Ago」のようにしっとりと聴かせるバラードが収録されているのも憎いです。
ブルーズはブルーズでも、Booker T. Jonesが提供した「Ole Man Trouble」では、都会的なサウンドを聴かせてくれて、泥臭いばかりのブルージー感にとどまらないところが、このアルバムを格好いいものに仕上げています。
「Eyesight」でのサックスも、都会的なものを感じさせますね。

Dr. Johnが、本名のMack Rebennackで曲を提供した「Craney Crow」と、アルバムタイトル曲「L. A. Getaway」は、熱いヴォーカルのHillとは対照的な、Chris Ethridgeが気だるいヴォーカルを披露。「Craney Crow」ではSneaky Peteがスライドギターのようなスティールギターを弾き、「L. A. Getaway」では、Clarence WhiteとLeon Russellが録音に参加しています。

泥臭さあり、ロックンロールあり、都会的なサウンドありと、最高のアルバムですが、これ1枚限りで終わってしまったのは残念でしたね。
Joel Scott HillとChris Ethridgeは、後に新生The Flying Burrito Brothersで再び顔を合わせています。

評価:
L.A.ゲッタウェイ
イーストウエスト・ジャパン
【ディスク1】
  1. ブリング・イット・トゥ・ジェローム
  2. イッツ・ユア・ラヴ
  3. ロング・アゴー
  4. クレイニー・クロウ
  5. プロミスト・ランド
  6. オール・マン・トラブル
  7. アイサイト
  8. L.A.ゲッタウェイ
  9. ビッグ・シティ
  10. ソー・ロング

Macchi * サザンロック・スワンプ * 15:57 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

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