<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< Blows Against The Empire/Paul Kantner Jefferson Starship(1970) | main | Ululu/Jesse Davis(1972) >>

Armageddon/Armageddon(1975)

JUGEMテーマ:音楽

The Yardbirds解散後、Keith RelfはThe Yardbirds時代の仲間Jim McCartyと、クラシックやトラッドフォークをベースにしたプログレッシブロックバンド(オリジナル)Renaissanceを結成し、2枚のアルバムを残しますが、結局(オリジナル)Renaissanceは長続きせず、バンド名は残ったものの、セカンドアルバムの収録に参加していたMichael Dunfordに名義を譲り、RelfはMcCartyとともにバンドを脱退してしまいます。

その後、大きな動きのなかったRelfでしたが、ついに動き出したのがこのArmageddonでした。
今週1週間の通勤BGMには、行きにこのArmageddon唯一のアルバムを聴いてきました。

Armageddonは、RelfがRenaissance脱退後、セッションで関わったSteamhammerのギタリストMartin Pughと、Renaissance時代の仲間で、SteamhammerのべーシストでもあったLouis Cennamo、さらにアメリカ人でJohnny WinterのバンドやCaptain Beyondで活躍していたBobby Caldwellと結成したハードロックバンドですが、その結成の背景として、Relfの悲運のミュージシャン人生が、かつて自分が在籍したThe Yardbirds(→Led Zeppelin)とRenaissanceのその後の活躍と一緒に、よく語られます。

さてそんなArmageddonですが、1曲目の「Buzzrad」から、Pughのワウを効かせた攻撃的なギタープレイと、手数の多いCaldwellのドラミングと一緒に咆哮するRelfのヴォーカルに圧倒されます。
Relfは、他のロックヴォーカリストと比較すると迫力不足だとよく言われるのですが(喘息持ちでもあったらしい)、この曲ではなかなかの健闘をしています。

しかし、ハードロックヴォーカリストといえば、Robert PlantやIan Gillanといった超絶絶叫ハイトーンヴォーカリストの天下だった時代(今でもそうですが…)。
やはりRelfのヴォーカルは、ハードロックには合ってないかもしれないと認識させられてしまうのが、2曲目の「Silver Tightrope」なんですね。Renaissance時代をほうふつさせる穏やかでフォーキーなこの曲は、Relfのヴォーカルが見事にフィットしてます。故にRenaissanceを長続きさせる事が出来なかった事が悔やまれます。

3曲目「Paths And Planes And Future Gains」以降は、「Buzzrad」同様攻撃的な曲が続くのですが、Relfの健闘は認めるのですが、要所要所でハイトーンのシャウトが入るだけでも、曲の感じが大きく変わったでしょう。
4曲目「Last Stand Before」は、曲の出だしがモロLed Zeppelinを意識した曲ですが、曲の展開はCaptain Beyondっぽくもあります。ここでは、Relfはハーモニカも前面に押し出しています。
5曲目「Basking In The White Of The Midnight Sun」は、組曲的な展開をする曲。

とまあ、Relfのヴォーカルに難点を書いてしまったのですが、確かにPughやCaldwellといった凄腕のプレーヤの演奏に比べば、Relfのヴォーカルはやはり迫力不足ではあるのですが、健闘している方だし、ハーモニカプレイもなかなかハマッています。
よくよく考えると、何で「Silver Tightrope」を2曲目に持ってきてしまったのかなぁとも思います。「Buzzrad」から攻めて攻めまくって、最後に「Silver Tightrope」のような静かな曲で果てるというのも、ハードロックのアルバムとして哀愁を誘うし、物凄いバンド名とジャケットの感じからしても、そういうアルバム展開もありだったと思います。まあ、アルバムを作った人間の判断ですし、これは僕の勝手な考えですが…。

結局Relfはこの1枚限りでバンドを脱退し、Armageddonは解散。
(オリジナル)Renaissance再編を目論むも、Relfはギターの練習中に感電して事故死してしまいます。

評価:
アルマゲドン
USMジャパン
【ディスク1】
  1. 肉食鳥
  2. シルヴァー・タイトロープ
  3. 未来への小路
  4. ラスト・スタンド・ビフォア
  5. 真夜中の太陽

Macchi * 70年代ブリティッシュハードロック * 22:17 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

スポンサーサイト

スポンサードリンク * - * 22:17 * - * - * pookmark

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ