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One Eighty/Ambrosia(1980)

JUGEMテーマ:音楽

2011年1月最終週の帰りのBGMは、Ambrosiaの『One Eighty』を選んでみました。

Ambrosiaについては、1978年のアルバム『Life Beyond L.A.』を、以前取り上げていますが、今回聴いたアルバムは、その次回作にあたります。

LA初のプログレッシブロックグループとして、Alan Parsonsをエンジニアに迎えたアルバムでデヴューした彼等ですが、3作目の『Life Beyond L.A.』辺りから、David Packの持ち前のソウルフルなヴォーカルを生かしたAOR調の楽曲を披露していき、どちらかというとプログレバンドよりもAORバンドとしての認識が強いような気がします。
ただ、『Life Beyond L.A.』でも、まだプログレ感のある曲を演奏していました。

今回聴いた『One Eighty』では、プログレ的なイメージは、前作以上に払拭され、バラードでは前作の流れを引き継いだAORを、その他の曲ではハードポップを展開しています。

アルバムは、ハードにギターがドライビングする「Ready」からスタート。途中のキーボードソロは、プログレ時代の名残でしょうが、長々とは演奏しません。
Royce Jonesがリードヴォーカルを執った力強いロックサウンドの2曲目「Shape I'm In」。ギターソロも力強いです。
日本語の「神風」を、曲名、歌詞にも用いた3曲目「Kamikaze」。このアルバム中で、最もアイデア、曲展開ともにプログレっぽさを伴った曲です。オペラやミュージカルを思わせる曲ですが、思ったほど複雑な展開はせず、曲の長さもあっさりと抑えられています。

4曲目の「You're The Only Woman」は、もはやこのグループを象徴するようなAOR調の曲で、David Packのヴォーカルが生かされています。
5曲目「Rock N'A Hard Place」。この曲も中間部のヴァイオリンソロ、ギターソロ、キーボードソロに、プログレ的な雰囲気を感じさせますが、「Kamikaze」以上にあっさりとしたポップな曲です。
6曲目の「Livin' On My Own」は、Joe Puerta、Royce Jones、David Packの3人がリードヴォーカルを執る、ソウルフルな曲。

「Shape I'm In」同様、やはり力強いロックサウンドの7曲目「Cryin'In The Rain」。
ロックンロール「No Big Deal」が8曲目。

そしてアルバムは、最後にやはりAOR調の曲で、David Packのソウルフルなヴォーカルがトリを務める「Biggest Part Of Me」で終わります。この曲は、後にTake6にカヴァーもされたそうです。黒人ゴスペルグループにカヴァーされるほどの、納得のソウルフルな曲調です。

聴いていて思ったのは、1980年代のStyxとChicagoをプラスして2で割ったようなアルバムだなという事です。プログレ云々という事は、もはや語る事は出来ませんが、1980年代に主流を担ったポップなアルバムとしての完成度はかなり高いと思います。

評価:
Ambrosia
Warner Bros / Wea
【ディスク1】
  1. Ready
  2. Shape I'm In
  3. Kamikaze
  4. You're The Only Woman
  5. Rock N' A Hard Place
  6. Livin' On My Own
  7. Cryin' In The Rain
  8. No Big Deal
  9. Biggest Part Of Me

Macchi * AOR * 22:00 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

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