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ピースメーカー

音楽でも映画でもそうだけれども、ある一つの作品が大ヒットすると、それ以降に生み出される作品は、それにならった(模倣した)作品が次々と生み出される事が多い。
で、たいがいそういった作品も、まあヒットはするのだが、やはりその類型の元になった作品に匹敵するような作品は出てこない。
僕は、80年代後半以降のアクション映画の中で、『ダイ・ハード』や『リーサル・ウェポン』などに匹敵するような作品がなかなか出てこないなぁ(上記の作品の続編すら1作目には敵わない)と思っていたが、この作品は上記の作品に匹敵するようやく出てきた1作品だと思っている。

核兵器廃棄条約に基づいたロシアの核兵器廃棄現場。
解体した核兵器の核物質を鉄道で輸送中、何者かによってこの核物質の一部が強奪された後、残りの核物質は事故に見せかけて爆発させられる。
当初は、事故による核爆発だと発表されていたが、実は強奪による事件だと確信したアメリカは、核物質の第三国への流出を恐れ、追跡チームを結成し、強奪された核物質の後を追う…。

とにかくテンポとスピードがいい。
特に盗まれた核物質の一部を除いたほとんど全部を回収するまでが素晴らしく、カーチェイスあり、犯人を追うためやむ得ず領空侵犯した米軍ヘリが地対空ミサイルに追跡されるなど、緊迫したシーンの連続だ。
また、冷戦後の地域紛争や、核物質の流出の問題などタイムリーな話題を取り上げるなどの手法も上手い。

ただ、これだけ面白いのに、残りの核物質を持ち出した犯人を特定出来ているのに、何故かアメリカへの侵入を許し(まあ空港まではすでに飛行機が飛び立っていたのでしょうがないのだが)、さらにいくら外交官とはいえ空港の外へすらすらと出してしまうなど、犯人の情報の伝達が遅れるなど、今一つツメが甘い部分があったのが、もったいない作品だ。

1997年アメリカ作品 監督:ミミ・レダー、出演:ジョージ・クルーニー、二コール・キッドマン

評価:
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角川エンタテインメント
Macchi * 映画 * 00:58 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

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