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Tormato/Yes(1978)

JUGEMテーマ:音楽

 

Yesのスタジオ録音アルバム9作目の作品。

 

プログレッシブ・ロックが斜陽ジャンルへと傾きつつあった1970年代後半。

既にKing Crimsonは解散し、Emerson, Lake & Palmerも活動が停滞し、ロック界ではコマーシャリズムが進み、産業ロック、AORと呼ばれるロックを演奏する人達が出始めた頃です。

 

そのような音楽状況の中で発表された本作は、Hipgnosisによるジャケットも印象的ながら、収録された楽曲も興味深いものがあります。

 

収録曲はどれもそれまでの大作的な傾向を改め、長くても8分程度に抑え、Jon Andersonのヴォーカルをメインにした歌モノ的な楽曲で統一しています。

といっても、別に単なるポップ・ロック的な楽曲に変貌したわけではなく、もちろんこれまでのYesらしい、Steve HoweのギターやRick Wakemanのキーボードも楽しめます。

 

曲調も「(A)Future Times (B)Rejoice」をはじめとしたYesらしいポップ感覚溢れたものから、「Madrigal」のようなクラシカルなもの、「Release, Release」のように6分程度の曲ながらドラム・ソロを含む各楽器の見せ場があるもの、さらにはミュージカル調の「Circus Of Heaven」と多彩です。

 

個人的に興味深かったのは「Don't Kill The Whale」。

あまりこれまでのYesにはなかった売れ線狙い的なポップな曲調なのですが、どことなくその後Howeが結成するAsiaを連想させる曲でもあります。

 

Asia誕生以前に、プログレッシブ・ロックが今後どう生き残るべきか模索していたようで面白いアルバムですね。

 

(収録曲)

1.(A)Future Times (B)Rejoice

2.Don't Kill The Whale

3.Madrigal

4.Release, Release

5.Arriving UFO

6.Circus Of Heaven

7.Onward

8.On The Silent Wings Of Freedom

 

 

Macchi * プログレッシヴ・ロック * 12:42 * comments(0) * - * pookmark

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