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Lovin' Things/The Grass Roots(1969)
2017.12.16 Saturday 20:11

JUGEMテーマ:音楽

 

The 13th Floorが新生The Grass Rootsとして再スタートを切った4枚目のアルバム。

 

新生The Grass Rootsを、The 13th Floorが担い発表したセカンド・アルバムは、「Let's Live For Today」他多数のヒット曲を収録していましたが、このヒットの生み出していたのが、P.F.SloanとSteve Barriのソングライティングコンビ。しかし、このコンビからSloanが離脱してしまい、The Grass Rootsのバンド活動に再び危機が訪れます。
Barriは、Sloanが離脱してしまった後も、The Grass Rootsのプロデュースを手掛け、バンドは3枚目のアルバム『Feelings』を発表しますが、前作のヒットとは裏腹に商業的にパッとせず、バンドは大きな方向転換を図ります。
それが、1968年に発表されたシングル「Midnight Confessions」で、それまでのフォーク・ロック路線から打って変わって、ホーン・セクションを導入したモータウン・サウンド路線で、この方向転換が「Let's Live For Today」以上の成功を収め、バンド初のゴールド・ディスクをもたらします。

 

今回聴いたアルバムは、その方向転嫁を図った後、ベスト・アルバムを挟んで発表された4枚目のオリジナル・アルバムです。

 

冒頭を飾るアルバムタイトル曲「Lovin' Things」は、その方向転換通りホーン・セクションを導入した溌剌としたポップ曲。コーラスワークも爽やかな曲で、イギリスのグループのカヴァー曲。
続く「The River Is Wide」も、やはりホーンを大胆に導入したカヴァー曲で、2人のメンバーが交互にリード・ヴォーカルを執る、ちょっとドラマチックな展開をするポップ曲です。

 

他もこういうホーンをフィーチャーした曲ばかりかなと思ってしまいますが、3曲目「(You Gotta) Live For Love」や4曲目「City Women」はフォーク・ロック曲。5曲目「What Love Is Made Of」は、ロマンチックなバラードですが、ストリングスも導入し、「Let's Live For Today」のようなサイケなフォーク・ロックとは打って変わり、キャッチーさが大きく増しましたね。

 

アルバムは再びホーンが大胆に導入された「Pain」へ。この曲が一番モータウン調かな。

「Baby, You Do It So Well」も結構モータウン色が強いですね。

 

その後も、ソフトロック調のバラード「I Can't Help But Wonder, Elisabeth」などもいい曲ですね。

 

このキャッチーさは、1960年代も終わり1970年代のを到来を予感させる一枚ですね。

 

 

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