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Byrdmaniax/The Byrds(1971)

JUGEMテーマ:音楽

 

The Byrdsの通算10作目のアルバム。

一般的には、プロデューサーのTerry Melcherによるオーヴァー・プロデュースが問題視されている、バンド史上でも失敗作の一つとして挙げられている作品です。

このアルバムに触れている記事もあまり多くないですね。

 

今回初めて聴きましたが、オーヴァー・プロデュースというのもあるけれども、と同時に確かに何だかあまりバンド感が感じられない印象があります。いい音なのだろうけど、何というかそれぞれの音が不自然に分離感が強いのもそう感じさせる要因ですかね。

 

色々賛否両論ある作品ですが、興味深い作品でもあります。

Gram Parsons作のインスト曲「Green Apple Quick Step」のようにいかにもカントリー然とした曲もありますが、1971年ともなるとやはり時代の趨勢なのかサイケ感も薄れてきて、「Glory, Glory」のようなゴスペル調の曲や、R&B調の「Tunnel Of Love」、ジャグ・バンド調の「Citizen Kane」など、アメリカ南部音楽への接近を感じられますね。

「My Destiny」も、ペダル・スティールがカントリー感を出しているものの、ピアノの弾き語りの、黒人ミュージシャンが歌うような宗教音楽のような感じを醸し出しています。

 

それにしてもオーヴァー・プロデュースに憤慨するのも分かりますね。

個人的には、Roger McGuinn作の「I Trust」なんかは、女性バックコーラスはいらんかなぁという気がします(逆に「My Destiny」には、女性バックコーラスを入れればいいのに…)。

「I Wanna Grow Up To Be A Politician」も、後半はホーンセクションが入ってソフトロック調になっているのも、やはりオーヴァープロデュースの影響なのでしょうかね。

 

最後の「Jamaica Say You Will」は、当時新進気鋭のSSWだったJackson Browneの曲で、いかにも彼らしい歌い回しの曲です。

 

 

| 70年代西海岸ロック | 15:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark
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