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Siogo/Blackfoot(1983)
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2016.12.23 Friday 22:57
JUGEMテーマ:音楽
やたらTwitterで発信し続ける次期大統領もいれば、お気に入りの(うるさく言わない)テレビ局には気前よく出演する首相もいて、政治家も様々ですが、何だかな…。
世界は、どんどん混沌とした方向に向かっているような気が…。
そもそも、何でこんなに株式市場や為替相場が活況しているのも、よく分からないし。どこに明るい展望が見えているのか全く僕には理解出来ません。
2016年第50週の通勤BGMは、Blackfootの『Siogo』を聴きました。
よくよく調べてみたら、昨年の今頃もBlackfootの『Strikes』を聴いていたんですよね。
それにしても「Siogo」って、どういう意味だろう?輸入盤(中古)を買ったので、意味が分かりません。
Uriah HeepのKen Hensleyが加入した本作。
きらびやかなシンセの音色とシンフォニックなキーボードのイントロの冒頭曲「Send Me An Angel」に、かなり戸惑わされます。その後の曲展開は疾走感溢れる様式美メタル。このバンドって、とりあえずサザン・ロックのバンドでしたよね!?
『Strikes』でも、ブリティッシュ・ハード・ロックに通じる面も持ち合わせていましたが、ここまでヨーロッパ様式美に染まるとは…。Ken Hensleyがもたらした影響でしょうか。恐るべしKen Hensley。
「We're Goin' Down」も然るべしという感じです。
またキャッチーさも、元々持ち合わせていたバンドでしたが、このアルバムでもその傾向は「Heart's Grown Cold」や「Sail Away」と健在。「Heart's Grown Cold」での爽やかさは、もはやサザン・ロックというカテゴリとは無縁ですね。
さらに磨きがかかったのか、「Teeage Idol」はForeigner、「Goin' In Circles」はRainbow辺りの楽曲に通じるものがあり、というより「Goin' In Circles」なんて、Rainbowそのまんまじゃないですか(苦笑)。
こうやって聴いていると、Rick MedlockeのヴォーカルもGraham Bonnetと、結構似ていたりします。
バンド的には、このアルバムの頃が商業的に最盛期で、ヨーロッパ様式美と80年代キャッチーさがガッチリと組み合った本作がかなりの人気のようですが、個人的にはもうちょっとアメリカ南部のバンドらしく、泥臭いブルーズ臭も欲しかったかなという感じです。
まあ、リリースした時代が時代だから、しょうがないといえばしょうがないのですが。
Blackfoot
Wounded Bird Records
【ディスク1】- Send Me An Angel
- Crossfire
- Heart's Grown Cold
- We're Goin' Down
- Teenage Idol
- Goin' In Circles
- Run For Cover
- White Man's Land
- Sail Away
- Drivin' Fool
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