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Journey/Journey(1975)

自分はJourneyが好きです、或いはJourneyファンですという人の中には、このファーストアルバムを初めとする初期3作を好きだという人は、一体どれだけいるのだろう?いや、もしかしたら初期3作のアルバムの存在すら知らないという人も多いかもしれない。

天才少年ギタリストとしてSantanaに参加していたNeal Schonが、同じく元SantanaのGregg Rolieや元The Steve Miller BandのRoss Valory、それにJeff Beckのグループなどで活躍していたドラマーAnsley Dunbar等と1975年3月にデヴューしたのがJourneyの始まりだが、初期3作では中期以降のような、キレイなメロディラインを持った歌モノの曲を演るバンドではなく、このアルバムに収録されている「Kohoutek」や「Topaz」のように曲によっては、インスト曲を演奏するバンドであった。
また、中期から参加するSteve Perryのような専任のヴォーカリストがいなく、キーボードのGregg RolieやギターのNeal Schonが、曲によってはリードヴォーカル兼任するスタイルを採っていた。

初期Journeyが、プログレバンドとも形容される理由が、このインストスタイルも取り入れた、演奏中心の曲を演奏していたところに由来するのだが、なかでも特にこのファーストアルバムには、その傾向が顕著に表れている。
さらに、中期以降の爽やかな西海岸ハードポップバンドとのイメージから想像出来ないような、各々の力量をバトルさせるハードロック曲も多い。このアルバムでは冒頭の曲の「Of A Life Time」で、マシンガンのように溢れ出すNeal Schonのギターと、それに対抗するAnsley Dunbarのドラムのバトルがすざましく、それらを無視するようにマイペースで、縦横無尽に演奏するGregg Rolieのキーボードや、Ross Valoryのベースが絡む部分も絶妙だ。

中期、特に後期のヒット作が、Journey好き派にも嫌い派にも認知されている現在では、初期3作の曲は、ライヴでも演奏される事もなく(近年の来日公演で、「Of A Life Time」のイントロの部分を、Neal Schonが演奏してくれる場面もあったが…)、ファンにもバンドにも黙殺されているし、「売れない」一時代ではあるが、紛れもなくJourneyというバンドの辿ってきた歩みだ。
ブートでも、この時代のライヴ音源や、映像にお目にかかった事がない。是非出会ってみたいものだ。


JUGEMテーマ:音楽


評価:
Journey
Sony Japan
【ディスク1】
  1. Of a Lifetime
  2. In the Morning Day
  3. Kohoutek [Instrumental]
  4. To Play Some Music
  5. Topaz [Instrumental]
  6. In My Lonely Feeling/Conversations [Instrumental]
  7. Mystery Mountain
Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 15:11 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

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