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Fuse/Fuse(1968)
2015.09.20 Sunday 11:53
JUGEMテーマ:音楽

2015年第35週の帰宅BGMは、Fuseの唯一のアルバム『Fuse』を聴きました。

Fuseは、後にCheap Trickを結成する事になるRick NielsenとTom Petersonがメンバーだった事を知る人ぞ知る、マニアックなバンドです。

アメリカン・ハード・ロックのムック本でその存在を知り、以前から聴きたいと思っていましたが、たまたまディスク・ユニオンで発見し、少々ジャケットの縁が古くて黄ばんでいましたが、安価だったので迷わず購入しました。
聴いてみると、実に興味深い内容でした。

アルバム冒頭の曲「Across The Skies」こそ軽いタッチの曲なのですが、2曲目「Permanent Resident」以降は、激しい曲が中心となります。

ハード・ロックといっても、「4/4 3/4」を除けば、ブルーズ・フィーリングのある曲ではなく、「Show Me」や「Mystery Ship」などは、Rick Nielsenが操るオルガンやメロトロンをフィーチャしたへヴィ・ロック(このバンドでは、Rick Nielsenはサイドギター、オルガン、メロトロンを担当)。
「Permanent Resident」や「To Your Health」は、曲の途中で転調もある為、70年代的に言えばプログレ・ハードといった印象。
このアルバムが発表された60年代末期的な観点から見れば、初期Deep Purpleのようなアート・ロック、へヴィ・サイケという感じです。

しっかりとした演奏は聴き応えがあり、特に4曲目「To Your Health」はインスト曲で、メロトロンを大々的に使っており、あのKing Crimsonよりも1年早くアルバムで使用している点でも、かなりの先進性が窺える内容です。

バンドメンバーは、Rick Nielsenを除けば、他は全員10代だったというのも驚きで、特にヴォーカルのJoe Sundbergは、この歌いっぷりにも関わらずまだ17歳だったというから、その声質の老けっぷりというか(苦笑)、大物ぶりに舌を巻きます。
All Musicで調べてみましたが、Joe Sundbergは、その後は目立った音楽活動はしてないようですね。このヴォーカルなら、その後大成する事も出来たでしょう。

Fuseは、結局この1枚きりで終わってしまいましたが、Vanilla Fudgeなどと同列に扱われていれば、かなり成功を収める事も出来たんじゃないかなと思える内容です。

 
ヒューズ
エピックレコードジャパン
【ディスク1】
  1. 空に向かって
  2. 変わらぬ愛を
  3. ショウ・ミー(メドレー)
  4. トゥ・ユア・ヘルス
  5. 心に窓を
  6. 4/4 3/4
  7. さまよえる船
  8. 悲しみにみちた日々

| Macchi | 60年代アメリカンハードロック | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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2018.04.08 Sunday 11:53
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