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Love Trip/間宮貴子(1982)

JUGEMテーマ:音楽

2014年第35週の帰宅BGMは、間宮貴子の唯一のアルバム『Love Trip』を聴きました。
少々肌寒さも感じ場合もありますが、こういうAOR調のシティ・ポップが似合う季節になりましたね。

ジャパニーズ・シティ・ポップのムック本を読んでいて、そのジャケットからずっと気になっていた1枚だったのですが、なんと間宮貴子にとって唯一のアルバムだったとは驚きです。
僕は、間宮貴子と軽々しく書いていますが、彼女自身の情報もほとんどないので、正に謎のシンガーなのです。
そういうシンガーのアルバムがCD化される、発掘されるというのも本当にいい時代です。

アルバムには、来生えつこ、来生たかおといった当時歌謡界でも売れっ子だったSSWや、元モップスの星勝、井上鑑などが参加。ミュージシャンも山下達郎バンドのメンバーが参加するなど、デヴューアルバムにしてはかなりの力の入れようです。

アンニュイで大人の女性香りが漂うアルバムタイトル曲「Love Trip」と、その英語歌詞版「What A Broken Heart Can Do」。
R&B調ながら決して黒っぽさは感じさせず、かえってそこが魅力的な「真夜中のジョーク」。
ギター、ベースが印象的なフレーズを聴かせてくれる「哀しみは夜の向こう」。ストリングスとホーンセクションが、都会的な雰囲気を醸し出す「All or Nothing」と、何となくため息をつかせさせられる感じに溢れていてたまらないものがあります。

6曲目の「渚のダンス」や7曲目「One More Time」では、ちょっとトロピカルな雰囲気の曲も入り、以降の曲はダンサブルな曲が多くなります。
「モーニング・フライト」は、大人の女性ムードがムンムン漂うアルバム前半とは打って変わって、ちょっと当時のアイドルっぽい感じの曲で、可愛らしさが感じられる曲です。でも、これはこれで何か個人的に懐かしさも感じ好きな曲ですね。
アンニュイな歌い方をしていた間宮貴子も、アルバム後半ではストレートで、ハッキリとした歌い方をしていますね。

決して歌唱力のある、本格的なアーティストではないんですが、そこがまた独特の世界観を生んでいて、なかなかです。
たった1枚しかアルバムを残さなかったので、もはやジャパニーズ・シティ・ポップの世界では伝説化していますが、何故1枚しか残さなかったのでしょうか。当時の方が、まだ売れ行きとかに寛容な時代だったと思うのですが。

と、ここまで記事を書いていて、間宮貴子に関するプロフィールで一つ分かりました。
彼女は、パオという男女3人組コーラス・グループのメンバーだったようですね。このパオには。モデルとして活躍したサビーネ金子という女性が中心だったようで、グループは1979年にアルバムも発表しています。なかなかファンキーなグルーヴ感をもったグループだったようです。

(収録曲)
1.Love Trip
2.チャイニーズ・レストラン
3.真夜中のジョーク
4.哀しみは夜の向こう
5.All or Nothing
6.渚でダンス
7.One More Time
8.モーニング・フライト
9.たそがれは銀箔の…
10.What A Broken Heart Can Do

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 16:27 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

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コメント

Macchi様 こんばんは

 自分もその本を持っていたのですが、
これってCD化されていたのですね。
調べてみるとタワー限定での再発らしく
リンク先のアマゾンではプレミアですが
まだ定価で入手可能みたいです。

うーむ、欲しくなってきました!
Comment by GAOHEWGII @ 2014/09/30 5:45 PM
GAOHEWGIIさん

コメントありがとうございます。
タワーではまだ買えるのではないでしょうか?
僕は、タワーのサイトで買いましたが、その少し後にディスク・ユニオンに行ったら、中古で売っていたので、ガックリときました。
Comment by Macchi @ 2014/09/30 10:15 PM
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