Macchiが通勤BGMとして聴いたアルバム、休日に観た映画、休日の海のボート釣り
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The Grass Roots Anthology. 1965-1975(Disc1)/The Grass Roots(1991)

JUGEMテーマ:音楽

 

あぁ…。あと1回で『逃げ恥』が終わってしまう…。

僕も『逃げ恥』ロスになりそうです(苦笑)。

でも、2016年の(僕が観ていた)ドラマで一番面白かったと思いますよ。

 

The Grass Rootsが聴きたくなったのですが、ファーストは以前取り上げました。

となると、他のアルバムを取り上げたいのですが、持っていません。

The Grass Rootsは、ベスト盤はいくつか出ており、僕もRHINO編集のベスト盤を持っているのですが、このRHINO盤、2枚組で、僕は中古屋で入手したDisc1のみしか持っていません。

実は、僕はこのDisc1を2枚持っているんですよね。というのも、最初にジャケットも中身もDisc1のCDを中古屋で買い、後に中古屋市みたいな催しで、Disc2のジャケットを探し当て、喜んで買ったら、中身はDisc1だったという顛末です。

Disc2も欲しいといえば欲しいのですが、どうせなら全てのアルバムを網羅したコンプリートセットみたいなのが欲しいのですが…。

 

というわけで、2016年第49週の帰宅BGMは、『The Grass Roots Anthology.1965-1975(Disc1)』です。

 

The Grass Rootsの事は、ファーストアルバムで取り上げているので、細かく書きませんが、P.F.SloanとSteve Barriによって作られた、DUNHILLの架空のグループで、サンフランシスコのThe BedouinsというグループがThe Grass Rootsとして仕立て上げられた事は以前書きました。

結局The Bedouinsは、自分達の音楽活動を望み、ファーストアルバムだけで、The Grass Rootsの活動からは離れてしまうのですが、代わりにThe 13th Floorというバンドが、The Grass Rootsとして仕立て上げられる事になります。

 

今回聴いたDisc1は、「Only When You're Lonely」をはじめとして、18曲中5曲がファーストアルバムからの選曲なので、これらは敢えて無視です。

新生The Grass Rootsがヒットさせた、Rokesのカヴァー曲「Let's Live for Today」をはじめとして、The Rolling Stonesっぽいビートの効いた「You're a Lonely Girl」、フォークロック調の「Tip of My Tongue」、ソフトロック調の「Things I Should Have Said」など、さすがシングル・ヒットを飛ばし続けたバンドのベスト盤だけあって、メロディセンスの良さと、コーラスワークの巧みさ、演奏など抜かりがありません。

上で書いたようにStonesっぽかったり、誰かの曲で、どこかで似たような曲を聴いた気がする曲も多いのですが、そこはどことなくその時々の流行りの曲のエッセンスも巧みに取り込んでいたのでしょうね。

 

ますますアルバムに興味がそそられるな、The Grass Roots。

それにしても「Let's Live for Today」は、以前深津絵里が出演してたカップ焼きそばのCMに流れていた事は有名なのですが、僕はもっと以前の子供の頃に、何かおもちゃのCMで流れていたような気がするのですが、気のせいなのかなぁ。

 

 

Grass Roots
Rhino
【ディスク1】
  1. Mr. Jones (Ballad Of A Thin Man)
  2. You're A Lonely Girl
  3. Where Were You When I Needed You
  4. Only When You're Lonely
  5. This Is What I Was Made For
  6. Lollipop Train (You Never Had It So Good)
  7. Tip Of My Tongue
  8. Let's Live For Today
  9. Things I Should Have Said
  10. Out Of Touch
  11. Is It Any Wonder
  12. Wake Up, Wake Up
  13. Melody For You
  14. Feelings
  15. Here's Where You Belong
  16. Midnight Confessions
  17. Bella Linda
  18. Lady Pleasure
【ディスク2】
  1. Lovin' Things
  2. The River Is Wide
  3. City Women
  4. I Can't Help But Wonder, Elisabeth
  5. I'd Wait A Million Years
  6. Heaven Knows
  7. Out Of This World
  8. Walking Through The Country
  9. Baby Hold On
  10. Come On And Say It
  11. Temptation Eyes
  12. Sooner Or Later
  13. Two Divided By Love
  14. Glory Bound
  15. The Runway
  16. Anyway The Wind Blows
  17. Love Is What You Make It
  18. Mamacita



2016.12.18 Sunday 15:47
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Lovelines/Carpenters(1989)

JUGEMテーマ:音楽

 

2016年第39週の帰宅BGMは、Carpentersの『Lovelines』を聴きました。

 

本作は、彼等の未発表曲集で、1977年から80年にかけてレコーディングされていた曲と、80年に完成させておきながら発売が見送られたKarenの幻のソロアルバムに収録されるはずだった曲で構成されています。

 

Karenの幻のソロアルバムに収録される予定だった曲は、「Lovelines」と「If We Try」。それに「Remember When Lovin' Took All Night」と「If I Had You」の4曲。

1991年には、Carpentersの4枚組ボックスCDが発売され、このボックスでも何曲か幻のソロアルバムの曲が公開されますが、とうとう96年にそのアルバムそのものがCD化された事は、当ブログでも2014年7月13日に記事にしました。

 

さて、今回聴いた『Livelines』ですが、未発表曲集とはいえ、単なる蔵出し音源的なアルバムではなく、ちゃんとした完成度の高いアルバムとして楽しめますよ。

 

「Where Do I Go From Here」や「The Uninvited Guest」は、黄金期(に陰りが見えてきた頃)の「I Need To Be In Love」を思わせる、郷愁にかられそうな癒し系の楽曲ですし、スタンダード・ナンバーの「When I Fall In Love」や「Little Girl Blue」のような曲を収録しているところも、いかにも彼等らしい。

Karenのソロアルバムからの曲は、都会的なサウンドを前面に出したAOR、シティ・ポップス的な曲だと以前記事に書きましたが、本作に収録されている「Kiss Me The Way You Did Last Night」も、Carpentersの曲ながら70年代後半に録音されただけあって、やはりシティ・ポップス的な魅力が出ていますね。

 

楽曲のクオリティは決して低くないどころか非常に高いのですが、録音時期の事を考慮すると、黄金期のような勢いというか覇気というか、元気に欠けるところは仕方ないのかなという感じですね。

 

 

Carpenters
Pgd/a&M
【ディスク1】
  1. Lovelines
  2. Where Do I Go From Here?
  3. The Uninvited Guest
  4. If We Try
  5. When I Fall In Love
  6. Kiss Me The Way You Did Last Night
  7. Remember When Lovin' Took All Night
  8. You're The One
  9. Honolulu City Lights
  10. Slow Dance
  11. If I Had You
  12. Little Girl Blue



2016.10.01 Saturday 21:13
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Goodbye, Columbus/The Association(1969)

JUGEMテーマ:音楽

 

2016年第29週の帰宅BGMは、The Associationの『Goodbye, Columbus』を聴きました。

 

『Goodbye, Columbus』は、アメリカン・ニュー・シネマ『さよならコロンバス』のサントラ盤で、『さよならコロンバス』は、アメリカの小説家フィリップ・ロスの短編小説を映画化した作品です。

監督はラリー・ピアース。彼の監督作では、後の作品になりますが、『パニック・イン・スタジアム』の方が有名でしょうか。ヒロインを演じたアリ・マッグローは、この作品の後で、『ある愛の詩』や『ゲッタウェイ』に出演し、スティーヴ・マックイーンと結婚していますね。

 

今回聴いたアルバムは、サントラ盤という事で、The Associationは、主題歌である1と、4、6、10を提供し、その他の曲はCharles Foxが書いています。プロデュースは、John Boylan。

 

バンドが担当した主題歌「Goodbye Columbus」は、彼等らしい溌剌としたコーラスワークが生きた曲です。映画は青春映画なのですが、みずみずしい感覚が生きた楽曲です。4は、同曲のインストバージョンで、リードヴォーカルの代わりに、フルートをフィーチャーした曲です。

6の「It's Gotta Be Real」は、ソウル調の曲。2分ちょっとという短さの小品ですが、こういうハーモニーも上手いですね。

10「So Kind to Me」は、メロウなバラード。このとろけるようなメロウさはたまりませんよ。

 

Charles Foxが担当した曲は、全てインスト曲なのですが、2「How Will I Know You?」や8「Love Has A Way」、9「A Time For Love」辺りは、ソフト・ロック・ファンには、結構受け入れられる曲なのではないでしょうか?

 

映画自体は、The Associationがサントラに参加していたという事で、以前CSで放送した時、期待しながら観ましたが、他のアメリカン・ニュー・シネマと比較して、期待していたほど面白くもなかった覚えがありますが、小説そのものは、フィリップ・ロスを一躍期待の新進作家として注目された作品ですし、映画自体も、1969年のキネマ旬報ベストテンで外国映画第10位にランクされてい

るので、僕の理解力が足りなかったのかもしれません。

ブルーレイに録画してあるので、もう一度観てみよう。

 

 

アソシエイション
ダブリューイーエー・ジャパン
【ディスク1】
  1. さよならコロンバス(ヴォーカル・ヴァージョン)
  2. ハウ・ウィル・アイ・ノウ・ユー?
  3. ダートマス? ダートマス!
  4. さよならコロンバス(インストゥルメンタル)
  5. ロンズ・レヴェリー:(a)アクロス・ザ・フィールド~(b)カーメン・オハイオ
  6. イッツ・ガッタ・ビー・リアル
  7. モーメント・トゥ・シェア
  8. ラヴ・ハズ・ア・ウェイ
  9. タイム・フォー・ラヴ
  10. ソー・カインド・トゥ・ミー(ブレンダのテーマ)
  11. さよならコロンバス(シングル・ヴァージョン)



2016.07.23 Saturday 21:51
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abc/ピコ・ファースト(1972)
JUGEMテーマ:音楽

2016年第13週の通帰宅BGMは、ピコこと樋口康雄の唯一のアルバム『abc/ピコ・ファースト』を聴きました。

ソフト・ロックという言葉も、もはや完全に定着して、一時期のようなムーブメントもなくなりましたが、日本でソフトロックという音楽が大きく注目されたのは1980年代後半以降で、Curt Boettcherなど、1960年代、70年代の欧米におけるソフロ・アーティストが注目、再評価されたのも、やはり1980年代後半以降の事。
日本の音楽界でも、1980年代後半以降になると、渋谷系アーティストを中心にソフロ的な音楽を演奏するアーティストが生まれてくるのですが、今回聴いたピコは、欧米のソフロ・アーティストと同時期に、ソフロ・アルバムを発表した、ジャパニーズ・ソフト・ロックの先駆者的な存在のアーティストです。

ソフト・ロックというと、みずみずしいコーラス・ハーモニーやドリーミーなメロディを連想しますが、それはあくまで60、70年代の欧米のソフト・ロックを聴いてきた経緯の中で植え付けられたイメージであって、ちょうど同時期に日本で収録されたアルバムを聴くとなると、もしかしたら肩透かしを食らわせられるかもしれないとか、聴く前に何かドキドキするものを感じます。

ところが、多彩なコーラス・ハーモニーはありませんが、冒頭の「あのとき」から、ドリーミーなメロディが炸裂し、しかも欧米のソフロに負けずとも劣らない高品質な楽曲が展開されて、アルバムのクオリティに脱帽。
メロウな曲ばかりでなく、「人間」のようなクールでジャジーな曲や、「I Love You」のようなダンサブルな曲があるのも、アルバムに変化を付けています。
日本語の歌詞という事もあって、歌詞だけ見るとちょっとこっ恥ずかしいものはありますが、それを補っても余りあるメロディ・メイカーぶりは、樋口康雄という人の才能の確かさを実感します。

アルバム収録曲全曲、作曲・編曲は樋口康雄によるものですが、作詞は石川セリ、なかしに礼などが名を連ねています。

 
ピコ,樋口康雄
キティMME
【ディスク1】
  1. あのとき
  2. 人間
  3. 魔法使いに恋をして
  4. 悲しみは青い馬にのって
  5. 石を投げたら
  6. 赤い砂漠へ行かないか
  7. I LOVE YOU
  8. 夜明け前
  9. 君だけさ
  10. 愛のひとこと
  11. マリー
  12. アダムとイブも
  13. ABC



2016.04.09 Saturday 12:00
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Stars/Time/Bubbles/Love:The Free Design(1970)
JUGEMテーマ:音楽

2016年第6週の帰宅BGMは、The Free Designの4枚目のアルバム『Stars/Time/Bubbles/Love』を聴きました。

The Free Designについては、昨年6枚目のアルバムを取り上げましたので、グループについての詳細は割愛させて頂きます。

前回取り上げた6枚目もムムッと唸らせる極上のソフト・ロック・アルバムでしたが、それよりも前に発表された4枚目の本作も、これまたお洒落で都会的な、唸らせるアルバムですね。

ソフト・ロックという事で、コーラス・ハーモニーを重視しているという点では、このThe Free Designもご多分に漏れず他のソフト・ロック・グループと同じなのですが、本作に収録された曲は、どの曲もジャジー或いはソウル調にアレンジされていて、これまたたまらないんですよ。

まず冒頭の「Bubbles」は、エレピをフィーチャーしたジャジーな展開。アップテンポのリズムは、曲名通り弾ける泡の様。
続く「Tomorrow Is The First Day Of The Rest Of My Life」は、イントロこそジャジーですが、曲の大半はソウル調。
「Kije's Ouija」、「Butterflies Are Free」でようやく、ソフト・ロックらしい穏やかなハーモニーとドリーミーな楽曲が続きます。
再びジャズ、ソウル調の「Stay Off Your Frown」、サイケ調の「I'm A Yogi」とめくるめく曲展開を経て、『明日に向かって撃て!』の主題歌でお馴染みの「Raindrops Keep Falling On My Head」も小粋なジャズ調にアレンジしたカヴァー。

本作は彼等のアルバムの中でも、最高峰のアルバムだという評価だそうですが、納得の1枚ですね。

 
フリー・デザイン
SOLID
【ディスク1】
  1. バブルズ
  2. トゥモロー・イズ・ザ・ファースト・デイ
  3. キジィズ・ウィジィ
  4. バタフライはフリー
  5. ステイ・オフ・ユア・フラウン
  6. スターライト
  7. タイム・アンド・ラヴ
  8. アイム・ア・ヨギ
  9. 雨にぬれても
  10. ハウディアドゥー(フライ・ミー・ダウン)
  11. ザッツ・オール・ピープル
  12. トゥ・ア・ブラック・ボーイ (未発表) (ボーナス・トラック)



2016.02.14 Sunday 18:57
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There's An Innocent Face/Curt Boettcher(1973)
JUGEMテーマ:音楽

2015年第44週の帰宅BGMはCurt Boettcherの唯一のソロ・アルバム『There's An Innocent Face』を聴きました。

SagittariusThe Millenniumなどで、後にソフト・ロックの魔術師的な存在として高い評価を得る事になるCurt Boettcher。
その彼が1973年に唯一残したソロ・アルバムは、エグゼクティブ・プロデューサーにGary Usherを頂き、Boettcher自身とWeb Burrelの共同プロデュースにより、製作されたアルバムです。
BoettcherとBurrelの二人を中心に、曲によってRed Rhodesなど他のミュージシャンが参加する形で録音されています。

上でソフト・ロックの魔術師と僕は書きましたが、それほどまでに表現したくなるThe Millenniumなどの作品と比べると、このソロ・アルバムは、「Wufferton Frog」のようにThe Millenniumを彷彿させるぷちマジカルな曲もあり、いたずら好きな側面を感じさせてくれますが、他のほとんどの曲は、ポップでメロディアスなフォーク・ロック、カントリー・ロック調の曲で構成されていて、実に真っ当なアルバムです。

軽快なテンポのポップ・ソング「I Love You More Each Day」を筆頭に、カントリー・ロック調の「Such A Lady」、The Beach Boysを連想させるハーモニーが聴ける「She'll Stay With You」と、息をつかせる間もなく次々とメロディスな楽曲をたたみかけます。

フォーキーな「Love You Yes I Do」、小粒な楽曲「Without Her」で一呼吸置いた後は、ライヴを模した「Bobby California」と、サウンドにちょっと凝った一面が見られます。

アルバム中で、個人的に一番好きな部分は「The Choice Is Yours」と「Malachi Star」の2曲。
優しく珠玉のポップ・ソングが展開され、幸せな気分にさせてくれます。

「I've Been Wrong」も、シンプルでメロディアスなフォーク調の楽曲で、これまた捨て難い1曲です。

最後は「Wufferton Frog」。
The MillenniumでBoettcherにハマった人ならば、これぞ彼らしい1曲で締めくくります。

変に凝った曲はあまりなく、シンプルな曲ばかりですが、逆にポップ・ソングとしての素の魅力が出た最高の1枚でしょう。

 
カート・ベッチャー
イーストウエスト・ジャパン
【ディスク1】
  1. アイ・ラヴ・ユー・モア・イーチ・デイ
  2. サッチ・ア・レディー
  3. シール・ステイ・ウィズ・ユー
  4. ラヴ・ユー・イエス・アイ・ドゥ
  5. ウィズアウト・ハー
  6. ボビー・カリフォルニア
  7. チョイス・イズ・ユアーズ
  8. マラキ・スター
  9. レイ・ダウン
  10. アイヴ・ビーン・ロング
  11. ワファートン・フロッグ



2015.11.22 Sunday 17:50
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Voice Of The Heart/Carpenters(1983)
JUGEMテーマ:音楽

2015年第37週の帰宅BGMは、Carpentersの『Voice Of The Heart』を聴きました。

前作『Made In America』で奇跡の復活を遂げたCarpentersですが、1983年2月4日にKaren Carpenterが心不全により急死してしまいます。
今回聴いたアルバムは、最後のレコーディング曲である「Now」に、Karenのソロアルバムにも収録された「Make Believe It's Your First Time」のCarpenters版など過去のアウトテイク等を加えて、Karenの死後8ヶ月後に、兄Richardが発表したCarpentersのアルバムです。

最後のレコーディング曲「Now」は、やはり病気の影響なのか、Karenのヴォーカルには深みのあるアルト・ヴォイスに輝きが感じられませんが、楽曲はRoger Nicholsによるスタンダード調のナンバーで、これぞCarpentersの王道ナンバー。
続く軽快な「Sailing On The Tide」以後も、彼等が最も輝きを放っていた1970年代前半を彷彿させる良質なポップ・ソングが立て続けに収録され、楽曲の完成度の高さが感じられます。
ジャジーで、アダルト・コンテンポラリー調のPaul Williams作「Ordinary Fool」や、シティ・ポップス調の「Prime Time Love」では、成熟したサウンドが魅力的。

アルバム発表時、既にKarenが故人であった事を考えると、彼等が世に放った曲が、永遠の魅力へと昇華したとも感じさせられる素晴らしいアルバムですが、やはり何か懐かしむような、どこか核が抜けてしまったような、どことなく物寂しさが漂うアルバムでもありますね。

 
The Carpenters
A&M
【ディスク1】
  1. Now
  2. Sailing On The Tide
  3. You're Enough
  4. Make Believe It's Your First Time
  5. Two Lives
  6. At The End Of A Song
  7. Ordinary Fool
  8. Prime Time Love
  9. Your Baby Doesn't Love You Anymore
  10. Look To Your Dreams



2015.10.03 Saturday 21:28
ソフトロック comments(2)
Within Myself/Lisa Miller(1967)
JUGEMテーマ:音楽

2015年第28週の帰宅BGMは、Lisa Miller唯一のアルバム『Within Myself』を聴きました。

現在では、西海岸ソフト・ロックの名盤として名高い『The Yellow Balloon』を輩出したマイナー・レーベルCanterburyから1967年に発表された、これまた知る人ぞ知るソフト・ロックの名盤です。
このアルバムを入手するきっかけになったのは、ソフト・ロックのムック本で知り、たまたまディスク・ユニオンで安かったのを見つけたからです。

Lisa Millerは、このアルバムがレコードデヴューではなく、Motown参加のV.I.P.レーベルから1965年にLittle Lisa名義でシングルを発表しています。

ジャケットを見た限りではよく分かりませんが、何とこのアルバムを発表した当時、Lisaはまだ11歳だったそうで、デジパックのジャケットを開くと、あどけない少女の笑顔が出てきます(ただし、全てがアルバム発表時のものか不明)。

収録内容は、Luluが自身も出演し、ヒットさせた映画『いつも心に太陽を』の主題歌「To Sir,With Love」や、Jefferson Airplaneの「White Rabbit」、TheBeatlesの「Fool on the Hill」のカヴァー等を収録しています。

11歳で「White Rabbit」でカヴァーか!と聞くと、かなり背伸びしたおませな少女のように感じますが、確かに他にも激センチメンタルなバラード「LittleBird」のような曲も収録していますが、大人顔負けのような歌い方をするわけでもなく、上手いけれども特段上手いというわけではなく(下手じゃないという程でもない)、やはり少女のあどけなさが残る歌唱です。のど自慢や歌謡コンテストで、同世代よりも少し大人の曲を歌う上手い子っているじゃないですか。あんな感じですね。
ブラス調の「To Sir,With Love」や、ストリングをフィーチャーしたドラマチックなアルバムタイトル曲「Within Myself」。曲展開がマジカルな「Utopia」など、好曲も多く、どの曲もそつなく歌っているのですが、やはり「Mechanical Man」のようなポップ・ソングが一番年齢的に似合っているんじゃないかなと思います。あと、ボートラとして収録されている「The Loneliest Christmas Tree」もお薦めでしょうか。

「White Rabbit」のカヴァーにも表れているように、時代がサイケの時代だけあって、シタールなどの楽器もよく使われているのも特徴ですね。

 
Lisa Miller
Sundazed Music Inc.
【ディスク1】
  1. To Sir With Love
  2. Little Bird
  3. Mechanical Man
  4. Be Like a Child
  5. I’ll Hit a Lucky Streak
  6. Utopia
  7. White Rabbit
  8. Fool on the Hill
  9. Beggar Boy
  10. Within Myself
  11. Love Is
  12. The Loneliest Christmas Tree



2015.07.20 Monday 12:06
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Passage/Carpenters(1977)
JUGEMテーマ:音楽

今回の記事は、連休中のブックオフでの戦利品。
2015年第19週の帰宅BGMは、Carpentersの通算8枚目のアルバム『Passage』を聴きました。

ジャジーでありながらも、ピアノのリズムはダンサブルな冒頭の「B'wana She No Home」。今一つ似合わないなぁと思いながら作者の名前を見たら、何とMichael Franksでしたか。
他にも歌劇調の「On The Balcony Of The Casa Rosada / Don't Cry For Me Argentina (From The Opera "Evita")」といい、カナダのプログレッシヴ・ロック・バンドKlaatuのカヴァーである「Calling Occupants Of Interplanetary Craft (The Recognized Anthem Of World Contact Day)」といい、収録曲自体はよく出来てはいるのですが、個人的には今一つしっくり来ないアルバムです。

Carpentersも全盛期の勢いが衰え、兄妹の置かれた状況にも変化が見え始めた中で、Richard Carpenterの試行錯誤が窺えますが、「Calling Occupants Of Interplanetary Craft (The Recognized Anthem Of World Contact Day)」の冒頭の、Tony Pelusoと思しき人物がラジオのDJに扮するやり方は、『Now & Then』で取られた手法で、手詰まり感も何となく感じてしまいます。

実験的な試みがなされたと評される本アルバムですが、やはりCarpentersは、「I Just Fall In Love Again」や「Sweet, Sweet Smile」のような曲が一番しっくり来るようなぁと思います。
1970年代の音楽シーンも変化しつつあった時代。
Carpentersの音楽にも退潮の色が見え始め、往時の輝きも色褪せつつあり、「I Just Fall In Love Again」や「Sweet, Sweet Smile」も、少々古臭くも感じられますが、こういったスタンダードなポップ・ナンバーをベースに置きつつも、より大人っぽいAORやシティ・ポップ調の「All You Get From Love Is A Love Song」や「Two Sides」にこそ、Carpentersの進むべき姿があったように思うのです。

 
The Carpenters
A&M
【ディスク1】
  1. B'wana She No Home
  2. All You Get From Love Is A Love Song
  3. I Just Fall In Love Again
  4. On The Balcony Of The Casa Rosada/Don't Cry For Me Argentina
  5. Sweet, Sweet Smile
  6. Two Sides
  7. Man Smart, Woman Smarter
  8. Calling Occupants Of Interplanetary Craft



2015.05.17 Sunday 18:39
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One By One/The Free Design(1971)
JUGEMテーマ:音楽

2015年第10週の帰宅BGMは、The Free Designの『One By One』を聴きました。
ブックオフで1,000円ちょっとで売られていた紙ジャケ盤を入手したもので、CD自体は最新の再発盤ではありませんが、今年聴いた通勤・帰宅BGMの中で、これは早くもベストに入るアルバムでしたね。

The Free Designは、Chris、Sandy、BruceによるDedrick三兄妹によって、1967年にデヴューしたポップ・グループで、途中次女のEllenをメンバーに加えたり、長男Bruceがメンバーから抜けるなど、メンバー構成を変えながら、1972年でに7枚のアルバムを残しています。
今回聴いたアルバムは、メンバーから男Bruceが脱退した後に発表された6枚目のアルバムで、デヴューから在籍していたレーベルProject 3で発表した最後のアルバムです。

アルバム冒頭の曲でアルバムタイトル曲である「One By One」で、もういきなりノックアウトされてしまうんですよ。
Sandy、Ellenの姉妹によるコーラスワークから、穏やかなBruceのリードヴォーカルが聴こえてくると、ピースフルでハッピーな気持ちに満たされていきます。
リードヴォーカルがSandy、Ellenに移りますが、「Friendly Man」もやはり同様の曲で、至極のソフト・ロック世界へ誘ってくれますね。

「Felt So Good」は、ホーン・セクションも加わった、テンポの早い楽曲で、こういう曲は、こちらはデュオですが同じ兄妹グループであるThe Carpentersを連想させます。

「Light My Fire」は、言わずもがなThe Doorsの名曲のカヴァーですが、このジャジーなアレンジには脱帽しますね。
オリジナルのどことなく怪しげな雰囲気は残しているのですが、グッと都会的に洗練された感じに、当初は一体何の曲なのか分からなかったです。

ハーモニーよりソロの歌唱を重視した「Go Lean On A River」や「Going Back」も、ソウルやジャズの感覚が生きています。

最後の「Friends (Thank You All)」は、どこまでも飛翔していくかのような高揚感に包まれる楽曲の盛り上がりと、コーラスワークが、アルバム最後を盛り上げてくれます。

録音にはBilly CobhamやRandy Brecker等が参加。

ソフト・ロック界で非常に大きな評価を得ていた事は知っていましたが、これはもう他のアルバムもゲットせねばと思わしてくれる1枚でした。

 
フリー・デザイン
SOLID
【ディスク1】
  1. ワン・バイ・ワン
  2. フェルト・ソー・グッド
  3. フレンドリィ・マン
  4. ハートに灯をつけて
  5. ライク・トゥ・ラヴ
  6. ユー・アー・マイ・サンシャイン
  7. ゴー・リーン・オン・ア・リヴァー
  8. ゴーイング・バック
  9. ラヴ・ミー
  10. フレンズ
  11. フォー・ラブ・シーズンス (ボーナス・トラック)
  12. ワン・バイ・ワン (ボーナス・トラック)
  13. ホエア・ドゥー・アイ・ゴー (ボーナス・トラック)
  14. ライク・トゥ・ラブ (ボーナス・トラック)
  15. フレンズ (ボーナス・トラック)



2015.03.15 Sunday 13:37
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