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Steeler/Steeler(1983)

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後にリーダー・バンドKeelで成功を収めるRon Keel、Alcatrazz、同じく後にソロで成功を収めるYngwie Malmsteen、Mark Edwards(後にLionに参加)がメンバーだった、ロサンゼルスのメタルバンドが発表した唯一のアルバム。

 

Yngwieとってはデヴュー作なのだが、彼にとってはかなりの不本意なバンドで、このアルバムも農家の納屋で録音したとか嘘か本当か分らないけど、さっさとバンドを脱退しています。Ron Keelとも折り合いが悪かったよう。

 

アルバムに収録されている曲は、典型的なキャッチーなアメリカン・ハード・ロック、メタルなのですが、曲自体はそうでもギター自体はクラシカルなフレーズに溢れた速弾きが全曲で炸裂。

Yngwieの不満とは裏腹に彼の個性が爆発していますよ。

 

もちろんこのバンドの魅力がYngwieのギターにあるのは事実なのだけれども、Yngwieのソロの独断場ばかりが魅力なだけでなく、「Cold Day in Hell」や「Abduction」で聴かせるツインリード調のギターや、ギターでハーモニーを聴かせるところも憎い演出。

超絶のYngwieに対して、一方のギターはそれほど上手くないので、裏ジャケに担当パートがヴォーカルの他にギターと書いてある

Ronのギターなのかな!?

 

Ronのヴォーカルは、金切り声タイプで、個人的にはあまり好きなタイプじゃないですね。

 

楽曲も同じ歌詞を連呼する曲が多く、まだ全然練りが足りない曲が多いですが、一聴の価値はあるアルバムだと思います。

 

 

Steeler
Shrapnel
【ディスク1】
  1. Cold Day In Hell
  2. Backseat Driver
  3. No Way Out
  4. Hot On Your Heels
  5. Abduction
  6. On The Rox
  7. Down To The Wire
  8. Born To Rock
  9. Serenade

Macchi * 80年代ハードロック * 12:39 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Extreme/Extreme(1989)


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Extremeの事を知ったのは、QueenのヴォーカリストFreddie Mercuryの追悼コンサートに出演した時で、一般的に彼等に注目が集まったのもちょうどこの前後で、シングル「More Than Words」が全米1位を獲得したのも1991年だし、僕の記憶に間違いはないと思う。

 

ところが僕が彼等のアルバムを聴いたのは、上記の「More Than Words」が収録された『Pornograffitti』ではなく、今回聴いたデヴューアルバム『Extreme』で、そのきっかけも上記のFreddie Mercury追悼コンサートで彼等の事を知り、レンタル屋に『Pornograffitti』を借りに行くも、『Pornograffitti』がなく、代わりに『Extreme』を借りて来たというものでした。

 

たまたまもうすぐ閉店する古本屋で、中古品が30%OFFで入手出来ましたので、久し振りに聴いてみました。

 

Freddie Mercury追悼コンサートの時での彼等の評判は、他のハード・ロック・バンドとは一風変わった面白いバンドという感じだったように記憶していますが、僕が初めてこのアルバムを聴いた時も、その評判に違わず、新鮮に感じたものです。

 

ファンク・メタルという評判通りファンクの要素を含みながらも、ブルーズの要素も含んだ「Little Girls」や「Smoke Signals」のような楽曲があるかと思えば、「Rock A Bye Bye」のようなセンチメンタルなバラードもあり(しかもちょっと組曲風だし)、「Mutha (Don't Wanna Go To School Today)」や「Play With Me」のように様式美メタル的なクラシカルはフレーズもありと、何でもありのごった煮的な感じがあるのだが、キャッチー感もちゃんと併せ持っていて、一般受けする要素も忘れてないちゃっかりさもあるしたたかなバンドという感じは、このデヴューアルバムで既に健在。

 

AerosmithのSteven Tylerにも似たGary Cheroneのヴォーカルや、Nuno Bettencourtのテクニカルなギタープレイも売りで、面白い存在のバンドだったけど、その後はNunoのバンド脱退や、GaryのVan Halenへの加入などゴタゴタが続き、印象も悪くなってしまったうえ、結局自然消滅と今一つでしたね(その後再結成していますが)。

 

 

Macchi * 80年代ハードロック * 13:00 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

1984/Van Halen(1983)

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何となく、このアルバムが聴きたくなった。

すっごい久し振りに聴く。聴くのは20年振りくらいかも。

 

ロック・ギターの奏法にある種の革命をもたらし、「ライトハンズ奏法」を広めたEdward Van Halen率いるVan Halenが、1983年に発表したアルバム。

 

このバンド、とりわけEdwardのギターの奏法ばかりに目が行きがちだけど、本作では大胆にキーボード(シンセ)を導入した作品で、ハード・ロックの枠を超えて、ポップな領域にも踏み込み、ビルボード・チャート2位を記録している。

実際、「Jump」は彼等の代表する曲の一つで、そのコミカルなミュージック・ビデオも有名だけど、曲自体はこれまでに色々な場面で使われていて、彼等の事を知らなくても聴いた事がある人は多いはず。

 

ジョージ・オーウェルの『1984年』にインスパイアされて作られたのかよく分からないが、全編シンセ彩られたアルバムタイトル曲から始まる本作は、発表当時は賛否を呼んだんだろうね。2曲目の「Jump」や7曲目「I'll Wait 」もイントロ部分は、大胆なシンセだし。1970年代だったらこういう事やると、大抵の場合、ファンが離れて失敗するケースが多いけど、これがさらなる成功を収めるのだから、やはり1980年代だからだろうね。

 

「Jump」も然り、「Panama」のような健康的な明るさも前面に出た作品という評価も高いけど、一方で「Top Jimmy」や「Hot For Teacher」、「Girl Gone Bad」のような猥雑さも兼ね備えていて、悪ガキ的な部分もあるからこれも魅力的。

 

Edwardの破天荒なギターに加え、David Lee Rothのこれまた脱線気味なヴォーカルが、オリジナル・Van Halenの魅力だったけど、Davidは本作でバンドを脱退。

後任にベテラン・シンガーで実力派のSammy Hagar(元Montrose)を迎えるけど、David時代の猥雑さが大人しくなり、真っ当なハード・ロックになってしまうところが、面白いよね。

 

 

エドワード・ヴァン・ヘイレン,アレックス・ヴァン・ヘイレン,デイヴィッド・リー・ロス
ワーナーミュージック・ジャパン
【ディスク1】
  1. 1984
  2. ジャンプ
  3. パナマ
  4. トップ・ジミー
  5. ドロップ・デッド・レッグス
  6. ホット・フォー・ティーチャー
  7. ウェイト
  8. ガール・ゴーン・バッド
  9. ハウス・オブ・ペイン

Macchi * 80年代ハードロック * 11:17 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Asia Live Mockba 09-X1-90/Asia(1991)

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このアルバムを聴いていたら、何とJohn Wettonが亡くなったという訃報が入ってきて、ビックリしました。

John Wettonのライヴは、以前中野サンプラザで観た事があるのですが(元々はAsiaのライヴをやる予定だったが、急遽変わった)、最後にAsia、観ておきたかったですね。

 

2017年第5週の帰宅BGMは、Asiaの『Asia Live Mockba 09-X1-90』を聴きました。

 

1990年にモスクワで行われたライヴを収録したものですが、この90年前後の世界って、東欧の社会主義国が雪崩を打つように民主化したり、社会主義国の総本山ソ連が消滅したり、正に時代の転換点だったのですが、そんな頃に、まだソ連が存在していた頃のモスクワで行われたAsiaのライヴです。

80年代中頃からソ連では、当時のゴルバチョフ書記長がそれまでの社会主義体制を改革開放路線へと導いていた頃なのですが、そんな頃西側のロック・ミュージシャンもソ連でライヴを行う事が多くなりました。

 

バンド自体は、一時期活動を停止したものが再始動した形となるのですが、決していい体制ではなく、ほどなくまた活動停止してしまいます。

でも、ヒット曲のオンパレードで、文句なく楽しめる1枚ですよ。

 

それでは、更新をしばらくお休みします。

また、更新を再開しましたら、その時はよろしくお願いします。

 

 

エイジア
ダブリューイーエー・ジャパン
【ディスク1】
  1. タイム・アゲイン
  2. 孤独のサヴァイヴァー
  3. ドント・クライ
  4. キーボード・ソロ(~ラジオ・スターの悲
  5. 時へのロマン
  6. ロック・アンド・ロール・ドリーム
  7. スターレス
  8. ブック・オブ・サタデー
  9. 嘘りの微笑み(パートI&II)
  10. ザ・ヒート・ゴーズ・オン
  11. ゴー
  12. ヒート・オブ・ザ・モーメント
  13. 悲しみの瞳
  14. キャリ・アン

Macchi * 80年代ハードロック * 18:37 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Siogo/Blackfoot(1983)

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やたらTwitterで発信し続ける次期大統領もいれば、お気に入りの(うるさく言わない)テレビ局には気前よく出演する首相もいて、政治家も様々ですが、何だかな…。

世界は、どんどん混沌とした方向に向かっているような気が…。

そもそも、何でこんなに株式市場や為替相場が活況しているのも、よく分からないし。どこに明るい展望が見えているのか全く僕には理解出来ません。

 

2016年第50週の通勤BGMは、Blackfootの『Siogo』を聴きました。

よくよく調べてみたら、昨年の今頃もBlackfootの『Strikes』を聴いていたんですよね。

それにしても「Siogo」って、どういう意味だろう?輸入盤(中古)を買ったので、意味が分かりません。

 

Uriah HeepのKen Hensleyが加入した本作。

 

きらびやかなシンセの音色とシンフォニックなキーボードのイントロの冒頭曲「Send Me An Angel」に、かなり戸惑わされます。その後の曲展開は疾走感溢れる様式美メタル。このバンドって、とりあえずサザン・ロックのバンドでしたよね!?

『Strikes』でも、ブリティッシュ・ハード・ロックに通じる面も持ち合わせていましたが、ここまでヨーロッパ様式美に染まるとは…。Ken Hensleyがもたらした影響でしょうか。恐るべしKen Hensley。

「We're Goin' Down」も然るべしという感じです。

 

またキャッチーさも、元々持ち合わせていたバンドでしたが、このアルバムでもその傾向は「Heart's Grown Cold」や「Sail Away」と健在。「Heart's Grown Cold」での爽やかさは、もはやサザン・ロックというカテゴリとは無縁ですね。

さらに磨きがかかったのか、「Teeage Idol」はForeigner、「Goin' In Circles」はRainbow辺りの楽曲に通じるものがあり、というより「Goin' In Circles」なんて、Rainbowそのまんまじゃないですか(苦笑)。

こうやって聴いていると、Rick MedlockeのヴォーカルもGraham Bonnetと、結構似ていたりします。

 

バンド的には、このアルバムの頃が商業的に最盛期で、ヨーロッパ様式美と80年代キャッチーさがガッチリと組み合った本作がかなりの人気のようですが、個人的にはもうちょっとアメリカ南部のバンドらしく、泥臭いブルーズ臭も欲しかったかなという感じです。

まあ、リリースした時代が時代だから、しょうがないといえばしょうがないのですが。

 

 

Blackfoot
Wounded Bird Records
【ディスク1】
  1. Send Me An Angel
  2. Crossfire
  3. Heart's Grown Cold
  4. We're Goin' Down
  5. Teenage Idol
  6. Goin' In Circles
  7. Run For Cover
  8. White Man's Land
  9. Sail Away
  10. Drivin' Fool

Macchi * 80年代ハードロック * 22:57 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Blue Murder/Blue Murder(1989)

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11月一杯まで、週末は忙しいので、なるべく記事はサラッと…。

と、これまでサラッと書けた事がありませんが…。

 

2016年第41週の通勤BGMは、Blue Murderのファーストアルバム『Blue Murder』を聴きました。

 

今年の6月18日の記事では、セカンドアルバムを取り上げましたが、今回はその前作であるファーストです。
Blue Murderについては、6月18日の記事に簡単な履歴を書きましたので、改めて今回は書くつもりはありませんが、メンバーについては、このファースト・アルバムを発表した当時は、John Sykesを筆頭に、Tony Franklin、Carmine Appiceという構成になっています。

 

90年代以降のアルバムかと思っていましたが、ギリギリ80年代のアルバムなんですね。

ジャケットは、重厚感溢れる感じで、メタリックなサウンドを期待してしまいますが…。

 

本作も次作同様に絶賛されていますが、個人的にはそんなにいいかなと…。

 

次作ほどではありませんが、本作もやはりメロディアス・ハード・ロックですね。ただ、いい意味でブリティッシュ・ロックらしい「硬さ」は本作の方がまだ残っているのかな?という気がします。

 

じゃあ、本作のどの曲がいいですか?と問われると、強いて言えば「Sex Child」かな…と、僕は答えに詰まってしまうんですよね。

ある程度のキャッチーさはありつつも、一部を除いてベタなメロディの曲があるわけではないし、Sykesも80年代以降に登場したハード・ロック勢の一人だから、70年代以前に登場したそれまでのハード・ロック勢の持っていたブルージー感も希薄だし、どの曲も似たような感じでこれっていう引っ掛かる曲がないです。

もうちょっとシングル向きな感じの曲もあっていいかなという気がします。

唯一ベタ過ぎるバラード「Out Of Love」がありますが、ここまで来ると胃もたれして、ちょっとベタ過ぎて重いかな…という感じ。難しいですね。

 

Sykesのヴォーカルも上手いんだけど、シャウトには迫力に欠けるし、これもアルバムを単調な感じにしている原因かなと思います。

あと、これは6月18日の記事でも書いたけど、ギターソロの感じとかやはりWhitesnakeの影がチラつくんですよね。もうこれは仕方ないんですが…。

 

いい事全然書いていませんが、完全な駄目出しではなく、個人的には、点数付けるなら70点位かなという感じなのです。

 

Tony Franklinのベースが凄いのですが、ジャケットを見た時、Billy Idolかと思いました。

 

 

ブルー・マーダー
ユニバーサル インターナショナル
【ディスク1】
  1. ライオット
  2. セックス・チャイルド
  3. ヴァリー・オブ・ザ・キングス
  4. ジェリー・ロール
  5. ブルー・マーダー
  6. アウト・オブ・ラヴ
  7. ビリー
  8. トレミー
  9. ブラック・ハーテッド・ウーマン

Macchi * 80年代ハードロック * 13:08 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Heart/Heart(1985)

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9月も終わり。

今年もあと3ヶ月か…。

 

2016年第39週の通勤BGMは、Heartの『Heart』を聴きました。

 

Heartは、1976年にデヴューしたAnnとNancyのWilson姉妹を中心とするアメリカン・ハード・ロック・バンドですが、Led Zeppelinに影響を受けた音楽性や、美人の姉妹がいる事などが話題を呼び、デヴュー当初は好調なスタートを切っています。

しかし、1979年にオリジナルメンバーのRoger Fisherが脱退して以降、相次ぐメンバーの脱退も重なり、1980年代前半はその人気も低迷してしまいます。

今回聴いたアルバムを発表した当時のメンバーは、Wilson姉妹の他に、セカンドからメンバーとなったHoward Leese。そして脱退したメンバーの後任には、Mark Andes(Spirit、Jo Jo Gunne、Firefall)、Denny Carmassi(Montrose、Gamma)というベテラン・ミュージシャンが加入しています。

 

今回聴いたアルバムは、プロデューサーにRon Nevisonを迎え、キャッチーなハード・ポップ路線へと舵を切った作品で、「What About Love」や「Never」、「These Dreams」、「Nothin' At All」と、多くのシングルヒットも生み出し、アルバム自体も全米1位となる快挙を成し遂げています。

僕自身、リアルタイム世代で、当時Heartを熱心に聴いてはいませんでしたが、「Never」はやたらラジオでかかっていた事は記憶しています。

 

アルバム冒頭は「If Looks Could Kill」。いかにも80年代当時のアメリカ西海岸ハード・ロック・バンドらしい爽快でキャッチーなナンバーで、嫌味を全く感じさせません。他にも「All Eyes」辺りが同系統の曲ですね。

 

続く「What About Love」、「Never」、「These Dreams」は、いずれもシングル・ヒット曲。どれもポップ・ナンバーで、こういう曲がビッグヒットを生んだという事は、当時の音楽シーン、リスナーに受ける音楽がどんなものか容易に推測できます。

ただ、本来ハード・ロック・バンドであるHeartが、こういうナンバーでヒットせざる得なかったところが、苦しいバンド事情も窺わせます。

この並びからは外れていますが、「Nothin' At All」なんかは、Bangles辺りが歌っていても何の遜色もない曲ですし。

 

バンドの面目躍如ともいえる豪快な「The Wolf」や「Shell Sock」というナンバーもありますが、本アルバムではむしろ異色な方ですね。

 

1980年代中頃のアルバムという事を考えれば、本アルバムはメインストリームを行くアルバムで、良く出来たアルバムなのですが、いずれの収録曲もコンパクトにまとめられたシングル向きの曲ばかりで、逆にアルバムとしての聴き応えがなくなっているのも事実。

また、Howard LeeseやDenny Carmassiのようなメンバーがいるにも関わらず、彼等の演奏もほとんど見せ場がないのも残念です。

 

 

Heart
Capitol Records
【ディスク1】
  1. If Looks Could Kill
  2. What About Love
  3. Never
  4. These Dreams
  5. The Wolf
  6. All Eyes
  7. Nobody Home
  8. Nothin' At All
  9. What He Don't Know
  10. Shell Shock

Macchi * 80年代ハードロック * 12:29 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Surveillance/Triumph(1987)

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梅雨明けしたと思ったら、猛暑とゲリラ豪雨。

記事を書くのも面倒な気温になってきましたね。

 

この前、CSのミュージックエアで、1983年に行われたUSフェスティバルの一部を収録した番組を放送したのを観たのですが、ハード・ロック、へヴィ・メタル・デーの部分は、Judas Priest、Scorpions、Triumphの3組の出演部分が放送されていました。

Triumphについては、2014年10月18日にUSフェスティバルのライヴ・アルバムを記事にしましたね。

 

だからというわけではないのですが、2016年第31週の通勤BGMは、Triumphの『Surveillance』を聴きました。

9枚目で、オリジナルメンバーでは一旦最後となったアルバムです。

 

アルバムは、何となく彼等の音楽性をパターン化してしまった感があり、新味がないと言われれば身も蓋もないのですが、冒頭に「Into the Forever」という曲をプロローグに置き、Rik Emmettがヴォーカルを執るガッツのある「Never Say Never」へと続きます。

続く「Headed for Nowhere」は、Gil Moorがヴォーカルを執り、スピード感のあるメタリックな楽曲。ちなみにこの曲には、Steve Morseがリード・ギターで参加しており、Rikとの火花散るプレイが聴きものでもあります。

続く小曲「All the King's Horses」は、美しいアコースティック調の楽曲で、これも彼等の小ネタ的な楽曲です。ここまでは、全盛期の思わせる内容となっています。

 

雰囲気が変わってくるのは、シンセの使い方がいかにも1980年代的で、ニューウェイブっぽい感じにも聴こえる5曲目の「Carry on the Flame」から。この曲からポップ感が増してくるのですが、6曲目「Let the Light (Shine on Me)」は完全にポップス。Rikが歌っているので、いかにも彼らしい曲といえばそうなのですが、やはりちょっとポップ過ぎるかな。

まだこの辺りの曲はRikのハイトーン・ヴォーカルが映えるのですが、Gilが歌うダンサブルな「Rock You Down」は、どこか別のバンドで聴けるような曲だし、ハード&へヴィな曲にこそGilの豪快なヴォーカルが生きる考える僕には、このような曲はどうかと思う選曲。ましてやマイルドなAOR調の「All Over Again」なんて…。

 

このアルバム、プロローグがあるのならプレリュードも当然あるわけで、「The Waking Dream」という曲がプレリュード曲なのですが、何故か最後ではなく、あと3曲残しているにも関わらず、9曲目にあるのが理解出来ない点です。

特に10曲目の「On and On」辺りの曲なんかは、キャッチーですがメロディアスな好ハード・ロック曲で、何故プロローグ−プレリュード間に入らなかったのか、首をかしげたくなるアルバム構成となっています。

 

Triumphは、RikとGilの対立が激しくなり、結局このアルバムを最後にRikがバンドを脱退。活動停止を余儀なくされます。

 

 

トライアンフ
ポリスター
【ディスク1】
  1. プロローグ~イントウ・ザ・フォーエヴァー
  2. ネヴァー・セイ・ネヴァー
  3. ヘッディッド・フォー・ノーホエア
  4. オール・ザ・キングス・ホーシズ
  5. キャリー・オン・ザ・フレーム
  6. レット・ザ・ライト(シャイン・オン・ミー)
  7. ロング・タイム・ゴーン
  8. ロック・ユー・ダウン
  9. プレリュード・ザ・ウェイキング・ドリーム
  10. オン・アンド・オン
  11. オール・オーヴァー・アゲイン
  12. ランニング・イン・ザ・ナイト

Macchi * 80年代ハードロック * 20:46 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Night Songs/Cinderella(1986)

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なんとなくジメジメ感がアップしてきましたが、もう梅雨かぁ…と思い、早く梅雨明けしないかなと、まだ関東は梅雨入りしていないのに、梅雨明けを期待したりしています。

2016年第21週の通勤・帰宅BGMは、Cinderellaデヴューアルバム『Night Songs』を聴きました。

Jon Bon Joviによって見出され、メジャーデヴューを果たし、そのデヴュー作が全米3位を記録するという、正にバンド名通りシンデレラ・ストーリーを地で行った1980年代アメリカン・ハード・ロックの名盤です。

姿格好は、当時の流行りだったLAメタルのヴィジュアル・センスに相通じるものがありますが、そこは東海岸のバンド。どっしりとした重いハード・ロックンロールを聴かせており、LAメタルにあるような軽やかさはありません。
バンド・リーダーのTom Keiferも、そのハイトーン・ヴォーカルで吠えまくっており、そのかける意気込みに、粗削りながらも微笑ましいものが感じられます。
収録曲中で僕自身のお薦め曲は「Shake Me」と「Back Home Again」。
「Nobody's Fool」のようなバラードも収録していますが、アルバムはハード・ロックンロール一直線という感じで、個人的には正直言って単調に感じます。
しかし、この単純で分かりやすいところが、いつの時代もアメリカン・ロックで受ける要素なのでしょう。

バンドは、Tomの志向が表立って行き、ブルージーな路線に向かっていくのですが、このアルバムでは「Hell On Wheels」のようにスライドギターをフィーチャーした曲があるものの、まだそのような面は表れていません。

 
シンデレラ
ユニバーサル インターナショナル
【ディスク1】
  1. ナイト・ソングス
  2. シェイク・ミー
  3. ノーバディーズ・フール
  4. ナッシン・フォー・ナッシン
  5. ワンス・アラウンド・ザ・ライド
  6. ヘル・オン・ホイールス
  7. サムバディ・セイヴ・ミー
  8. イン・フロム・ジ・アウトサイド
  9. プッシュ、プッシュ
  10. バック・ホーム・アゲイン
  11. イン・フロム・ジ・アウトサイド(ライヴ・ヴァージョン)(日本のみのエキストラ・トラック)

Macchi * 80年代ハードロック * 13:22 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

The Final Countdown/Europe(1986)

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2016年第9週の帰宅BGMは、Europeの『The Final Countdown』を聴きました。
彼等の出世作となったこれまたサードアルバムですね。

このバンドについては、リアルタイム世代なので、大ヒット曲となったアルバムタイトル曲はもちろん聴いていますが、当時高校生だった僕は、今ほどハード・ロック、へヴィ・メタルに興味がなかったので、アルバム自体は今まで聴いた事がありませんでした。
今回は、ブックオフの500円棚で見つけたので、入手してみた次第です。

一聴して、これはメロハー(メロディアス・ハード・ロック)の名盤だわと思いましたよ。
これが売れないわけがない。
キャッチーでメロディアスなハード・ロックが、アルバムタイトル曲や「Rock The Night」、「Danger On The Track」と、これでもかと続き、捨て曲が一切ない。
甘美なバラード「Carrie」も心憎いばかりで、ドライヴする「Ninja」のような曲も全くスキがない。
正直、出来過ぎでそういうところが面白くないといえば面白くないのですが(苦笑)。

David Byronのようによく伸びるJoey Tempestのハイトーン・ヴォーカルは、Steve Perryのように節回しが効くところが、楽曲を最強のものにしており、John Norumのツボを押さえた流麗なギターワークも実に心地いいです。

アメリカナイズされた本作は、北欧メタルの保守本流からは外れるのかもしれませんが、1980年代が生んだハード・ロックの名盤の一枚ですね。

 
Europe
Sony
【ディスク1】
  1. The Final Countdown
  2. Rock The Night
  3. Carrie
  4. Danger On The Track
  5. Ninja
  6. Cherokee
  7. Time Has Come
  8. Heart Of Stone
  9. On The Loose
  10. Love Chaser
  11. The Final Countdown
  12. Danger On The Track
  13. Carrie

Macchi * 80年代ハードロック * 20:47 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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