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Linda Ronstadt, Stone Poneys And Friends Vol./The Stone Poneys(1968)

JUGEMテーマ:音楽

 

桜を見る会ね。

誰を呼んだかとか、法令違反だとかもちろん大事だけど、一般人の感覚からして、予算に対して毎年うなぎ上りの予算オーバーしている事自体が、普通の会社だったら完全にアウトだと思うんだけど。

それで、今年の実績に合わせて、来年の予算を例年の予算をはるかにオーバーした今年の実績額並みに要求するなんて、どういう神経しているんだって感じ。

全く予実管理が出来ていなんだな。政治家と役所って。

 

と世間話をひとしきりに書いたところで、The Stone Poneysの3枚目のアルバムです。

といっても、Bobby KimmelもKenny Edwardsもグループを脱退して、Linda Ronstadtしか残っていないんですけどね。実質的なソロデヴュースタートとも言えます。

 

冒頭の2曲、「Fragments」と「By The Fruit Of Their Labor」、それに4曲目の「Star And A Stone」はフォーキーな楽曲で、どれもLinda自身をかなり抑えた感じで美しいソフトロック調。

「By The Fruit Of Their Labor」と「Star And A Stone」は、KimmelとEdwardsの共作曲。個人的にはこの2曲がアルバム中で好きですね。


「Hobo」、「Aren't You The One」、「Wings」と、Tim Buckleyの楽曲を3曲取り上げていますが、これらの曲はしっかりと自身の存在を主張した、後のLindaを思わせる曲で、カントリーロック調の「(Up To My Neck In)High Muddy Water」とMike Nesmith作「Some Of Shellys Blues」は、もう完全にLinda節。

 

グループ分解アルバムだし、過渡期のアルバムなのであまり評価は良くないですが、1曲1曲は粒ぞろいのアルバムだと思います。

 

 

 

リンダ・ロンシュタット
ユニバーサル ミュージック
【ディスク1】
  1. ラヴ・イズ・ア・チャイルド
  2. バイ・ザ・フルーツ・オブ・ゼア・レイバー
  3. 流れ者
  4. スター・アンド・ア・ストーン
  5. レッツ・ゲット・トゥゲザー
  6. 泥水に首まで
  7. アーント・ユー・ザ・ワン
  8. ウィングス
  9. サム・オブ・シェリーズ・ブルース
  10. ストーニー・エンド

Macchi * 60年代西海岸ロック * 23:56 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Happy Together/The Turtles(1967)

JUGEMテーマ:音楽

 

ようやく夜は秋らしくなってきましたね。

 

今回はThe Turtlesのサード・アルバム『Happy Together』を聴きました。

 

アルバムタイトルを見れば分かるように、彼等の代表曲で悶々系ロックの不朽の名曲「Happy Together」を収録したアルバムです。

「Happy Together」は全米チャートで1位を記録し、今回聴いたアルバムもチャート25位を記録する好成績を収めました。

 

本作には、後にJefferson Starship参加するJohn Barbataや、MFQの結成メンバーで、The Monkeesのプロデューサーとして名を馳せるChip Douglasがメンバーとして参加しています。

 

冒頭「Makin' My Mind Up」や「Guide For The Married Man」、「Me About You」などホーンセクションが光るポップナンバーが特徴的なアルバムでビート感は後退していますが、やはり「Happy Together」は群を抜いているかな。

悶々とした歌い出しから、バックコーラスがパーパパと加わり盛り上がる本曲は、Garry BonnerとAlan Gordonというソングライターチームが作った曲ですが、他のアーティストは見向きもしなかった曲だったという事で、彼等には無名の作曲家を発掘する才能に長けていた好例ですね。

本作では、無名時代のWarren Zevonが作った美しいバラード「Like The Seasons」も収録しています。

 

アルバム最後は、メンバーのHoward KaylanとAl Nicholが作った、おふざけ感タップリで戯曲調の「Rugs Of Wood And Flowers」で締めますが、こういうところもただのアイドル・ポップ・バンドで終わらない彼等を象徴していますね。

 

 

 

 

Turtles
Edsel
【ディスク1】
  1. "1. Makin’ My Mind Up
  2. Guide For The Married Man
  3. Think I’ll Run Away
  4. The Walking Song
  5. Me About You
  6. Happy Together
  7. She’d Rather Be With Me
  8. Too Young To Be One
  9. Person Without A Care
  10. Like The Seasons
  11. Rugs Of Woods And Flowers"
【ディスク2】
  1. "1. Makin’ My Mind Up
  2. Guide For The Married Man
  3. Think I’ll Run Away
  4. The Walking Song
  5. Me About You
  6. Happy Together
  7. She’d Rather Be With Me
  8. Too Young To Be One
  9. Person Without A Care
  10. Like The Seasons
  11. Rugs Of Woods And Flowers"

Macchi * 60年代西海岸ロック * 20:10 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Turtle Soup/The Turtles(1969)

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えっ!?

ちょっとビックリする事があった。

 

それにしても、連休明けの仕事の忙しさは、まだ当分終わらないな…。

もういい加減に疲れてきたけど、と同時に最近の帰りの時間が普通に思えてきた自分も何だかなぁ。

早く帰りて…。

 

というわけで、今回はThe Turtlesの5枚目のアルバムです。

ドラマーがJohn BarbataからJohn Seiterに交代し、The KinksのRay Daviesがプロデュースしています。

 

それまでのアルバムと違い全編自作曲で構成しており、初期のビート系のフォーク・ロックっぽさも「She Always Leaves Me Laughing」で聴く事が出来るのですが、途中転調もするR&B調の「Come Over」やソフト・ロック調の「House on the Hill」、優しいポップ・ソング「John and Julie」、カントリー・ワルツ調の「Dance This Dance」など、もはや一つの枠では収まり切らない多彩な魅力に溢れたアルバムです。

 

個人的にどれがお薦めかと言われるとかなり迷いますね。

ノリノリな「Come Over」や「Bachelor Mother」もいいし、ポップな魅力の「House on the Hill」や「You Don't Have to Walk in the Rain」もいい。ビート感漂うフォーク・ロック調の「She Always Leaves Me Laughing」や「Torn Between Temptations」も素晴らしい。

 

演奏も歌もバンド感がさらに強化されて、まだ彼等の全アルバムを聴いたわけではありませんが、最も脂が乗っている時じゃないかなとも思います。

他にも聴かなければいけないアルバムあるから、そう思うのは早計かもしれないけどね。

 

それにしても、John Seiterのドタバタドラム、ハード・ロック・バンドでもないのにすげぇな。

 

 

Turtles
Edsel
【ディスク1】
  1. "1. Come Over
  2. House On The Hill
  3. She Always Leaves Me Laughing
  4. How You Love Me
  5. Torn Between Temptations
  6. Love In The City
  7. Bachelor Mother
  8. John & Julie
  9. Hot Little Hands
  10. Somewhere Friday Night
  11. Dance This Dance
  12. You Don’t Have To Walk In The Rain"
【ディスク2】
  1. "1. Goodbye Surprise
  2. Like It Or Not
  3. There You Sit Lonely
  4. Can I Go On
  5. You Want To Be A Woman
  6. If We Only Had The Time
  7. Dance This Dance With Me [demo]
  8. Come Over [demo]
  9. How You Love Me [demo]
  10. Strange Girl [demo]
  11. Marmendy Hill [demo]
  12. Turtle Soup radio spot"

Macchi * 60年代西海岸ロック * 23:58 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

It Ain't Me Babe/The Turtles(1965)

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世間でいうお盆休みの時の事ですが、初めて入った本格インドカレー屋さんで、店員のお姉さんとの優しいちょっとした会話に、癒された今日この頃です。

 

今回は、The Turtlesのファースト・アルバムです。

 

収録曲は、Barry McGuireのヒットで有名なEve of Destruction」をはじめとするP.F. Sloanの曲や、「Like A Rolling Stone」をはじめとするBob Dylanの曲のカヴァーを中心に、「Wanderin' Kind」といったメンバーのHoward Kaylanのペンによるオリジナル曲を織り交ぜています。

このアルバムでは、Dylanの「It Ain't Me Babe」と、Sloanの「Let Me Be」を、それぞれビルボードチャート10位、30位にチャートインしています。

 

ちなみに「Let Me Be」は、次作『You Baby』でも再収録されています。

 

The Byrds同様、フォーク・ロックを展開していますが、ヒットした「It Ain't Me Babe」や「Let Me Be」を聴いていると、メロウなポップ・ロック・バンドのような印象を受けますし、これらの曲がヒットしたところを考えると、リスナーが彼等に求めたイメージもそんな感じだったのかなという気がしますが、「Let The Cold Winds Blow」や「A Walk In The Sun」を聴いていると、彼等自身はもっと荒々しいガレージ・ロック的な面も求めていたような気がしますね。

 

まだデビューアルバムなので、今一つパッとした印象が残らないアルバムですが、彼等の魅力の片鱗が垣間見えるアルバムです。

 

 

Turtles
Edsel
【ディスク1】
  1. "1.Wanderin’ Kind
  2. It Was A Very Good Year
  3. Your Maw Said You Cried
  4. Eve Of Destruction
  5. Glitter And Gold
  6. Let Me Be
  7. Let The Cold Winds Blow
  8. It Ain’t Me Babe
  9. A Walk In The Sun
  10. Last Laugh
  11. Love Minus Zero
  12. Like A Rolling Stone"
【ディスク2】
  1. "1.Wanderin’ Kind
  2. It Was A Very Good Year
  3. Your Maw Said You Cried
  4. Eve Of Destruction
  5. Glitter And Gold
  6. Let Me Be
  7. Let The Cold Winds Blow
  8. It Ain’t Me Babe
  9. A Walk In The Sun
  10. Last Laugh
  11. Love Minus Zero
  12. Like A Rolling Stone"

Macchi * 60年代西海岸ロック * 17:14 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

The Stone Poneys/The Stone Poneys(1967)

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西城秀樹の突然の訃報にはビックリしました。
自分に姉がいるからその反動というのも変ですが、幼少期の自分にとって西城秀樹は、憧れのお兄さん的な存在だったものです。
昔のアイドルは、海外アーティストの曲をカヴァーするのも珍しくありませんでしたが、西城秀樹というと、Village Peopleの「Y.M.C.A.」をカヴァーした「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」を大ヒットさせました。
全盛期を過ぎた1980年代も、Graham Bonnetの「Night Games」や、Wham!の「Careless Whisper」を「抱きしめてジルバ」という邦題でカヴァーしていたのが、中学生になって洋楽に目覚めた頃の自分に強く印象に残っています。
ご冥福をお祈りいたします。

 

西城秀樹の話はここまでにして、今週聴いたアルバムです。
今週はThe Stone Poneysのデヴューアルバムを聴きました。
Linda Ronstadtがソロデヴューする前に、Bobby KimmelやKenny Edwardsと組んでいたフォーク・ロック・グループですね。

 

冒頭の「Sweet Summer Blue And Gold」を聴くと、後にポップ・ロック・シンガーとして大成するLindaからは想像出来ないようなカントリー・フレイバーが漂う実直なフォーク、フォーク・ロック内容のアルバムなのですが、Fred Neilの「Just A Little Bit Of Rain」や、Tom Campbellの「Orion」を聴くと、まずカントリー・ロックの歌姫として成功する彼女の姿が垣間見えるような気もします。

 

デヴュー当時は全く売れなかった本作ですが、Lindaが成功した後、「The Stone Poneys Featuring Linda Ronstadt」と改題され、再発売されると、チャートインを果たしており、どうしてもLindaばかりに注目が集まってしまいますが、PPMのように3人の美しく優しいハーモニーワークが堪能出来る「If I Were You」、「Bicycle Song(Soon Now)」、「Back Home」の3曲や、シュールな「Train And The River」が、個人的にはお薦めですね。

 

 

リンダ・ロンシュタット
ユニバーサル ミュージック
【ディスク1】
  1. スウィート・サマー・ブルー・アンド・ゴールド
  2. イフ・アイ・ワー・ユー
  3. ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・レイン
  4. バイシクル・ソング
  5. オリオン
  6. ワイルド・アバウト・マイ・ラヴィン
  7. バック・ホーム
  8. メレディス
  9. トレイン・アンド・ザ・リバー
  10. オール・ザ・ビューティフル・シングス
  11. 2:10 トレイン

Macchi * 60年代西海岸ロック * 13:35 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Cheap Thrills/Big Brother & The Holding Company(1968)

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GWだというのに風邪をひいてしまい、最悪でした。

もっとも、例年通りGWは忙しかったので、関係ないといえば関係ないけど。

早く普通の生活に戻りたいなぁ…。

 

というわけで、Janis Joplinのおかげで一躍その存在がクローズアップされたBig Brother & The Holding Companyのセカンドを聴きました。

有名な「Summertime」や「Piece Of My Heart」、それに「Ball And Chain」も収められています。特に「Summertime」でのJanisの伝説的名唱は有名ですが、グダグダ感漂うメンバーの演奏はハッキリ言って下手くそですね。でも、サイケなこの頃の西海岸という状況が妙にマッチしていて説得力を持ってしまうのだから、音楽というのはテクニックや機材のいい悪いだけでなくて、その置かれた環境がまた影響するという事を証明しています。

 

Janisのブルーズ・シンガーとしての名唱を堪能したいのなら、「Turtle Blues」もお薦め。

 

 

Janis Joplin
Sony
【ディスク1】
  1. Combination Of The Two
  2. I Need A Man To Love
  3. Summertime
  4. Piece Of My Heart
  5. Turtle Blues
  6. Oh, Sweet Mary
  7. Ball And Chain
  8. Roadblock (Studio Outake)
  9. Flower In The Sun (Studio Outake)
  10. Catch Me Daddy (Live)
  11. Magic Of Love (Live)

Macchi * 60年代西海岸ロック * 12:46 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Dr. Byrds & Mr. Hyde/The Byrds(1969)

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2016年第36週の通勤BGMは、The Byrdsの7枚目のアルバム『Dr. Byrds & Mr. Hyde』を聴きました。

 

カントリー・ロックのパイオニア的な存在である前作『Sweetheart Of The Rodeo』発表後にGram Parsonsが脱退し、新たにClarence White、Gene Parsonsを招き入れたThe Byrdsでしたが、さらにChris Hillmanが脱退し、後任にJohn Yorkを迎い入れ、新たな布陣で発表したアルバムですね。

 

本作は前作で新たな境地を切り開いたカントリー・ロックと、これまでバンドがプレイしてきたサイケデリック・ロックが混在するアルバムで、アルバムタイトルの「Dr. Byrds」がサイケデリック、スペース・ロックを、「Mr. Hyde」がカントリー・ロックを表し、二重人格的な内容を持ったアルバムとして評されています。

 

アルバムは、ジャケットそのものを表現しているような、どことなく重苦しさの漂うダークでサイケなBob Dylanのカヴァー曲「This Wheel's on Fire」から始まります。

冒頭から重い出だしで、この先どうなるのやらと思ってしまいますが、続く「Old Blue」、「Your Gentle Way of Loving Me」とのどかなカントリー・ロックが続きホッと一安心。そして「Child of the Universe」では、フォーク・ロックと懐かしい展開。

続く「Nashville West」、「Drug Store Truck Drivin' Man」と、これまた秀逸なカントリー・ロックが続きます。

「King Apathy III」、映画『Candy』の為に書かれた「Candy」と、フォーク・ロックとカントリー・ロックを融合させたような実験的な曲展開をする2曲が続くと、ちょっとへヴィでブルージーな「Bad Night at the Whiskey」で、再びアルバムはサイケサイドに戻ります。

最後の「Medley: My Back Pages/B.J. Blues/Baby, What Do You Want Me to Do」もDylanのカヴァー曲で、曲自体は明るいですが、ギターは重めで軽やかさはないですね。

 

アルバムを通しで聴いて思うのは、Clarence Whiteというギタリストが実に器用なギタリストであるという事。

Clarence Whiteというと、ストリング・ベンダー・ギターの開発者で、Gram Parsonsと並び、カントリー・ロックの世界では重要人物として挙げられ、本作のカントリー・ロック曲でも如何なくそのセンスを発揮しているのですが、と同時に「This Wheel's on Fire」では当時のへヴィ・サイケ・バンドばりのファズ・ギターを聴かせ、「Bad Night at the Whiskey」ではブルージーなギタ

ーを聴かせてくれます。

セッション・ギタリストとしても活躍していたClarenceだけに、バンドの音像をより強固なものにした功績は大きいですね。

 

 

ザ・バーズ
Sony Music Direct
【ディスク1】
  1. 火の車
  2. オールド・ブルー
  3. ユア・ジェントル・ウェイ・オブ・ラヴィング・ミー
  4. チャイルド・オブ・ジ・ユニヴァース
  5. ナッシュヴィル・ウエスト
  6. ドラッグ・ストアー・トラック・ドライヴィン・マン
  7. キング・アパシー III
  8. キャンディ
  9. バッド・ナイト・アット・ザ・ウイスキー
  10. マイ・バック・ペイジズ|B.J.ブルース|ベイビー・ホワット・ユー・ウォント・ミー・トゥ・ドゥ
  11. スタンレイズ・ソング <ボーナス・トラック>
  12. レイ・レディ・レイ <ボーナス・トラック>
  13. 火の車 <ボーナス・トラック>
  14. マイ・バック・ペイジズ <ボーナス・トラック>|B.J.ブルース <ボーナス・トラック>|ベイビー・ホワット・ユー・ウォント・ミー・トゥ・ドゥ <ボーナス・トラック>
  15. ナッシュヴィル・ウエスト <ボーナス・トラック>

Macchi * 60年代西海岸ロック * 20:33 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

ポール・カントナー死去

今朝、新聞で知りましたが、ポール・カントナー(ジェファーソン・エアプレイン等)が、28日に亡くなったんですね。
デヴィッド・ボウイやグレン・フライほど大きく取り上げられませんでしたが、彼も間違いなく一時代を築いた方でした。
相次ぐロック・レジェンドの訃報に、本当に一つの時代が終わったという感じです。
Macchi * 60年代西海岸ロック * 15:06 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Sweetheart Of The Rodeo/The Byrds(1968)

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いよいよ8月も終わりですが、8月後半は雨や曇りの日が多くて、時には涼しすぎる日もありますね。
2015年第33週の通勤BGMは、The Byrdsの『Sweetheart Of The Rodeo』を聴きました。

The Byrdsの通算6枚目のアルバム。
本作は、当初ポピュラー・ミュージックの進化の歴史をつづったコンセプトアルバムのような2枚組アルバムを作るつもりでしたが、前作の制作途中で脱退したDavid Crosby、Michael Clarkeの後に加入したGram Parsonsの主導によりナッシュビルで録音された、カントリー・ロック・ブームの先鞭を切った、記念碑的アルバムですね。

カントリー・ロックの先駆的アルバムという事で、その収録内容は、Louvin Brothersの「The Christian Life」といったカントリー・カヴァーはもちろんなのですが、The Byrdsの音楽的原点となったBob Dylanの「You Ain't Going Nowhere」や「Nothing Was Delivered」、Woody Guthrieの「Pretty Boy Floyd」、William Bellの「You Don't Miss Your Water」といった、フォーク、ソウルといった曲までカヴァーしているのが特徴的ですね。
しかも、これらのカヴァー曲を全編にわたって、スティール・ギターなどを大々的にフィーチャーし、実直的なまでにカントリー調にアレンジしてしまっているところには、脱帽としか言えません。
オリジナル曲でも、カントリー・バラード「Hickory Wind」といった秀逸な曲を収録しています。

個人的なお薦め曲は、「Hickory Wind」もいいですが、「You Don't Miss Your Water」、「One Hundred Years From Now」、「Nothing Was Delivered」の3曲。
どの曲も、それまでのThe Byrdsらしいコーラスワークが特徴的な曲です。
「One Hundred Years From Now」は際立つスティール・ギターの音色に対し、Roger McGuinnの12弦ギターがいい味を出しています。
「Nothing Was Delivered」は、ドラマチックな曲展開が素晴らしい曲です。

元々このアルバムに収録されている曲の大半を、Parsonsがリードヴォーカルを執っていましたが、Gramの契約上の問題からMcGuinnのヴォーカルに差し替えられたいわくつきのアルバムでもあり、現在ではボーナストラックでParsonsのヴォーカルも聴けます。

 
ザ・バーズ
Sony Music Direct
【ディスク1】
  1. ゴーイング・ノーホエア
  2. 私は巡礼
  3. クリスチャン・ライフ
  4. 涙の涸れるまで
  5. 思い焦がれて
  6. プリティ・ボーイ・フロイド
  7. ヒッコリー・ウィンド
  8. 100年後の世界
  9. ブルー・カナディアン・ロッキー
  10. 監獄暮らし
  11. なにも送ってこない
  12. レピュテイション <ボーナス・トラック>
  13. けだるい日々 <ボーナス・トラック>
  14. かわいいポリー <ボーナス・トラック>
  15. クリスチャン・ライフ (リハーサル・テイク11) <ボーナス・トラック>
  16. 監獄暮らし (リハーサル・テイク11) <ボーナス・トラック>
  17. 思い焦がれて (リハーサル・テイク43) <ボーナス・トラック>
  18. 100年後の世界 (リハーサル・テイク2) <ボーナス・トラック>
  19. すべては思い出 (インストゥルメンタル) <ボーナス・トラック>

Macchi * 60年代西海岸ロック * 16:34 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Forever Changes/Love(1967)

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2015年第26週の帰宅BGMは、Loveのサードアルバム『Forever Changes』を聴きました。

Loveのアルバム中で一番の名作として名高い本作ですが、デヴューアルバムの凡庸なフォーク・ロックと、ブルージーなハード・ロック調に移行した後期アルバムの狭間に咲いた、奇跡の名盤ですね。

アコギのイントロに導かれてストリングスが展開し、さらに曲中盤には哀愁のマカロニ・ウェスタンをも連想させる、ラテン調のトランペットのソロをフィーチャーした「Alone Again Or」から始まる本作は、アルバム冒頭からThe Millenniumの『Begin』のようなワクワク感があります。
他にもラテン音楽的な要素をベースにした楽曲は、「A House Is Not A Motel」や「Maybe The People Would Be The Times Or Between Clark And Hilldale」などがあって、これらの曲が黒人音楽とも白人音楽とも違う、独特なグルーヴ感を生んでいて、絶妙なスパイスになっています。
基本的には「The Daily Planet」や「Live And Let Live」のようなフォーク・ロックがベースのアルバムなのですが、「Alone Again Or」のような曲があるからこそ、ただのフォーク・ロック・アルバムではない一味違うアルバムに仕上がっているんですよね。

ソフトロック調の「Andmoreagain」や「The Good Humor Man He SeesEverything Like This」も好曲。

そして極めつけは最後の「You Set The Scene」でしょう。
やはりラテン的な音楽をベースにした曲なのですが、7分近い組曲調に仕上がっていて、ドリーミーな気分にさせてくれます。

ただ、このアルバムを発表した後、Artur Leeを除いた全てのメンバーが脱退してしまったので、正に奇跡の一枚ですね。
ラヴ,アーサー・リー
イーストウエスト・ジャパン
【ディスク1】
  1. アローン・アゲイン・オア
  2. ア・ハウス・イズ・ノット・ア・モーテル
  3. アンドモア・アゲイン
  4. ザ・デイリー・プラネット
  5. オールド・マン
  6. ザ・レッド・テレフォン
  7. クラーク・アンド・ヒルデール
  8. リヴ・アンド・レット・リヴ
  9. ザ・グッド・ヒューモア・マン
  10. バマー・イン・ザ・サマー
  11. ユー・セット・ザ・シーン
  12. ハミングバード(デモ)
  13. ワンダー・ピープル(アウト・テイク)
  14. アローン・アゲイン・オア(オルタネイト・ミックス)
  15. ユー・セット・ザ・シーン(オルタネイト・ミックス)
  16. ユア・マインド・アンド・ウィ・ビロング・トゥギャザー(トラッキング・セッションズ・ハイライツ)
  17. ユア・マインド・アンド・ウィ・ビロング・トゥギャザー
  18. ラフィング・ストック

Macchi * 60年代西海岸ロック * 16:22 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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