<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

Jennifer Warnes/Jennifer Warnes(1976)

JUGEMテーマ:音楽

 

Jennifer Warnesの4枚目のアルバムです。

 

それまで発表したアルバムは鳴かず飛ばずの状態でしたが、本作は全米43位を記録し、シングルでも「Right Time Of The Night」が全米6位まで上昇し、ようやく出世の足掛かりを掴みました。

 

アルバム内容は、Mick JaggerとKeith Richardsの共作による「Shine A Light」や、ヒットシングルとなったPeter McCannの「Right Time Of The Night」のようなキャッチーでカチッとした音作りの曲と、The Everly Brothersの「Love Hurts」や、Daniel Mooreの「Round And Round」のように、バラード系のシンプルでちょっとユルい感じの楽曲に分かれていて、ヒット作とはいえ、内容的にはまだ統一感が感じられません。

一般受けするなら完成度の高い前者の方の曲に軍配が上がるかもしれませんが、「Shine A Light」辺りなんかは、バックヴォーカルやホーンセクションなども強力にバックアップしているスワンプ調の曲で、Jenniferのヴォーカルも力強いので、彼女の必殺的な裏声美声に殺られた人達には、後者の曲の方が魅力的に感じるかもしれませんね。

 

録音に参加したミュージシャンが、これまた多彩で、Russ KunkelやJay Graydon、Kenny Edwards、Danny Kortchmar、Nikky Hopkins等々、実力派のスタジオミュージシャンがすらりと名前を並べています。

 

 

ジェニファー・ウォーンズ
SMJ
【ディスク1】
  1. ラヴ・ハーツ
  2. ラウンド・アンド・ラウンド
  3. シャイン・ア・ライト
  4. あなたは私のもの
  5. 夢を見ながら
  6. ママ
  7. 星影の散歩道
  8. マギー・バック・ホーム
  9. ドント・リード・ミー・オン
  10. 行かないでダディ
  11. オー・ゴッド・オブ・ラヴリネス

Macchi * 女性ヴォーカル * 19:02 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Simple Dreams/Linda Ronstadt(1977)

JUGEMテーマ:音楽

 

まさか11月に雪が降るなんてね。

今月は、最高気温が20度位になる日もあったし、気象はもう滅茶苦茶ですね。

トランプさんも、いい加減地球環境に対して目を覚ましてもらいところです。

 

2016年第46週の通勤BGMは、Linda Ronstadtの8枚目のアルバム『Simple Dreams』を聴きました。

 

本作は5週連続全米1位を記録し、シングルも「It's so Easy」が5位、「Blue Bayou」が3位、「Poor, Poor Pitiful Me」が3位、「Tumbling Dice」が32位とヒットを飛ばし、彼女にとって最盛期のアルバムですね。

 

ドスの効いた歌唱を聴かせるロックンロール・ナンバー「It's so Easy」はBuddy Hollyのカヴァー。Lindaのロック姉さんぶりが楽しめる粋な曲です。

 

「Carmelita」、アルバムタイトル曲の「Simple Man, Simple Dream」、「Sorrow Lives Here」とミディアム調の曲が続きますが、それぞれWarren Zevon、J. D. Souther、Eric Kazと、彼女を取り巻くウェスト・コースト・ロックのライター陣の曲。

時にほのかなカントリー・フレイヴァーを漂わせながら、時にバラード調にと、穏やかに聴かせてくれます。

 

「I Never Will Marry」は、トラディショナル・ソング。

ロック、ポップスだけでなく、伝統的なアコースティック・ナンバーにも目を向けるこの曲は、カントリー調のナンバーで、Dolly Partonのハーモニーが印象的。

 

「Blue Bayou」は、Roy Orbisonのカヴァー。

こちらもカントリー調の曲ですが、同じカントリー調でも、どことなくメキシカンというか、ラテン調の温暖な雰囲気が漂う曲ですね。

 

「Poor, Poor Pitiful Me」は、再びWarren Zevonの曲を取り上げていますが、こちらはポップ・ロック調の曲。

途中歌詞に「横浜」と出てくるので、ずっと気になっていましたが、やはり歌詞カードを見ると、やはり「Yokohama」とあります。歌詞の意味を読んでも、何故「横浜」が出てくるのか分からなかったのですが、Zevonのオリジナルには「横浜」の歌詞は出ないそうです。今度調べてみよう。

 

「Tumbling Dice」は、The Rolling Stonesのカヴァー。

「It's so Easy」同様、ロック姉さんぶりが楽しめますよ。

 

最後の「Old Paint」は、再びカントリー調のナンバー。

ここでも「Blue Bayou」同様、メキシカンな香りが漂うのどかな曲で、この後自身のルーツ(彼女は、父方がメキシコ人の血を引いている)に立ち返るアルバムを出すので、その方向性がこのアルバムでも垣間見えますね。

 

本作には、Dan Dugmore、Waddy Wachtel、Kenny Edwards、Don Henley、J. D. Southerと同じもの面子が、レコーディングに参加しています。

Linda Ronstadt
Elektra / Wea
【ディスク1】
  1. It's So Easy
  2. Carmelita
  3. Simple Man, Simple Dream
  4. Sorrow Lives Here
  5. I Will Never Marry
  6. Blue Bayou
  7. Poor Poor Pitiful Me
  8. Maybe I'm Right
  9. Tumbling Dice
  10. Old Paint

Macchi * 女性ヴォーカル * 13:55 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

Hasten Down The Wind/Linda Ronstadt(1976)

JUGEMテーマ:音楽

 

週明けから台風直撃と、散々な1週間のスタートとなりましたが、今度は西へ行ったはずの台風が、勢力を増して戻ってくるのですか…。

大きな被害をもたらさなければと思いますが、気が抜けない1週間ですね。

 

2016年第34週の通勤BGMは、Linda Ronstadtの『Hasten Down The Wind』を聴きました。

彼女が全盛期の頃に発表し、、グラミー賞最優秀ポップ・ヴォーカル賞を受賞したソロ通算7枚目のスタジオアルバムですね。

 

Warren Zevonの「Hasten Down The Wind」や、Karla Bonoffの3曲「Lose Again」、「If He's Ever Near」、「Someone To Lay Down Beside Me」といった具合に、当時気鋭のSSW達の曲を取り上げる一方で、Buddy Hollyの「That'll Be the Day」やOrleans「Give One Heart」、Willie Nelsonの「Crazy」など、ジャンルにこだわらず、古い曲も新しい曲も取り交ぜ、選曲は幅広いです。

 

しかも、自身も曲作りに参加したスペイン語の曲「Lo Siento Mi Vida」や、オリジナルはカントリーですがジャズ、スタンダード調にアレンジした「Crazy」など、後の80、90年代に、スタンダードやメキシコ音楽に挑戦するLindaの布石とも見て取れるところも興味深いです。

 

全盛期のLindaというと、パワフルにロックを歌うイメージを僕は想像してしまうのですが、このアルバムではしっとりと歌うイメージも前面に押し出しており、勢いだけでなく、上手さも魅せたアルバムですね。

 

 

リンダ・ロンシュタット
ワーナーミュージック・ジャパン
【ディスク1】
  1. またひとりぼっち
  2. おしゃべり屋
  3. 彼にお願い
  4. ザットル・ビー・ザ・デイ
  5. ロ・シエント・ミ・ビーダ
  6. 風にさらわれた恋
  7. バビロンの河
  8. ハートをください
  9. もう一度だけ
  10. クレイジー
  11. ダウン・ソー・ロウ
  12. 誰か私のそばに

Macchi * 女性ヴォーカル * 21:11 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Dedicated To The One I Love/Linda Ronstadt(1996)

JUGEMテーマ:音楽

 

2016年第25週の通勤BGMは、Linda Ronstadtの『Dedicated To The One I Love』を聴きました。

 

本作は、全編ララバイ集、つまり子守歌集という企画で、曲によってはLindaのヴォーカルにValerie CarterやAron Nevilleのハーモニーを交えながら、それこそ本当に子供を寝かしつけるような、しっとりとした静かな歌声を聴く事が出来ます。

 

子守歌集といっても、そこは1970年代においては歌姫的な存在だったLindaのアルバム。
曲の中心は、1950年代〜1960年代のオールディーズであり、The Ronettesの「Be My Baby」やThe Beach Boysの「In My Room」、The Everly Brothersの「Devoted To You」などが収録されており、最後はThe Beatlesの「Good Night」で締めくくられます。

 

「Winter Light」は、93年に発表した同タイトルのアルバムに収録されたアルバムタイトル曲の再収録でしょうか?

 

面白いのは、Queenの「We Will Rock You」を収録している点で、とても子守歌!?とは思えない選曲なのですが、オリジナルのメロディは活かしながらも、そこは子守歌という事で、ささやくように歌っています。
この選曲は、ただのしっとりしたアルバムで終わらせない、ロック姉さんとして活躍していたLindaのアイデアでしょうか。

 

ロック、ポップスを聴き過ぎて、疲れた耳に、たまにはこんなアルバムもいいかもしれませんね。

 

(収録曲)

1.Dedicated To The One I Love

2.Be My Baby

3.In My Room

4.Devoted To You

5.Baby I Love You

6.Devoted To You

7.Angel Baby

8.We Will Rock You

9.Winter Light

10.Brahms' Lullaby

11.Good Night

Macchi * 女性ヴォーカル * 21:50 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Don't Call Me Mama Anymore/Cass Elliot(1973)

JUGEMテーマ:音楽

2015年第21週の通勤BGMは、Cass Elliotの生前最後のアルバム『Don't Call Me Mama Anymore』を聴きました。
このアルバムは、CBSのテレビショーでのライヴを録音したものです。

「I'm Coming to the Best Part of My Life」や「The Night Before」のようなソフトロック、ポップスから、「The Torch Song Medley」のようなジャズ、スタンダード調の曲まで、1960年代以前のアメリカ黄金期のポップ・サウンドを、貫録の歌いっぷりで聴かせてくれます。
彼女のトークを聴く限り、このライヴでのバックメンバーは、ベースにJoe Osborn、ドラムにJim Gordonを起用しているようですが、この2人の最強のセッションメンが参加している事から、この当時の彼女の音楽活動の充実ぶりが窺えます。

このアルバムを発表した翌年に彼女は、32歳という若さで死亡してしまいます。
しかしこのライヴでは、観客に冗談を交えて語りかける等、そんな事は微塵も感じさせません。
この当時は、Carpentersに代表されるように、こういうスタンダード調のポップスもまだシーンの一線で魅力を放っていた時期でしたが、もし彼女が亡くならなかったとしたら、この後めまぐるしく変わる音楽シーンの中で、Cassのようなアーティストがどのように生き残っただろうかという気にもなります。

彼女の死を巡っては、サンドイッチを喉に詰まらせて亡くなったなど、根も葉もない噂がすぐに流れたようですが、実際の死因は心筋梗塞だったそうです。
ただこの死因も、彼女の体型からみて、これまた昨今の健康番組のネタになりそうな死因で、少し悲しいですね。

 
---
One Way Records Inc
【ディスク1】
  1. Intro: Dream A Little Dream Of Me/Extraordinary
  2. I Think A Lot About You
  3. Audience Rap (1)
  4. Don't Call Me Mama Anymore
  5. My Love
  6. I'm Coming To The Best Part Of My Life
  7. The Torch Song Medley: I Came Here To Sing A Torch Song/I Gotta Right To Sing The Blues...
  8. Audience Rap (2)
  9. The Night Before
  10. I Like What I Like
  11. I'll Be Seeing You/Don't Call Me Mama Anymore (Reprise)
  12. Theme From L'Amour
  13. I Think A Lot About You (Studio Version)
  14. Listen To The World

Macchi * 女性ヴォーカル * 22:49 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

What's New/Linda Ronstadt(1983)

JUGEMテーマ:音楽
2015年第8週の帰宅BGMは、Linda Ronstadtの『What's New』を聴きました。

Linda Ronstadtといえば、アメリカ西海岸を代表する女性ロック・ポップスシンガーですが、1970年代という年代は向かうところ敵なしの歌姫といった存在でした。

初期のカントリー・ロック的な楽曲から、70年代後半にはニュー・ウェイブ的なサウンドを追及するなど、その楽曲スタイルを少しずつ変えていきますが、今回聴いた『What's New』は、そんな彼女の一大路線転換といえるでしょう。
Peter Asherによるプロデュースは、それまでのアルバムと変わりはありませんが、本作は、Nelson Riddleによる編曲、指揮により、オーケストラをバックにした、スタンダード・ナンバーのカヴァーアルバムとなりました。

僕はスタンダード・ナンバーには詳しくありませんが、「What's New」や「Someone To Watch Over Me」、「What'll I Do ?」など、スタンダード・ナンバーに疎い僕でも、1度はCM等で聴いた事がある曲も収録しています。

それまでの活動で、スタンダード・ナンバーへの伏線はあったものの、このような試みは初めてとあって、バリバリのロック・シンガーであった彼女は、下手ではありませんが(むしろ上手いのですが)、その実直な歌い方は、まだ「味わいのある」歌唱という感じではありません。

しかし、ピークを過ぎ、セールスも振るわなくなったアーティストが、心機一転こういうカヴァーアルバムを発表する事は珍しい事ではありませんが、Lindaのように、まだ第1線級のアーティストが、突如としてこういうアルバムを発表するのは、かなり勇気のいる挑戦だったでしょう。

Nelson Riddleとのコラボは、その後アルバム2枚と続き、Lindaという歌手像に新たなイメージが加わります。
僕は、80年代後半以降のLindaに、非常に味わいのあるシンガーとしての魅力を感じますが、その魅力もこういうスタンダードへの挑戦もあったから、生まれたのかもしれませんね。

 
Linda Ronstadt
Elektra / Wea
【ディスク1】
  1. What's New
  2. I've Got A Crush On You
  3. Guess I'll Hang My Tears Out To Dry
  4. Crazy He Calls Me
  5. Someone To Watch Over Me
  6. I Don't Stand A Ghost Of A Chance With You
  7. What'll I Do
  8. Lover Man (Oh Where Can You Be)
  9. Good-Bye

Macchi * 女性ヴォーカル * 16:29 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

The Hunter/Jennifer Warnes(1992)

JUGEMテーマ:音楽

2014年第39週の通勤BGMは、Jennifer Warnesの通算7枚目のアルバム『The Hunter』を聴きました。

Jennifer Warnesという人は、映画『愛と青春の旅立ち』や『ダーティ・ダンシング』の主題歌で知られているものの(日本では、少し前になりますが、ユースケ・サンタマリア主演のドラマ『アルジャーノンに花束を』のエンディングテーマに、「Song Of Bernadette」が使われた事が直近の話題でしょうか)、寡作な人で、爆発的なヒット作もないので、一般的な間では、さほど有名な存在ではないと思います。

今回聴いたアルバムは、その彼女が90年代に唯一発表した作品なのですが、この記事を書くにあたって、今回聴いた『The Hunter』をネットで調べてみたところ、意外な事実に驚かされました。
アーティストとして、一般的な間では大きな話題を集めない人ですが、今回聴いた『The Hunter』は、音楽ファンよりもむしろ、オーディオファンの間で、好音質盤として有名で、CDのフォーマットも通常版のみならず、ブルースペックCDやゴールドディスクなど、色々なフォーマットで発売されているんですよね。
今回このアルバムを聴くにあたって、今週はソニーの(メモリータイプの)ウォークマンで聴いていたのですが、僕が使っているNW-S736FKは、通勤中の電車の中で聴きながらも、今一つ音質が良くないといつも思っているのですが、今回聴いた『The Hunter』は、そんなウォークマンでも明らかに音質が違いましたね。CD自体は、(恐らく発売当初の)中古盤を聴いていただけなのですが、そんな条件下でも明らかに他のCDとは一線を画す音で、オーディオファンが満足するのも納得の1枚でした。

さて、肝心のアルバム内容ですが、軽いレゲエタッチのリズムの「Rock You Gently」から始まり、ソウル調の「Somewhere, Somebody」やR&B調の「True Emotion」。ケルト音楽調のアコースティックナンバー「Lights Of Lousianne」やTood Rundgrenの「Pretending To Care」まで、様々なタイプの曲を収録しています。
様々なタイプの曲を収録してはいるとはいえ、アルバム内容にバラつきを感じさせる事はなく、Jenniferの歌声を中心に、ちゃんとアルバムに統一感を持たせているところはさすがの一言です。

個人的なお薦めは、Donald Fagenの曲で、彼自身がバックヴォーカルとしても参加した「Big Noise, New York」。いかにも90年代初期を象徴する都会的なAOR調のナンバーですが、バックの引き締まった演奏と共に、Jenniferもツボを得たヴォーカルを披露してくれます。

ジェニファー・ウォーンズ
BMGビクター
【ディスク1】
  1. ロック・ユー・ジェントリー
  2. サムホエア、サムバディ
  3. ビッグ・ノイズ、ニューヨーク
  4. トゥルー・エモーション
  5. プリテンディング・トゥ・ケア
  6. 月の想い
  7. ルイジアナの灯
  8. ウェイ・ダウン・ディープ
  9. ザ・ハンター
  10. アイ・キャント・ハイド

Macchi * 女性ヴォーカル * 12:47 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Silk Purse/Linda Ronstadt(1970)

JUGEMテーマ:音楽

2014年第31週の通勤BGMは、Linda Ronstadtのセカンドアルバム『Silk Purse』を聴きました。

豚と戯れる変わったジャケットですが、ジャケットのイメージ通り(?)カントリー志向の強いアルバムです。
(Janisとナッシュビルの関係がよく知りませんが)Janis Joplinの勧めによりという事で、ナッシュビルへ行き、Are Code 615のメンバーをバックに録音したのが本作です。

アルバム冒頭の「Lovesick Blues」は、Hank Williamsが1949年に大ヒットさせた名曲ですが、疾走するかのごとく、実に力強く生きのいい歌声と演奏を聴かせてくれます。
他にもDillard & Clarkのカヴァーである「She Darked The Sun」のようなスローな曲から、カントリーバラード「I'm Leavin' It All Up To You」、フィドルをフィーチャーした陽気な「Mental Revenge」など、カントリーテイスト満載です。
中でも「Are My Thoughts With You ?」は、Lindaのビブラートが効き、哀愁味溢れた味わい深い曲に仕上がっています。

カントリー志向の強いアルバムですが、3曲目の「Will You Love Me Tomorrow ?」はCarole Kingの曲。
カントリーロック調にアレンジされてはいるものの、レーベルをアサイラムに移籍して、後にポップ歌手として大成するLindaを予感させるような、他の収録曲とは一味違ったポップな1曲です。

収録曲の中では、6曲目の「Long Long Time」は、彼女の最初のシングル・ヒットとなった曲です。
美しい曲なのですが、ストリングスもバックにしたかなり仰々しいバラードで、アルバム曲中でも異彩を放つ曲です。

ヴォーカリストとしての青さが少々鼻に突く面もあり、そこが個人的には引っ掛かるアルバムですが、初期のLindaのルーツを知る事の出来る1枚です。

リンダ・ロンシュタット
ユニバーサル ミュージック
【ディスク1】
  1. ラヴシック・ブルース
  2. アー・マイ・ソーツ・ウィズ・ユー
  3. 明日も愛して
  4. ノーバディズ
  5. ルイーズ
  6. ロング・ロング・タイム
  7. メンタル・リヴェンジ
  8. アイム・リーヴィン・イット・オール・アップ・トゥ・ユー
  9. ヒー・ダーク・ザ・サン
  10. ライフ・イズ・ライク・ア・マウンテン・レイルウェイ

Macchi * 女性ヴォーカル * 16:00 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

3614 Jackson Highway/Cher(1969)

JUGEMテーマ:音楽

2014年第22週の通勤BGMは、Cherの『3614 Jackson Highway』を聴きました。

昨年からまたスタートしたワーナーの名盤探検隊。
このブログでもJennifer Warnesを以前取り上げましたが、何作か以前のシリーズでラインナップされたものもあったり、この人はこの作品より他の作品をラインナップに載せてよと思うものもありますが、興味深い作品も多く、また価格も1200円(税抜)と安いのが魅力です。

今回聴いたのは、Sonny & Cherでの夫婦デュオとしても活躍したCherが、マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオで録音した1969年の作品です。

アルバム冒頭は、Buffalo Springfieldの名曲「For What It's Worth」。オリジナルよりも早めのテンポと、ドブロの乾いたサウンド、そして何よりもCherの落ち着いた低いヴォーカルが印象に残ります。
他にもOtis Reddingの「(Sittin' On)The Dock Of The Bay」や、Bob Dylanの「Lay Baby Lay」など、お馴染みのカヴァー曲が耳に残ります。

しかし、アルバム中で最も耳に残るのは、Bob Dylanのカヴァー「Tonight I'll Be Staying Here With You」、同じくDylanのカヴァー「I Threw It All Away」。それにDr.Johnのカヴァー「I Walk On Guilded Splinters」と、「Cry Like A Baby」。
特に「Tonight I'll Be Staying Here With You」と「I Threw It All Away」、「Cry Like A Baby」は、ホーンセクションをバックに、ディープなソウル色を爆発させており、中でも「Tonight I'll Be Staying Here With You」と「I Threw It All Away」は、Dylanの曲だと知らなければ、ソウルの曲かと間違えてしまう仕上がりです。

最後の曲「Save The Children」のように、ストリングスをバックにしたポップな曲が似合う人ではありますが、こういう南部色の力強いサウンドもなかなかですね。

Jerry Wexler、Tom Dowdがプロデュースし、Roger Hawkins等がレコーディングに参加しております。
 

シェール
ワーナーミュージック・ジャパン
【ディスク1】
  1. フォー・ホワット
  2. ハンギン・オン
  3. ドック・オブ・ザ・ベイ
  4. トゥナイト・アイル・ビー・ステイング・ヒア・ウィズ・ユー
  5. アイ・スルー・イット・オール・アウェイ
  6. アイ・ウォーク・オン・ギルデッド・スプリンターズ
  7. レイ・ベイビー・レイ
  8. プリーズ・ドント・テル・ミー
  9. クライ・ライク・ア・ベイビー
  10. ドゥ・ライト・ウーマン、ドゥ・ライト・マン
  11. セイヴ・ザ・チルドレン

Macchi * 女性ヴォーカル * 21:23 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Hnad Sown...Home Grown/Linda Ronstadt(1969)

JUGEMテーマ:音楽

2014年第12週の帰宅BGMは、Linda Ronstadtのデヴューアルバム『Hnad Sown...Home Grown』を聴きました。

今回聴いたアルバムは、先月の3月21日の猟盤でゲットした2枚組CD『The Best Of Linda Ronstadt:The Capitol Years』のDisc Oneを使用しています。
ベストと謳いながらも、彼女がキャピトル時代に発表したアルバム全4枚と、未発表、レア音源を全5曲収録したお得なアルバムです。

Lindaというと、アサイラム時代の活躍が有名ですが、ソロデヴューは、彼女がプロデヴューしたフォーク・ロック・グループ、The Stone Poneysからの流れで、キャピトルから1969年にソロデヴューを果たします。

冒頭を飾る曲「Baby, You've Been on My Mind」はBob Dylanの曲をカヴァーしたフォーク・ロックですが、ホルン(?)などのホーンをバックにしたソフトロック調の曲調は、彼女の全盛期のカッコいい女のイメージよりも、かわいらしさが強調されていて、かえって新鮮ですね。
続く「Silver Threads and Golden Needles」は、ファズなビートが効いた粋なカントリー・ロックンロール。いかにも彼女らしいナンバーです。
ブルージーな3曲目「Bet No One Ever Hurt This Bad」は、Randy Newmanの作品。注目のSSWの作品を取り上げるのは彼女のアルバムの特徴ですが、既にこのデヴューアルバムでもそれが表れています。ただ、この曲の彼女の歌唱は、少々若さが出たというか、青臭い感じがします。
ドブロの音色が印象的なブルーグラス調の4曲目「A Number and a Name」に続き、「The Only Mama That'll Walk the Line」は、Lindaのドスの効いた迫力のある歌唱が、ファズギターも圧倒します。これぞLindaという感じの曲です。

アルバム後半6曲目「The Long Way Around」は、清冽なフォーク・ロック調の曲。作者は、The Stone Poneys時代のバンド仲間、Kenny Edwardsの曲です。
ノリのいいカントリーロック調の7曲目「Break My Mind」は、「The Only Mama That'll Walk the Line」と同様、これまた彼女の迫力のヴォーカルが聴けます。
続く8曲目「I'll Be Your Baby Tonight」は、「Baby, You've Been on My Mind」に続き、2曲目のDylanのカヴァー。こちらはホンキートンク調に仕上げられています。
9曲目「It's About Time」は、このアルバムのプロデューサーで、当時のLindaのボーイ・フレンドだったMFQのChip Douglasの作品。優しいペダルスティールをフィーチャーした、バラード調のフォーク・ロック。これまでどちらかというと、硬さと、気負いが目立ったLindaのヴォーカルですが、この曲では柔らかいヴォーカルを聴く事が出来、女性らしい優しい魅力が垣間見えます。
最後はFred Neilのカヴァー「The Dolphins」で終わります。

Clarence White、Red Rhodes、Jim Gordonといった豪華なミュージシャンが、録音に参加しているらしいのですが、残念ながらそこはベスト盤の性なのか、確認できませんでした。
事実なら、キャピトルの彼女にかける期待を感じさせる1枚です。

Macchi * 女性ヴォーカル * 23:44 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark
このページの先頭へ