Frenesi/Linda Ronstadt(1992)
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    今週は、今年最後の一大仕事を終え、えらいくたびれました…。

    年末年始の休みが長いので、年明けの仕事を混乱させないよう、今年最終週の仕事も気は抜けないのですが。

     

    今回は、Linda Ronstadtが発表したスペイン語アルバム第三段『Frenesi』を聴きました。

     

    Linda Ronstadtは、父方がメキシコ系の血を引いているという事で、1987年にメキシコのトラディショル・ソング集『Canciones De Mi Padre』を発表しています。

    今回聴いたアルバムは、『Canciones De Mi Padre』、1991年に発表した『Mas Cnciones』に続く第三段のスペイン語アルバムで、ボレロ集です。

     

    スペイン語アルバムという事で、特に何か強い思い入れはありませんが、オーケストラをバックに貫録の歌いっぷりには、スタンダード集を出した経験と、第三段という自信に裏打ちされたものが感じられます。

     

    (収録曲)

    1.Frenesi

    2.Mentira Salome

    3.Alma Adentro

    4.Entre Abismos

    5.Cuando Me Querias Tu

    6.Piel Canela

    7.Verdad Amarga

    8.Despojos

    9.En Mi Soledad

    10.Piensa en Mi

    11.Quiereme Mucho

    12.Perfidia

    13.Te Quiero Dijiste

     

     

    We Ran/Linda Ronstadt(1998)
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      Linda Ronstadt、通算21枚目のスタジオ録音アルバムです。

       

      1980年代に入り、スタンダード音楽やメキシコ音楽へと足を踏み入れたLindaですが、ずっとそのような音楽を続けていたわけではなく、合間にカントリー音楽やポップ、ロック音楽へ回帰しています。

       

      本作もロックへと回帰したと評価されたアルバムで、John Hiattの「When We Ran」や「Icy Blue Heart」、Bruce Springsteenの「If I Should Fall Behind」といった曲をカヴァーしているのですが、それまでのようにアップテンポな曲があるわけではなく、力強い歌声を聴かせてくれますが、昔の様な野太いシャウトを聴かせる事もありません。

      実に落ち着いたたたずまいの大人のロックです(AORという意味ではありません)。

       

      と書くと、ああロックに戻ったのねだけで終わってしまうのですが、この後彼女が再びロック、ポップスに回帰したアルバムを作る事がなかった事を考えると、落ち着いていると同時に何か寂しげな、彼女のロック、ポップス歌手としての使命、役割を終えたようにも聴こえます。

       

      「Ruler of My Heart」や「Cry 'Til My Tears Run Dry」など、R&B調のこの時期のだからこそ円熟した歌声を聴かせる楽曲もいいけど、Waddy Wachtelが書いた「Damage」が個人的にお気に入り。

       

      お馴染みのGlyn Johnsがプロデュースし、Bernie LeadonやMike Cambell、Waddy Wachtel、Jim Keltner、Leland Sklar、Russ Kunkelなど、ウェスト・コースト・ロックのお馴染みの面々が録音に参加しています。

       

       

      Linda Ronstadt
      Elektra / Wea
      【ディスク1】
      1. When We Ran
      2. If I Should Fall Behind
      3. Give Me A Reason
      4. Ruler Of My Heart
      5. Just Like Tom Thumb's Blues
      6. Cry 'Til My Tears Run Dry
      7. I Go To Pieces
      8. Heartbreak Kind
      9. Damage
      10. Icy Blue Heart
      11. Dreams Of The San Joaquin

      Jennifer Warnes/Jennifer Warnes(1976)
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        Jennifer Warnesの4枚目のアルバムです。

         

        それまで発表したアルバムは鳴かず飛ばずの状態でしたが、本作は全米43位を記録し、シングルでも「Right Time Of The Night」が全米6位まで上昇し、ようやく出世の足掛かりを掴みました。

         

        アルバム内容は、Mick JaggerとKeith Richardsの共作による「Shine A Light」や、ヒットシングルとなったPeter McCannの「Right Time Of The Night」のようなキャッチーでカチッとした音作りの曲と、The Everly Brothersの「Love Hurts」や、Daniel Mooreの「Round And Round」のように、バラード系のシンプルでちょっとユルい感じの楽曲に分かれていて、ヒット作とはいえ、内容的にはまだ統一感が感じられません。

        一般受けするなら完成度の高い前者の方の曲に軍配が上がるかもしれませんが、「Shine A Light」辺りなんかは、バックヴォーカルやホーンセクションなども強力にバックアップしているスワンプ調の曲で、Jenniferのヴォーカルも力強いので、彼女の必殺的な裏声美声に殺られた人達には、後者の曲の方が魅力的に感じるかもしれませんね。

         

        録音に参加したミュージシャンが、これまた多彩で、Russ KunkelやJay Graydon、Kenny Edwards、Danny Kortchmar、Nikky Hopkins等々、実力派のスタジオミュージシャンがすらりと名前を並べています。

         

         

        ジェニファー・ウォーンズ
        SMJ
        【ディスク1】
        1. ラヴ・ハーツ
        2. ラウンド・アンド・ラウンド
        3. シャイン・ア・ライト
        4. あなたは私のもの
        5. 夢を見ながら
        6. ママ
        7. 星影の散歩道
        8. マギー・バック・ホーム
        9. ドント・リード・ミー・オン
        10. 行かないでダディ
        11. オー・ゴッド・オブ・ラヴリネス

        Simple Dreams/Linda Ronstadt(1977)
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          まさか11月に雪が降るなんてね。

          今月は、最高気温が20度位になる日もあったし、気象はもう滅茶苦茶ですね。

          トランプさんも、いい加減地球環境に対して目を覚ましてもらいところです。

           

          2016年第46週の通勤BGMは、Linda Ronstadtの8枚目のアルバム『Simple Dreams』を聴きました。

           

          本作は5週連続全米1位を記録し、シングルも「It's so Easy」が5位、「Blue Bayou」が3位、「Poor, Poor Pitiful Me」が3位、「Tumbling Dice」が32位とヒットを飛ばし、彼女にとって最盛期のアルバムですね。

           

          ドスの効いた歌唱を聴かせるロックンロール・ナンバー「It's so Easy」はBuddy Hollyのカヴァー。Lindaのロック姉さんぶりが楽しめる粋な曲です。

           

          「Carmelita」、アルバムタイトル曲の「Simple Man, Simple Dream」、「Sorrow Lives Here」とミディアム調の曲が続きますが、それぞれWarren Zevon、J. D. Souther、Eric Kazと、彼女を取り巻くウェスト・コースト・ロックのライター陣の曲。

          時にほのかなカントリー・フレイヴァーを漂わせながら、時にバラード調にと、穏やかに聴かせてくれます。

           

          「I Never Will Marry」は、トラディショナル・ソング。

          ロック、ポップスだけでなく、伝統的なアコースティック・ナンバーにも目を向けるこの曲は、カントリー調のナンバーで、Dolly Partonのハーモニーが印象的。

           

          「Blue Bayou」は、Roy Orbisonのカヴァー。

          こちらもカントリー調の曲ですが、同じカントリー調でも、どことなくメキシカンというか、ラテン調の温暖な雰囲気が漂う曲ですね。

           

          「Poor, Poor Pitiful Me」は、再びWarren Zevonの曲を取り上げていますが、こちらはポップ・ロック調の曲。

          途中歌詞に「横浜」と出てくるので、ずっと気になっていましたが、やはり歌詞カードを見ると、やはり「Yokohama」とあります。歌詞の意味を読んでも、何故「横浜」が出てくるのか分からなかったのですが、Zevonのオリジナルには「横浜」の歌詞は出ないそうです。今度調べてみよう。

           

          「Tumbling Dice」は、The Rolling Stonesのカヴァー。

          「It's so Easy」同様、ロック姉さんぶりが楽しめますよ。

           

          最後の「Old Paint」は、再びカントリー調のナンバー。

          ここでも「Blue Bayou」同様、メキシカンな香りが漂うのどかな曲で、この後自身のルーツ(彼女は、父方がメキシコ人の血を引いている)に立ち返るアルバムを出すので、その方向性がこのアルバムでも垣間見えますね。

           

          本作には、Dan Dugmore、Waddy Wachtel、Kenny Edwards、Don Henley、J. D. Southerと同じもの面子が、レコーディングに参加しています。

          Linda Ronstadt
          Elektra / Wea
          【ディスク1】
          1. It's So Easy
          2. Carmelita
          3. Simple Man, Simple Dream
          4. Sorrow Lives Here
          5. I Will Never Marry
          6. Blue Bayou
          7. Poor Poor Pitiful Me
          8. Maybe I'm Right
          9. Tumbling Dice
          10. Old Paint

          Hasten Down The Wind/Linda Ronstadt(1976)
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            週明けから台風直撃と、散々な1週間のスタートとなりましたが、今度は西へ行ったはずの台風が、勢力を増して戻ってくるのですか…。

            大きな被害をもたらさなければと思いますが、気が抜けない1週間ですね。

             

            2016年第34週の通勤BGMは、Linda Ronstadtの『Hasten Down The Wind』を聴きました。

            彼女が全盛期の頃に発表し、、グラミー賞最優秀ポップ・ヴォーカル賞を受賞したソロ通算7枚目のスタジオアルバムですね。

             

            Warren Zevonの「Hasten Down The Wind」や、Karla Bonoffの3曲「Lose Again」、「If He's Ever Near」、「Someone To Lay Down Beside Me」といった具合に、当時気鋭のSSW達の曲を取り上げる一方で、Buddy Hollyの「That'll Be the Day」やOrleans「Give One Heart」、Willie Nelsonの「Crazy」など、ジャンルにこだわらず、古い曲も新しい曲も取り交ぜ、選曲は幅広いです。

             

            しかも、自身も曲作りに参加したスペイン語の曲「Lo Siento Mi Vida」や、オリジナルはカントリーですがジャズ、スタンダード調にアレンジした「Crazy」など、後の80、90年代に、スタンダードやメキシコ音楽に挑戦するLindaの布石とも見て取れるところも興味深いです。

             

            全盛期のLindaというと、パワフルにロックを歌うイメージを僕は想像してしまうのですが、このアルバムではしっとりと歌うイメージも前面に押し出しており、勢いだけでなく、上手さも魅せたアルバムですね。

             

             

            リンダ・ロンシュタット
            ワーナーミュージック・ジャパン
            【ディスク1】
            1. またひとりぼっち
            2. おしゃべり屋
            3. 彼にお願い
            4. ザットル・ビー・ザ・デイ
            5. ロ・シエント・ミ・ビーダ
            6. 風にさらわれた恋
            7. バビロンの河
            8. ハートをください
            9. もう一度だけ
            10. クレイジー
            11. ダウン・ソー・ロウ
            12. 誰か私のそばに

            Dedicated To The One I Love/Linda Ronstadt(1996)
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              JUGEMテーマ:音楽

               

              2016年第25週の通勤BGMは、Linda Ronstadtの『Dedicated To The One I Love』を聴きました。

               

              本作は、全編ララバイ集、つまり子守歌集という企画で、曲によってはLindaのヴォーカルにValerie CarterやAron Nevilleのハーモニーを交えながら、それこそ本当に子供を寝かしつけるような、しっとりとした静かな歌声を聴く事が出来ます。

               

              子守歌集といっても、そこは1970年代においては歌姫的な存在だったLindaのアルバム。
              曲の中心は、1950年代〜1960年代のオールディーズであり、The Ronettesの「Be My Baby」やThe Beach Boysの「In My Room」、The Everly Brothersの「Devoted To You」などが収録されており、最後はThe Beatlesの「Good Night」で締めくくられます。

               

              「Winter Light」は、93年に発表した同タイトルのアルバムに収録されたアルバムタイトル曲の再収録でしょうか?

               

              面白いのは、Queenの「We Will Rock You」を収録している点で、とても子守歌!?とは思えない選曲なのですが、オリジナルのメロディは活かしながらも、そこは子守歌という事で、ささやくように歌っています。
              この選曲は、ただのしっとりしたアルバムで終わらせない、ロック姉さんとして活躍していたLindaのアイデアでしょうか。

               

              ロック、ポップスを聴き過ぎて、疲れた耳に、たまにはこんなアルバムもいいかもしれませんね。

               

              (収録曲)

              1.Dedicated To The One I Love

              2.Be My Baby

              3.In My Room

              4.Devoted To You

              5.Baby I Love You

              6.Devoted To You

              7.Angel Baby

              8.We Will Rock You

              9.Winter Light

              10.Brahms' Lullaby

              11.Good Night

              Don't Call Me Mama Anymore/Cass Elliot(1973)
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                JUGEMテーマ:音楽

                2015年第21週の通勤BGMは、Cass Elliotの生前最後のアルバム『Don't Call Me Mama Anymore』を聴きました。
                このアルバムは、CBSのテレビショーでのライヴを録音したものです。

                「I'm Coming to the Best Part of My Life」や「The Night Before」のようなソフトロック、ポップスから、「The Torch Song Medley」のようなジャズ、スタンダード調の曲まで、1960年代以前のアメリカ黄金期のポップ・サウンドを、貫録の歌いっぷりで聴かせてくれます。
                彼女のトークを聴く限り、このライヴでのバックメンバーは、ベースにJoe Osborn、ドラムにJim Gordonを起用しているようですが、この2人の最強のセッションメンが参加している事から、この当時の彼女の音楽活動の充実ぶりが窺えます。

                このアルバムを発表した翌年に彼女は、32歳という若さで死亡してしまいます。
                しかしこのライヴでは、観客に冗談を交えて語りかける等、そんな事は微塵も感じさせません。
                この当時は、Carpentersに代表されるように、こういうスタンダード調のポップスもまだシーンの一線で魅力を放っていた時期でしたが、もし彼女が亡くならなかったとしたら、この後めまぐるしく変わる音楽シーンの中で、Cassのようなアーティストがどのように生き残っただろうかという気にもなります。

                彼女の死を巡っては、サンドイッチを喉に詰まらせて亡くなったなど、根も葉もない噂がすぐに流れたようですが、実際の死因は心筋梗塞だったそうです。
                ただこの死因も、彼女の体型からみて、これまた昨今の健康番組のネタになりそうな死因で、少し悲しいですね。

                 
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                One Way Records Inc
                【ディスク1】
                1. Intro: Dream A Little Dream Of Me/Extraordinary
                2. I Think A Lot About You
                3. Audience Rap (1)
                4. Don't Call Me Mama Anymore
                5. My Love
                6. I'm Coming To The Best Part Of My Life
                7. The Torch Song Medley: I Came Here To Sing A Torch Song/I Gotta Right To Sing The Blues...
                8. Audience Rap (2)
                9. The Night Before
                10. I Like What I Like
                11. I'll Be Seeing You/Don't Call Me Mama Anymore (Reprise)
                12. Theme From L'Amour
                13. I Think A Lot About You (Studio Version)
                14. Listen To The World

                What's New/Linda Ronstadt(1983)
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                  JUGEMテーマ:音楽
                  2015年第8週の帰宅BGMは、Linda Ronstadtの『What's New』を聴きました。

                  Linda Ronstadtといえば、アメリカ西海岸を代表する女性ロック・ポップスシンガーですが、1970年代という年代は向かうところ敵なしの歌姫といった存在でした。

                  初期のカントリー・ロック的な楽曲から、70年代後半にはニュー・ウェイブ的なサウンドを追及するなど、その楽曲スタイルを少しずつ変えていきますが、今回聴いた『What's New』は、そんな彼女の一大路線転換といえるでしょう。
                  Peter Asherによるプロデュースは、それまでのアルバムと変わりはありませんが、本作は、Nelson Riddleによる編曲、指揮により、オーケストラをバックにした、スタンダード・ナンバーのカヴァーアルバムとなりました。

                  僕はスタンダード・ナンバーには詳しくありませんが、「What's New」や「Someone To Watch Over Me」、「What'll I Do ?」など、スタンダード・ナンバーに疎い僕でも、1度はCM等で聴いた事がある曲も収録しています。

                  それまでの活動で、スタンダード・ナンバーへの伏線はあったものの、このような試みは初めてとあって、バリバリのロック・シンガーであった彼女は、下手ではありませんが(むしろ上手いのですが)、その実直な歌い方は、まだ「味わいのある」歌唱という感じではありません。

                  しかし、ピークを過ぎ、セールスも振るわなくなったアーティストが、心機一転こういうカヴァーアルバムを発表する事は珍しい事ではありませんが、Lindaのように、まだ第1線級のアーティストが、突如としてこういうアルバムを発表するのは、かなり勇気のいる挑戦だったでしょう。

                  Nelson Riddleとのコラボは、その後アルバム2枚と続き、Lindaという歌手像に新たなイメージが加わります。
                  僕は、80年代後半以降のLindaに、非常に味わいのあるシンガーとしての魅力を感じますが、その魅力もこういうスタンダードへの挑戦もあったから、生まれたのかもしれませんね。

                   
                  Linda Ronstadt
                  Elektra / Wea
                  【ディスク1】
                  1. What's New
                  2. I've Got A Crush On You
                  3. Guess I'll Hang My Tears Out To Dry
                  4. Crazy He Calls Me
                  5. Someone To Watch Over Me
                  6. I Don't Stand A Ghost Of A Chance With You
                  7. What'll I Do
                  8. Lover Man (Oh Where Can You Be)
                  9. Good-Bye

                  The Hunter/Jennifer Warnes(1992)
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                    JUGEMテーマ:音楽

                    2014年第39週の通勤BGMは、Jennifer Warnesの通算7枚目のアルバム『The Hunter』を聴きました。

                    Jennifer Warnesという人は、映画『愛と青春の旅立ち』や『ダーティ・ダンシング』の主題歌で知られているものの(日本では、少し前になりますが、ユースケ・サンタマリア主演のドラマ『アルジャーノンに花束を』のエンディングテーマに、「Song Of Bernadette」が使われた事が直近の話題でしょうか)、寡作な人で、爆発的なヒット作もないので、一般的な間では、さほど有名な存在ではないと思います。

                    今回聴いたアルバムは、その彼女が90年代に唯一発表した作品なのですが、この記事を書くにあたって、今回聴いた『The Hunter』をネットで調べてみたところ、意外な事実に驚かされました。
                    アーティストとして、一般的な間では大きな話題を集めない人ですが、今回聴いた『The Hunter』は、音楽ファンよりもむしろ、オーディオファンの間で、好音質盤として有名で、CDのフォーマットも通常版のみならず、ブルースペックCDやゴールドディスクなど、色々なフォーマットで発売されているんですよね。
                    今回このアルバムを聴くにあたって、今週はソニーの(メモリータイプの)ウォークマンで聴いていたのですが、僕が使っているNW-S736FKは、通勤中の電車の中で聴きながらも、今一つ音質が良くないといつも思っているのですが、今回聴いた『The Hunter』は、そんなウォークマンでも明らかに音質が違いましたね。CD自体は、(恐らく発売当初の)中古盤を聴いていただけなのですが、そんな条件下でも明らかに他のCDとは一線を画す音で、オーディオファンが満足するのも納得の1枚でした。

                    さて、肝心のアルバム内容ですが、軽いレゲエタッチのリズムの「Rock You Gently」から始まり、ソウル調の「Somewhere, Somebody」やR&B調の「True Emotion」。ケルト音楽調のアコースティックナンバー「Lights Of Lousianne」やTood Rundgrenの「Pretending To Care」まで、様々なタイプの曲を収録しています。
                    様々なタイプの曲を収録してはいるとはいえ、アルバム内容にバラつきを感じさせる事はなく、Jenniferの歌声を中心に、ちゃんとアルバムに統一感を持たせているところはさすがの一言です。

                    個人的なお薦めは、Donald Fagenの曲で、彼自身がバックヴォーカルとしても参加した「Big Noise, New York」。いかにも90年代初期を象徴する都会的なAOR調のナンバーですが、バックの引き締まった演奏と共に、Jenniferもツボを得たヴォーカルを披露してくれます。

                    ジェニファー・ウォーンズ
                    BMGビクター
                    【ディスク1】
                    1. ロック・ユー・ジェントリー
                    2. サムホエア、サムバディ
                    3. ビッグ・ノイズ、ニューヨーク
                    4. トゥルー・エモーション
                    5. プリテンディング・トゥ・ケア
                    6. 月の想い
                    7. ルイジアナの灯
                    8. ウェイ・ダウン・ディープ
                    9. ザ・ハンター
                    10. アイ・キャント・ハイド

                    Silk Purse/Linda Ronstadt(1970)
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                      JUGEMテーマ:音楽

                      2014年第31週の通勤BGMは、Linda Ronstadtのセカンドアルバム『Silk Purse』を聴きました。

                      豚と戯れる変わったジャケットですが、ジャケットのイメージ通り(?)カントリー志向の強いアルバムです。
                      (Janisとナッシュビルの関係がよく知りませんが)Janis Joplinの勧めによりという事で、ナッシュビルへ行き、Are Code 615のメンバーをバックに録音したのが本作です。

                      アルバム冒頭の「Lovesick Blues」は、Hank Williamsが1949年に大ヒットさせた名曲ですが、疾走するかのごとく、実に力強く生きのいい歌声と演奏を聴かせてくれます。
                      他にもDillard & Clarkのカヴァーである「She Darked The Sun」のようなスローな曲から、カントリーバラード「I'm Leavin' It All Up To You」、フィドルをフィーチャーした陽気な「Mental Revenge」など、カントリーテイスト満載です。
                      中でも「Are My Thoughts With You ?」は、Lindaのビブラートが効き、哀愁味溢れた味わい深い曲に仕上がっています。

                      カントリー志向の強いアルバムですが、3曲目の「Will You Love Me Tomorrow ?」はCarole Kingの曲。
                      カントリーロック調にアレンジされてはいるものの、レーベルをアサイラムに移籍して、後にポップ歌手として大成するLindaを予感させるような、他の収録曲とは一味違ったポップな1曲です。

                      収録曲の中では、6曲目の「Long Long Time」は、彼女の最初のシングル・ヒットとなった曲です。
                      美しい曲なのですが、ストリングスもバックにしたかなり仰々しいバラードで、アルバム曲中でも異彩を放つ曲です。

                      ヴォーカリストとしての青さが少々鼻に突く面もあり、そこが個人的には引っ掛かるアルバムですが、初期のLindaのルーツを知る事の出来る1枚です。

                      リンダ・ロンシュタット
                      ユニバーサル ミュージック
                      【ディスク1】
                      1. ラヴシック・ブルース
                      2. アー・マイ・ソーツ・ウィズ・ユー
                      3. 明日も愛して
                      4. ノーバディズ
                      5. ルイーズ
                      6. ロング・ロング・タイム
                      7. メンタル・リヴェンジ
                      8. アイム・リーヴィン・イット・オール・アップ・トゥ・ユー
                      9. ヒー・ダーク・ザ・サン
                      10. ライフ・イズ・ライク・ア・マウンテン・レイルウェイ

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