Macchiが通勤BGMとして聴いたアルバム、休日に観た映画、休日の海のボート釣り
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Thunderbox/Humble Pie(1974)

JUGEMテーマ:音楽

 

ここ1、2週間、日本は猛烈な寒波に襲われて、物凄い雪が降っている地方もありますが、自宅からちょっと歩いた、とある家の梅の木が、2週前位からもう七分咲きなんですよね。

その木だけが例外なのかと思いましたが、自宅の盆栽の梅の木も、昨年末から花を付け始めており、う〜ん…、ここ最近の気象は本当によく分かりません。

 

2017年第3週の通勤BGMは、Humble Pieの『Thunderbox』を聴きました。

 

やっぱりSteve Marriottのヴォーカルって凄いよなぁ…と、その声質に惚れ惚れさせられるアルバムです。
ブリティッシュ・ロックには、もう一人ハスキーでソウルフルな声質を持つ、Rod Stewartというシンガーがいますが、Rodが男性的なヴォーカルなのに対して、Marriottのそれは、(男性ではあるのだけれども)トーンが高くて女性ヴォーカルっぽくて、バックのBlackberriesによるゴスペル・コーラスとの相性も非常にいいところが、魅力的です(RodはRodで、もちろんいいのですが)。

 

冒頭のタイトル曲「Thunderbox」から「」まで、Marriottのヴォーカルがその存在感をこれでもかとばかり出しまくっている本作ですが、「Thunderbox」のようなブギー調の楽曲や、「I Can't Stand the Rain」、「Rally with Ali」のようなブルーズ調の楽曲よりも、「Groovin' with Jesus」や「No Way」、「Don't Worry, Be Happy」のようなR&B、ソウル、ファンク調の楽曲に、本物の黒人も真っ青なアツイ魅力を感じ、個人的に惹かれますね。

 

Marriottの存在感が強烈過ぎて、他のメンバーの存在感が霞んでしまう傾向がありますが、Greg Ridleyがリードヴォーカルを執る唯一の曲「Drift Away」も、アルバム中で好きな曲の一つですね。

Marriottのヴォーカルだけだと、単調になり過ぎるきらいがありますので、この曲は、一服の清涼感というか、安心感を与えてくれる曲で、じわじわとその味を染み出してくれる1曲です。

 

バンドは、Marriottの我が強くなり過ぎて、終焉へ向かって行くのですが、Marriottの存在をたっぷり味わえるアルバムですね。

収録には、King CrimsonのMel Collinsも参加しています。

ハンブル・パイ
ユニバーサル ミュージック
【ディスク1】
  1. サンダーボックス
  2. グルーヴィン・ウィズ・ジーザス
  3. アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン
  4. アンナ
  5. ノー・ウェイ
  6. ラリー・ウィズ・アリ
  7. ドント・ウォーリー、ビー・ハッピー
  8. ナインティー・ナイン・パウンズ
  9. エヴリー・シングル・デイ
  10. ノー・マネー・ダウン
  11. ドリフト・アウェイ
  12. オー・ラ・ディ・ダ



2017.01.21 Saturday 17:36
70年代ブリティッシュハードロック comments(0)
Cricklewood Green/Ten Years After(1970)

JUGEMテーマ:音楽

 

カジノ法案が成立する可能性が高くなったそうです。

暴力団の資金源の温床やギャンブル依存症への懸念も取り沙汰されており、現政権寄りの新聞社までも問題視している法案ですが、経済活性化の起爆剤として期待する人達もいるようです。

そうえいば数年前に、子会社の資金をカジノに使い込んで特別背任罪で捕まった大手製紙会社の会長さんがいましたが(この事件について、この人の手記を読んだけど、最高につまらなかった)、そんなにギャンブルっていいかね…。

 

2016年第47週の帰宅BGMは、Ten Years Afterの5枚目『Cricklewood Green』を聴きました。

 

冒頭の「Sugar The Road」のイントロで、スペーシーな効果音(ギターで出している擬音かもしれません)が聴こえてきて、サイケ的なものも感じられますが、楽曲そのものはブルージーなハード・ロック。ただ、ブルージーとはいっても、2曲目「Working On The Road」も含めて、これまでよりもコンテンポラリーというか、キャッチーでポップ寄りなハード・ロックといえるかもしれません。

 

前作『Ssssh』に引き続き、「Year 3,000 Blues」のようなスワンプ調の楽曲も健在。オリジナル曲ではありますが、「Me And My Baby」のようにどっぷりブルーズ・ナンバーもあり、やはり前作に引き続きアメリカ・サイドへ軸足を置いているのが感じられます。

 

「Love Like A Man」以降は、少しブリティッシュ・サイドへ引き戻され、アルバム中「50,000 Miles Beneath My Brain」に次ぐ曲の長さの「Love Like A Man」は、少し湿り気のあるブルーズ・ロック。

フォーキーな「Circles」は、トラッド調の楽曲で、こういう感じはやはりブリティッシュ・ロックならではですね。

「As The Sun Still Burn Away」も、「Love Like A Man」同様湿り気のある暗めのブルーズ・ロックなのですが、サイケ調ですね。

 

Alvin Leeという強烈な個性は押さえて、もっとオーソドックスなハード・ロックへと進めた作品のようにも聴こえますが、聴き易い作品ではありますが、これといって大きな特徴もなく、かえってちょっと平凡な作品になってしまったかなとも思えます。

 

 

Ten Years After
EMI Special Products
【ディスク1】
  1. Sugar The Road
  2. Working On The Road
  3. 50,000 Miles Beneath My Brain
  4. Year 3,000 Blues
  5. Me And My Baby
  6. Love Like A Man
  7. Circles
  8. As The Sun Still Burns Away



2016.12.04 Sunday 13:49
70年代ブリティッシュハードロック comments(0)
Rock & Roll Outlaws/Foghat(1974)

JUGEMテーマ:音楽

 

Blue Murderの記事では、厳しい事を書きましたが、やっぱりハード・ロックはこういう方がいいなぁ…と。

 

2016年第41週の帰宅BGMは、Foghatの4枚目『Rock & Roll Outlaws』を聴きました。

 

冒頭の「Eight Days On The Road」から、ブルージーなフレーズに、ブギーのリズムでグイグイと引っ張っていくこの高揚感。ヴォーカルもハチャメチャ感一歩手前のシャウト。否が応でも期待させる滑り出し。

 

ジャム・セッション風の「Hate To See You Go」。

キャッチーな「Dreamer」やカントリー調の「Trouble In My Way」。

アルバムタイトル曲「Rock And Roll Outlaw」から「Chateau Lafitte '59 Boogie」への流れは、お得意のブギー、ロックンロール調で、曲によってはスライドギターも交える。

 

いずれも捨て曲がなく、飽きさせない作りで、一気に最後まで聴かせる。

 

ブリティシュ・ロックのバンドで、アメリカ進出すると駄目になってしまうバンドは多いのですが、本作は彼等が正にノリに乗っていた頃のアルバムで、プライベート・ジェットの前でキメるジャケットは、アメリカでも成功した証なのでしょうか(彼等のプライベート・ジェットなのかは分かりませんが)…。

 

ブリティッシュ・ハード・ロックでは、B級に位置付けられるFoghatですが、いやはこれは紛れもなく名盤ですよ。

 

 

フォガット
ビクターエンタテインメント
【ディスク1】
  1. エイト・デイズ・オン・ザ・ロード
  2. ヘイト・トゥ・シー・ユー・ゴー
  3. ドリーマー
  4. トラブル・イン・マイ・ウェイ
  5. ロックン・ロール・アウトロー
  6. シャーリー・ジーン
  7. ブルー・スプルース・ウーマン
  8. シャトー・ラフィット ’59・ブギ



2016.10.16 Sunday 15:03
70年代ブリティッシュハードロック comments(0)
Who Do We Think We Are/Deep Purple(1973)

JUGEMテーマ:音楽

 

秋雨前線の影響で、雨が降ったり止んだりの1週間でしたが、さすがにこういう天気が1週間も続くと、憂鬱になりますね。職場にある紙も何となく湿っぽいし…。

この記事を書いている本日(9/17)は、快晴ではないものの、ようやく少し晴れましたが、また台風が近付いているという事で、せっかくの連休も台無しですね。

 

2016年第37週の通勤BGMは、Deep Purpleの『Who Do We Think We Are』を聴きました。

第2期Purple最後のアルバムですね。

 

前年の1972年12月に日本で発表されたライヴアルバムは、同年8月の来日公演を収録したアルバムで、その素晴らしい内容は、当初日本のみの発売だったのが、海外でも発売されるほどの傑作ライヴアルバムとなったDeep Purple。

実はバンドはこの頃にはRitchie BlackmoreとIan Gillanの関係がこじれてきており、今回聴いた『Who Do We Think We Are』は、第2期の最後のアルバムになるべくしてなったともいえなくはないのですが、それ以前のスタジオ3作と比べると、やはりどうしても分が悪いのは否めないですね。

 

なんといってもアルバム冒頭に収録された「Woman from Tokyo」が、ポップでキャッチーな楽曲で、いきなり出鼻をくじかれます。

当時の日本人にしてみれば、海外の一級のバンドが、我が日本の首都「東京」を歌のネタにしてくれて、そのファンサービスに喜びたくもなりますが、「トキョヨー」だしな〜。せめて「トキオ」程度であれば…。

 

とまあ、僕はこのアルバムをこの1曲の為にあまり聴かなくなったのですが、改めて全体をちゃんと聴くと、最高のアルバムではないものの、他の曲は満点は付けられませんが、平均点か平均点以上の楽曲を収録しており、思っていた以上に悪いアルバムではありませんでした。

 

「Place in Line」はもろブルーズで、あまり彼等らしくない楽曲ですが、「Mary Long」にしても「Super Trouper」にしても、それ以前のアルバムに収録されていそうな楽曲だし、「Smooth Dancer」と「Rat Bat Blue」でのJon Lordのオルガンの活躍は素晴らしいものがあります。

 

ただ、バンドの演奏の要であるRitchieの火花が出るような迫力のあるギター・プレイが聴けず、Richieのやる気が全く伝わってきません。

また、上で「Mary Long」や「Super Trouper」を以前のアルバムに収録されていそうな曲とは書きましたが、曲自体の出来は悪くないものの、どこか物足りなく、何というか以前のアルバムから漏れた未収録曲的な感がします。

「Child In Time」とか「Space Truckin'」とかもそうだけど、以前のPurpleの曲は、本当にどうでもいいくだらない曲を、これでもかと「狂気」なまでにハードに演奏するところが真骨頂だったのですが、本作に収録されている曲は、どれも「慣れ」みたいなものが出てきてしまっており、ケミストリーが感じられず、もはや第2期の終焉は致しかなかったのでしょうね。

 

 

DEEP PURPLE
EMI
【ディスク1】
  1. Woman From Tokyo (2000 Digital Remaster)
  2. Mary Long (2000 Digital Remaster)
  3. Super Trouper (2000 Digital Remaster)
  4. Smooth Dancer (2000 Digital Remaster)
  5. Rat Bat Blue (2000 Digital Remaster)
  6. Place In Line (2000 Digital Remaster)
  7. Our Lady (2000 Digital Remaster)
  8. Woman From Tokyo ('99 Remix)
  9. Woman From Tokyo (Alt Bridge)
  10. Painted Horse
  11. Our Lady ('99 Remix)
  12. Rat Bat Blue (Writing Session)
  13. Rat Bat Blue ('99 Remix)
  14. First Day Jam



2016.09.17 Saturday 21:00
70年代ブリティッシュハードロック comments(0)
Rainbow Rising/Rainbow(1976)
JUGEMテーマ:音楽

2016年第23週の通勤BGMは、Rainbowのセカンドアルバム『Rising』を聴きました。
梅雨の季節に相応しいバンドですね!?

Deep Purpleを脱退したRichie Blackmoreが、Elfというアメリカのハード・ロック・バンドを乗っ取る形で、デヴュー・アルバム『Ritchie Blackmore's Rainbow』を発表したRitchie Blackmore's Rainbow。
このアルバムでは、ただElfのメンバーをそのまま起用しただけの形であったので、Richieはより自分の理想の音楽像を実現すべく、ヴォーカルのRonnie James Dioを除いた全メンバーを解雇してしまいます。
そして、解雇されたメンバーに代わってオーディションにより加入したのが、ブリティッシュ・ハード・ロック界において最強ドラマーの一人でもあるCozy Powellであり、またベーシストにはJimmy Bain、キーボーディストにTony Careyをメンバーとして引き入れました。
このメンバーで製作されたのが、セカンドアルバム『Rising』です。ちなみにではBlackmore's Rainbowという名義だったらしいです。

Richie、Ronnie、そしてCozyという三人が顔を揃えた、Rainbowのバンド史の中で、いわゆる「三頭政治」と呼ばれた時期の最初のアルバムですが、Ronieのヴォーカルや、Richieのギターが、前作と比較して格段に飛躍している事は、いかにCozyの加入が大きな意味を持っていたか分かります。

一般にRainbowは、中世ヨーロッパ音楽を好むRichieの志向が表れた様式美ハード・ロック・バンドと形容されますが、このアルバム前半(1〜4曲目)までは、Tony Careyの幻想的なシンセサイザーから始まる冒頭の「Tarot Woman」を除けば、ブギー調の「Run with the Wolf」やR&B調の「Starstruck」、そしてキャッチーな「Do you Close your Eyes」など、意外にアメリカンな色彩が濃いです。
ただ、アメリカ人であるRonieはともかく、特に「Run with the Wolf」でのRichieのギターの気合の入り方なども結構半端ではなく、この時期の彼等の充実ぶりが窺えます。

問題はアルバム後半です。
1曲8分を超える曲、2曲だけで構成されたアルバム後半は、彼等の理想の音楽像で体現されており、前半に比べ全く付け込むスキがありません。
Cozyのドラム・ソロから始まり、最後はオーケストラまで起用した「Stargazer」のドラマチックな世界観は、好きな方にはしょうもない程、惹きつけられる大袈裟な魅力を放っています。
最後の「A Light in the Black」も、クラシカル、様式美、疾走、ドラマチックと、いくつもの形容を並べたくなるハード・ロック・チューンで、これまたファンにはたまらない楽曲。

「三頭政治」期最初のアルバムとは書いたものの、結局この「三頭政治」が次作『Long Live Rock'n'Roll』で早々と終わってしまい、ダラダラと長続きしなかったところが、今にしてみればこのアルバムを傑作たらしめているのかもしれませんね。

 
レインボー
ユニバーサル ミュージック
【ディスク1】
  1. タロット・ウーマン
  2. ラン・ウィズ・ザ・ウルフ
  3. スターストラック
  4. ドゥ・ユー・クローズ・ユア・アイズ
  5. スターゲイザー
  6. ア・ライト・イン・ザ・ブラック



2016.06.11 Saturday 14:38
70年代ブリティッシュハードロック comments(0)
Beck, Bogert & Appice/Beck, Bogert & Appice(1973)
JUGEMテーマ:音楽

ようやく仕事の方もまだ少しですが落ち着きをとりもどしつつあるかな…という感じです。
とりあえず今週も目に付いたアルバムを…。

2016年第20週の通勤・帰宅BGMは、Beck, Bogert & Appiceの『Beck, Bogert &Appice』を聴きました。

いわゆる「第1期The Jeff Beck Group」を率いていたJeff Beckが、Vanilla Fudgeのリズム隊、Carmine AppiceとTim Bogertに興味を持ち、新グループを結成しようと画策したものの、Beck自身の交通事故により新グループの話はお流れに。
結局、AppiceとBogertはCactusを結成し、Beckもメンバーを一新したJeff Beck Groupで活動再開という紆余曲折を経て、ようやく三者が顔を合わせたスーパーグループが、Beck, Bogert & Appiceですね。
今回聴いたのは、彼等の唯一のアルバムです。

このグループ、三大ギタリストのうちの一人Beckを中心に話が展開されるケースが多いですし、グループ名もBeckが最初に来ているだけあって、ブリティッシュ・ロックなのかなと思うのですが…。
ちなみにこれだけのテクニカルなギターと度迫力のリズムを聴かせていながら、僕の持っているブリティッシュ・ハード・ロックのムック本にもアメリカン・ハード・ロックのムック本にも載っていません。

収録曲には、「Oh To Love You」や「Livin' Alone」といった3人による共作曲も収録されているのですが、Stevie Wonderの「Superstition」やCurtis Lee Mayfieldの「I'm So Proud」といったソウル系のカヴァー曲や、「Lady」のようにAppiceとBogertが以前メンバーだったCactusの面子による楽曲を収録しており、個々の演奏は物凄いものの、歌モノ色も強く、どちらかというとグループの色はAppiceとBogert寄りといった感じで、僕はやはりこれはアメリカン・ハード・ロックかなと思います。
チャートもイギリスよりアメリカの方が良かったのも、その一例なのかなと…。

三者のぶつかり合いが、スタジオ録音作でこれだけのものなのだから、ライヴではやはり強烈なものがあったんだろうなと窺えますね。

 
ボガート&アピス ベック
エピックレコードジャパン
【ディスク1】
  1. 黒猫の叫び
  2. レディ
  3. オー・トゥ・ラヴ・ユー
  4. 迷信
  5. スウィート・スウィート・サレンダー
  6. ホワイ・シュッド・アイ・ケアー
  7. 君に首ったけ
  8. リヴィン・アローン
  9. アイム・ソー・プラウド



2016.05.22 Sunday 12:28
70年代ブリティッシュハードロック comments(2)
The Mirror/Spooky Tooth(1974)
JUGEMテーマ:音楽

しまった…。先日、Atomic Roosterを取り上げたばかりなのに、また、70年代ブリティッシュ・ハード・ロックを取り上げてしまった…。

2016年第10週の帰宅BGMは、Spooky Toothの7枚目のアルバム『The Mirror』を聴きました。
彼等の最終アルバムですね。

Spooky Toothは、1968年にデヴューしたブリティッシュ・へヴィ・ロック・バンドで、特にセカンド・アルバムの『Spooky Two』は、バンド史上でも傑作として評判が高いアルバムです。
ただ、メンバーの入れ替わりが激しく、このラスト作品となった『The Mirror』では、オリジナル・メンバーのGary Wrightを中心に、後にForeignerを結成して成功を収めるMick Jonesや、Mike Pattoといったメンバー構成となっています。

冒頭の「Fantasy Satisfier」は、へヴィ・ロック・バンドらしい1曲。Mickの派手さはないけどへヴィなギターもいいけど、ガッツのあるPattoのヴォーカルが素晴らしいです。
続く「Two Time Love」は、ブルージーな1曲で、ここでもPattoのヴォーカルはますますヒートアップ。ソウルフルなヴォーカルには惚れ惚れします。

「Kyle」は、センチメンタルなバラードで、ポップな1曲なのですが、てっきりこの手のバラードは、後のForeignerで本領を発揮するMickの作品なのかと思いましたが、Mickは全く関わっていないのですね。

へヴィ・ロック・バンドとはいうものの、このアルバムではプログレッシヴ・ロックっぽいスペーシーでSFっぽい曲が収録されているのが特徴で(アメリカのSugar Loafっぽい)、「Higher Girls」は正にそんな1曲。
アルバムタイトル曲「The Mirror」も、スペーシーな1曲なのですが、こちらは「Higher Girls」のように1曲だけで完結する曲でなく、前の曲「I'm Alive」と組になった曲。ジャズ調から始まる「I'm Alive」から転調して「The Mirror」へ到る展開は、「Higher Girls」よりもプログレっぽいです。この「The Mirror」、後のForeignerのファーストでも聴く事が出来るフレーズもあり、Foreignerの原点が垣間見える曲です。

最後の「The Hoofer」は、前の「The Mirror」の影響もあり、おまけ的な曲になってしまいましたが、これもソウルフルなバラードでいい曲です。

Spooky Toothの中では、あまり注目されないアルバムですが、埋没させてしまうにはもったいないアルバムです。
それにしても、Mickってあまりギタリストとしては注目されない人ですが、このアルバムではスライドを弾いたり、トーキング・モジュレーターを使ったり、結構やり手なところも見せてますね(別の人がやっているのかな?)。

 
Spooky Tooth
Charly Budget (UK)
【ディスク1】
  1. Fantasy Satisfier
  2. Two Time Love
  3. Kyle
  4. Woman and Gold
  5. Higher Circles
  6. Hell or High Water
  7. I'm Alive
  8. Mirror
  9. Hoofer



2016.03.13 Sunday 12:56
70年代ブリティッシュハードロック comments(2)
Atomic Rooster/Atomic Rooster(1970)
JUGEMテーマ:音楽

2016年第8週の通勤BGMは、Atomic Roosterのデヴューアルバム『Atomic Rooster』を聴きました。

バンドは、途中専任ヴォーカルを加えたり、メンバーを入れ替えながら何枚かのアルバムを発表し、バンド史上でも名盤と評されるアルバムも発表していくのですが、何といっても今回聴いたデヴューアルバムは、最高傑作でもないのに有名盤。
というのも、メンバーの一人にEL&P結成前のCarl Palmerがいたからです。
メンバーは、The Crazy World Of Arthur Brownを脱退したリーダーのVincent Crane(キーボード)とCarl Palmer(ドラム)の他に、Nick Graham(ベース、ヴォーカル、フルート、ギター)という構成。

Carl Palmerいたからという訳ではないけど、Vincent Craneのキーボードをフィーチャーしている事もあって、プログレッシヴ・ロックかと思いたくもなりますが、インスト曲は8曲中「Before Tomorrow」と「Decline And Fall」のみで、10分以上の曲とか、複雑な転調を繰り返すような展開をする曲はありません。
Ronnie James Dioを彷彿させるような力強いヴォーカルがメインのハード・ロック、へヴィ・ロックという感じで、冒頭の「Friday The Thirteenth」から「Broken Wings」までは、CraneのキーボードとPalmerのドラムが引っ張る感じですが、「Before Tomorrow」や「S.L.Y.」では、結構ギターが主張しています。
「Winter」は、Grahamのフルートが唯一聴ける曲で、へヴィな曲が続く中で、哀愁感漂うバラード。

Grahamはこのアルバム発表後にすぐ脱退し、後任としてギターのJohn Cannが加入し、本作のアメリカ盤ではGrahamのヴォーカルやフルートは、Cannのヴォーカルやギターに差し替えられたとの事ですが、今回聴いたRepertoire盤は、フルートが聴けるという事はオリジナル盤なのでしょうか?

最後の「Decline And Fall」は、Palmerらしいドラムソロが飛び出し、ニヤリとさせられます。

 
Atomic Rooster
Repertoire
【ディスク1】
  1. Friday The Thirteenth
  2. And So To Bed
  3. Broken Wings
  4. Before Tomorrow
  5. Banstead
  6. Sly
  7. Decline And Fall
  8. Play The Game



2016.02.27 Saturday 12:29
70年代ブリティッシュハードロック comments(0)
High And Mighty/Uriah Heep(1974)
JUGEMテーマ:音楽

2016年第2週の帰宅BGMはUriah Heepの『High And Mighty』を聴きました。
元King CrimsonのJohn Wettonが4代目ベーシストとして加入して2枚目、バンドとしてはスタジオ録音アルバム通算9作目のアルバムですね。

前作『Return To Fantasy』では、バンドの原点ともいえるオカルトやファンタジーの要素を含んだハード・ロックに立ち返ったUriah Heep。
しかし本作は、再び迷走か!?という内容になっています。

冒頭曲「One Way Or Another」は、John Wettonが遂にリード・ヴォーカルを執った曲。楽曲自体がファンキーな曲であるうえに、本来低めのヴォーカルに定評があるWettonですが、この曲ではいきなり突拍子もなくハイトーン・ヴォイスを発し、どうも冒頭から調子を狂わされます。

次曲「Weep In Silence」からは、リード・ヴォーカルは本来のDavid Byronに戻り、正直ホッとさせられます。楽曲自体はちょっとブルージーであまりらしくなく、しかもペダル・スティールの音色がカントリー風味も添えていますが、憂いを帯びた哀愁感はなかなかの好曲で、個人的にはアルバム中で一番好きな曲です。
ミュージカル映画の一場面を観ているようなポップな曲ですが、続く「MistyEyes」も、これはこれは従来のファンタジー調の楽曲でいい曲です。
「Midnight」も「Misty Eyes」の流れを引き継いだ楽曲で、この曲もありかな…と思います。ちょっとキャッチーなところが引っ掛かるといえば、引っ掛かるのですが…。

アルバム後半は、「Can't Keep A Good Band Down」というご機嫌なパーティー・ロックンロールでスタート。
続く「Woman Of The World」は、キャッチーなポップ・ソング。さらに「Can't Stop Singing」はR&B調の曲と、彼等らしくない曲が続きます。
ダメ押しは「Make A Little Love」。スライドギターをフィーチャーしたブギー調の曲で、アルバム後半はアメリカンな楽曲が大半を占めます。

アルバムは、コーラス・ハーモニーが得意な彼等の特徴を活かしたバラード「Confession」で終わりますが、それまでのアメリカンな楽曲のイメージを拭えるような曲ではありません。

本作発表後、Wettonはバンドを脱退し、さらには特徴的なヴォーカルでバンドの顔でもあったヴォーカルのByronも、アルコール依存症の為、バンドを解雇されてしまいます。

 
ユーライア・ヒープ
USMジャパン
【ディスク1】
  1. ワン・ウェイ・オア・アナザー
  2. 静かなる涙
  3. ミスティ・アイズ
  4. ミッドナイト
  5. グッド・バンド・ダウン
  6. ウーマン・オブ・ザ・ワールド
  7. 白い足跡
  8. キャント・ストップ・シンギング
  9. メイク・ア・リトル・ラヴ
  10. コンフェッション
  11. ネイム・オブ・ザ・ゲーム (未発表アウト・テイク) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  12. サンダウン (未発表ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  13. 静かなる涙 (未発表エクステンデッド・ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  14. ネイム・オブ・ザ・ゲーム (未発表ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  15. エニシング・マター (未発表デモ・ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  16. アイ・クローズ・マイ・アイズ (未発表デモ・ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  17. テイク・ケア (未発表デモ・ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)
  18. グッド・バンド・ダウン (未発表エディット・ヴァージョン) (2004年リマスター当時 未発表) (ボーナス・トラック)



2016.01.17 Sunday 12:57
70年代ブリティッシュハードロック comments(0)
Made In Europe/Deep Purple(1976)
JUGEMテーマ:音楽

本年度通勤最終週にはまだなりません…(苦笑)。
2015年第50週の通勤BGMは、Deep Purpleの『Made In Europe』を聴きました。

1976年7月の解散発表から3ヶ月後に発売された、第3期Purpleによるライヴアルバムです。
Richie Blackmore脱退直前の1975年4月のパリ公演含むヨーロッパ・ツアーを収録したアルバムです。

Burn』から加入したGlenn Hughesの音楽志向と対立していたRichieは、『Burn』に続く『Stormbringer』では、既にPurpleに対する興味を失っていた感もありましたが、このアルバムを聴く限り、ギターを弾きまくっていて、その様子を微塵も感じさせないですね。大したものです。
Richieのパワーに押されたのか、David CoverdaleとHughesのヴォーカルも負けじとシャウトしまくっています。

「Lady Double Dealer」など『Stormbringer』からの曲もいいですが、やはりタイトル曲「Burn」など『Burn』からの曲の方がいいかな。
ハード・ロッキンな「Burn」をはじめとして、ブルージーな「Mistreated(Interpolating Rock Me Baby) 」、ファンキーで躍動感のある「You Fool No One」と、多彩さが魅力。
Hughesのファンク志向が嫌だったRichieですが、ファンキーな「You Fool No One」でもしっかり弾きまくって見せ場も作っているところはさすが(ギターソロ意外に、ドラムソロなど、やり過ぎでファンキーさがちょっと失われているところは個人的に残念ですが…)。

 
ディープ・パープル
ダブリューイーエー・ジャパン
【ディスク1】
  1. 紫の炎
  2. ミストゥリーテッド
  3. 嵐の女
  4. ユー・フール・ノー・ワン
  5. 嵐の使者



2015.12.26 Saturday 21:03
70年代ブリティッシュハードロック comments(0)
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