Macchiが通勤BGMとして聴いたアルバム、休日に観た映画、休日の海のボート釣り
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Breathe Awhile/Arcadium(1969)

JUGEMテーマ:音楽

 

『逃げ恥』、終わっちゃいましたね…。

まさか、馴染みのある裏横浜もロケ場所になっていたとは。

 

2016年第50週の帰宅BGMは、Arcadiumの唯一のアルバム『Breathe Awhile』を聴きました。

 

Arcadiumは、5人組のブリティッシュ・ロック・バンドなのですが、メンバーの中にオルガン・プレイヤーを擁しており、冒頭曲「I'm on My Way」をはじめとして、収録曲7曲中3曲が、約7分から12分の大作曲であり、そのドラマチックな曲展開もあってか、プログレッシヴ・ロックのカテゴリーにも入れられるバンドです。

 

ただ、曲の主導権を握るのは、どちらかというとブルージーなギターとヴォーカル主体の楽曲なので、要所にアート・ロック的なオルガンの彩りを添えた、ドラマチックな曲展開をするハード・ロックという感じでしょうか?

「Change Me」のように、メロディアスで抒情的な哀愁も持ち合わせていて、Wishbone Ashのような感じもあります。

 

「I'm on My Way」や「Woman Of A Thousand Years」でのヴォーカルは、バック・コーラスも含めて、サイケの要素も包含しています。

 

ハッキリ言って、ヴォーカルも演奏も大して上手くないし、本作が唯一のアルバムで、メンバーがその後有名バンドのメンバーになったという記録も調べる限り何もないので、本当に知る人ぞ知る、マニア好みのB級バンドのアルバムです。芸術的なジャケットが多いブリティシュ・ロックの中で、本作のジャケットは、これまたダサいですね(苦笑)。

僕は、ブリティッシュ・ハード・ロックのムック本で本作を知りましたが、こういう作品が、マイナー・レーベルとはいえ、再発されネットで簡単に入手出来るというところが、いい時代になったものです。

 

「It Takes a Woman」も「Birth, Life and Death」もそうですが、いずれもカッコイイ抒情性、哀愁をもっているのに、最後の締めが中途半端で今一つ残念なのですよね。

 

 

Arcadium
Kismet (UK) (For409)
【ディスク1】
  1. 1. I'm On My Way
  2. 2. Poor Lady
  3. 3. Walk On the Bad Side
  4. 4. Woman of a Thousand Years
  5. 5. Change Me
  6. 6. It Takes a Woman
  7. 7. Birth, Life and Death
  8. 8. Sing My Song
  9. 9. Riding Alone



2016.12.24 Saturday 21:38
60年代ブリティッシュハードロック comments(0)
Aardvark/Aardvark(1969)

JUGEMテーマ:音楽

 

2016年第35週の帰宅BGMは、Aardvarkの『Aardvark』を聴きました。

 

Aardvarkは、1970年前後に活動したブリティッシュ・ロック・バンドですが、何かバンドの資料があるのかなとネットでググってみたら、ウィキペディアに簡単な経歴は載っていました。

どうやら今回聴いたアルバムが唯一のアルバムみたいです。

 

オルガンをフィーチャーしたオルガン・ロックというと、初期Deep PurpleやVanilla Fudgeとか、1960年代後半から1970年代前半にかけて、いくつものバンドが登場していますが、このバンドもそのうちの一つと言っていいでしょう。

体外そういうバンドって、オルガンがメインながらもギタリストがいるケースが多く、今回聴いたAardvarkはギターレスという事で、レアケースだと思うのですが、どうなんでしょう(EL&Pという有名バンドもいますが)?

 

その音楽性はSteve Millinerの重厚なオルガンを主体にしたへヴィなリズムセクションを擁する、へヴィ・プログレという感じなのですが、「Very Nice Of You To Call」のようなポップでヴォーカルがしっかりと歌っている曲もあったり、また「Many Things To Do」や「The Greencap」のように転調する曲もあるにはあるのですが、アルバムの曲構成とかそれほど凝っているわけでもないので、ハッキリとプログレと呼ぶにはどうなのかと思います。

プログレ・ハードと形容されているケースもありますが、プログレ・ハードって、アメリカのプログレっぽいバンド等に付けられた形容なので、そういう形容がこのAardvarkに付けられたという事は、やはりプログレ度が今一つ弱いのかなとも思います。

 

Frank Clarkのドラム、Stan Aldousのベースのリズムセクションが強力に支えており、そこに歪みまくりのオルガンが攻めまくるので、ギターレスですがハード・ロック的な側面もかなり強いバンドです。

 

そして、時代が60年代末という事で、「The Greencap」や「The Outing」のような、混沌としたサイケ感たっぷりの曲も特徴的。

 

唯一の難点は、David Shillinのヴォーカルがもさっとしていて、今一つ弱い点かなという事。

もう少しメリハリの効いたヴォーカルだったら、もう少し成功したかもしれない。

 

 

Aardvark
Esote
【ディスク1】
  1. Copper Sunset
  2. Very Nice Of You To Call
  3. Many Things To Do
  4. The Greencap
  5. I Can't Stop
  6. The Outing - Yes
  7. Once Upon A Hill
  8. Put That In Your Pipe And Smoke It



2016.09.04 Sunday 13:06
60年代ブリティッシュハードロック comments(0)
Ssssh/Ten Years After(1969)

JUGEMテーマ:音楽

 

梅雨明けしないと言っていたら、関東よりも北陸の方が先に梅雨明けですか…。7月もあと1週になりましたが、関東の梅雨明けは8月になるかもしれないという事もネットで目にしましたが、天気予報って何だかな…。

週末は急に涼しくなり、本日(23日)朝は、ぐっすり眠れたのは良かったですが。

 

2016年第29週の通勤BGMは、Ten Years Afterの4枚目『Ssssh』を聴きました。

邦題は、『夜明けのない朝』。彼等の代表作です。

 

Ten Years Afterについては、以前セカンドサード・アルバムと取り上げてきましたが、そこで感じたのは、当時のブリティッシュ・ハード・ロック・バンドに共通のブルーズからの影響と同時に、ジャズからの影響という事でした。

そんな事を考えながら、臨んだ本作でしたが…。

 

冒頭「Bad Scene」のイントロから聴こえてきたのは、鳥の鳴き声!?。すぐにブルージーなハード・ロックに変わりますが、お堅い曲ではなく、コミカルなロックンロールであったり、途中転調したり、意表を突かれる出だしです。

2曲目「Two Time Mama」は、ドブロ調のアコースティックギターをフィーチャーしたスワンプ調の、ブルージーな曲。Alvin Leeの優し歌い方が意外です。Alvin Leeというと、野太い声の持ち主というイメージがあったので。

続く「Stoned Woman」もブルーズ・ロック。曲終わりのスペーシーな効果音も変わった趣向ですね。

 

アルバム中半「Good Morning Little Schoolgirl」は、言うまでもなくブルーズの名曲。他にも多くのアーティストがカヴァーしています。

 

5曲目「If You Should Love Me」、6曲目「I Don't Know That You Don't Know My Name」は、フォーキーで、アーシーな楽曲。

7曲目「The Stomp」は、これまた意外なソウル調の曲。こういう曲では、Leeの野太いヴォーカルが、ソウルフルで似合っていますね。

 

最後の「I Woke Up This Morning」は、へヴィ・ブルーズ・ロック。この曲が一番当時のブリティッシュ・ハード・ロック・バンドらしい曲かな。

 

これまでのジャズからの影響みたいなものは排して、ブルーズを中心にした曲作り。フォーキーな曲や、スワンプ調の曲、ソウル調の曲と曲の幅を広げ、どちらかというとブリティッシュ・ロックというよりも、アメリカン・ロック的な感じへと軸を置いたアルバムですね。

 

 

テン・イヤーズ・アフター
EMIミュージック・ジャパン
【ディスク1】
  1. バッド・シーン
  2. トゥ・タイム・ママ
  3. ストーンド・ウーマン
  4. グッド・モーニング・リトル・スクールガール
  5. 愛してくれるなら
  6. 知らないどうし
  7. ストンプ
  8. 夜明けのない朝



2016.07.23 Saturday 13:13
60年代ブリティッシュハードロック comments(2)
Truth/Jeff Beck(1968)
JUGEMテーマ:音楽

2013年第35週の帰宅BGMは、Jeff Beckの『Truth』を聴きました。

ソロ名義ではありますが、いわゆる第1期Jeff Beck Groupのファースト・アルバムですね。
The Yardbirdsを離れたJeff Beckが、最初に組んだ自分のバンドで、当初のメンバーは、Jeff Beck(ギター)、Rod Stewart(ヴォーカル)、Ron Wood(ベース)、Aynsley Dunber(ドラム)でしたが、ほどなくしてAynsley Dunberが脱退して、代わりにMick Wallerが参加して、このアルバムは発表されています。
当時はともかく、あくまでも現在の視点から見た感想ですが、後にFacesやソロで活躍するRodや、Faces、The Rolling Stonesで活躍するRon、それにJourney、Jefferson Starship 、さらにはWhitesnake等有名バンドを渡り歩く事になるAynsleyと、スーパー・バンドとも言いたくなるようなメンツが揃っています。
さらにアルバムには他に、The WhoのKeith Moon、後のLed Zeppelinで活躍するJimmy PageとJohn Paul Jones、Quicksilver Messenger Serviceで活躍するNicky Hopkins等が収録に関わるなど、豪華な面々が顔を揃えています。

Jeff Beckというと、現在ではギターの可能性をとことん追求するギター職人(マイスター)、創造的なアーティストというイメージで、音楽的なルーツを超越してしまっているような側面を強く感じるのですが、The Yardbirdsを離れた直後のこの頃は、やはり「Let Me Love You」や「You Shook Me」、「Rock My Plimsoul」など、ブルーズ色が濃いへヴィな曲が収録されていますね。
ギターの奏法云々という点に関しては僕にはよく分からないのですが、このアルバムでも色々詰め込まれているらしく、確かに素人的な感覚からも、「Morning Dew」他でワウワウペダルを駆使したり、「Ol' Man River」でのスライドプレイや、いずれの曲でも縦横無尽に駆け巡るギターなど、この頃からギターの可能性を研究し、自分のやりたい事をのびのびとプレイしている姿が伺われます。

ヴォーカルのRod Stewartは、このBeckのギターに存分に対抗出来る存在として、Beckが惚れ込んで引き入れたメンバーで、The Yardbirds時代のKeith Relfに比べれば、そのハスキーかつ迫力のあるだみ声で、ギターに十分に対抗していますが、ただまだ若いせいもあるのか、その歌唱は少し単調な面がありますね。
Ron、Mickのベース、ドラムは堅実なプレイで、Beckのギターを支えています。

また、Beckのギターと並んで素晴らしいプレイを聴かせるのが、Nicky Hopkinsのピアノで、驚異的な存在感を見せつけており、その後メンバーとして参加した事にはうなづけますね。

Jeff Beck
Sony
【ディスク1】
  1. Shapes of Things
  2. Let Me Love You
  3. Morning Dew
  4. You Shook Me
  5. Ol' Man River
  6. Greensleeves
  7. Rock My Plimsoul
  8. Beck's Bolero
  9. Blues Deluxe
  10. I Ain't Superstitious



2013.09.23 Monday 13:10
60年代ブリティッシュハードロック comments(0)
Shades Of Deep Purple/Deep Purple(1968)

2013年第26週の帰宅BGMは、Deep Purpleのデヴューアルバム『Shades Of Deep Purple』を聴きました。

いわゆるアート・ロックと評され、Joe Southのカヴァー曲「Hush」が全米4位を記録し、アルバムも全米24位を記録するなど、本国イギリスよりもアメリカでヒットした、初期Deep Purpleのアルバムですが、後にハード・ロックの雄となる彼等の面影は、このアルバムにはまだないですね。

初期Purpleのサウンドは、キーボードのJon Lord主導だったのは周知の事実ですが、確かに彼のキーボードが大きくフィーチャーされ、この後のセカンドやサードアルバム辺りから徐々に台頭してくるRitchie Blackmoreの、ギラギラと闘志を燃やすような野心的なギタープレイも、「Mandrake Root」でその片鱗を垣間見せますが、このアルバムではまだままだ大人しいもの。

初期Purpleがカヴァー曲を多くアルバムに収録していたのは知っていましたが、「Hush」の他に「Hey Joe」をカヴァーについては知っていましたが、Creamの演奏で有名な「I'm So Glad」やThe Beatlesの「Help」など、結構王道の曲をカヴァーしていたのには、今回初めて知って結構驚きました。

このアルバムでは、結構バックコーラスが重視されていて、「One More Rainy Day」などは、結構ブリティッシュ・ポップ、ソフトロック調で、これまた意外な楽曲でした。

それにしても「Hey Joe」での、Jon Lord、Ritchie Blackmoreによる、マカロニウェスタン風の演奏も微笑ましいですね。

Deep Purple
EMI
【ディスク1】
  1. And The Address (2000 Digital Remaster)
  2. Hush (1998 Digital Remaster)
  3. One More Rainy Day (2000 Digital Remaster)
  4. Prelude: Happiness/I'm So Glad (Medley) (2000 Digital Remaster)
  5. Mandrake Root (1998 Digital Remaster)
  6. Help (2000 Digital Remaster)
  7. Love Help Me (2000 Digital Remaster)
  8. Hey Joe (2000 Digital Remaster)
  9. Shadows
  10. Love Help Me (Instrumental Version)
  11. Help (Alternate Take)
  12. Hey Joe (BBC Top Gear Session)
  13. Hush (Live US TV)



2013.07.20 Saturday 20:59
60年代ブリティッシュハードロック comments(0)
Undead/Ten Years After(1968)
PCが壊れたので、まだアップしていない記事を携帯でアップします。

2013年第16週の帰宅BGMは、Ten Years Afterの『Undead』を聴きました。
彼等のセカンドアルバムで、早くもライウ゛アルバムです。

Ten Years Afterというと、やはり何と言っても、ウッドストックにおけるギタリストAlvin Leeの壮絶な早弾きに象徴される、60年代後半のブリティッシュ・ハード・ロック・バンドなのですが、この頃のハード・ロック・バンドというと、どうしても外せないのが、ブルーズからの影響という点です。

ご多分に漏れず、彼等も当然「Spider In My Web」のように、ブルースからの影響を受けているのですが、それ以上にジャズからの影響を、冒頭の「I May Be Wrong, But I Won't Be Wrong Always」や「At The Woodchoppers' Ball」を聴いていると強く感じます。
いずれも、「I'm Going Home」に勝るとも劣らずAlvin Leeの速いピッキングが楽しめる曲ですが、ドラムやベースのリズムセクションのノリはロックやブルーズというより、ジャズに近いですね。テンポの速い曲ほどその傾向が強いです。

アルバム最後の曲は、彼等の存在を一躍押し上げた「I'm Going Home」。
単純なロックンロールなのですが、速い演奏にハード・ロック・ファンは弱いです(苦笑)。

収録曲数は少ないですが、ライウ゛アルバムならではの、スピード感、臨場感が楽しめるアルバムです。


Ten Years After
Ume Imports
【ディスク1】
  1. Rock your mama
  2. Spoonful
  3. I may be wrong but I won't be wrong always
  4. Summertime/Shantung cabbage
  5. Spider in your web
  6. At the woodchoppers' ball
  7. Standing at the crossroads
  8. I can't keep from crying sometimes/Extension on one chord
  9. I'm going home



2013.05.04 Saturday 21:57
60年代ブリティッシュハードロック comments(0)
Bang, Bang You're Terry Reid/Terry Reid(1968)
JUGEMテーマ:音楽

2012年第19週の帰宅BGMは、Terry Reidのファーストアルバム『Bang, Bang You're』を聴きました。

Terry Reidという人はあまりメジャーな人ではありませんが、Led Zeppelinのヴォーカリストとして誘われ(で、その誘いを断ったTerryが、その代わりにJimmy Pageに紹介したのがRobert Plantだった)、さらにはDeep Purpleや海を越えてCSN&Yにも誘われた人で、ある意味伝説的な人であります。
そういえば、EaglesのDon Felderも、Eagles再結成前にJoe Walsh、Timothy B. Schmitと一緒に組もうとしていたグループのシンガーにTerry Reidの名前が挙がっていたと、自伝に書いていましたね。

Zeppelin、Purpleとブリティッシュ2大ハードロックバンドの名前が出てくる位なので、ジャンルとしてはブリティッシュハードロック周辺の人で、声質もZeppelinのヴォーカリストとして誘われたとあって、Robert Plantタイプのヴォーカルでシャウトも凄いのですが、ハードロックだけにとどまらない魅力がありますね。

アルバムタイトル曲はSonny & CherのSonny Bonoのカヴァー。Eddie Cochranの「Summertime Blues」もカヴァーしています。
Donovanのカヴァー「Season Of The Witch」や、オリジナルの「Loving Time」はブルージーな曲で、このちょっとハスキーなシャウトタイプのヴォーカルはたまらない魅力を放っているのですが、「Tinker Taylor」から「Sweater」まで、そして「When You Get Home」までのオリジナル曲がまたいいですね。
「Tinker Taylor」や「When You Get Home」ではポップで爽やかなロックを展開。「Erica」はソウルフルでちょっとジャジーな1曲。「Without Expression」ではフォークロック調も。「Sweater」は中南米調の曲で、多彩な音楽背景が窺えます。

ブリティッシュロックというと、ビート系の音とかちょっとひねった感覚とか、アメリカンロックとは違って独特の雰囲気がありますが、このTerry Reidのアルバムは、60年代のブリティッシュロックアルバムにしては、ブリティッシュロック臭というものがあまり感じられず、むしろアメリカンロックに近いような気がしましたね。

評価:
Terry Reid
Repertoire
【ディスク1】
  1. Bang Bang (My Baby Shot Me Down)
  2. Tinker Taylor
  3. Erica
  4. Without Expression
  5. Sweater
  6. Something's Gotten Hold Of My Heart
  7. Season Of The Witch
  8. Writting On The Wall
  9. Summertime Blues
  10. When You Get Home
  11. Loving Time
  12. The Hand Don't Fit The Glove
  13. This Time



2012.05.13 Sunday 20:29
60年代ブリティッシュハードロック comments(0)
Led Zeppelin /Led Zeppelin(1969)
JUGEMテーマ:音楽

2012年第9週の通勤BGMは、Led Zeppelinのセカンドアルバム『Led Zeppelin 供戞

Led Zeppelinは、当初New Yardbirdsとして、Jimmy Pageが、自身が在籍していたバンドThe Yardbirdsを再編する形で誕生しましたが、1969年1月にアメリカでレコードデヴュー(本国イギリスでの発売は3月)。デヴューと同時にアメリカツアーを敢行し、このアメリカツアーの影響で、デヴューアルバムを全米20位以上に押し上げる快挙を成し遂げました。
4月には、早くも2度目のアメリカツアーもソールドアウトになり、このセカンドアルバムの『Led Zeppelin 供戮蓮∨擦靴ぅ張◆爾旅膣屬鯔イ辰謄譽魁璽妊ングがなされ、デヴューアルバム発売からわずか9ヵ月後の、1969年10月に発売されたアルバムです。

冒頭から、彼等のお馴染みのナンバー「Whole Lotta Love」が登場するのですが、この「Whole Lotta Love」といい、5曲目の「Heartbreaker」といい、バンド、そして曲を明快かつ決定的に印象付けるギターのリフには脱帽的で、リフの魔術師とも形容される(?)Jimmy Pageの才能は、当時飛び抜けていたと思います。
また、Robert Plantのヴォーカルも、ハードロックのヴォーカリストとは、こういう金切り声タイプのハイトーンヴォイスだというのを決定付け、現在までに続く後のハードロック、へヴィ・メタルに大きな影響を与えたと言っても言い過ぎではないと思いますが、その後続々と出てくる金切り声タイプのハイトーンハードロック、へヴィ・メタルヴォーカリストとは違い、独特の節回しと、どことなく女性的で妙にセクシーさが漂い、なおかつ剃刀のような切れ味の鋭さを持ったヴォーカルは、当時、そして今でも唯一無二のものだったと思います。
John Paul JonesとJohn Bonhamの、重戦車級のリズム隊も然り、Deep Purpleと並ぶ、2大ブリティッシュハードロックバンドとしての地位を早々に確立してしまった事も納得です。

アルバムは、「Whole Lotta Love」で聴かれるようなサイケ調の展開ありの曲から「What Is And What Should Never Be」のようなブルージーでスワンプ調の曲、さらには「Thank You」のようなトラッド調の曲や、John Bonhamの重いドラムソロが聴く事の出来るアフリカンビート調の「Moby Dick」まで幅広い音楽性が詰め込まれ、ブルーズロックから発展したハードロックに一石を投じており、こういう点からも画期的なバンドだった事は疑う余地がないと思います。

このセカンドアルバムは、全米全英チャートで1位を記録し、特に全米では6週連続1位を守り抜き、新人にしては驚異の快挙をやってのけました。

評価:
Led Zeppelin
Atlantic / Wea
【ディスク1】
  1. Whole lotta love
  2. What is and what should never be
  3. Lemon song
  4. Thank you
  5. Heartbreaker
  6. Livin' lovin' maid (she's just a woman)
  7. Ramble on
  8. Moby dick
  9. Bring it on home



2012.03.04 Sunday 14:36
60年代ブリティッシュハードロック comments(0)
In From The Cold/Ashkan(1969)
JUGEMテーマ:音楽

今回のアルバムセレクトは、かなり渋いです。
Ashkanが1969年に発表した唯一のアルバム『In From The Cold』です。

Ashkanは、Steve Bailey、Ron Bending、Terry Sims、Bob Westonの4人で結成されたブリティッシュ・ハードロック・バンドで、ギタリストのBob Westonは、このAshkan以前には、FoghatのRod Priceもメンバーだったブリティッシュ・ブルーズロック・バンドBlack Cat Bonesに在籍していた事もあり、Ashkan以後はDanny Kirwanの後任として、Fleetwood Macに在籍していた事もある人です。

さて、このAshkanですが、以前当ブログで記事にしたFreeやSteamhammerと同じように、ブルーズをベースにヘヴィなハードロックを演奏するバンドです。
「Going Home」や「Backlash Blues」、「One Of Us Two」などの曲は、そのようなイメージです。曲も渋いのですが、ヴォーカルのSteve Baileyが、物凄いハスキーヴォイスで際立っています。

一方、「Stop(Wait And Listen)」や「Slightly Country」のように、ヘヴィ一辺倒だけでなく、アーコースティックな楽器をフィーチャーした曲も特徴的です。

ラストの「Darkness」は、12分に及ぶバラードで、哀愁を漂わせながらも、意外にキャッチーなところも聴かせます。

評価:
Ashkan
Grapefruit
【ディスク1】
  1. GOING HOME
  2. TAKE THESE CHAINS
  3. STOP (WAIT AND LISTEN)
  4. BACKLASH BLUES
  5. PRACTICALLY NEVER HAPPENS
  6. ONE OF US TWO
  7. SLIGHTLY COUNTRY
  8. DARKNESS



2011.06.26 Sunday 02:12
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Stonedhenge/Ten Years After(1968)
JUGEMテーマ:音楽

元祖早弾きギタリストAlvin Leeを擁する、Ten Years Afterのサードアルバム『Stonedhenge』を聴いてみました。
彼等の代表作『Ssssh』の前作に該当するアルバムです。

Ten Years Afterというと、何といっても翌年のウッドストックにおけるAlvin Leeの壮絶な早弾きが、強烈なインパクトを放っていますが、それではTen Years Afterは、Led ZeppelinやDeep Purpleと同列のハードロックバンドと認識していいのかというと、今回アルバムを聴いた限りでは、必ずしもそうとは言い切れないようです。

確かに「Hear Me Calling」で顕著なように、当時の他のブリティッシュハードロックバンドと同じくブルーズをベースにしているようですが、このアルバムのスタート曲「Going To Try」は、転調あり、キーボードソロありと、出だしの曲にしては異彩を放っています。
そして2曲目「I Can't Live Without Lydia」、3曲目「Woman Trouble」と、ジャズ調の曲を展開し、どちらかというと、ピアノ(キーボード)の活躍が目立ちます。
ようやく5曲目「Hear Me Calling」で、Alvin Leeのギターが前面に出てきますが、徐々に盛り上がる渋いギターを聴かせながらも、ウッドストックのような強烈な早弾きは聴かせません(時折早い展開を聴かせますが…)。
ブルーズ調の曲は、「A Sad Song」、「Not Title」と続きますが、重苦しく暗いそれらの曲は、サイケの香りすら漂います。

「Hear Me Calling」はシングルになっているようですが、特にシングル向きな曲もこれといってあまりなく、出だしのひとくせある「Going To Try」といい、へヴィなブルーズギター、オルガンソロ、ドラムソロもある、約8分にも及ぶ「Not Title」といい、プログレッシブロック的な面も持っていたグループだという事も窺わせるアルバムでした。

評価:
テン・イヤーズ・アフター
ユニバーサル インターナショナル
【ディスク1】
  1. ゴーイング・トゥ・フライ
  2. リディアなしでは
  3. ウーマン・トラブル
  4. スクープリー・ウープリー・ドゥーホプ
  5. ヒア・ミー・コーリング
  6. 悲しい歌
  7. スリー・ブラインド・マイス
  8. 忘れられたタイトル
  9. フェアロー
  10. スピード・キルズ
  11. ヒア・ミー・コーリング(シングル・ヴァージョン)
  12. ウーマン・トラブル(USヴァージョン)
  13. アイム・ゴーイング・ホーム(シングル・ヴァージョン)
  14. ブギー・オン



2010.12.25 Saturday 20:55
60年代ブリティッシュハードロック comments(0)
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