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Mother/Bow To The King/Bang(1972)

JUGEMテーマ:音楽

 

あっという間に1月も終わり…。

と言っても、あっという間に過ぎ去ったのではなく、もの凄い長く感じる1月だった。

社会人になってから20年以上同じ業務をしているけど、業務上のテクノロジーが発達しているのに、締め切りが20年以上前と全く変わらないのは何なんだろうね。本当に疲れたな。

 

それにしても、一応撤回されましたが、今回のウィルス騒動で、脱出者の為の政府チャーター機搭乗希望者に、当初税別8万円を請求しようとしていた件、その話を聞いて、税別って(消費税だよね?)、課税対象額は幾らなの?という事に真っ先に気になってしまった自分の職務にウンザリする!

 

さて、今回聴いたのは、Bangのセカンド・アルバム『Mother/Bow To The King』です。

ファースト・アルバム、それにお蔵入りになってしまったデヴュー・アルバムについては以前取り上げました。

 

まず冒頭アルバムタイトルにもなっている「Mother」ですが、意表を突くアコースティックギターとコーラスワークも爽やかな、カントリー・ロック調の楽曲。エレキギターも加わり、段々とハードさも増してきますが、実に軽快な楽曲です。
続く「Humble」もへヴィな楽曲ですが、そのイントロは穏やかもので意外性を魅せますね。

 

「Humble」、続く「Keep On」、「Idealist Realist」とへヴィなブルーズ・ロックのオンパレード。特に「Idealist Realist」はスライドギターも加え、また違ったエッセンスを加えていますね。

 

5曲目の「No Sugar Tonight/New Mother Nature」は、The Guess Whoのカヴァー。女性コーラスを加え、キャッチーさも出していますね。

以降の「Feel The Hurt」、「Tomorrow」も、2〜4曲目のへヴィ路線とは打って変わって、キャッチーさを打ち出しています。

 

ラストを飾る「Bow To The King」は、冒頭の「Mother」同様アルバムタイトル曲でもあるのですが、この曲もアコースティックギターのイントロからハーモニーワークを聴かせてくれます。

 

デヴュー・アルバムもそうでしたが、やはりこのバンドはハード&へヴィ一辺倒のバンドではなかったですね。

 

(収録曲)

1.Mother

2.Humble

3.Keep On

4.Idealist Realist

5.No Sugar Tonight/New Mother Nature

6.Feel The Hurt

7.Tomorrow

8.Bow To The King

 

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 19:14 * comments(0) * - * pookmark

Stray Dog/Stray Dog(1973)

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ELPのManticore Recordsからデヴューした事で、ブリティッシュ・ハード・ロックのカテゴリーで紹介されますが、メンバー3人中、ドラマーがイギリス人ではあるものの、元々はテキサス出身のガチガチのアメリカン・ハード・ロック・バンドです。

まあ、ギタリストのSnuffy Waldenは、Freeの『Heartbreaker』収録に関わっていたり、ブリティッシュ・ロックと浅からぬ関係があるんですけどね。

 

今回聴いたのは、そのStray Dogのデヴュー・アルバムです。

 

ちなみにELPとの関係が話題になりますが、アルバム冒頭「Tramp (How It Is)」のイントロこそシンフォニックな感じですが、別にプログレっぽさはなく、アルバム全編にわたってブルーズ・ベースのハード・ロックを展開しています。

 

音もブリティッシュ・ロックっぽさをよく指摘されるけれども、ヴォーカルも兼ねるSnuffyはよく歌うし、いい意味でキャッチーな部分はアメリカン・ロックらしさが出ています。

 

アコースティック調のバラード「A Letter」辺りを聴いていると、ちょっとサイケ感もあるかな。

 

ヘロヘロ感のあるヴォーカルとまとわりつくギターに、女性バックコーラスが絡んできたりと、基調はブルーズだけど、コテコテのブルーズ調の曲は「Crazy」ぐらい。

とにかくSnuffyのヴォーカルがエロく、個人的にはファンク調の「Speak Of The Devil」が、アルバム中で一番お気に入りです。

 

 

ストレイ・ドッグ
ビクターエンタテインメント
【ディスク1】
  1. 放浪者
  2. クレイジー
  3. レター
  4. シボレー
  5. 悪魔の演説
  6. 奴隷
  7. ロッキー・マウンテン

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 23:25 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Death Of A Country/Bang(1971)

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10月にパシフィコ横浜で行われる『ルパン三世 カリオストロの城』上映と大野雄二You & Explosion Bandの生演奏、ローチケ(近所のローソン)に買いに行ったら、10/26の土曜分は10時の発売開始から2、3分で売り切れ。。。土曜の昼に観られるという好条件だからねぇ。

仕方なく25日の金曜分をゲットしましたが、ま、いいか。週末の会社帰りに観るのもオツなもんです。

 

今回は、Bangの幻のファースト・アルバムです。

 

Bangのファーストは、今年の2月9日の記事『Bang』を取り上げましたが、実は今回聴いたアルバムが本来ならファースト・アルバムとして発表されるはずでした。

しかし、本作の内容がネバタ州にある核実験場の事を取り上げていた為、Capitolがリリース拒否しお蔵入りになり、幻のファーストになってしまったという経緯があります。

日本でも過去にRCサクセションが原発の事を取り上げて、レコード会社からアルバムを発売中止にさせられた経緯がありましたが、洋の東西を問わず似たような事例はありますな。

 

アルバム冒頭からアルバム・タイトル曲が登場するのですが、これが約10分間の組曲で、途中転調もするプログレ風のへヴィ・サイケ。

アルバム・タイトル曲以外の曲は大体5分前後の曲なのですが、シングル向きのキャッチーでコンパクトな内容の曲は皆無で、アルバムはコンセプトアルバム調に作られています。

バンドのデヴュー作とはいえ、アルバムにかける並々ならぬ意欲が感じられる作品ですが、核実験場の内容を取り上げていなくても、売り込みをかけたいレコード会社にとってみれば、もう少しキャッチーな曲作って欲しいところかな。

 

ハッキリ言って聴いていて印象の残る作品ではないですが、この当時の、ガレージ感漂うアメリカン・へヴィ・サイケが好きな人にはお勧めのアルバムです。

 

(収録曲)

1.Death Of A Country

2.No Trespassing

3.My Window

4.Life On Ending

5.Certainly Meaningless

6.Future Song

 

 

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 12:19 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Conerstone/Styx(1979)

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やっと、これでとりあえずしんどい仕事から解放された…。

 

今回は、Styx、9枚目のアルバム『Conerstone』を聴きました。

アルバム自体、全米2位まで上昇し、全米1位となったシングル「Babe」を収録したアルバムですね。

 

アルバムは、Tommy Shawがリード・ヴォーカルを執るボップなナンバー「Lights」からスタート。

Dennis De Youngがリード・ヴォーカルを執る続く「Why Me」でもいえることなのですが、「Lights」といい、「Why Me」といい、コーラスワークの付け方がミュージカル調な点。元々コーラスワークが上手いバンドなのですが、次回作『Paradise Theater』が、まるでミュージカルのようなコンセプトアルバムに仕上がった点を考えると、その布石は本作に見えますね。

 

全米1位となった「Babe」は、Dennisがリード・ヴォーカルを執るバラードナンバー。

続く「Never Say Never」は、爽やかなウェストコースト・サウンドのようなナンバー。リード・ヴォーカルはTommy。

 

本作で異色を放っているのが、「Boat On The River」。

Tommyのマンドリンをフィーチャーしたフォーク・ナンバーなのですが、マンドリンというとカントリーを想像してしまいますが、Dennisが弾くアコーディオンのバックが加わると、カントリーというより東欧やロシア民謡のようなイメージの曲です。

 

「First Time」は、「Babe」に負けず劣らず美しいバラードナンバー。

Dennisがリード・ヴォーカルを執り、いかにもDennisらしい曲。

シングルには出来なかったらしいのですが、その反動で「The Best Of Time」を作ったのかな!?

 

アルバムも終盤で、ようやくJames Youngの曲が登場。

彼らしいハード・ロック・ナンバーですが、Edward Kennedyを批判した曲らしい。

最後は、Tommyのハード・ロック・ナンバー「Love In The Midnight」で終了。

 

個々の曲には佳作はあるものの、「Babe」というヒット曲を生んだものの、ハード・ロック・バンドとしての印象が薄いかなという感じのアルバムですね。

 

 

スティクス
USMジャパン
【ディスク1】
  1. ライツ
  2. ホワイ・ミー
  3. ベイブ
  4. ネヴァー・セイ・ネヴァー
  5. ボート・オン・ザ・リヴァー
  6. 虚飾の時
  7. 愛の始まり
  8. エディー
  9. ラヴ・イン・ザ・ミッドナイト

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 10:34 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Derringer/Derringer(1976)

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長い10連休も終わりましたね。

自分も、会社は休みでしたけど、結局何もしなかったのは最後の6日だけで、それ以外の日はどこにも行かず、ずっと家にいましたが、やらなければいけない事をやっていましたよ。まあ、毎年の事なんですけどね。

連休初日に休日出勤して、同じく休日出勤していた上司にどこか行く所あるのか?聞かれましたけど、長年一緒に仕事して今さらそんな事聞くか?って感じ。

あまりに長かったので、世間では連休明けの7日は、休みボケの話題がよく出ていましたが、僕は連休中も頭を使っていたので、連休明けも全然辛くなかったですけどね。

長過ぎる連休はいらんという声もありますが、自分はそのやらなければいけない事にじっくり取り組めたので、決して悪くはなかったですけどね。

それより、連休明けの今週4日間が、遅れた仕事を取り戻すために朝から晩までキツくて、休み明け2日目の8日なんか、帰りの電車で飲み会が終わってすっかり出来上がった同僚とバッタリ鉢合わせてしまうし、これまた辛かったですわ…。

 

そういえば、4日にNHKのBS2で、アニメ『超時空要塞マクロス』シリーズの人気投票番組が放送されていて、自分も録画したのを観ましたが、自分は初代作とその劇場版、それに劇場版の幻のラストと言われたOVAしか観ていないので、あのランキングには時代を感じましたね。

人気メカはほぼバルキリー一色に染まりましたが、バルキリーは革新的メカだけど、デストロイド系の宮武氏のデザインにも触れて欲しかったですね。

それにしても、まさか飯島真理がわざわざアメリカから駆けつけて、生歌を歌ったのには驚きました。

 

さて連休中の話は終わりにして、今回聴いたのはDerringerの『Derringer』です。
Rick Derringerがバンド名義で発表した第1作ですね。

 

Derringerは、メンバーにDustのKenny AaronsonやVinny Appice等を迎えています。

 

重苦しいジャケットからへヴィなハードロックを想像してしまいますが、いざジャケットのイメージでアルバムを聴くと肩透かしを食らいます。

「Loosen Your Grip」や「Comes A Woman」のように、ブルージーなナンバーもあってギターは饒舌だけれども、まだこういうナンバーを演るには、当時のRickには貫録がないかな。

やはり彼の真骨頂は、「Rock and Roll, Hoochie Koo」を思わせる、冒頭の「Let Me In」や「You Can Have Me」のように、ポップなロックンロール・ナンバーがキマっている。

 

個人的なお薦めは「Beyond The Universe」。

ちょっとコミカルで、ドタバタとたたみかけるロックンロールが、ギターもヴォーカルも上手く雰囲気を出していますね。

 

 

Rick Derringer
Collectables
【ディスク1】
  1. Let Me In
  2. You Can Have Me
  3. Loosen Your Grip
  4. Envy
  5. Comes A Woman
  6. Sailor
  7. Beyond The Universe
  8. Goodbye Again

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 02:08 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Bang/Bang(1971)

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2月月初の一仕事も、(まだ終わってないけど)とりあえずヤマ場を越えました。

1日が早いと言う上司の言葉とは裏腹に、正月明け以来、自分は長い1日の連続で、正月休みが遠い過去のよう…。とにかく長い1ヶ月だったな。

お疲れ、俺…。

 

日高屋の前を通ったら、「バジルチキンライス」なる日高屋っぽくないネーミングのメニューのポスターが貼られていて、気になったので食べてみました。

要は、鳥のそぼろ肉とバジル(高菜っぽいという指摘もあるが確かに…)をあんで包んでご飯にかけた、ネーミングとは裏腹に、中華食堂を謳っているだけあって日高屋らしいメニューです。

見た目があまり美味そうに見えないのですが、味は美味しいです。そこかしこに見える唐辛子が効いていて結構辛い。

残念なのはやっぱり見た目かな。せめて人参を入れるとか、彩りのある具材を入れたら、もう少し美味しそうに見えたはず。

ちなみ自分が食べた時は、別添の温泉卵が付いてこなかったんだけど…。

 

 

さて、Bnagです。

Capitolからデヴューしたフィラデルフィア出身の3人組バンドです。

 

アメコミっぽいジャケットとは裏腹に、冒頭の「Lions, Christians」をはじめとして、「Future Shock」など、Black Sabbathのような重く引き摺るようなへヴィ・ロックが特徴的です。

ヴォーカル兼ベースのFrank Ferraraは、Ozzy Osbourneに声質が似ているけど、あそこまで気だるい感じではなく、「Come With Me」のようにハイトーンのシャウトも出来ます。

 

Black Sabbathのような重く引き摺るようなへヴィ・ロックと書いたけど、そういう曲は概して単調で、あまり面白みのある曲ではないと思います。

3曲目の「Last Will」で、それまでとは打って変わって突如フォーク・ロック調の曲が展開され、ハーモニーワークも披露されるのですが、本バンドの特徴はむしろそういうところにあるんじゃないかと思います。

事実、この「Last Will」以降は、「Our Home」や「Questions」といったへヴィなだけでなく躍動感があり、ハーモニーワークも生かしたちょっとポップなナンバーが多くなり、むしろそういう曲の方がしっくりきます。

 

(収録曲)

1.Lions, Christians

2.The Queen

3.Last Will

4.Come With Me

5.Our Home

6.Future Shock

7.Questions

8.Redman

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 12:55 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Sun And Steel/Iron Butterfly(1975)

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1971年に解散したIron Butterflyが、1974年に再結成し発表した、再結成後2枚目のアルバム。

スタジオ録音アルバムとしては、これが最後のアルバムとなってしまったようです。

 

というのも、再結成の中心になったのが、ギターのErik BraunnとドラムのRon Bushyのみで、中心メンバーであったキーボードのDoug IngleとベースのLee Dormanは参加しておらず、決して楽曲のクオリティは低くはないけど、とはいっても滅茶苦茶高いわけでもなく、ポップさも交えた平均的な普通のハード・ロックという感じです。

 

いわゆる60年代のへヴィ・サイケという感じはもうないですね。まあ、解散前でもMike Pineraが参加した『Metamorphosis』でも、そういう感じではなくなっていましたが。

ワウを効かせた「Lightnin'」や「Scion」辺りは、結構尖っているハード・ロックなのですが、「Free」や「Get It Out」辺りは、ストレートなロックンロール調の曲。

 

オーケストラを交えた「I'm Right, I'm Wrong」は、ちょっとクラシカルなプログレっぽい曲で、この曲が一番全盛期に近いかな。

 

「Beyond The Milky Way」は、爽やかなウェスト・コースト・ロックという感じで軽快な曲。「Watch The World Going By」は美しいバラードなのですが、そもそもこういう曲ってこのバンドのカラーなのかな?

 

60年代のイメージが残っていただろうし、かといって70年代も中頃になってくるとStyxやJourney辺りのハード・ロック・バンドが出て来るので、生き残るのはなかなか難しかったんだろうねぇ。

 

 

Iron Butterfly
Edsel Records UK
【ディスク1】
  1. Sun And Steel
  2. Lightnin'
  3. Beyond The Milky Way
  4. Free
  5. Scion
  6. Get It Out
  7. I'm Right, I'm Wrong
  8. Watch The World Going By
  9. Scorching Beauty

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 01:12 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Four Wheel Drive/Bachman-Turner Overdrive(1975)

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Bachman-Turner Overdrive、4枚目のアルバム。

ポップで軽快なロックンロール・ナンバー「Hey You」をシングルヒットさせ、アルバムも前作並みにとまではいかなかったが、全米5位とヒットさせている。

 

個人的には、冒頭のアルバムタイトル曲「Four Wheel Drive」がお薦め。

へヴィなブギー・ナンバーは、途中スライドギターも交えたツインリード・ギターが聴け、グイグイ押しまくります。

 

「Flat Broke Love」も徹頭徹尾ハード&へヴィ。

 

マイルドなイントロの「She's A Devil」や、アコギのイントロ「Lowland Fling」は、聴く者の予想をいい意味で裏切り曲自体はへヴィな展開へ。

 

シングルヒットした「Hey You」はThe Doobie Brothers、「She's Keepin' Time」はThe Allman Brothers Bandと、同時代に活躍するアメリカン・バンドを思わせなくもない曲だが、前作に引けを取らない充実ぶりのアルバム内容です。

Randy Bachman,Randy Bachman,Blair Thornton,C.F. Turner,Robbie Bachman
Mercury
【ディスク1】
  1. Four Wheel Drive
  2. She's A Devil
  3. Hey You
  4. Flat Broke Love
  5. She's Keepin Time
  6. Quick Change Artist
  7. Lowland Fling
  8. Don't Let The Blues Get You Down

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 15:46 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

No Rest For The Wicked/Truth And Janey(1976)

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アメリカン・ハード・ロックのマイナーバンドが発表したファースト・アルバム。

 

アメリカのバンドという事で、ハード・ロックといえどもコーラスワークには凝っていますね。
冒頭の「Down The Road I Go」を聴いていると、まだブレイクする前のWooden Nickelレーベル時代のStyxを連想させます。

 

プログレ・ハードというわけではなく、収録曲もそれぞれ4分前後の曲がほとんどなのですが、どの曲もインプロビゼーションを重視していて、長尺感を感じさせます。

マイナー・バンドながら結構評価の高いバンドなのですが、こういう曲ばかりでコンパクトなシングル向きの曲がないので、ドラマチックな滑り出しの「Down The Road I Go」やドライヴする楽曲「The Light」など、1曲1曲はカッコイイのですが、アルバム全体を通して聴くと締まりがなく感じられます。

曲もアルバムも、起承転結というか構成、展開が大事ですね。

こういうところがStyxと違って、メジャーへ進めるか否かの差なんだろうなと思います。

 

バンドですが、ヴォーカルも歌えるし、ギターもハード。ベースもブンブン言っているのですが、ドラムが軽いです。もっとへヴィで手数が多かったら良かったかなと思います。

 

CDには、ボーナストラックで、アルバムデヴュー前の1972、73年に発表したシングルを9曲目以降に収録。こちらはシングル曲という事で、さすがにコンパクトです。ロックンロール調の曲が多いですね。

 

 

Truth & Janey
---
【ディスク1】
  1. Down the Road I Go
  2. The Light
  3. I'm Ready
  4. Remember (A. A child, B. Building Walls)
  5. No Rest for the Wicked
  6. It's All Above Us
  7. Ain't No Tellin'
  8. My Mind
  9. Midnight Horsemen
  10. Around and Around
  11. Under My Thumb
  12. Straight Eight Pontiac

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 18:55 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Metamorphosis/Iron Butterfly(1970)

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Mike Pinera、Larry "Rhino" Rheinhardtをメンバーに迎えたIron Butterflyのスタジオ録音4作目。

Mike Pineraは元Blues Imageのメンバー。Pineraは後にCactusやRamatamに参加。Larry "Rhino" Rheinhardtは後にCaptain Beyondに参加しています。

 

Iron Butterflyというと、Vanilla Fudgeと同様、オルガンを前面に出したへヴィ・サイケ・バンドというイメージですが、本作からツインギター体制となった事で、本作はギター主体の作品に仕上がっています。

「Stone Believer」は、他の曲に比べればオルガンがグッと前面に出ていますが、大多数がギター主体の曲ですね。

 


PineraがBlues Imageのメンバーだったという事で、2曲目「New Day」や4曲目「Soldier In Our Town」など、ブルーズ・ベースのロックを展開。3曲目「Shady Lady」もR&B調の曲で、アルバム全体にブルージーな感じが漂います。

リード・ヴォーカルのDoug Ingleが渋い声質の持ち主なので、ブルージーな楽曲も似合っていますね。

 

ギター主体となった事で、押しまくる「剛」のイメージをつい思い浮かべてしまいますが、「Slower Than Guns」といったアコースティックギターをフィーチャーしたカントリー調の優しい楽曲もあります。

 

個人的なお薦め曲は、ドラマチックな展開をする「Best Years Of Our Life」と、スライドギターをフィーチャーした「Easy Rider (Let The Wind Pay The Way)」。

 

ラスト「Butterfly Bleu」は14分近くに及ぶ大曲。へヴィ・ブルーズ・チューン。ただ長いだけでなく組曲風の楽曲で、サイケ感も顔を出す。

 

アルバム構成も考えられたなかなか意欲的な好盤です。

 

 

アイアン・バタフライ
ビクターエンタテインメント
【ディスク1】
  1. フリー・フライト
  2. ニュー・デイ
  3. シェイディ・レイディ
  4. ベスト・イヤーズ・オブ・アワ・ライフ
  5. スロウワー・ザン・ガンズ
  6. ストーン・ビリーヴァー
  7. ソルジャー・イン・アワ・タウン
  8. イージー・ライダー
  9. バタフライ・ブルー

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 20:31 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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