<< March 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

Coool/杏里(1984)

JUGEMテーマ:音楽

 

最近、自分中では日本の1980年代ポップス(シティ・ポップ)を聴く事が多いのですが、当時中高生だった僕は、流行りの洋楽は何となく周りの影響で聴き始めていたものの、日本のポップスって特にちゃんと聴いていなかったんですけどね。

でも、CM等で流れていたせいか意外に知っている曲も多くて、本当に懐かしく感じる今日この頃です。

 

今回聴いた杏里も、そんな1980年代に大ブレイクしたミュージシャンの一人ですが、最近どハマりしている彼女の楽曲が収録されているアルバム『Coool』を聴いてみました。

まさか、自分が杏里のアルバムを買う日が来るとはなと、中高生の頃に自分を思うと感慨深いものがあります。

 

杏里については、僕はTVアニメ『キャッツアイ』のテーマソングから知ったのですが、そのテーマソングをはじめ「悲しみがとまらない」など、1983年に一気にその人気が加速しました。

 

今回聴いた『Coool』も、冒頭「Bring Me To The Dancenight」、「Gone With The Sadness」と、当時の勢いを窺わせるようなダンサブルでファンキーな楽曲からスタート。

自分の記憶には全くないのですが、3曲目「Kimamani Reflection」は、杏里自身が出演していたインスタント焼きそばのCMソングだったという事で。いかにも80年代らしいイケイケなポップソングです。

 

とここまではファンキーな楽曲が続いていたのですが、4曲目で自分がどハマりしてしまった「I Can't Ever Change Your Love For Me」が登場。

ライトメロウなミディアムバラードである本曲は、まさにジャパニーズ・シティ・ポップ、ジャパニーズAORの珠玉の1曲に数えてもいいであろうと思います。

僕が本曲を聴くきっかけになったのは、ジャパニーズ・シティ・ポップのコンピレーション・アルバムに収録されていたからなのですが、調べてみると角松敏生のペンによる楽曲で、その質の良さに納得の1曲です。

 

「I Can't Ever Change Your Love For Me」を境に、1〜3曲目までのアップテンポ調の曲ばかりでなく、都会的で前向きなポップソング「Silly City Girl」や、同じ都会的でもメロウなバラードナンバー「Morning Highway」と好曲が続きますね。

 

80年代後半の彼女の路線を連想させるようなリゾート感漂うダンサブルなナンバー「Surprise Of Summer」や、穏やかなメロウ・ポップ・チューン「Mercury Lamp 水銀燈」、杏里自身の作詞作曲による都会的なナンバー「He's My Music」と、後半部分を彩る楽曲もいいですね。

 

『Coool』は、『Bi・Ki・Ni』、『Timely !!』に続く、角松敏生プロデュース3作目のアルバムで、これら3作は杏里-角松敏生3部作とも呼ばれています。
ロスで録音され、Nathan Eastなどアメリカ西海岸の一流ミュージシャンを迎えて録音されており、実に充実した内容です。

 

 

杏里
フォーライフミュージックエンタテイメント
【ディスク1】
  1. BRING ME TO THE DANCENIGHT
  2. GONE WITH THE SADNESS
  3. KIMAMANI REFLECTION (ALBUM VERSION)
  4. I CAN’T EVER CHANGE YOUR LOVE FOR ME
  5. SILLY CITY GIRL
  6. MORNING HIGHWAY
  7. SURPRISE OF SUMMER
  8. FLASHIN’ NIGHT
  9. MERCURY LAMP
  10. HE’S MY MUSIC
  11. MAUI
  12. S・H・A・R・E ~愛をふたりで~ [ボーナストラック]

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 12:22 * comments(0) * - * pookmark

蒼空の一滴/野田幹子(1989)

JUGEMテーマ:音楽

 

前回の記事では書きませんでしたが、中曽根元総理が亡くなりましたね。

総理大臣現職時には、日米同盟などを巡って批判も多い方でもありましたが、後年は戦争を体験した世代として最近の政治へ警鐘を鳴らす事もあったかと思います。

どん底と繁栄を極めた昭和という時代を駆け抜けた人でした。

当たり前だといえば当たり前ですが、昭和はますます遠くになりにけりという感じですね…。

 

ちょっと時期はずれますが、まだ日本が繁栄に湧いていた頃のアルバムを聴きました。

野田幹子の3枚目『蒼空の一滴』です。

 

ちょうどクリスマス・シーズン到来ですが、冒頭は「渚のクリスマス」というクリスマス・ソング。

といっても、「渚の」と付く通り、音楽はカリプソ・サウンド調の南半球的クリスマス・ソングです。

クリスマス・ソングというなら、どちらかというと次の卒業ソング「SchoolDays」の方が、その雰囲気が出ているかな。

 

センチメンタルな曲が続いた後、元気印100%級の楽曲「インディ・ジョーンズ」が登場。

アルバム中で個人的に一番のお気に入りナンバーですが、ちょうど映画の『インディ・ジョーンズ』シリーズの3作目も同じ年に公開されたし、当時話題の映画シリーズでしたから、こんな曲も作られたのでしょうか?

 

「インディ・ジョーンズ」の後は、アルバムも後半戦に突入し、メキシカンなガット・ギターをフィーチャーした「いつか見た映画」からスタート。ここからグッとラテン色が強くなってきます。

マンドリンが加わった「Boy Friend」、フラメンコ調のバイオリンとアコースティックギターが印象的な「Winter Swimmer」と展開されます。

「冷たい風、暖かい風」は、メキシコからさらに南米アンデスあたりまで南下したような楽曲。

 

アルバムの最後の方は、「コート・ダジュール-空と海が抱きあうように-」で調子を取り戻し、アルバムタイトル曲とともにアルバムを締めます。

 

鈴木慶一をはじめとしてムーンライダーズのメンバーが全員参加。他に渚十吾が楽曲提供をしたり、駒沢裕城が収録に参加しています。

 

(収録曲)

1.渚のクリスマス
2.School Days
3.揺れる−I Miss You−
4.Cotton Field
5.インディ・ジョーンズ
6.いつか見た映画
7.Boy Friend
8.Winter Swimmer
9.ひだまり−Gentle & Warm−
10.冷たい風、暖かい風
11.コート・ダジュール−空と海が抱きあうように−
12.蒼空の一滴(instrumental)
Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 18:47 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Love Songs/竹内まりや(1980)

JUGEMテーマ:音楽

 

竹内まりやの3枚目のアルバムです。

 

「September」や「不思議なピーチパイ」という2曲のヒット曲を収録しており、ジャケットのイメージから、もっときらびやかなアルバムなのかなと聴く前は想像していましたが、思っていたより地味というか、落ち着いた内容のアルバムですね。

 

冒頭の「Fly Away」は、Carole Bayer Sagerによる楽曲ですが、そのイメージはオールディーズ調で、まるでCarpentersを想起させます。

「五線紙」、「Lonely Wind」、「待っているわ」と、R&B調の楽曲も多数収録されており、デヴュー当初のアイドル的な活動とは裏腹に、当初からその目指す音楽性は全然違うところにあったのかなと思います。

 

上記のCarole Bayer Sager以外に、山下達郎、松本隆、杉真理、林哲司、浜田金吾、安井かずみ、加藤和彦と、外部のアーティストによる楽曲の方が多く、竹内まりや自身のペンによる曲は少ないのですが、3枚目のアルバムとはいえ、既にこの頃には現在のイメージを確立しているところには驚きです。

 

個人的には「象牙海岸」が好きですね。

 

録音に参加したアーティストは、海外録音の曲では、Russ Kunkel、Leland Sklar、Jerry Scheff、Larry Knechtel等、アメリカ西海岸のミュージシャンの豪華な面々が参加しています。

日本側でも、曲を提供している林哲司、山下達郎の他に、清水信之、Epo、松原正樹参加しています。

 

 

竹内 まりや
SACRA MUSIC
【ディスク1】
  1. FLY AWAY
  2. さよならの夜明け
  3. 磁気嵐
  4. 象牙海岸
  5. 五線紙
  6. LONELY WIND
  7. 恋の終わりに
  8. 待っているわ
  9. SEPTEMBER
  10. 不思議なピーチパイ
  11. little lullaby
  12. SEPTEMBER[LIVE Ver.] ※1981年8月25日 中野サンプラザ MARIYA POPPING TOUR音源
  13. 象牙海岸[LIVE Ver.] ※1981年8月25日 中野サンプラザ MARIYA POPPING TOUR音源
  14. 恋の終わりに[LIVE Ver.] ※1981年8月25日 中野サンプラザ MARIYA POPPING TOUR音源
  15. 待っているわ[LIVE Ver.] ※1981年12月22日 厚生年金ホール SO LONG LIVE音源
  16. 五線紙[LIVE Ver.] ※1981年12月22日 厚生年金ホール SO LONG LIVE音源

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 21:24 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

ヴァカンス、ヴァカンス/野田幹子(1990)

JUGEMテーマ:音楽

 

今年の関東地方の梅雨は、シトシトと雨が降って、近年になく梅雨らしい…ですかね。

ただ、7月ももう半ばだっていうのに、あまり暑くないですね。

 

今回は、野田幹子の5枚目のアルバム『ヴァカンス、ヴァカンス』を聴きました。

 

アルバム冒頭を飾る「8月の砂時計」は、杉真理が作曲に参加し、ミノルタ・カメラのCMソングとして使われた楽曲。

 

アルバムタイトルからして「ヴァカンス」を強調したり、「Waitin' Beach」や「Green Leaves Of Summer '82」など、タイトルだけを見ると、夏!海!といった単語や、南国のリゾートといった元気いっぱいのイメージを想像してしまいますが、「8月の砂時計」からしてスパニッシュ調だったり、「Green Leaves Of Summer '82」のようにしっとりしたナンバーだったりと、弾けるような陽気な曲ばかりではありません。

 

歌詞も、「Travelin' Heart」や「Green Leaves Of Summer '82」の中で見られるように、別れや夏の終わりを思わせる内容もあり、どことなく大人の香りも漂わせる部分もあります。

 

冒頭曲「8月の砂時計」を10曲目で、アレンジを変え再度登場させるなど、コンセプトアルバム調にしており、それはそれで面白いのですが、「Rain Forest」までの曲が、1曲1曲が小奇麗にまとまり過ぎていて、コンセプトアルバムとしての醍醐味みないたものは、何となくしっくり来ない部分もあります(うまくこの感じを表現できないのですが…)。

 

ただ、「Travelin' Heart」や「Like Every Boy & Girl」、「Empty Bottle - room 402 -」、「バスルーム・レイン」は、個人的に推したい曲。

各曲とも、良質でキャッチーなポップ感で、こういうのは大好きですね。

 

最後は、「Bedtimes & Moonshine」で、グッと大人感を出した、アーバンでジャジーなインスト・ナンバーで終わります。

 

「Waitin' Beach」では、コーラスに村田和人や斉藤誠も参加しています。

 

(収録曲)

1. 8月の砂時計 (Long Version) - Forever Simmer Mix -

2.Travelin' Heart

3.Waitin' Beach

4.バスケット・ヴァカンス

5.Green Leaves Of Summer '82

6.Rain Forest

7.Like Every Boy & Girl

8.Empty Bottle - room 402 -

9.寂しい私を知らないで

10.8月の砂時計 - reprise -

11.バスルーム・レイン

12.Bedtimes & Moonshine

 

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 12:58 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Buzz/Buzz(1973)

JUGEMテーマ:音楽

 

元号が変わる前に、平成最後の記事をと…。

 

GW10連休に入ってしまいましたが(もっとも10連休なんてないという人も多いようだけど…)、僕の会社も10連休です。

バタバタと月末の業務に追い立てられ、僕も連休に入りましたが、業務上毎年まず連休中も仕事していますので(じゃなきゃ終わるわけない)、10連休なんて関係ないです。

早速10連休初日は休日出勤しましたし、なんとか仕事を出来る限り終えて、せめて2日位気分もゆっくりしたいところですが、若い時と違って、勢いで何とかならないんですよね…。

 

ま、そんなこんなで、GW前の出勤の電車の中くらいは、気分位のんびりしたいなと思いBuzzのファーストアルバムを聴きました。

このアルバムを聴くなら、一番過ごしやすいこんな時期に聴くしかないでしょ。

 

なんでBuzzを聴こうかと思った最初のきっかけは、富士そばで昼食をとっていた時「ケンとメリー〜愛と風のように〜」が流れたからなんですね。

最初は何の曲か分からなくて、なんかちょっとウェストコースト・サウンドっぽいなって感じたので、気になってたどり着きました。

 

このファーストアルバムを聴いた感じは、確かにハーモニーワークとかはウェストコースト・サウンド的なんだけど、でもどことなくブリティッシュ・ロック、ポップのような質感もなくもないような。Americaみたいな感じなんですよね。Americaも、アメリカン・ロックだけど、イギリスで結成されたでしょ。

 

あと、なんかガロとかぶるなって思っていたら、冒頭の「朝」は大野真澄との共作で、知り合いだったのね。

 

「夏の空」や「回転舞台」は荒井由実の曲だったり、録音メンバーには小原礼、高橋幸宏がいたりと、フォーク・ソングというよりやっぱりジャパニーズ・シティ・ポップの範疇かなと思います。

 

「ケンメリ」もいいけど、個人的お薦めは「夏の空」。突き抜けるようなハーモニーワークはたまらない爽快感を与えてくれます。あと、ボーナストラックで収録されている曲だけど、3枚目のシングルとなった「インタビュー(INTERVIEW)」がいいですね。

 

(収録曲)

1.朝

2.夏の空

3.のい

4.風になって

5.回転舞台

6.誰もいない部屋

7.いつのまにかサヨウナラ

8.ケンとメリー〜愛と風のように〜

9.虹はなぜ空のまぼろし

10.愛しのナタリー

11.寒いけれど

12.ウェディング・ベル・ソング

13.コンサートは始まった

14.悲しい歌はもううたわない

15.インタビュー(INTERVIEW)

16.朝のかくれんぼ

 

 

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 19:03 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Transit/泰葉(1981)

JUGEMテーマ:音楽

 

仕事で今月一杯までに終わらせなければならないものがあるのですが、何かと色々あって集中出来ず、やっぱりはかどりません…。

来週には絶対に終わらせねば。

でも、今気になるのは、今年のGWなんだよな…。10連休にしたって、休めるわけないじゃん…。

 

今回聴いたアルバムは、泰葉のデヴュー・アルバム『Transit』です。

 

泰葉というと、ちょっと前まではワイドショーを騒がせていましたが、初代林家三平の娘で、元々はSSWなんですよね。

自分の記憶でも、中学生の頃か高校生の頃だったか忘れましたが、朝7時台の番組にゲスト出演して、当時は「誰?」と知らなかったのですが、あとでミュージシャンだったのかと知った次第です。さらにその後は音楽以外の事で知っていくのですが…。

 

本作は、「ありきたりな筋書き」や「空中ブランコ」のようなメロウなナンバーも収録されていますが、やはり耳が惹かれるのは、デヴューシングル「フライデイ・チャイナタウン」や「モーニング・デート」のような、さっぱりときっぷのいい歌いっぷりの曲で、特に個人的には「Bye-Bye Lover」が、アルバム中では一番のお気に入りかな。ギターソロと同じメロディを、ヴォーカルで一緒に歌う部分は特に聴きもの。

 

井上鑑、林立夫、斎藤ノブ、松原正樹などのミュージシャンがレコーディングに参加しています。

 

 

 

泰葉
ポリドール
【ディスク1】
  1. 恋[1/2]
  2. モーニング・デート
  3. ありきたりな筋書き
  4. バイバイ・ラヴァー
  5. 空中ブランコ
  6. ラヴ・マジック
  7. フライデイ・チャイナタウン
  8. ミッドナイト・トレイン
  9. アリスのレストラン
  10. リメンバー・サマータイム

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 21:10 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Daydream Coast/河合奈保子(1984)

JUGEMテーマ:音楽

 

近くの神社では秋祭りが行われていたのですが、季節外れの30度にげんなりしますな…。

 

河合奈保子が1984年に発表した『Daydream Coast』です。

河合奈保子については、以前『ナイン・ハーフ』を記事にしていますが、今回聴いたアルバムはその前作にあたるアルバムです。

 

『ナイン・ハーフ』がロス録音第2弾アルバムという事で、当アルバムはつまりロス録音第1弾アルバムという事になります。

『ナイン・ハーフ』の収録もその参加アーティストが凄かったと書きましたが、今回のアルバムも凄いです。

僕が聴いたCDはブックオフで入手した古い(恐らくアルバム発売当時の)CDなのですが、そのジャケットにはDavid Fosterが「Live Inside Your Love -あの夏をもう一度-」に、Peter Ceteraが「Love Assistant -ひとりで泣かないで-」にデュエットで参加と書かれています。David Fosterについては「If You Want Me -はっきりさせて-」と「Second Nature -もうひとりの私に-」の編曲も手掛けています。

その他にTOTO、Chicagoのメンバーが参加しているのではないかという事が噂されていますが、まあ、クレジットには何も書かれていないので何とも言えません。

楽曲の提供も全曲向こうの人間が提供。

いずれにせよ、この当時ノリに乗っていたDavidとPeterが参加しているだけでも、凄いんですけどね。

 

アルバムは、軽快なロック調のアイドルナンバーである「If You Want Me -はっきりさせて-」や「I Love It −素敵なハプニング-」から、ファンク調の「What Comes Around Goes Around -振られてあげる-」、大人の雰囲気が漂う王道のAORナンバーである「Second Nature -もうひとりの私に-」や「Live Inside Your Love -あの夏をもう一度-」、「Home Again, Alone Again −ガラスの中の海-」などを収録。

 

DavidとPeterが参加した曲は、河合奈保子が歌う日本語歌詞の部分と、DavidやPeterが歌う英語歌詞の部分から成り、聴いた当初はしっくりいかず妙な気分になるのですが、聴き重ねていくうちにこれがピッタリとハマっていくから不思議です。

 

ジャケットをよく見ると、デヴュー5周年記念として作られたアルバムらしく、海外録音に豪華な布陣というのも納得ですね。

是非このアルバムに参加したアーティストの公開と、日本のアイドルのアルバムに、何故これだけのアーティストが参加したのか録音秘話とか知りたいですね。

 

 

ジェフ・ポーカロ,マイケル・ポーカロ,ネイザン・イースト,マイケル・ランドー,デヴィッド・フォスター,ピーター・セテラ
日本コロムビア
【ディスク1】
  1. はっきりさせて
  2. もうひとりの私に
  3. あの夏をもう一度
  4. 素敵なハプニング
  5. 手をひいてアンジェラ
  6. 振られてあげる
  7. ひとりで泣かないで
  8. 銀色の髪の少年
  9. ガラスの中の海
  10. 夢が過ぎても

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 22:57 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Poptracks/EPO(1987)

JUGEMテーマ:音楽

 

ここ1ヶ月ほど、King Crimsonを聴いています。

それも自分が好きな1970年代、終末期Crimsonの3部作を。

今の自分は、これら3部作を、ただただ聴いていたい心境です…。

『Red』、『Larks' Tongues In Aspic』、『Starless And Bible Black』という風に、発売順には聴いていません。

 

で、今週は『Starless And Bible Black』を聴いていたのですが、その中の「The Night Watch」が、今の自分には重く響きます。

この曲はの歌詞は、17世紀のオランダの画家レンブラントの「夜景」に触発されて書かれたものですが、曲の方は、Robert Frippによるギター、David Crossによるバイオリン、そしてメロトロンが織り成す荘厳なイントロが、宿命というか運命(さだめ)のような重厚感を誘います。

そして、曲途中ではFrippによるギター・ソロが聴けるのですが、よくよく考えると他のCrimsonの曲で、こんな風にFrippのギター・ソロがじっくり聴けたかな…?と思いました。

号泣ではなくむせび泣くようなギター・ソロもまた、宿命という言葉がしっくり来るようなメロディを聴かせてくれます。

重苦しい曲が多い3部作の中でも抒情的な一曲で、暗闇の中の唯一の光のような曲ですが、そこに希望というものはほとんど感じられないですね。。。

 

て、今回はCrimsonのアルバム・レヴューではありません(苦笑)。

EPOが1987年に発表した10枚目のアルバム『Poptracks』です。

 

本作は、オリジナル曲4曲を含んでいますが、その他の曲はカヴァー曲で、カヴァー集的な趣もあるアルバムです。
カヴァー曲は、荒井由実の「12月の雨」や、サザンオールスターズの「いとしのエリー」、そしてMinnie Ripertonの「Loving You」といったお馴染みの曲から、浅野ゆう子が歌った「セクシー・バス・ストップ」といった曲まで選曲していますが、これらカヴァー曲の中でも山下達郎の「いつか(Someday)」は、とにかく秀逸で、個人的お薦め曲。

オリジナル曲では、冒頭の「三番目の幸せ」が個人的お薦め。

 

EPOというと、とにかく元気が売り物のポップ・シンガーといった印象が強いのですが、どの曲も決して気負う事無く、自然体に歌っており、バック陣も演奏も気心が知れたジャムセッションといった感じで、その中でも「三番目の幸せ」と「いつか(Someday)」は、今の自分の心境に自然と馴染んでいきます。

 

レコーディングに参加したアーティストは、安部恭弘、センチメンタル・シティ・ロマンス、青山純、大村憲司、高橋幸宏、小原礼、佐藤博等々シティ・ポップスでは極上の面子が揃って参加しており、極上のアルバムが出来上がったのも納得です。

 

 

EPO
ミディ
【ディスク1】
  1. 三番目(みっつめ)の幸せ
  2. いつか
  3. セクシー・バス・ストップ
  4. さよならは2Bの鉛筆
  5. 横顔
  6. 夢見ちゃいなタウン
  7. TRY TO CALL
  8. 12月の雨
  9. いとしのエリー
  10. LOVIN’YOU

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 13:06 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

東京/サニーデイ・サービス(1996)

JUGEMテーマ:音楽

 

この記事を書いている時には、既にソメイヨシノは散って、どちらかというと八重桜が満開になっていますが、桜の季節という事で、ジャケットが正にこの季節にドンピシャのこのアルバムを。

 

サニーデイ・サービスのセカンドアルバムです。
久し振りに聴きました。
 

既に90年代も半ば、平成も8年目に突入した頃。日本の音楽界では、J-POPなる単語も定着し(今年で、深夜の音楽情報番組『CDTV』も放送開始25周年だそうだ)、J-POPも全盛期に突入した頃かと思います。そんな中で、フォーク・ロックやカントリー・ロックの曲調に乗せて、どことなく「昭和」を感じさせる歌詞というか、歌詞感(?)を歌う。

1990年代以降に誕生したジャパニーズ・シティ・ポップの名盤のうちの一枚として取り上げられる本作ですが、後追いで聴いたとはいえ、初めて聴いた時は、はっぴいえんどから連なるその音楽性に驚かされたものです。
「会いたかった少女」や「もういいかい」、「恋色の街角」を聴いてニヤリとした人もいるかと思います。

 

収録曲の曲調はフォーク・ロックやカントリー・ロックが中心ですが、The Style Councilを意識した「あじさい」や、ブルージーな「きれいだね」も、曲調は違えども、他の曲同様その歌詞感、世界観を保ち続けています。

 

収録曲のうち、「もういいかい」、「いろんなことに夢中になったり飽きたり」、「ダーリン」には、ペダルスティールで駒沢裕城が参加。

 

仕事を終えた会社帰りに、歓迎会やら、新歓コンパやら、会社員や大学生の集団に出くわしますが、このアルバムを聴きながら、ちょうどこのアルバムが発表された頃に、期待や不安を抱えながら社会人になったばかりの自分を思い出す今日この頃です。

サニーデイ・サービス
ミディ
【ディスク1】
  1. 東京
  2. 恋におちたら
  3. 会いたかった少女
  4. もういいかい
  5. あじさい
  6. 青春狂走曲
  7. 恋色の街角
  8. 真赤な太陽
  9. いろんなことに夢中になったり飽きたり
  10. きれいだね
  11. ダーリン
  12. コーヒーと恋愛

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 13:09 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

Awakening/佐藤博(1982)

JUGEMテーマ:音楽

 

ちょっと休日中もやる事があるので、さらっと書きます。

 

今週は、佐藤博の4枚目のアルバム『Awakening』を聴きました。

 

本作は、渡米中にデモ・テープを製作し、帰国後に発表されたアルバムで、渡米中は西海岸で活動していた影響もあるのでしょうか?本場西海岸AORを彷彿させるような、極上のメロウなシティ・ポップスを聴かせてくれますが、そもそも佐藤博のプロとして活動が、当初は関西ブルーズ、フォーク・シーンから始まった事を知り、ちょっとビックリ。

でも、渡米中もMaria MuldaurやThe Spencer Davis Groupなど、ブルーズやソウル、フォーク系のミュージシャンと共に活動していた事を考えれば、そんなに驚く事でもないのかもしれません。

 

キーボード奏者らしく、冒頭曲「Awakening (覚醒)」では、美しいピアノの調べを聴かせてくれるのですが、それ以外の曲では、「Say Goodbye」で山下達郎がギターで参加しているものの、ほとんどの曲で佐藤博が一人でキーボード以外にギターやドラムマシンなどを駆使して楽曲を作り上げています(リズムにドラムマシンなどを使っていますが、こういうのもマルチプレーヤーと言うのかな?)。

 

「Blue And Moody Music」や「Love And Peace」のように大人っぽい雰囲気を伝えてくれる楽曲も最高ですが、Wendy Matthewsが前面に出て来る「Only A Love Affair」や、佐藤とWendyのデュエット曲「I Can't Wait」が個人的にア

ルバム中では好きな曲ですね。

曲冒頭で(オーバー・ダビングだとは思いますが…)The Beach Boysばりのコーラスを聴かせてくれる「It Isn't Easy」も、面白い曲です。

 

「Say Goodbye」は、ジャパニーズ・シティ・ポップのカヴァー集『Twilight Time』初めて聴いた曲ですが、オリジナルは佐藤博だったのかと今回初めて知った次第です。

 

結局さらっと終わってないですね…。

 

 

佐藤 博
ソニー・ミュージックダイレクト
【ディスク1】
  1. AWAKENING(覚醒)
  2. YOU’RE MY BABY
  3. BLUE AND MOODY MUSIC
  4. ONLY A LOVE AFFAIR
  5. LOVE AND PEACE
  6. FROM ME TO YOU
  7. I CAN’T WAIT
  8. IT ISN’T EASY
  9. AWAKENING
  10. SAY GOODBYE
【ディスク2】
  1. AWAKENING(覚醒) (Off SE) (未発表音源)
  2. YOU’RE MY BABY (Off Vocal) (未発表音源)
  3. BLUE AND MOODY MUSIC (Off Vocal) (未発表音源)
  4. ONLY A LOVE AFFAIR (Off Vocal) (未発表音源)
  5. FROM ME TO YOU (Off Vocal) (未発表音源)
  6. I CAN’T WAIT (Off Vocal) (未発表音源)
  7. IT ISN’T EASY (Off Vocal) (未発表音源)
  8. SAY GOODBYE (Off Vocal) (未発表音源)
  9. BLUE AND MOODY MUSIC (WENDY’S VERSION)
  10. IT ISN’T EASY (Remixed by Hiroshi Sato,2005)

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 12:02 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark
このページの先頭へ