Legacy/Eagles(2018)
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    昨年は年末に、『Hotel California』40周年記念デラックス・エディションを発表した(?)Eaglesですが、それから1年しか経っていないのに今度は全てのアルバム、ライヴ映像作品を網羅したボックス・セットを発表しました。

     

    Eaglesで「箱」といえば、他のアーティストの箱と比べられ、あまり評価の高くない、2000年に発表した『Selected Works 1972-1999』がありますが、今回の「箱」には、『Selected Works 1972-1999』に収録されていたミレニアム・ライヴの音源も収録されており、正にEaglesのこれまで発表したほぼ全ての内容を網羅している、これからEaglesを聴こうと思っている人には、ちと高く、それぞれのアルバムのジャケットも今回の「箱」使用に統一されていて面白みがありませんが、Eaglesを知るには手っ取り早い「箱」です。

     

    従来からのファンからすれば、またこんなもの出したかと思われるかと思いますが、収録されているシングルB面曲を集めた盤に、これまでベスト盤を出しても、前回の箱にも収録されなかった「Get You In The Mood」がとうとう収録されており、自分もこれ目当てで買ったクチです。

    「Get You In The Mood」ですが、中途半端なブルーズ・ロックで、まあこれがなかなか収録されなかったのも納得の理由です。

     

    付属のブックレットにはふんだんに写真が載っており、クビになったDon Felderの写真も比較的取り上げられています。

     

    Eaglesですが、Glennが亡くなり、一度は解散をほのめかしたものの、昨年はGlennの息子に、Vince Gillを加えて、ライヴ活動を再開しており、さらにDon Henleyの息子も一時的にライヴに参加したらしく、もはや昔懐かしい芸能人家族対抗歌合戦を何となく思い起こされるものもありますが、来年はGlenn死後のメンバーでのライヴをアメリカ以外でも行うらしく、もし日本に来たら、また行ってしまうんだろうなぁ…。

     

     

    イーグルス
    ワーナーミュージック・ジャパン
    【ディスク1】
    1. テイク・イット・イージー
    2. ハートエイク・トゥナイト
    3. 言いだせなくて
    4. ロング・ラン
    5. ニュー・キッド・イン・タウン
    6. 今朝発つ列車
    7. テイク・ザ・デヴィル
    8. 早起き鳥
    9. ピースフル・イージー・フィーリング
    10. トライイン
    11. ならず者
    12. サタデイ・ナイト
    13. オール・ナイト・ロング
    14. 駆け足の人生
    15. テイク・イット・イージー
    【ディスク2】
    1. ドゥーリン・ドルトン
    2. 21才
    3. ザ・ガール・フロム・イエスタデイ
    4. ラーン・トゥ・ビー・スティル
    5. ならず者
    6. その種の愚か者
    7. 時は流れて
    8. お前を夢みて
    9. サタデイ・ナイト
    10. ビター・クリーク
    11. ラスト・リゾート
    12. テイク・イット・イージー
    13. イン・ザ・シティ
    14. 駆け足の人生
    15. ならず者
    【ディスク3】
    1. ホテル・カリフォルニア
    2. 恋人みたいに泣かないで
    3. ミッドナイト・フライヤー
    4. ふたりだけのクリスマス
    5. 懐かしき’55年
    6. ジェームス・ディーン
    7. 懐かしき’55年
    8. ファンキー・ニュー・イヤー
    9. ダーティ・ラウンドリィ
    10. 我が愛の至上
    11. オール・シー・ウォンツ・トゥ・ドゥ・イズ・ダンス
    12. 我が愛の至上
    【ディスク4】
    1. テイク・イット・イージー (シングル・ヴァージョン) (MONO)
    2. ゲット・ユー・イン・ザ・ムード
    3. ハリウッド・ワルツ
    4. 魔術師の旅
    5. 呪われた夜 (シングル・エディット)
    6. いつわりの瞳 (シングル・エディット)
    7. ヴィジョンズ
    8. アフター・ザ・スリル・イズ・ゴーン
    9. ファンキー・ニュー・イヤー
    10. ホール・イン・ザ・ワールド
    【ディスク5】
    1. ホテル・カリフォルニア
    2. テキーラ・サンライズ
    3. ヘルプ・ミー・スルー・ザ・ナイト
    4. 時は流れて
    5. 時は流れて (リプライズ)
    6. ラーン・トゥ・ビー・スティル
    7. お前を夢みて
    8. 素晴らしい愛をもう一度
    9. ラスト・リゾート
    10. 言いだせなくて
    11. ニューヨーク・ミニット
    12. ラスト・リゾート
    13. テイク・イット・イージー
    14. 駆け足の人生
    15. イン・ザ・シティ
    16. ゲット・オーヴァー・イット
    17. ならず者
    18. セヴン・ブリッジズ・ロード (BONUS DTS AUDIO ONLY TRACK)
    【ディスク6】
    1. ロング・ラン
    2. 言いだせなくて
    3. Backstage Jitters
    4. Showtime
    5. ハリウッドよ永遠に
    6. ハートエイク・トゥナイト
    7. 時は流れて
    8. ピースフル・イージー・フィーリング
    9. グリークスはフリークスお断り
    10. サッド・カフェ
    11. ワン・デイ・アット・ア・タイム
    12. いつわりの瞳
    13. ボーイズ・オブ・サマー
    14. イン・ザ・シティ
    15. 過ぎた事
    16. サイレント・スプリング (イントロ)
    17. テキーラ・サンライズ
    18. ラヴ・ウィル・キープ・アス・アライヴ
    19. ノー・モア・クラウディ・デイズ
    20. ホール・イン・ザ・ワールド
    21. テイク・イット・トゥ・ザ・リミット
    22. ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ
    23. ウォーク・アウェイ
    24. サンセット・グリル
    25. この人生に賭けて
    26. ダーティ・ラウンドリィ
    27. ファンク #49
    28. ハートエイク・トゥナイト
    29. 駆け足の人生
    30. ホテル・カリフォルニア
    31. ロッキー・マウンテン・ウェイ
    32. オール・シー・ウォンツ・トゥ・ドゥ・イズ・ダンス
    33. テイク・イット・イージー
    34. ならず者
    35. ボーナス映像~インタビュー
    36. ★ボーナス映像 ~ インタビュー
    【ディスク7】
    1. 失われた森を求めて
    2. ハウ・ロング
    3. 享楽の日々
    4. 戻れない二人
    5. ギルティ・オブ・ザ・クライム
    6. もう聞きたくない
    7. 夏の約束
    8. 明日はきっと晴れるから
    9. とらわれの人生
    10. 明日にむかって
    11. 陽だまりの中へ
    12. サタデイ・ナイト
    13. オール・ナイト・ロング
    14. 駆け足の人生
    15. テイク・イット・イージー
    【ディスク8】
    1. エデンからの道、遥か
    2. 平和への祈り
    3. サムバディ
    4. 歴史は繰り返す
    5. 栄光の時
    6. 追憶のダンス
    7. 退屈な日常
    8. 宇宙の中心で愛を叫ぶ
    9. 夢のあとさき
    10. ニューヨーク・ミニット
    11. ラスト・リゾート
    12. テイク・イット・イージー
    13. イン・ザ・シティ
    14. 駆け足の人生
    15. ならず者
    【ディスク9】
    1. ホテル・カリフォルニア
    2. 暗黙の日々
    3. ピーズフル・イージー・フィーリング
    4. プリーズ・カム・ホーム・フォー・クリスマス
    5. 懐かしき’55年
    6. テイク・イット・トゥ・ザ・リミット
    7. ゾーズ・シューズ
    8. ファンキー・ニュー・イヤー
    9. オール・シー・ウォンツ・トゥ・ドゥ・イズ・ダンス
    10. ファンク 49
    11. オール・シー・ウォンツ・トゥ・ドゥ・イズ・ダンス
    12. 我が愛の至上
    【ディスク10】
    1. 失われた森を求めて
    2. ハウ・ロング
    3. 享楽の日々
    4. 戻れない二人
    5. ギルティ・オブ・ザ・クライム
    6. もう聞きたくない
    7. 夏の約束
    8. 明日はきっと晴れるから
    9. とらわれの人生
    10. 明日にむかって
    11. 陽だまりの中へ
    【ディスク11】
    1. エデンからの道、遥か
    2. 平和への祈り
    3. サムバディ
    4. 歴史は繰り返す
    5. 栄光の時
    6. 追憶のダンス
    7. 退屈な日常
    8. 宇宙の中心で愛を叫ぶ
    9. 夢のあとさき
    【ディスク12】
    1. テイク・イット・イージー (シングル・ヴァージョン)
    2. ゲット・ユー・イン・ザ・ムード
    3. アウトロー・マン (シングル・ヴァージョン)
    4. 我が愛の至上 (シングル・エディット)
    5. 呪われた夜 (シングル・エディット)
    6. いつわりの瞳 (シングル・エディット)
    7. テイク・イット・トゥ・ザ・エディット (シングル・エディット)
    8. プリーズ・カム・ホーム・フォー・クリスマス
    9. ファンキー・ニュー・イヤー
    10. ホール・イン・ザ・ワールド
    【ディスク13】
    1. ホテル・カリフォルニア
    2. テキーラ・サンライズ
    3. ヘルプ・ミー・スルー・ザ・ナイト
    4. ザ・ハート・オブ・ザ・マター
    5. ラヴ・ウィル・キープ・アス・アライヴ
    6. ラーン・トゥ・ビー・スティル
    7. お前を夢みて
    8. ザ・ガール・フロム・イエスタデイ
    9. 時は流れて
    10. 言い出せなくて
    11. ニューヨーク・ミニット
    12. ラスト・リゾート
    13. テイク・イット・イージー
    14. 駆け足の人生
    15. イン・ザ・シティ
    16. ゲット・オーヴァー・イット
    17. ならず者
    【ディスク14】
    1. オープニング
    2. ロング・ラン
    3. ニュー・キッド・イン・タウン
    4. 時は流れて
    5. 時は流れて (リプライズ)
    6. ピースフル・イージー・フィーリング
    7. 言いだせなくて
    8. 呪われた夜
    9. ワン・デイ・アット・ア・タイム
    10. いつわりの瞳
    11. ボーイズ・オブ・サマー
    12. イン・ザ・シティ
    13. 過ぎた事
    14. サイレント・スプリング (イントロ)
    15. テキーラ・サンライズ
    16. ラヴ・ウィル・キープ・アス・アライヴ
    17. ノー・モア・クラウディ・デイズ
    18. ホール・イン・ザ・ワールド
    19. テイク・イット・トゥ・ザ・リミット
    20. ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ
    21. ウォーク・アウェイ
    22. サンセット・グリル
    23. メンバー紹介
    24. MC
    25. この人生に賭けて
    26. ダーティ・ラウンドリィ
    27. ファンク #49
    28. ハートエイク・トゥナイト
    29. 駆け足の人生
    30. ホテル・カリフォルニア
    31. ロッキー・マウンテン・ウェイ
    32. オール・シー・ウォンツ・トゥ・ドゥ・イズ・ダンス
    33. テイク・イット・イージー
    34. ならず者
    35. エンド・クレジット
    36. ★ボーナス映像 ~ インタビュー

    Hat Trick/America(1973)
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      JUGEMテーマ:音楽

       

      サッカー・ワールドカップは、フランスの優勝で終わりましたが、今回このアルバムを聴いた理由は、別にその事とは関係ありません。

       

      自分はサッカーには(情報としては耳目に入りますが)特に興味はなく、その事を他の人から「何で?」と飲み会の席で言われました。でも、前監督の解任に伴うゴタゴタから当初はさほど期待されていなかったように記憶していますが、いい意味で期待を裏切るその善戦ぶりに日本中が沸くのは分かるのですが、サッカーに別に興味も持っていない人まで大騒ぎするのも何なんだろうね!?という気も…。

       

      Americaの3枚目です。

       

      Hal Blaine、Jim Ed Norman、Joe Walshに加え、Cark Wilson、Bruce JohnstonといったThe Beach Boysの面々もレコーディングに参加しています。

       

      アルバムは、ボッサ調の「Muskrat Love」からスタート。シンプルな演奏で決してドラマチックな展開もなく、淡々と進む楽曲展開ながら、穏やかに流れる曲調が心を落ち着かせます。

      「She's Gonna Let You Down」は、Gerry Beckley作らしいブリティシュ・ポップ調のセンチメンタルなバラードなのですが、自分にはちょっと鼻に付く曲かな。

      続くDewey Bunnell作の「Raibow Song」は、本作で自分的に一押しの曲。中盤から後半にかけてドラマチックに盛り上がっていくポップ・ソングです。

       

      カントリー・ロック調の「Submarine Ladies」から、組曲調のアルバムタイトル曲まで、バラエティに富んだ楽曲を収録した好盤です。

      アメリカ
      ワーナーミュージック・ジャパン
      【ディスク1】
      1. マスクラット・ラヴ
      2. ウィンド・ウェイヴ
      3. あの娘にふられて
      4. レインボウ・ソング
      5. サブマリン・レイディーズ
      6. イッツ・ライフ
      7. ハット・トリック
      8. 甘い恋のふれあい
      9. グリーン・モンキー
      10. ウィロウ・トゥリー・ララバイ
      11. グッドバイ

      Surf's Up/The Beach Boys(1971)
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        Warner/Reprise移籍第2弾アルバム。

         

        往時(60年代)の勢いはなく、退潮感さえ感じさせるアルバムの雰囲気ではありますが、成熟感というか、はかなくも美しい衰えの美学を映し出した素晴らしい内容のアルバムですね。

         

        デヴュー時は、サーフィンや車など明るく平和で理想的な、悪く言えば能天気なアメリカの社会像をその歌に描いていたThe Beach Boys。

        本作では、コーラスワークの美しさなどそれまでのバンド・イメージを維持しながらも、「Don't Go Near The Water」で環境問題を歌い、「Riot in Cell Block #9」をリメイクした「Student Demonstration Time」では学生運動、社会運動を描くなど、アルバム内容は当時の世相、時代背景に合わせており、これまでのバンド・イメージとはガラリと変えています。
        これには、新たにバンド・マネージャーとして起用されたJack Rieleyの意向が大きく反映されたようですが、ベトナム反戦運動やヒッピー・カルチャーなど、彼等を取り巻く社会や音楽の環境が大きく変動していた事に、バンドも変わらざる得なかったのでしょう。

         

        レコードを入れる内袋も干からびた大地の写真を使い、ジャケットも暗く重苦しいデザインなのですが、その歌詞内容とは裏腹に「'Til I Die」や、お蔵入りとなった『SMiLE』に収録予定だった「Surf's Up」も、メロウで美しいソフト・ロックとなっています。

         

        本アルバムの中で、ひときわはかなくも美しい輝きを放っているのが、Bruce  Johnston作の「Disney Girls (1957)」で、もう帰ってこないあの当時を想う、胸が締め付けられるような名曲です。

         

         

        ザ・ビーチ・ボーイズ,ビーチ・ボーイズ
        ユニバーサル ミュージック
        【ディスク1】
        1. ドント・ゴー・ニア・ザ・ウォーター
        2. ロング・プロミスト・ロード
        3. テイク・ア・ロード・オフ・ユア・フィート
        4. ディズニー・ガールズ
        5. スチューデント・デモンストレーション・タイム
        6. フィール・フロウズ
        7. ルッキン・アット・トゥモロー (ア・ウェルフェア・ソング)
        8. ア・デイ・イン・ザ・ライフ・オブ・ア・トゥリー
        9. ティル・アイ・ダイ
        10. サーフズ・アップ

        History of the Eagles(2013)
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          JUGEMテーマ:映画

           

          2018年になりました。

          本年もよろしくお願いします。

           

          数年前に買っておきながら、ずっと観ずにいましたが、ようやく今回の正月に観ました。

          Eaglesの結成〜解散。そして再結成〜現在(製作時はまだGlennは存命)までを、関係者のインタビューを交えながら追ったドキュメンタリー映画です。

          結成〜解散までをPart1。再結成〜現在までをPart2と、2部構成のDVDです。

           

          デラックス版のおまけに1977年3月21日のキャピトル・センターで行われたライヴ映像(8曲収録)を収録したDVDが付いています。
          このおまけDVDのライヴ映像での、「Hotel California」は、何度となくテレビでも放送されているので、お馴染みの映像ですね。音質や画質はさすがリマスターしているだけあって、今まで観ていたものとは格段に違いますが。

          個人的には、Randyの歌う「Take It To The Rimit」が観れたのが良かったですね。

           

          さて、本編のドキュメンタリーですが、すでにEaglesについては、再結成時に同じようなドキュメンタリー本も読んでいますので、さすがに2時間で結成から解散までを描くのは、ちと無理があるというか内容が薄いかなと思いました。

          再結成から現在に至るPart2についても、解散後のそれぞれのメンバーの境遇の描き方とかもイマイチだったですね。

           

          ドキュメンタリーという事で、一応それぞれのメンバーにインタビューしているのですが、やはり一番多いのはGlennとHenleyに対するインタヴュー。バンドの中心人物であるだけに仕方ないのですが、この映画自体バンド公認だと思うので、バンドの内紛について果たして公平性を保てているのかはよく分かりませんね。BernieとRandyの脱退については、所詮遥か昔の事なので、内容が薄か

          ったですね。

           

          やはり一番新しい内紛だけに注目の集まるのがFelderの解雇だと思うのですが、GlennのFelderに対する評価は、観る前から何となく分かっていましたが、Felder解雇、訴訟の後だという事もあるけど、HenleyのFelderに対するコメントが個人的に嫌でしたね。Felderの事を「Felder氏」と呼んだりねぇ。

          オリジナルメンバーで、中心人物だし、解散後成功したのもこの2人だから、GlennとHenleyの報酬が他の3人より高くなるのは仕方ないし、メンバー全員が平等というFelderの考えはかなり甘いけど、GlennとHenleyのFelderに対するアーティストとしての評価はやはり著しく低いよね。

          個人的には、こいつは腹黒いと今まで思っていたIrving Azoffの方が、むしろFelderの事をちゃんとギタリストとして評価していたかなと思いました。

           

          特にこれいって真新しいものはなかったけど、個人的に驚いたのは、アーティストの代弁者と思われていたDavid Geffenが、結構Eagles、特にHenleyには不評だった事ですね。

          権利とお金の問題は紙一重だけど、Henleyがこれまたカネの問題に結構エゲつない面も見れたのもこのドキュメンタリーの収穫だったかな…。

           

           

          Crazy Eyes/Poco(1973)
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            今年も残り少なくなってきました。

            年末も押し迫って、仕事では「このクソ忙しい年末に何やってるんだ!」と一喝したくなる事もあり、例年に漏れずバタバタした歳末の日々を送っていますが、個人的には粛々と自分の仕事を進めたい気分です。

             

            そんな今週の通勤BGMですが、今年は、個人的に色々な事があり、それらの事をしみじみ思うと、久し振りにこのアルバムを聴きたくなりました。

             

            Pocoが1973年に発表した6枚目のアルバム『Crazy Eyes』です。

             

            本作を最後に、バンドの中心メンバーであるRichie Furayがバンドを脱退してしまうのですが、ぼやっとメンバーが写ったそのアルバム・ジャケットに加え、収録された曲も、Gram Parsonsの「Brass Buttons」や、JJ Caleの「Magnolia」のカヴァーが、どこか寂しげな雰囲気をアルバムに与えており、印象的なものがあります。

            また、アルバム・タイトル曲でもある「Crazy Eyes」は、ストリングスもフィーチャーした、9分超にも及ぶカントリー組曲で異色の楽曲ですが、本作を最後にバンドを脱退するRichieの曲だと知れば、何か感慨深いものがあります。

             

            上記3曲が、アルバム中で特に印象深い曲ですが、Rusty Youngの「Fools Gold」や、Timothy B. Schmitの「Here We Go Again」は、それまでの彼等らしい良質のカントリー・ロックを届けてくれています。

            最後の「Let's Dance Tonight」はRichieの曲ですが、この曲は明るい曲で、ホッとさせられるものがあり、現在でもRichieがライヴで歌い続けている一曲です。

             

            アルバム収録には、バンド脱退後にRichieが参加したThe Souther Hillman Furay Bandで一緒に活動する事になるChris HillmanやPaul Harris、Joe Lalaが参加しており、面白いところでは、The Jeff Beck GroupやJourney、Jefferson Starship、Whitesnakeなど、様々なバンドを渡り歩くイギリス人ドラマーAynsley Dunbarが参加しています。

             

            (収録曲)

            1. Blue Water
            2. Fools Gold
            3. Here We Go Again
            4. Brass Buttons
            5. A Right Along
            6. Crazy Eyes
            7. Magnolia
            8. Let's Dance Tonight

             

             

            Turnin' Back The Pages/Stephen Stills(2003)
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              Stephen Stillsがコロムビア・レコード時代に発表した3枚のソロ・アルバム『Stills』、『Illegal Stills』、『Thoroughfare Gap』から選曲し、Al Kooperと共演した『Super Session』からの2曲をボーナス・トラックに加えたベスト・アルバム。

               

              ベスト・アルバムなので、特にコメントしません。備忘録という事で。

              Stephen Stills
              Raven [Australia]
              【ディスク1】
              1. As I Come Of Age
              2. In The Way
              3. New Mama
              4. Cold Cold World
              5. Love Story
              6. Turn Back The Pages
              7. First Things First
              8. Stateline Blues
              9. The Loner
              10. Buyin' Time
              11. Soldier
              12. Closer To You
              13. Ring Of Love
              14. Circlin'
              15. Midnight Rider
              16. Not Fade Away
              17. Can't Get No Booty
              18. What's The Game?
              19. Thoroughfare Gap
              20. Beaucoup Yumbo
              21. You Don't Love Me
              22. It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry

              Thunder Island/Jay Ferguson(1977)
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                元Spirit、Jo Jo Gunneのヴォーカル、Jay Fergusonのソロ2作目。

                 

                冒頭のアルバム・タイトル曲からこれぞカリフォルニア産!と言いたくなる明るいポップセンスに溢れたナンバー。
                この曲は全米9位を記録し、アルバムも72位を記録するなど、Jayが最もノリに乗っていた頃だけあって、タイトル曲に続く他の曲も捨て曲がなく、ご機嫌で悩みなど吹っ飛ばしてくれそうな雰囲気に溢れている。
                どの曲もいいが、個人的なお薦め曲は「Soulin'」や「Happy Too」。

                 

                元々、SpiritやJo Jo Gunneでも陽気でご機嫌な曲を提供していたJayだけれども、本アルバムの陽気さは、元々生まれも育ちもカリフォルニアという生い立ちに加え、フロリダで録音しているというのも関係しているのかなとも思う。

                 

                アルバムは、EaglesやJoe Walshの作品に関わってきたBil Szymczykが、ファースト・アルバムに引き続きプロデュース担当。

                 

                収録に参加したアーティストもこれまたファーストに引き続き、Joe Walshが参加している。Joe Walsh自身、Eagles、そしてソロと、こちらも絶好調の時期であっただけに、本作で聴かせるスライドギターは絶妙な味を出している。
                「Happy Birthday Baby」などは、Joeが歌っていてもおかしくないようなナンバーで、JayとJoeのポップ・センスもガッチリ合っていたからこそ、ファースト、セカンドとJoeの連続での参加になったんじゃないかなという気がします。

                 

                ウェスト・コースト・ロック黄金期の1枚ですね。

                Jay Ferguson
                Collector's Choice
                【ディスク1】
                1. Thunder Island
                2. Soulin'
                3. Happy Birthday, Baby
                4. Losing Control
                5. Cozumel
                6. Night Shift
                7. Babylon
                8. Love Is Cold
                9. Happy Too!
                10. Magic Moment

                Byrdmaniax/The Byrds(1971)
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                  The Byrdsの通算10作目のアルバム。

                  一般的には、プロデューサーのTerry Melcherによるオーヴァー・プロデュースが問題視されている、バンド史上でも失敗作の一つとして挙げられている作品です。

                  このアルバムに触れている記事もあまり多くないですね。

                   

                  今回初めて聴きましたが、オーヴァー・プロデュースというのもあるけれども、と同時に確かに何だかあまりバンド感が感じられない印象があります。いい音なのだろうけど、何というかそれぞれの音が不自然に分離感が強いのもそう感じさせる要因ですかね。

                   

                  色々賛否両論ある作品ですが、興味深い作品でもあります。

                  Gram Parsons作のインスト曲「Green Apple Quick Step」のようにいかにもカントリー然とした曲もありますが、1971年ともなるとやはり時代の趨勢なのかサイケ感も薄れてきて、「Glory, Glory」のようなゴスペル調の曲や、R&B調の「Tunnel Of Love」、ジャグ・バンド調の「Citizen Kane」など、アメリカ南部音楽への接近を感じられますね。

                  「My Destiny」も、ペダル・スティールがカントリー感を出しているものの、ピアノの弾き語りの、黒人ミュージシャンが歌うような宗教音楽のような感じを醸し出しています。

                   

                  それにしてもオーヴァー・プロデュースに憤慨するのも分かりますね。

                  個人的には、Roger McGuinn作の「I Trust」なんかは、女性バックコーラスはいらんかなぁという気がします(逆に「My Destiny」には、女性バックコーラスを入れればいいのに…)。

                  「I Wanna Grow Up To Be A Politician」も、後半はホーンセクションが入ってソフトロック調になっているのも、やはりオーヴァープロデュースの影響なのでしょうかね。

                   

                  最後の「Jamaica Say You Will」は、当時新進気鋭のSSWだったJackson Browneの曲で、いかにも彼らしい歌い回しの曲です。

                   

                   

                  Abraxas/Santana(1970)
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                    この1週間は、とかく政治の世界で色々な事がありました。

                    その中でまず「腹心の友」に関連した問題を巡るやり取り。その麗しき友情を見ていて、自分にはそのような友人がいないなぁと思いましたが、自分の周囲を見渡していたら、彼等はもしや「腹心の友」では!?と思われる人達がいました。

                    しかし、いくら「腹心の友」でも、ひっきりなしに連れ立っていく一服(ひっきりなしじゃ一服じゃないね(笑))や、昼飯の注文まで一緒に決めるベッタリ感を見ていて、やっぱり私は「腹心の友」はいらんわと思いました。。。。。

                     

                    梅雨も明け、いよいよ夏も本番になってきましたが、このバンドのこのアルバムも暑苦しい位「夏!!」という感じなのかな?

                    Santanaの2枚目『Abraxas』を聴きました。

                     

                    アルバムは全米1位。Fleetwood Macのカヴァー「Black Magic Woman」は全米4位となる彼等の代表作。

                    一般的にラテン音楽の要素を取り入れたラテン・ロックと評され、随所に現れるそのリズム感覚(ノリ)や「El Nicoya」のような曲は確かにラテン・ロックなのですが、ドレスアップはそんな感じだけど、基本はブルーズをベースにしたフュージョンですね(プログレまで言ったら言い過ぎか)。歌モノ中心ではなく、アルバムや曲の組み立て方も、演奏中心だし。

                    「Incident At Neshabur」や「Se A Cabo」なんかは、そのフュージョン志向とラテン志向が、アルバム中でも最高潮に達した曲。

                    この狂おしいまでのインプロ感とノリに、その尋常じゃないところがサイケの時代にウケたのも何か分かる気がする。猛暑の季節に聴くと、ちょっと暑苦しいけどね。

                     

                    のちに、Neal SchonとGregg Rolieが、Santanaを抜けてJourneyを結成し、当初はプログレ・ハード的な音楽を志向していたのも、このSantanaを聴けば納得というもの。

                     

                     

                     

                     

                    サンタナ
                    SMJ
                    【ディスク1】
                    1. 風は歌い、野獣は叫ぶ
                    2. ブラック・マジック・ウーマン~ジプシー・クイーン
                    3. 僕のリズムを聞いとくれ
                    4. ネシャブールのできごと
                    5. 全ては終りぬ
                    6. マザーズ・ドーター
                    7. 君に捧げるサンバ
                    8. ホープ・ユー・アー・フィーリング・ベター
                    9. エル・ニコヤ
                    10. 全ては終りぬ (ライヴ) ≪ボーナス・トラック≫
                    11. 祭典 (ライヴ) ≪ボーナス・トラック≫
                    12. ブラック・マジック・ウーマン~ジプシー・クイーン (ライヴ) ≪ボーナス・トラック≫

                    Native Sons/Loggins and Messina(1976)
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                      段々蒸し暑くなってきましたね。

                      梅の実も大きくなってきて、あと少ししたら梅雨入りですね。

                       

                      Loggins and Messinaの6枚目のアルバムで、最後のスタジオ録音アルバム。

                      「Pretty Princess」や、「It's Alright」から「Boogie Man」への流れのように、長尺のドラマチックな楽曲を志向するJim Messinaに対し、一方のKenny Logginsは、「My Lady, My Love」や「Wasting Our Time」のように、コンパクトでいい意味でキャッチーな楽曲が目立つアルバムです(これらの曲を聴けば、1980年代に入ってのKennyの活躍振りにも納得です)。

                       

                      アルバムは、コンセプトアルバム調の構成で、フルートやクラリネットなどの管楽器がソフトなタッチを印象付けながらも、聴き応えのある作品に仕上がっています。

                       

                      この作品後、ツアーに出た彼等はコンビを解消しています。

                      コンビを続けていく過程で、色々な事があったかもしれませんが、有終の美を飾ったとも思えなくもないいいアルバムです。

                       

                       

                       

                      ロギンス&メッシーナ
                      Sony Music Direct
                      【ディスク1】
                      1. スウィート・マリー
                      2. プリティ・プリンセス
                      3. マイ・レディ・マイ・ラヴ
                      4. ウェン・アイ・ウォズ・ア・チャイルド
                      5. ウェイスティング・アワー・タイム
                      6. ピースメイカー
                      7. イッツ・オールライト
                      8. ブギー・マン
                      9. フォックス・ファイアー
                      10. ネイティヴ・サン

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