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Linda Ronstadt, Stone Poneys And Friends Vol./The Stone Poneys(1968)

JUGEMテーマ:音楽

 

桜を見る会ね。

誰を呼んだかとか、法令違反だとかもちろん大事だけど、一般人の感覚からして、予算に対して毎年うなぎ上りの予算オーバーしている事自体が、普通の会社だったら完全にアウトだと思うんだけど。

それで、今年の実績に合わせて、来年の予算を例年の予算をはるかにオーバーした今年の実績額並みに要求するなんて、どういう神経しているんだって感じ。

全く予実管理が出来ていなんだな。政治家と役所って。

 

と世間話をひとしきりに書いたところで、The Stone Poneysの3枚目のアルバムです。

といっても、Bobby KimmelもKenny Edwardsもグループを脱退して、Linda Ronstadtしか残っていないんですけどね。実質的なソロデヴュースタートとも言えます。

 

冒頭の2曲、「Fragments」と「By The Fruit Of Their Labor」、それに4曲目の「Star And A Stone」はフォーキーな楽曲で、どれもLinda自身をかなり抑えた感じで美しいソフトロック調。

「By The Fruit Of Their Labor」と「Star And A Stone」は、KimmelとEdwardsの共作曲。個人的にはこの2曲がアルバム中で好きですね。


「Hobo」、「Aren't You The One」、「Wings」と、Tim Buckleyの楽曲を3曲取り上げていますが、これらの曲はしっかりと自身の存在を主張した、後のLindaを思わせる曲で、カントリーロック調の「(Up To My Neck In)High Muddy Water」とMike Nesmith作「Some Of Shellys Blues」は、もう完全にLinda節。

 

グループ分解アルバムだし、過渡期のアルバムなのであまり評価は良くないですが、1曲1曲は粒ぞろいのアルバムだと思います。

 

 

 

リンダ・ロンシュタット
ユニバーサル ミュージック
【ディスク1】
  1. ラヴ・イズ・ア・チャイルド
  2. バイ・ザ・フルーツ・オブ・ゼア・レイバー
  3. 流れ者
  4. スター・アンド・ア・ストーン
  5. レッツ・ゲット・トゥゲザー
  6. 泥水に首まで
  7. アーント・ユー・ザ・ワン
  8. ウィングス
  9. サム・オブ・シェリーズ・ブルース
  10. ストーニー・エンド

Macchi * 60年代西海岸ロック * 23:56 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

In-A-Gadda-Da-Vida/Iron Butterfly(1968)

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Iron Butterflyのセカンドアルバムです。

 

約17分にも及ぶアルバムタイトル曲「In-A-Gadda-Da-Vida」がチャート30位までに上り詰めて、彼等の人気を決定づけました。

 

アメリカン・へヴィ・サイケの象徴でもあるそんな「In-A-Gadda-Da-Vida」ですが、アルバム自体は冒頭の「Most Anything You Want」から4曲目「Termination」までは、The DoorsやStrawberry Alarm Clockといった同時代の他のサイケ・バンド同様に、オルガンを主体としたサイケデリック・ロックで、ハモりもキメておりポップ感もあります。

 

5曲目の「Are You Happy」辺りからギターも前面に出てきて、段々とへヴィ・ロック感が高まってきて、そしてレコードのB面全面を使った曲が「In-A-Gadda-Da-Vida」です。

 

バロック調のオルガンのイントロから、おどろおどろしいギターとヴォーカルへと展開する同曲は、途中ギターソロやドラムソロ等を交えながら延々と続き、プログレッシブ・ロックとも表現できますが、メリハリが特になく、聴きようによっては単調な曲にも聴こえます。しかし、発表当時のサイケデリック・ムーブメントのもとで行われた、怪しげにきらびやかな照明の下で踊るクラブの中では、最高のBGMだったのでしょう。

 

本作発表時のメンバーは、Doug Ingle、Lee Dorman、Ron Bushy、Erik Brannでしたが、次作を最後にErik Brannが脱退し、Mike Pinera、Larry "Rhino" Rheinhardtをメンバーに加え、サイケ調音楽性も変貌していきます。

Iron Butterfly
Atlantic
【ディスク1】
  1. Most Anything You Want
  2. Flowers And Beads
  3. My Mirage
  4. Termination
  5. Are You Happy
  6. In-A-Gadda-Da-Vida

Macchi * 60年代アメリカンハードロック * 21:43 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Love Songs/竹内まりや(1980)

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竹内まりやの3枚目のアルバムです。

 

「September」や「不思議なピーチパイ」という2曲のヒット曲を収録しており、ジャケットのイメージから、もっときらびやかなアルバムなのかなと聴く前は想像していましたが、思っていたより地味というか、落ち着いた内容のアルバムですね。

 

冒頭の「Fly Away」は、Carole Bayer Sagerによる楽曲ですが、そのイメージはオールディーズ調で、まるでCarpentersを想起させます。

「五線紙」、「Lonely Wind」、「待っているわ」と、R&B調の楽曲も多数収録されており、デヴュー当初のアイドル的な活動とは裏腹に、当初からその目指す音楽性は全然違うところにあったのかなと思います。

 

上記のCarole Bayer Sager以外に、山下達郎、松本隆、杉真理、林哲司、浜田金吾、安井かずみ、加藤和彦と、外部のアーティストによる楽曲の方が多く、竹内まりや自身のペンによる曲は少ないのですが、3枚目のアルバムとはいえ、既にこの頃には現在のイメージを確立しているところには驚きです。

 

個人的には「象牙海岸」が好きですね。

 

録音に参加したアーティストは、海外録音の曲では、Russ Kunkel、Leland Sklar、Jerry Scheff、Larry Knechtel等、アメリカ西海岸のミュージシャンの豪華な面々が参加しています。

日本側でも、曲を提供している林哲司、山下達郎の他に、清水信之、Epo、松原正樹参加しています。

 

 

竹内 まりや
SACRA MUSIC
【ディスク1】
  1. FLY AWAY
  2. さよならの夜明け
  3. 磁気嵐
  4. 象牙海岸
  5. 五線紙
  6. LONELY WIND
  7. 恋の終わりに
  8. 待っているわ
  9. SEPTEMBER
  10. 不思議なピーチパイ
  11. little lullaby
  12. SEPTEMBER[LIVE Ver.] ※1981年8月25日 中野サンプラザ MARIYA POPPING TOUR音源
  13. 象牙海岸[LIVE Ver.] ※1981年8月25日 中野サンプラザ MARIYA POPPING TOUR音源
  14. 恋の終わりに[LIVE Ver.] ※1981年8月25日 中野サンプラザ MARIYA POPPING TOUR音源
  15. 待っているわ[LIVE Ver.] ※1981年12月22日 厚生年金ホール SO LONG LIVE音源
  16. 五線紙[LIVE Ver.] ※1981年12月22日 厚生年金ホール SO LONG LIVE音源

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 21:24 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

ルパン三世の音楽

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前回にも書いた通り、『ルパン三世 カリオストロの城』のシネマ・コンサートを観て来たわけですが、今週はずっと通勤にはTV第2シーズン、第3シーズンのオープニング、エンディング曲等を聴いてきました。

アニメの曲なんて…、と思われる方もいるかもしれませんが、通な音楽ファンにも十分楽しめる音楽です。

 

まず大野雄二ですが、70年代後半をピークに、『人間の証明』や『野生の証明』といった映画や数多くのテレビドラマの音楽を手掛けた音楽家。

オープニングの「ルパン三世'79」ではフュージョン調、「ルパン三世'80」ではジャズ調と、テーマ曲が実に粋なアレンジで施されています。

 

『ルパン』で使われている音楽も非常に興味深いものがあります。

 

エンディングテーマに使われた「Love Squall」を歌ったサンドラ・ホーンは、サンディー名義で1980年に細野晴臣のプロデュースでソロアルバムを発表しており、その後は久保田麻琴と活動しています。

 

同じくエンディングテーマに使われた「Love Is Everything」を歌った木村昇は、Talizmanというバンドのヴォーカルで、Talizmanはクロニクルというプログレ・バンドを母体にしており、そのデヴューアルバムは、あのウイスキー・ア・ゴーゴーでのライヴ盤という新バンドらしからぬ内容。

というのもこのクロニクル、ファーラウトのベーシスト石川恵樹等が結成したバンドで、ファーラウトは後にファー・イースト・ファミリー・バンドに発展していますね。

 

『カリオストロの城』の主題歌「炎のたからもの」を歌ったBobbyは、ボビー&リトルマギーというバンドで2枚のシングルを残していますが、ファーストシングルは松本隆作詞、つのだひろ作曲というもので、セカンドシングルは水谷公生が編曲を手掛けています。

バンド解散後、Bobbyは竹田和夫&オールスターズに参加しており、その実力をかなり期待されていたんだろうと思います。

 

ちなみに第2シーズンではないが、第3シーズンのオープニングで使われた「セクシー・アドベンチャー」を歌った中村裕介は、以前観に行ったジョー山中のライヴでジョーのバックでギターを弾いていた人だったりする。

 

調べれば調べるほど、日本ロック史上興味深い事実が出てきて、面白いですね。

 

 

Macchi * 音楽 * 21:35 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

映画『ルパン三世 カリオストロの城』シネマ・コンサート

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映画公開40周年、さらに同TVアニメ第2シリーズから音楽を手掛けている大野雄二の音楽活動55周年記念として、映画『ルパン三世 カリオストロの城』のシネマ・コンサートの1日目(10月25日)を観てきました。

場所はパシフィコ横浜国立大ホールです。

 

最近、その作品で使われている映画音楽を生演奏で聴きながら、往年の名作を観るというシネマ・コンサートが、洋邦を問わず色々な映画で流行っていますが、今回はあの『カリオストロの城』が登場です。

 

本作については、宮崎駿の初監督作品という事で、テレビで何度となく放送されていて、40年前の作品に関わらず、世代を問わず愛されている作品なので、映画自体については、今回は特に何も書きません。

自分としては、やはり映画の中で使われている音楽を生演奏で聴きながら、作品を観るってどうなんだろう?という点が気になります。

 

シネマ・コンサートは、19時過ぎにYou & Explosion Bandが登場し開演。

ちなみに、今回のコンサートは2部構成で、第1部は映画の上映&生演奏、第2部はヒット曲ライヴです。

第1部は、映画で使われているセリフや効果音は映画の音源をそのまま使い、音楽だけを生演奏でという形式。

最初はそれなりに演奏陣を意識していましたが、すぐに普通に作品に観入ってしまいました(苦笑)。それくらい違和感ないんですよ。

第2部で大野雄二自身が言っていましたが、演奏する方としては、こんな難しい演奏はないと。そりゃそうだな。画に合わせて演奏するんだし。

演奏陣の力量に喝采です。

 

第1部が終わり、20分の休憩の後、第2部がスタート。

ここからは、松崎しげると、現・峰不二子役の沢城みゆきも登場し、松崎しげるは「ルパン三世のテーマ(ヴォーカル・ヴァージョン)」と「Super Hero」を、沢城みゆきは「Love Squall」と「炎のたからもの」を歌唱(沢城みゆきは、第1部でも、劇中のオープニングとエンディングで使われている「炎のたからもの」を歌唱)。

他にバンドだけで、「銭形マーチ」他数曲をメドレーで演奏し、最後はアンコールで大野雄二が、ピアノの独奏で「ルパン三世 愛のテーマ」と「炎のたからもの」を演奏し終了。

 

松崎しげるも、沢城みゆきも、オリジナルのヴォーカルではないし、自分が聴きたかった「回想のミステリアスジャーニー」が聴けなかったのは残念だったが、まあ、オリジナルのヴォーカルであるピートマック・ジュニアやBobbyも現役で音楽活動しているか不明だし、二人ともオリジナルのイメージをちゃんと保っていたし、たっぷり楽しめた一夜でした。

 

奇しくも時を同じくして、コンサートが行われた国立大ホールの横にある展示ホールでは、「国際宝飾展」なるイベントが行われていたのだが、そのイベントで何と2億円のダイヤが盗まれるという事件が発生し、コンサートの第2部でもその事が話題に取り上げられ、犯人はルパンですよなんて冗談が交わされていたが、ダイヤを盗まれた業者さんにとっては何ともやり切れない事件だが、コンサートにとっては偶然とはいえ奇妙な演出になってしまったね。

Macchi * ライヴ鑑賞記 * 21:30 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

King Biscuit Flower Hour Presents Foghat(2005)

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今回の台風19号で被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。

うちは半日ちょっと停電に遭遇したぐらいで、雨風の被害はなかったのですが、馴染みの地域も水浸しの被害に遭ったのには驚きました。

このブログでもいくつか取り上げてきた川崎市民ミュージアムも、収蔵室が水没の被害に遭ったという事で、貴重な収蔵品がどうなっているのかも気になりますね。

市民ミュージアムは映画の特集上映など、個人的にツボにはまるイベントを度々行っており、カジノなんかいらんから横浜市にもああいう施設があればいいなぁと思う憧れの施設なんですよね。

 

しばらく更新していませんでしたが、別に何かあったわけではなく、カルメン・マキ&OZのライヴが今年も行われるという事を今更ながら知り、クラブチッタのチケットは完売という事態にショックを受けて、先々週はずっとポータブルMDプレーヤーで、OZの個人的ベスト集を通勤帰宅時に聴いていました。

という事で、先週の週末は更新する事がありませんでした。

 

今回は、メインに1976年のライヴを、ボーナスで1974年のライヴを収録した、Foghatのキング・ビスケット・ライヴを聴きました。

メインの76年のライヴは、前年75年に発表した『Fool for the City』がヒットした後だけに、バンドの勢いが窺える内容で、コンパクトに分かりやすくまとめられたブギー調の楽曲や、ツインリード・ギターや豪快なスライド・ギターなど、聴き所満載。

ハード・ロックとしても捉えられる当時のサザン・ロックにも通ずる部分も多く、イギリスのバンドながら、アメリカでも受け入れられたのもよく分かりますね。

冒頭のヒット曲「Fool for the City」もいいですが、個人的には怒涛の歌い出しやメンバーのハモり、粘っこいスライドギターが強烈な2曲目の「My Babe」が好きですね。

 

 

フォガット
ソニー・ミュージックレコーズ
【ディスク1】
  1. フール・フォー・ザ・シティ
  2. マイ・ベイブ
  3. ドライヴィン・ホイール
  4. ハニー・ハッシュ
  5. ナイト・シフト
  6. スロウ・ライド
  7. ホーム・イン・マイ・ハンド
  8. エイト・デイズ・オン・ザ・ロード
  9. リーヴィン・アゲイン(アゲイン)
  10. アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・メイク・ラヴ・トゥ・ユー
  11. インタビュー

Macchi * 70年代ブリティッシュハードロック * 19:10 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Changing Horses/Paul Cotton(1990)

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今週は、消費税増税によるキャッシュレス還元や、高浜町の元助役による関西電力幹部への常識を超えた貢物事件など、衝撃的なニュースがありましたが、税の公平性という問題や、原発マネーの闇とか、種々の問題がはらんでいるのに、日本のマスコミは追及が甘いね。

今週は、何となくこの人今どうしているんだろう?と突然思ったので、聴いてみました。

Paul Cottonのファースト・ソロ・アルバム『Changing Horses』です。日本ではアルファ・レコードからの発売だったんですね。

調べてみたら、まだご健在のようで安心しました。この人位の歳になると、突然ニュースが入ってきたりするからね。

 

アルバムは、冒頭の「I Can Hear Your Heartbeat」から、Pocoの後期1980年代の頃のような、AORテイストのポップなロックを展開しています。

ちなみにこの「I Can Hear Your Heartbeat」は、Chris Reaのカヴァー曲なんですね。といっても、Chris Reaって、名前は知っているけど、どういう曲を歌っていたかはあまりよく覚えていないです(苦笑)。

個人的には同系統の曲で続く「I Walk The River」の方が好きかな。

 

3曲目の「Tiger On The Lawn」は、ギターソロがブルージーな感じ。Paulって、ちょっと粘っこいブルージーなギターが特徴ですが、こういう曲もいいですね。

 

6曲目「Heart Of The Night」は、Poco時代の名曲でヒット曲のセルフカヴァー。

オリジナルは、Rusty Youngのスティールギターをフィーチャーしたカントリー・ロック調の曲ですが、このアルバムではサックスと、Portia Griffinというソウルフルなバックヴォーカルをフィーチャーしたソウル調のナンバーに仕上がっています。

Garth Hudsonのアコーディオンが、控えめながらいい味を出しています。

 

小粒ですがほっとさせる「After All These Years」や、怪しい魅力を放つ憂いた感じの「High Water」もちょっと魅力的。

 

最後の「From Across A Crowded Room」は、Paulはギターを弾かず、Steve Lukatherのギターをフィーチャーしていますが、アップテンポの曲で締め、Paulのヴォーカルも力強いです。

 

Paul自身が、決して魅力的なヴォーカリストというわけではないので、地味な感じのアルバムですが、Steve LukatherやBuzzy Feiten、Michael Landau、Garth Hudson、Christopher Crossといった面々がPaulをサポートしています。

 

(収録曲)

1.I Can Hear Your Heartbeat

2.I Walk The River

3.Tiger On The Lawn

4.Hear In Paradise

5.One Long Last Look

6.Heart Of The Night

7.After All These Years

8.Jamaican Rain

9.High Water

10.From Across A Crowded Room

 

 

Macchi * 90年代以降ロック * 14:40 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

USA/King Crimson(1975)

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全日本模型ホビーショーに行ってきました。

今回の会場は、東京ビッグサイトとはいっても、青梅ホールAなのですね。そんな事知らずに最初ゆりかもめの東京ビッグサイト駅の方に行っちゃったよ。

個人的注目はタミヤのMMシリーズに38t戦車が加わる事ですが、会場限定商品として白箱が売ってなかったのは残念。

 

さて今回は、King Crimsonのライヴアルバム『USA』を聴きました。

1974年のアメリカ公演を編集したライヴアルバムですが、全盛期Crimson最後のアルバムとなった『Red』のあとに発売されました。

本作は他のスタジオ録音アルバムがCD化されていく一方で、なかなかCD化されなかったのですが、2002年にようやくCD化の運びとなった経緯があります。

 

CD化されなかった理由として、Robert Fripp自身がそもそも本作自体に納得していなかったとか、あまり評価が高くないとか色々あるようだけども、改めて聴いてみて、確かになんとなく中途半端な収録内容だけれども、『Larks' Tongues in Aspic』以降のメンバーによる、解散目前の最も緊張感の高い時期の公演だけあって、その壮絶さはやはり半端ないです。

「Easy Money」、「21st Century Schizoid Man」等、Fripp、John Wetton、Bill Bruford等による肉弾戦のごとき演奏は、とても4人による演奏とは思えない、破壊力のある即興演奏が聴く事が出来、この時期ならではの満足感は得られますよ。

 

 

キング・クリムゾン
WHDエンタテインメント
【ディスク1】
  1. ウォーク・オン…ノー・プッシーフッティング
  2. 太陽と戦慄パートII
  3. 人々の嘆き
  4. 放浪者
  5. アズベリー・パーク
  6. イージー・マネー
  7. 21世紀のスキッツォイド・マン
  8. 突破口
  9. スターレス

Macchi * プログレッシヴ・ロック * 21:07 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Happy Together/The Turtles(1967)

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ようやく夜は秋らしくなってきましたね。

 

今回はThe Turtlesのサード・アルバム『Happy Together』を聴きました。

 

アルバムタイトルを見れば分かるように、彼等の代表曲で悶々系ロックの不朽の名曲「Happy Together」を収録したアルバムです。

「Happy Together」は全米チャートで1位を記録し、今回聴いたアルバムもチャート25位を記録する好成績を収めました。

 

本作には、後にJefferson Starship参加するJohn Barbataや、MFQの結成メンバーで、The Monkeesのプロデューサーとして名を馳せるChip Douglasがメンバーとして参加しています。

 

冒頭「Makin' My Mind Up」や「Guide For The Married Man」、「Me About You」などホーンセクションが光るポップナンバーが特徴的なアルバムでビート感は後退していますが、やはり「Happy Together」は群を抜いているかな。

悶々とした歌い出しから、バックコーラスがパーパパと加わり盛り上がる本曲は、Garry BonnerとAlan Gordonというソングライターチームが作った曲ですが、他のアーティストは見向きもしなかった曲だったという事で、彼等には無名の作曲家を発掘する才能に長けていた好例ですね。

本作では、無名時代のWarren Zevonが作った美しいバラード「Like The Seasons」も収録しています。

 

アルバム最後は、メンバーのHoward KaylanとAl Nicholが作った、おふざけ感タップリで戯曲調の「Rugs Of Wood And Flowers」で締めますが、こういうところもただのアイドル・ポップ・バンドで終わらない彼等を象徴していますね。

 

 

 

 

Turtles
Edsel
【ディスク1】
  1. "1. Makin’ My Mind Up
  2. Guide For The Married Man
  3. Think I’ll Run Away
  4. The Walking Song
  5. Me About You
  6. Happy Together
  7. She’d Rather Be With Me
  8. Too Young To Be One
  9. Person Without A Care
  10. Like The Seasons
  11. Rugs Of Woods And Flowers"
【ディスク2】
  1. "1. Makin’ My Mind Up
  2. Guide For The Married Man
  3. Think I’ll Run Away
  4. The Walking Song
  5. Me About You
  6. Happy Together
  7. She’d Rather Be With Me
  8. Too Young To Be One
  9. Person Without A Care
  10. Like The Seasons
  11. Rugs Of Woods And Flowers"

Macchi * 60年代西海岸ロック * 20:10 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

American Rock'n' Roll/Don Felder(2019)

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台風、凄かったですね。

今でも千葉県は復旧がなかなか進まない状態ですが、あそこまで酷くはないですが、自宅の近くの団地の桜の木が、軒並み枝が折れてしまったり、通勤途中の電車の中から、屋根が飛んでしまった家を散見しました。

いち早い復興、復旧が進むといいのですが…。

 

週明けから物凄い台風だったのですが、台風そのものは自宅のある地域は早朝に通過して雨とかは降っていなかったのですが、通勤しようとしても電車が止まっていて、駅は大混雑状態でした。

電車が動かない、どうなるのか情報がないと、駅前のカフェも待機者で混雑状態で、自分は何とかお昼頃には会社に着いたものの、会社のある一帯が停電していて、結局会社はその日は休業に…。

自分も含め、日本人はやはりまじめですね…。

 

さて、今回は新作が出ていたのは知っていたのですが、ようやく取り上げます。

Don Felderの新作『American Rock'n' Roll』です。

 

録音に参加したアーティストの名前とかは、ジャケット内に書かれているのですが、曲に関する作者とかの情報が見当たらないので、詳しい事は何とも言えなのですが、どの曲もどこかで聴いた事があるような気がするものの…、粒よりな楽曲が多く、個人的には前作よりも好印象の内容です。

 

前作に引き続き、ゲストミュージシャンが豪華で、ずらっと名前を挙げると、Slash、Nathan East、Mick Fleetwood、Steve Porcaro。David Paich、Orianthi、Richie Sambora、Sammy Hagar、Joe Satriani、Jim Keltner、Greg Leisz、Mike Finnigan、Bob Weir、Steve Gadd…。

 

内容は、アルバムタイトル曲「American Rock'n' Roll」や「Rock You」のようなハード・ロックから、「Falling In Love」、「The Way Things Have To Be」といったバラード、ラテン調の「Little Latin Lover 」、カントリー・ロック調の「Sun」まで幅広いのですが、やはりハード・ロック系の曲には、ゲストギタリストが参加している事もあって、ギタリストとしての血が騒ぐのかかなりの力の入り方で、個人的にもお薦めですね。

 

難点であるヴォーカリストとしての能力も、確かに上手いとは言えないものの、下手というほどでもなく、こなれてきたのかそれなりに渋くて味わいのある感じになってきましたね。

 

唯一難点を言えば、ジャケットの趣味悪いかな…。

サングラス掛けたFelderの写真が何枚も写っていて、う〜ん…、このお歳でこんなにスマートな体型とは素晴らしいのですが、やっぱり脂ぎっているよなぁ…。

 

(収録曲)

1.American Rock And Roll

2.Charmed

3.Falling In Love

4.Hearts On Fire

5.Limelight

6.Little Latin Lover

7.Rock You

8.She Doesn't Get It

9.Sun

10.The Way Things Have To Be

11.You're My World

 

 

 

Macchi * 新譜 * 15:37 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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