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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年)

JUGEMテーマ:映画

 

恐らく多くの人が、お盆明けの出勤は16日とか17日だったと思われますが、僕は遅れる事17日からようやく夏休みに入りました。

で、横浜のシネマ・ジャック&ベティで、『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』を観てきました。

当日はメンズ・デーという事で1,100円で観れた事はラッキーでしたが、満員全席完売にちょっとビックリ!

 

今回観て来た作品は、以前このブログでも取り上げた映画『暁の七人』の題材となったエンスラポイド作戦を描いたものです。ていうか、細部は違うものの、実話を基にしているので内容はほとんど『暁の七人』と同じですね。エンスラポイド作戦については、『暁の七人』のところで説明しているので、そちらを参照してください。

 

と、これだけだと今回の記事はこれで終わってしまうので、もうちょっと書くと、エンスラポイド作戦は、当時ナチスNo.3だったチェコスロヴァキア副総督ラインハルト・ハイドリヒを、イギリスと亡命チェコ政府が部隊を送り込んで暗殺作戦を実行した事件なのですが、結果は作戦時の暗殺に失敗したものの、作戦時に受けた負傷が原因で、ハイドリヒは1週間後に死亡しました。

問題なのはその後、ナチスはその報復としてリディツェという村を、男は処刑、女子供は強制収容所送りと、地図上から完全に抹殺した事でした。

 

今回観た『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』では、地元レジスタンスの中には報復を恐れてこの作戦を無謀とみる向きもあったのですが、作戦は実行され、そして何も知らないリディツェ村は消されてしまう…。

『暁の七人』にしても、今回の『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』にしても、そして現実でも、作戦実行部隊の中心人物であるヨゼフとヤンは、極悪非道なナチスに立ち向かい倒れた英雄扱いなのですが、そのあまりにも大きな犠牲の大きさから考えると、果たしてこの作戦は無謀だったのか、それとも正義の為の戦いだったのか(故にそれにより生じる犠牲は仕方なかったのか)、考えさせられるものがあります。

現在でも、大義を大きく謳われる事は多々ありますが、こういう事例を見ると複雑な心境になりますね。

 

一方、仲間を裏切ったチュルダは、史実によると報奨金目当てに仲間を裏切り密告したという事ですが(戦後、ナチス協力の罪で処刑)、『暁の七人』では、自身にもチェコに愛する家族がいる事からリディツェ村の惨劇に耐え切れず自首。『ハイドリヒを撃て!』では、ただの臆病者で自首と描かれているのですが、裏切ったという事実は一緒でも、その人物像は史実とそれぞれの作品では違いがあり、う〜ん、一体彼の実態はどうだったのだろうという疑問がますます強くなります。

ナチに協力した裏切り者ですから、戦後彼の印象は絶対的に悪くされてきたのでしょうが、『暁の七人』でも『ハイドリヒを撃て!』でも結構な拷問を受けており、亡命政府の空挺隊員なら(史実では抵抗運動のグループの一員みたいだが…)それくらいの拷問を受けるのは自身も分かると思うし、それなのに密告の理由が金目当てという浅はかなのも、どうもスッキリしません。

実は彼は二重スパイだったのでは!?という考えもよぎります。

 

これまで、いくつかの映画の題材になってきただけに、どうせだったらチュルダの視点から描いた作品を撮っても面白いかもしれませんね。

 

2016年チェコ、イギリス、フランス作品

監督:ショーン・エリス

出演:キリアン・マーフィ他

Macchi * 映画 * 16:12 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

『この世界の片隅に』を観る

JUGEMテーマ:映画

 

Twitterでは、『この世界の果てに』と呟いてしまいましたが、『この世界の片隅に』でしたね(汗)。

昨年の公開から話題になっていた本作をようやく川崎市民ミュージアムで観てきました。

 

上映前にミュージアムの学芸員の方もおっしゃっていましたが、全席完売の満席で、以前からここで東宝特撮物とか観ていた自分からみても、この盛況振りは異例の事態なのですが、こういう事もたまにはあってもいいよねと思います。

横浜市にも、カジノなんていらんので、こういうテーマを決めて、良質の映画を安く上映してくれる文化的施設が欲しいですね。

 

作品については、公開から時間も経っている事もあり、既に色々なところで語られているので、細かく書きません。

あらすじを簡単に書くと、浦野すずという女性を通して、日本が戦争に突入し敗戦を迎えた、昭和初期〜終戦辺りまでの軍港呉市(と広島)の様子を描いています。

 

戦争の時代を描くとなると、どうしても戦災など大変な事ばかりが描かれがちですが、この作品ではそういった厳しい時代の中でも、おっとりとした性格の主人公すずという人間を通して、「普通の」生活が前半から中盤辺りまでは描かれており、笑いを誘う場面も多々あります。

 

すずは、作品中では一人の少女から、結婚して一人の女性へと成長していくのですが、そんなすずの生活も時代の波に抗う事は出来ず、次第に戦争という現実に直面していく様子を淡々と描くところには重厚さもあり、また、すずをはじめ幼馴染の水原哲など、登場人物のそれぞれのセリフにも淡々としてながらも重みがあります。

 

私の心に残ったセリフは、海軍に入って重巡「青葉」に乗った幼馴染の水原哲が、呉に戻ってきて結婚したすず宅に一晩泊めてもらった際、少女時代から変わらず「普通の」ままであるすずに対して語った、「そのまま普通で、まともでいてくれ」というセリフ。戦場という異常な世界を経験している哲の言葉は非常に重みのある言葉ですね。作品終盤で終戦を迎え、呉港に着底した青葉を見つめる哲が描かれるのですが、彼の胸に去来するのは、死にきれなかった無念さなのか、生き残れた安堵感なのか…(ただし、この場面は、哲が戦死したという解釈もあり)。

 

また、終戦を迎え、玉音放送を聞いたすずが、怒りを爆発させ泣き叫ぶシーンがあるのですが、ここも印象的でしたね。

この時すずは、空襲で落とされた時限式爆弾の爆発により片手をなくし、その時同時に姪も一緒に亡くしています。また、兄は戦死し遺体も戻らず、両親も原爆で亡くしています。

今まで自分達が信じていたものが、このような暴力で打ちのめされた事に、今まで信じていたものは何だったのかという怒りも、観ているもの重くのしかかります。

 

反戦映画というと、悲劇を前面に押し出したステレオタイプの映画が思い起こされるけれども(もちろんそういった映画も悪いわけではない)、この作品は新しいタイプの反戦映画で、素晴らしい作品でした。

『シン・ゴジラ』もアンコール上映するらしいし、また市民ミュージアムでアンコール上映しないかなぁ。。。

Macchi * 映画 * 18:49 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

2017年08月13日のつぶやき

11:09
「この世界の果てに」を観に川崎市民ミュージアムに来たが、全席完売にビックリ?自分が東宝特撮物とか観た10年前は10人位しか観客いなかったのに…。
Macchi * - * 03:40 * - * - * pookmark

Gotthard/Gotthard(1992)

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今週は、「山の日」が金曜日という事で、週4日の出勤で済みました。

お盆休みという事で、帰省ラッシュも始まっているようですが、天気がイマイチですね。

ま、自分は3連休で、週明けは普通に出勤ですし、今年から夏の休みには釣りに行くのもやめようと考えていますので、天気は過ごしやすいほうがいいですが…。

 

今週は、スイスのハード・ロック・バンドGotthardのデヴューアルバムを聴いてみました。

一度聴いてみたかったんですよね。過去には元AsiaのMandy Mayerもメンバーとして在籍していた事のあるバンドです。

 

その音楽性は、ヨーロッパのバンドでありながら、メロディアスでストレートなアメリカン・ハード・ロック的なタイプのバンドですね。

となると、僕はドイツのFair Warningを連想してしまうのですが、Fair Warningの方はもっと抒情性を重視しているのに対して、このGotthardは、本当にストレートで80年代的なハード・ロックを繰り出してくるバンドです。

こういうハード・ロックには、ヴォーカルのSteve Leeのようによく伸びるハイトーン・ヴォイスはまさに適任で、その音楽性と共にこのバンドの最大の売りとなっています。

 

本作には、Vivian Campbellが「Firedance」と「Get Down」でゲスト参加しています。

 

アルバムは冒頭曲「Standing In The Light」から、過去にはDeep Purpleもカヴァーした事のあるJoe Southのカヴァー曲「Hush」辺りまでは好調に展開されてきます。

ただ個人的にちゃんと聴き続けられたのはこの辺りまでで、そのあまりにストレート過ぎるゆえに、オーソドックスな単調さも感じられ、特に「Mean Street Rocket」や「Take Me」、「Hunter」のように、同じ歌詞を連呼する曲には、少々飽きも感じてしまいました。

「Get Down」や「Angel」、そしてバラード曲「All I Care For」のような、アルバムに変化をつける曲もあるのですが、どうもアルバム中盤から後半にかけてが、個人的に今一つに感じます。

あと、やはりハード・ロック・バンドというと、やはりギタリストがどれだけ魅せるかというのも売りになるのですが、このアルバムではLeo Leoniのギターはさほど派手さはなく手堅い演奏なのですが、ツボを得た演奏というのとも違い、今一つ弱く感じられて、僕にはあまり魅力が感じられなかったです。

 

他のアルバムも聴いてみるかな。。。

ゴットハード
マーキー・インコーポレイティド
【ディスク1】
  1. スタンディング・イン・ザ・ライト
  2. ダウンタウン
  3. ファイアダンス
  4. ハッシュ
  5. ミーン・ストリート・ロケット
  6. ゲット・ダウン
  7. テイク・ミー
  8. エンジェル
  9. ロンリー・ハートエイク
  10. ハンター
  11. オール・アイ・ケア・フォー
  12. ザッツ・イット
  13. ダウンタウン (ライヴ・ヴァージョン) (ボーナス・トラック)

Macchi * 90年代以降ロック * 11:33 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Next/Journey(1977)

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先週Santanaを取り上げた際、Journeyが話題に出たので、無性にJourneyが聴きたくなりました。

という事で、今週はJourneyのサード・アルバム『Next』を。

 

Journeyについては、これまで何枚もアルバムを取り上げて、初期JourneyはSteve Perryがいなかった事も記事に書いてきましたが、今回聴いた『Next』は、Steve Perry加入前の最後のアルバムですね。

 

初期Journeyは、歌モノ中心ではなく、演奏主体のハード・ロック・バンドだった事もこれまで書いてきましたが、今回聴いた3枚目は、サンフランシスコのバンドの宿命なのか、これまで発表した2枚のアルバムとは趣もちょっと変わっていて、アルバム前半はサイケなユルい曲が続きます。どことなく神秘的な雰囲気も漂っているし。ジャケットについては、セカンド・アルバムの『Look Into The Future』から何となくサイケな感じはありましたが、この3枚目は裏ジャケがそんな感じ。

それまでのアルバムとの変化点は、リード・ヴォーカルに、Gregg Rolieに加え、ギターのNeal Shornが2曲で挑戦している事ですね。

 

アルバム前半はユルい感じなのですが、後半は一気にハードに引き締まります。

後半冒頭を飾る「Hustler」は、NealのギターとAynsley Dunbarのドラムが、これまので鬱憤を晴らすかのように炸裂!

アルバムタイトル曲の「Next」もガッツのある曲だし、最後の「Karma」もブルージーな曲でいいですね。

ヴォーカルは入らないインスト曲だけど、スペーシーで緊張感のある「Nickel & Dime」は、アルバム一番の曲かな。この曲はファースト・アルバムでバンドを脱退してしまったギタリストのGeorge Ticknerも作者として名を連ねており、ファースト・アルバムのクオリティに通じる良さは、そういう事なのかと今更ながら納得。

 

 

 

ジャーニー
Sony Music Direct
【ディスク1】
  1. スペースマン
  2. ピープル
  3. アイ・ウッド・ファインド・ユー
  4. ヒアー・ウィ・アー
  5. ハスラー
  6. 果てしなき挑戦
  7. ニッケル・アンド・ダイム
  8. カーマ

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 17:35 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Abraxas/Santana(1970)

JUGEMテーマ:音楽

 

この1週間は、とかく政治の世界で色々な事がありました。

その中でまず「腹心の友」に関連した問題を巡るやり取り。その麗しき友情を見ていて、自分にはそのような友人がいないなぁと思いましたが、自分の周囲を見渡していたら、彼等はもしや「腹心の友」では!?と思われる人達がいました。

しかし、いくら「腹心の友」でも、ひっきりなしに連れ立っていく一服(ひっきりなしじゃ一服じゃないね(笑))や、昼飯の注文まで一緒に決めるベッタリ感を見ていて、やっぱり私は「腹心の友」はいらんわと思いました。。。。。

 

梅雨も明け、いよいよ夏も本番になってきましたが、このバンドのこのアルバムも暑苦しい位「夏!!」という感じなのかな?

Santanaの2枚目『Abraxas』を聴きました。

 

アルバムは全米1位。Fleetwood Macのカヴァー「Black Magic Woman」は全米4位となる彼等の代表作。

一般的にラテン音楽の要素を取り入れたラテン・ロックと評され、随所に現れるそのリズム感覚(ノリ)や「El Nicoya」のような曲は確かにラテン・ロックなのですが、ドレスアップはそんな感じだけど、基本はブルーズをベースにしたフュージョンですね(プログレまで言ったら言い過ぎか)。歌モノ中心ではなく、アルバムや曲の組み立て方も、演奏中心だし。

「Incident At Neshabur」や「Se A Cabo」なんかは、そのフュージョン志向とラテン志向が、アルバム中でも最高潮に達した曲。

この狂おしいまでのインプロ感とノリに、その尋常じゃないところがサイケの時代にウケたのも何か分かる気がする。猛暑の季節に聴くと、ちょっと暑苦しいけどね。

 

のちに、Neal SchonとGregg Rolieが、Santanaを抜けてJourneyを結成し、当初はプログレ・ハード的な音楽を志向していたのも、このSantanaを聴けば納得というもの。

 

 

 

 

サンタナ
SMJ
【ディスク1】
  1. 風は歌い、野獣は叫ぶ
  2. ブラック・マジック・ウーマン~ジプシー・クイーン
  3. 僕のリズムを聞いとくれ
  4. ネシャブールのできごと
  5. 全ては終りぬ
  6. マザーズ・ドーター
  7. 君に捧げるサンバ
  8. ホープ・ユー・アー・フィーリング・ベター
  9. エル・ニコヤ
  10. 全ては終りぬ (ライヴ) ≪ボーナス・トラック≫
  11. 祭典 (ライヴ) ≪ボーナス・トラック≫
  12. ブラック・マジック・ウーマン~ジプシー・クイーン (ライヴ) ≪ボーナス・トラック≫

Macchi * 70年代西海岸ロック * 10:59 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Hello Again/村田和人(1993)

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関東は、連休明けの18日に少し激しい雨が降った後、梅雨明けとなりましたが、連日暑いですね。

夏本番という事で、毎年音楽界では「夏歌」が話題となりますが、この人も夏を象徴する曲を歌う人。

 

今週は、村田和人の『Hello Again』を聴きました。

 

不振だった東芝EMIからビクターに移っての最初の1枚。

東芝時代のアルバムを聴いた事がないので、どう不振だったのか分かりませんが、今回聴いた『Hello Again』は、エネルギッシュな曲はありませんが、冒頭の「君の自由」から程良い心地よさが漂う夏ソングアルバム。

師匠の山下達郎も、「君の自由」とアルバムタイトル曲「HELLO AGAIN」のコーラスで。「もう一度」と「LADY TYPHOON」のギターで参加し、応援しています。

ドゥーワップ調の「LET'S BE FRIENDS」や、爽やかなポップ・ソング「SOUNDS GOOD」と全編英語詞の曲から、弾き語りの「雨の日は」や「DREAM OF JULIA」といったバラード・ナンバーもあり、収録曲も多彩です。

 

個人的なお薦め曲は、アルバムタイトル曲の「HELLO AGAIN」。

甘酸っぱい懐かしさが漂う、これぞ王道夏ソングといった感じの曲です。

 

 

村田和人
マスクラット・レコード
【ディスク1】
  1. 君の自由
  2. Hello Again
  3. もう一度
  4. Let's Be Friends
  5. Imaginary Lover
  6. Lady Typhoon
  7. さよならJamaica
  8. 雨の日は
  9. Sounds Good
  10. 起死回生
  11. Dream Of Julia
  12. 君の自由(カラオケ)*ボーナス・トラック
  13. もう一度(カラオケ)*ボーナス・トラック

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 11:21 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Street Talk/Steve Perry(1984)

JUGEMテーマ:音楽

 

暑い…。

私が住む関東地方は、まだ梅雨明けしていないのだが、もう完全な真夏の太陽です。今年は完全なカラ梅雨。

一方で、九州地方をはじめとして、豪雨の被害に遭われている方もいると思うと、毎年この時期に思うのですが、本当に気候変動が尋常ではなくなってしまったと思います。

 

今週は、元JourneyのヴォーカリストSteve Perryのファースト・ソロ・アルバム『Street Talk』を聴きました。

Journeyが最も勢いに乗っていた頃に発売されたソロ・アルバムで、彼自身も、アメリカのアーティストがアフリカの飢餓救済プロジェクト「USA For Africa」に参加するなど、多くの人気ミュージシャンの中で、ソロ・シンガーとしての地位も確立しつつあった頃に発表された作品です。

 

Journeyとの違いを評価される作品であり、確かにJourneyよりもR&Bやソウル感を増していますが、「Go Away」や「Foolish Heart」、「Captured By The Moment」辺りの曲は、Journeyの「Frontiers」や「Raised On Radio」辺りのアルバムに収録されていてもおかしくない曲で、末期Journeyでの楽曲提供におけるPerryの影響力が窺えるというもの。

ただ、アルバムを通していて聴いて、確かにJourneyらしさも感じつつも、今一つ感も何となく感じるのは、そこはやはりJourneyの曲が、PerryとNeal SchonやJonathan Cainといった他のメンバーとのケミストリーの中で生まれた曲だからだろうね。

 

本作は、Perry自身がプロデュースし、エグゼクティブ・プロデューサーをThe Doorsの『L.A. Woman』のプロデュースで知られるBruce Botnickが担当。

参加ミュージシャンは、Michael LandauやWaddy Wachtel、Craig Hullなどアメリカ西海岸の一流セッション・メンが参加。

同じ西海岸でもJourneyはシスコのバンドだけど、上記のミュージシャンは、どちらかというとロス辺りの人脈というのが、本作の特徴かな…。

 

 

スティーヴ・ペリー
SMJ
【ディスク1】
  1. Oh、シェリー
  2. アイ・ビリーヴ
  3. ゴー・アウェイ
  4. フーリッシュ・ハート
  5. オンリー・ラヴ
  6. シーズ・マイン
  7. ユー・シュッド・ビー・ハッピィ
  8. ランニング・アローン
  9. キャプチュアド・バイ・ザ・モーメント
  10. ストラング・アウト
  11. マイ・マイ・マイ <ボーナス・トラック>
  12. ハーモニー <ボーナス・トラック>
  13. メイク・ノー・ディファレンス <ボーナス・トラック>
  14. ドント・テル・ミー・ホワイ・ユーアー・リーヴィング <ボーナス・トラック>
  15. イフ・オンリー・フォー・ザ・モーメント <ボーナス・トラック>

Macchi * AOR * 15:24 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Thinkin'/Banchee(1972)

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イタリア系アメリカ人によるハード・ロック・バンドの2枚目。

1枚目は、今年1月14日の記事で紹介しましたが、2枚目の本作は、レーベルをAtlanticからPolydorへと移しています。また、パーカッションのメンバーも1人追加。

 

ブルーズを基調とした走りまくるツインギターは、いかにも東海岸のハード・ロック・バンドらしいです。

また、コーラスワークが上手いのもアメリカン・ロックの特徴ですが、バックも含めよく歌うのは、パーカッションのノリも含め、やはりラテンらしさが表れているかな。

 

「Willya」や「Thinkin'」のようにブルーズのへヴィさとラテンの明るさ、軽さが同居する曲や、「Searcher's Life」、「Children Of The Universe」のようにブルージー感が強い曲などが中心に収録されていますが、「Iceberg」は収録曲中唯一のバラードで、ヨーロッパ的哀愁が漂う曲。ブリティッシュ・ハード・ロックに通じる部分もあります。

 

レアなアメリカン・へヴィ・サイケが好きな人には聴いてもらいたい1枚ですね。

 

(収録曲)

1.John Doe

2.Willya

3.3/4 Song

4.Thinkin'

5.Searcher's Life

6.Iceberg

7.Children Of The Universe

8."38"

 

 

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 11:59 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark

Bright Lights & Country Music/Rick Nelson(1966)

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バベルの塔を見てきました。

ポスターなど宣伝から結構大きな絵なのかなと思っていたら意外に小さい絵でちょっと拍子抜けだったかな…。

グッズ売り場には、以前Bunkamuraで行われたブリューゲル展の時みたいに、ガシャポンフィギアがあればよかったのに…。

 

今週はRick Nelsonの『Bright Lights & Country Music』を聴きました。

Rick Nelsonというと、以前The Stone Canyon Bandのアルバムを何枚か取り上げましたが、今回聴いたアルバムは、それ以前のアルバム。

 

The Stone Canyon Bandでカントリー・ロックを展開したRickですが、カントリーへの接近自体はもっと早く、今回聴いた『Bright Lights & Country Music』では、以前から好きだったカントリー・ミュージックのカヴァーを取り上げています。

アイドル歌手時代から、そのバック・ミュージシャンを務めてきたJames Burtonに加え、無名時代のClarence Whiteも関わっている本作は、その後のカントリー・ロックの先駆け的なアルバムとも言えなくもないですね。

 

アップテンポな曲も、スローな曲もそつなく歌いこなすRickだけど、やはり「Welcome To My World」や「I'm a Fool To Care」といったスローバラードが一番バシッと決まっているかな。Rickのようなハンサムで若い男性が、こんな曲を歌っていたら、さぞかし画になったでしょうな。

 

 

RICK NELSON
ACE
【ディスク1】
  1. Truck Drivin' Man
  2. You Just Can't Quit
  3. Louisiana Man
  4. Welcome To My World
  5. Kentucky Means Paradise
  6. Here I Am
  7. Bright Lights And Country Music
  8. Hello Walls
  9. No Vacancy
  10. I'm A Fool To Care
  11. Congratulations
  12. Night Train To Memphis
  13. Take A City Bride
  14. Funny How Time Slips Away
  15. The Bridge Washed Out
  16. Alone
  17. Big Chief Buffalo Nickel (Desert Blues)
  18. Mystery Train
  19. Things You Gave Me
  20. Take These Chains From My Heart
  21. (I Heard That) Lonesome Whistle Blow
  22. Walkin' Down The Line
  23. You Win Again
  24. Salty Dog

Macchi * カントリーロック * 15:58 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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