2012年最初の通勤BGMは、Andrew Goldの『What's Wrong With This Picture ?』です。
今週は、出勤日が2日しかない事から、帰宅BGMも兼ねています。
Andrew Goldは、Kenny Edwards、Karla Bonoff、Wendy Waldmanと、Bryndleというグループで、1970年にデビューアルバムを発表するはずでしたがままならず、その後Kenny Edwardsと一緒に、Linda Ronstadtのバックバンドに参加し、彼女のアルバム製作やツアー参加に貢献しました。
その縁があり、1975年にAsylumからデビューソロアルバムを発表します。
今回聴いたアルバムは、それに続くセカンドアルバムです。
アルバムは、「Hope You Feel Good」からスタート。
大のBeatlesフリークというGoldですが、ブリティッシュポップスに、ウェストコーストサウンドらしいコーラスワークを施したこの曲は、そんな彼の音楽性を象徴する曲です。
続く「Passing Thing」は、Goldのピアノの演奏を中心に、静かに歌われていくSSWらしい1曲ですが、Donald Menzaによる尺八が、曲に効果的な印象を与えています。
「Do Wah Diddy」と「Lerning The Game」の2曲は、カヴァー曲。「Do Wah Diddy」は、Manfred Mannなどが歌った事で有名な、Ellie Greenwich and Jeff Barryによる曲で、こんな選曲にもブリティッシュポップス好きの一面が垣間見えます。弾けたボップ調の「Do Wah Diddy」の後は、Buddy Hollyのカヴァー「Learning The Game」。「Passing Thing」同様、Goldのピアノの演奏を中心にしたしっとりした曲ですが、こちらはKenny EdwardsのマンドリンとDan Dugmoreのスティールギターをフィーチャーしたカントリー調の曲で、アルバム中でもお気に入りの1曲です。
「Angel Woman」は、Goldのピアノの演奏に、ストリングスによるアレンジを施しただけの小曲ですが、単にピアノだけの弾き語りでしたら、SSW調の曲ですが、そこにストリングスを加えるところに、映画音楽作曲家の父親を持つGoldの音楽的素養が窺えます。
「Must Be Crazy」は、Russell Kunkel、Leland Sklar、Danny Kortchmar等の的確な演奏が光るポップな1曲で、アルバム中で隠れた名曲かなと思います。
「Lonely Boy」は、シングルカットされ、全米7位を記録した曲。自伝的な内容のポップな曲で、アップテンポな中にWaddy Wachtelのシャープなギターソロと、Michael Bottsのタイトなドラミングが心地いいです。
「Stay」は、黒人グループMawrice Williams & The Zodiacsの、ドゥワップも交えたR&B調のヒット曲をカヴァーしたもので、多くの白人ミュージシャンがカヴァーしています。
「Go Back Home Again」は、「Must Be Crazy」同様のポップな曲ですが、粘っこいGoldのギターソロなど、ブリティッシュロックの雰囲気を漂わせます。
Peter Asherがプロデュースし、Linda Ronstadtもバックコーラスに参加しており、マルチプレイヤーの一面を魅せたデビューアルバムに比べると、実に豪華な顔ぶれが揃った作品になりました。
日本盤のアルバムタイトルは『自画像』ですが、オリジナルのアルバムタイトルは、ジャケットの間違い探しを指しているそうです。
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評価:
Andrew Gold
Collector's Choice
【ディスク1】
- Hope You Feel Good
- Passing Thing
- Do Wah Diddy
- Learning The Game
- Angel Woman
- Must Be Crazy
- Lonely Boy
- Firefly
- Stay
- Go Back Home Again
- One Of Them Is Me
- Lonely Boy (Original Version)
- Firefly (Early Unfinished Version)
- Gorilla Jam
- Feel it
- Hope You Fell Good (Live)
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