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Tales From Topographic Oceans/Yes(1973)

JUGEMテーマ:音楽

 

新型コロナウィルス感染の脅威が収まりませんね。

普段インフルエンザの季節が来ても予防接種とかしませんし、ここ最近は軽い風邪すらひかないのですが、さすがに今の状況は怖いのですが、だからといって会社行かないわけにもいかないしね。

テレワークでといったって、誰でもそんな簡単に出来るわけじゃないんだって。

クルーズ船の対応は本当にあれで良かったのかね?とか政府の疑問だらけの対応ですが、あとで原発事故並みの検証が出来るよう、大変な状況を言い訳にせず、しっかり細かい記録残してほしいものです。

 

今回聴いたのは、Yesのスタジオ録音6作目のアルバムです。

来日公演時の滞在先のホテルで読んだヒンズー教の経典にインスパイアされ作られた作品で、バンド初の2枚組アルバムです。

 

2枚組で4曲収録、レコードの各面に1曲づつ。各曲20分前後の大ボリュームのアルバムで、上記のように宗教の経典にインスパイアされただけあって、歌詞も難解な内容だとの事。

 

聴いてみてまずとにかく「長い…」というのが個人的に正直な印象。

プログレで長いのは当たり前だし、百も承知なのですが、ここまで来ると壮大過ぎて全体像が捉えられず難しすぎ…。

 

僕個人のプログレとかコンセプトアルバムの好みの定義って、アルバムを構成する楽曲の構成というか曲展開に、起承転結というかメリハリがあるのが定義なのですが、本作は確かにYesらしい楽曲で構成されたアルバムだと思いますが、クライマックスを飾る様な曲ばかりで構成されていて、緊張感のある曲もなく(「The Ancient (Giants under the Sun)」はまだそれっぽい曲ですが…)、

アルバム構成にメリハリが感じられないのも、その長さの悪い影響を助長してしまっているかなと思います。

 

実際、本作の録音に際して、Rick Wakemanが不満を感じ、本作を最後に脱退しているのですが、賛否の分かれる作品だと思います。

 

 

イエス
ワーナーミュージック・ジャパン
【ディスク1】
  1. 神の啓示
  2. 追憶
  3. 古代文明
【ディスク2】
  1. 儀式
  2. ダンス・オブ・ザ・ドーン (スタジオ・ラン・スルー) [Previously Unissued] (Bonus Tracks)
  3. ジャイアンツ・アンダー・ザ・サン (スタジオ・ラン・スルー) [Previously Unissued] (Bonus Tracks)

Macchi * プログレッシヴ・ロック * 18:49 * comments(0) * - * pookmark

Chicago XXX/Chicago(2006)

JUGEMテーマ:音楽

 

今回聴いたのは、Chicagoの30作目のアルバム『Chicago XXX』。

 

正直これぐらいキャリアの長いバンドとなると、寡作か、ライヴ盤や企画ものをやたら出して、熱心なファンじゃないともうどうなっているのか分からないかどちらかですが、Chicagoは後者ですかね。

 

今回聴いたアルバムは、全曲新曲のアルバムとしては15年振りのアルバムで、ライナーノーツなどを読んでいると、音楽環境の変化など様々な葛藤があり、なかなか新作が発表できなかったようですが…。

 

アルバム冒頭と最後を飾る「Feel」はファーストシングルとして発表された曲で、Robert Lammがリードヴォーカルを執るパワーバラード。

この曲をはじめとして、Jason Scheffが歌うメロウなバラード「King Of Might Have Been」、Bill Champlinのヴォーカルが熱い「Caroline」など、6曲目の「Long Lost Friend」までは、1980年代以降にすっかり定着したバラードのChicagoを裏切らない内容です。

1970年代のChicagoが好きな人には、「またか…」と思われるかもしれませんが、決して楽曲のクオリティが低い訳ではありません。

 

7曲目の「90 Degrees And Freezing」からは、ブラスも全開のロックを展開し、ハードロック調の「Where Were You」やブルーズ調の「Lovin' Chains」など硬派な面も聴かせてくれ、バラードばかりじゃないよと面目躍如。

 

難を言えば、アルバム前半と後半のカラーをハッキリ分けてしまった事はどうなのかなと思います。

正直アルバム前半を聴いていて、バラードばかりの構成は、なかなか新作を発表できなかったという背景があるように、何となく手探りの慎重な動き出しを感じてしまいました。

元々ハモりの上手いグループなのですが、気のせいかハモりも物凄く丁寧な印象で、前半6曲はその丁寧さがかえってバンドとしての一体感を損ねちゃっているかなぁという感じ。

 

楽曲自体のクオリティは悪くないのだから、硬派な楽曲の中にバラードを散りばめれば良かったのにというアルバムだと思いましたね。

 

 

Chicago
Rhino / Wea
【ディスク1】
  1. Feel (Hot Single Mix)
  2. King of Might Have Been
  3. Caroline
  4. Why Can't We
  5. Love Will Come Back
  6. Long Lost Friend
  7. 90 Degrees and Freezing
  8. Where Were You
  9. Already Gone
  10. Come To Me, Do
  11. Lovin' Chains
  12. Better
  13. Feel (Horn Section Mix)

Macchi * 90年代以降ロック * 00:34 * comments(0) * - * pookmark

Coool/杏里(1984)

JUGEMテーマ:音楽

 

最近、自分中では日本の1980年代ポップス(シティ・ポップ)を聴く事が多いのですが、当時中高生だった僕は、流行りの洋楽は何となく周りの影響で聴き始めていたものの、日本のポップスって特にちゃんと聴いていなかったんですけどね。

でも、CM等で流れていたせいか意外に知っている曲も多くて、本当に懐かしく感じる今日この頃です。

 

今回聴いた杏里も、そんな1980年代に大ブレイクしたミュージシャンの一人ですが、最近どハマりしている彼女の楽曲が収録されているアルバム『Coool』を聴いてみました。

まさか、自分が杏里のアルバムを買う日が来るとはなと、中高生の頃に自分を思うと感慨深いものがあります。

 

杏里については、僕はTVアニメ『キャッツアイ』のテーマソングから知ったのですが、そのテーマソングをはじめ「悲しみがとまらない」など、1983年に一気にその人気が加速しました。

 

今回聴いた『Coool』も、冒頭「Bring Me To The Dancenight」、「Gone With The Sadness」と、当時の勢いを窺わせるようなダンサブルでファンキーな楽曲からスタート。

自分の記憶には全くないのですが、3曲目「Kimamani Reflection」は、杏里自身が出演していたインスタント焼きそばのCMソングだったという事で。いかにも80年代らしいイケイケなポップソングです。

 

とここまではファンキーな楽曲が続いていたのですが、4曲目で自分がどハマりしてしまった「I Can't Ever Change Your Love For Me」が登場。

ライトメロウなミディアムバラードである本曲は、まさにジャパニーズ・シティ・ポップ、ジャパニーズAORの珠玉の1曲に数えてもいいであろうと思います。

僕が本曲を聴くきっかけになったのは、ジャパニーズ・シティ・ポップのコンピレーション・アルバムに収録されていたからなのですが、調べてみると角松敏生のペンによる楽曲で、その質の良さに納得の1曲です。

 

「I Can't Ever Change Your Love For Me」を境に、1〜3曲目までのアップテンポ調の曲ばかりでなく、都会的で前向きなポップソング「Silly City Girl」や、同じ都会的でもメロウなバラードナンバー「Morning Highway」と好曲が続きますね。

 

80年代後半の彼女の路線を連想させるようなリゾート感漂うダンサブルなナンバー「Surprise Of Summer」や、穏やかなメロウ・ポップ・チューン「Mercury Lamp 水銀燈」、杏里自身の作詞作曲による都会的なナンバー「He's My Music」と、後半部分を彩る楽曲もいいですね。

 

『Coool』は、『Bi・Ki・Ni』、『Timely !!』に続く、角松敏生プロデュース3作目のアルバムで、これら3作は杏里-角松敏生3部作とも呼ばれています。
ロスで録音され、Nathan Eastなどアメリカ西海岸の一流ミュージシャンを迎えて録音されており、実に充実した内容です。

 

 

杏里
フォーライフミュージックエンタテイメント
【ディスク1】
  1. BRING ME TO THE DANCENIGHT
  2. GONE WITH THE SADNESS
  3. KIMAMANI REFLECTION (ALBUM VERSION)
  4. I CAN’T EVER CHANGE YOUR LOVE FOR ME
  5. SILLY CITY GIRL
  6. MORNING HIGHWAY
  7. SURPRISE OF SUMMER
  8. FLASHIN’ NIGHT
  9. MERCURY LAMP
  10. HE’S MY MUSIC
  11. MAUI
  12. S・H・A・R・E ~愛をふたりで~ [ボーナストラック]

Macchi * ジャパニーズ・シティ・ポップ * 12:22 * comments(0) * - * pookmark

Mother/Bow To The King/Bang(1972)

JUGEMテーマ:音楽

 

あっという間に1月も終わり…。

と言っても、あっという間に過ぎ去ったのではなく、もの凄い長く感じる1月だった。

社会人になってから20年以上同じ業務をしているけど、業務上のテクノロジーが発達しているのに、締め切りが20年以上前と全く変わらないのは何なんだろうね。本当に疲れたな。

 

それにしても、一応撤回されましたが、今回のウィルス騒動で、脱出者の為の政府チャーター機搭乗希望者に、当初税別8万円を請求しようとしていた件、その話を聞いて、税別って(消費税だよね?)、課税対象額は幾らなの?という事に真っ先に気になってしまった自分の職務にウンザリする!

 

さて、今回聴いたのは、Bangのセカンド・アルバム『Mother/Bow To The King』です。

ファースト・アルバム、それにお蔵入りになってしまったデヴュー・アルバムについては以前取り上げました。

 

まず冒頭アルバムタイトルにもなっている「Mother」ですが、意表を突くアコースティックギターとコーラスワークも爽やかな、カントリー・ロック調の楽曲。エレキギターも加わり、段々とハードさも増してきますが、実に軽快な楽曲です。
続く「Humble」もへヴィな楽曲ですが、そのイントロは穏やかもので意外性を魅せますね。

 

「Humble」、続く「Keep On」、「Idealist Realist」とへヴィなブルーズ・ロックのオンパレード。特に「Idealist Realist」はスライドギターも加え、また違ったエッセンスを加えていますね。

 

5曲目の「No Sugar Tonight/New Mother Nature」は、The Guess Whoのカヴァー。女性コーラスを加え、キャッチーさも出していますね。

以降の「Feel The Hurt」、「Tomorrow」も、2〜4曲目のへヴィ路線とは打って変わって、キャッチーさを打ち出しています。

 

ラストを飾る「Bow To The King」は、冒頭の「Mother」同様アルバムタイトル曲でもあるのですが、この曲もアコースティックギターのイントロからハーモニーワークを聴かせてくれます。

 

デヴュー・アルバムもそうでしたが、やはりこのバンドはハード&へヴィ一辺倒のバンドではなかったですね。

 

(収録曲)

1.Mother

2.Humble

3.Keep On

4.Idealist Realist

5.No Sugar Tonight/New Mother Nature

6.Feel The Hurt

7.Tomorrow

8.Bow To The King

 

Macchi * 70年代アメリカンハードロック * 19:14 * comments(0) * - * pookmark

Fling Again/Flying Burrito Brothers(1975)

JUGEMテーマ:音楽

 

今回聴いたのは、再編Flying Burrito Brothersの第1弾アルバム『Fling Again』です。

 

Flying Burrito Brothersは、Gram Parsons、Chris Hillmanを中心に、1968年に結成されましたが、1971年に解散しています。

そしてその後、オリジナルメンバーのSneaky Pete、Chris Ethridgeが再び集まり再結成したのが再編Flying Burrito Brothersなのですが、今回聴いたアルバムを含め2枚のアルバムを残しています。

オリジナルメンバーが2人参加しているとはいえ、中心メンバーであったParsonsは既に亡くなっているし、Hillmanも参加していないので、Hillmanはこの再編には異議を唱えたようですが…。

 

ケチが付いたとはいえ、メンバーは結構豪華です。

上記2人の他に、L. A. GetawayのJoel Scott Hill、Nashville WestのGib Guilbeau、同じくNashville West、The ByrdsのGene Parsonsが参加しています。

Joel Scott Hillの参加は、EthridgeがL. A. Getawayに参加していので、その繋がりですかね。

 

アルバムは、軽快な楽曲「Easy Get On」からスタート。Eaglesの「Take It Easy」のように爽快なナンバーです。

2曲目の「Wind And Rain」は、穏やかなバラード調のナンバー。上でEaglesの名前を出しましたが、再編Flying Burrito Brothersも、Eaglesのようなライトなカントリーサウンドを目指したのでしょうか。

ここまではHillがリードヴォーカルを執っています。

 


3曲目「Why Baby Why」は、フィドルをフィーチャーした、典型的なカントリーサウンド。リードヴォーカルのGuilbeauの声質もよく似合っています。

4曲目「Dim Lights, Thick Smoke」、5曲目「You Left The Water Running」と、ド直球のカントリー・ロックが展開されていきます。

 

とここまではカントリー路線まっしぐらなのですが、6曲目「Building Fires」は、ゴスペル調の楽曲で、これまでの白人サウンドとは一線を画しています。あまり黒っぽくはないんですけどね。

 

毛色の違う曲はこの「Building Fires」くらいで、7曲目「Desert Childhood」以降も軽快なカントリーサウンドを展開してくれます。

 

アルバム全体を聴いてみて、「Building Fires」はともかく、楽曲のクオリティは低くないのですが、かといってこれぞというか、決定打的な楽曲もなく、今一つ印象が薄いアルバムにも感じます。

特にL. A. Getawayで熱いヴォーカルを聴かせてくれたHillの、L. A. Getawayとの落差が大きいのが何だかなという感じ。

Guilbeau、Parsonsと典型的なカントリーサウンドが似合う面々がいる分、Hillは、EaglesのGlenn Freyのように破天荒な面を魅せてもよかった思うかな。

 

 

Flying Burrito Brothers
T-Bird
【ディスク1】
  1. EASY TO GET ON
  2. WIND AND RAIN
  3. WHY BABY WHY
  4. DIM LIGHTS, THICK SMOKE AND LOUD, LOUD MUSIC
  5. YOU LEFT THE WATER RUNNING
  6. BUILDING FIRES
  7. SWEET DESERT CHILDHOOD
  8. BON SOIR BLUES
  9. RIVER ROAD
  10. HOT BURRITO #3
  11. OUT OF CONTROL
  12. WAITIN' FOR LOVE TO BEGIN
  13. TOE TAPPIN' MUSIC
  14. QUIET MAN
  15. NORTHBOUND BUS
  16. BIG BAYOU
  17. WALK ON THE WATER
  18. LINDA LU
  19. BORDER TOWN
  20. SHE'S A SAILOR
  21. JESUS BROKE THE WILD HORSE

Macchi * 70年代西海岸ロック * 19:07 * comments(0) * - * pookmark

BBC Radio 1 Live In Concert/Paice Ashton Lord(1992)

JUGEMテーマ:音楽

 

年明け第2週もフル稼働…。あ〜、たまには早く帰りたい。

でも、まだまだやる事が多く、月内に終わらせなければならないのに手を付けていない事もあり、何なんだかなぁ。。。

 

今週は、Deep Purpleの解散後、Jon LordとIan Paiceが、Ashton, Gardner & DykeのTony Ashtonと一緒に結成したPaice Ashton Lordのライヴ音源。

 

自宅のCDを物色していて、目に付いたのが本作だったのだが、ジャケットが冴えないのでてっきりブートかと思っていたら、よく見ると自分が持っているこの日本盤はアルファレコードから出ていたと改めて知り、ほとんどよく聴いていないアルバムだったので、今回聴いてみました。

 

Paice Ashton Lordは、上記3人以外にBernie Marsden、Paul Martinezで活動し、1977年にアルバム『Malice In Wonderland』を発表しましたが、数回ライヴしただけで解散してしまいました。

その割には、ライヴ音源である本作もそうだけど、何と映像も残っており、そういった意味では貴重な音源ではありますね。

 

なんといっても、Deep Purpleの元メンバーであるJon LordとIan Paiceと、後にWhitesnakeに参加するBernie Marsdenのいるという事で(LordとPaiceのその後遅れる事Whitesnakeに参加)、いやがうえにもハード・ロック的な楽曲への期待が高まりますが、いざ蓋を開けると、女性コーラスやブラスセクションも加えた、ソウルやファンク調の楽曲。

ブルーズ調の「Stearoller」でBernie Marsdenがリードヴォーカルを務める以外は、渋いAshtonがリードヴォーカル務め、Bernieがサポートのヴォーカルに回るというスタイルを取っており、シャウトもなくよく言えば実に渋い、悪く言えば地味に尽きる。

 

Purpleの後だけに、あまりの落差に、特定のファンならともかく、多くのファンの期待に応えられなかったんだろうね。

 

Bernieはギター、ヴォーカル共に瑞々しい活躍を見せるけれども、Ashtonのヴォーカルがちょっと気負いすぎかな。

 

個人的なお薦め曲は、バラード調の「I'm Gonna Stop Drinkin'」かな。

 

 

ペイス・アシュトン・ロード
アルファレコード
【ディスク1】
  1. ア・ゴースト・ストーリー
  2. オン・ザ・ロード・アゲイン
  3. シラス・アンド・ジュローム
  4. アラベラ
  5. ザ・バラッド・オブ・ミスター・ギヴァー
  6. アイム・ゴナ・ストップ・ドリンキン
  7. スティームローラー
  8. リメンバー・ザ・グッド・タイムス
  9. スニーキー・プライヴェイト・リー

Macchi * 70年代ブリティッシュハードロック * 21:18 * comments(0) * - * pookmark

One/Mike Della Bella Project(2019)

JUGEMテーマ:音楽

 

年明け1月も既に半ばに差し掛かろうとしていますが、新年最初の記事です。

 

僕の年末年始の休みは、どこに行く事もなく、何もやらずにあっという間に9日間が過ぎるという、他の人から見たら最高につまらない休みを過ごしましたが、1年の中でこの年末年始の休みが、僕は一番好きですね。

どうせだったらずーっと年末で年明けしなければいいのにと、アホな事を思ってしまいます。

 

で、6日から仕事始めだったのですが、正月ボケもする暇もなく、月末月初が休みだった事によるツケの為、早速連日夜の8時過ぎまで激務で、年末年始の9日間の休みよりも長く感じる、しんどい5日間でした。

また、11日から3連休ですが、2月の月初まではキツイ仕事の毎日だな…。

 

さて、新年最初の通勤帰宅BGMですが、タワレコからたまたま送られてきたメールのウェストコースト云々という宣伝文句につられて、昨年末の仕事納めの帰りにタワレコ横浜で購入した、Mike Della Bella Projectの『One』というアルバムです。

 

このMike Della Bella Projectは、Mike Della Bellaというイタリアの音楽家による企画もの(?)で、今回聴いた『One』は、TOTOをはじめとするウェストコースト系AORサウンドを展開する内容だそうですが…、アルバムジャケットもこれまたシティポップ調で、非常に興味をそそられます。

 

このMike Della Bellaという人、色々なアメリカン・ロックから影響を受けているようだけれども、特にTOTOからの影響は強いようで、「Challenge The Sky」なんか聴いているとそんな感じも分かる様な気がする。

「A 1000 Ways To Say I Love You」なんかは、David Foster辺りからの影響かな。

「Turn You On」辺りは、Journeyからの影響ですかね。

冒頭の「Hot Stuff」もそうだけど、1980年代から1990年代前半にかけての、AOR系ポップ・ロックへの憧憬が滲み出ていますね。

サウンドは違うけど、音楽の趣旨から考えれば、日本の流線形的な存在かな。

 

ウェストコースト系とはいうものの、2曲目「I Won't Follow」は、出だしこそ「Hot Stuff」の流れを引き継いでいますが、中盤からは何となくBostonのような感じ。

まあBostonも、デヴュー時はEaglesのようなウェストコースト・サウンドっぽいと評されていたので、これも確かにウェストコースト系といえばそうなのかなと。

 

3曲目「Time」なんかは、速弾きのギターソロを聴いていると、何となく日本のEvery Little Thing辺りを思い浮かべてしまったが、Every Little Thingも、以前Jay Graydon他Airplayや、Chicagoのメンバーを起用した企画もののアルバムを出していたしね。

もしかして、このMike Della Bellaという人、Every Little Thingも聴いていたりして(んなわけないか)。

 

音楽自体は新味はないものの、安心して聴けるサウンドですね。

 

ただ、ちょっと単調で、アルバムを通して聴いていくうちに、個人的にはちょっと飽きてきてしまうかな。

 

あと、僕はウェストコースト系という文句に釣られて買いましたが、1970年代のEaglesをはじめとしたウェストコースト・サウンドとは違うので、そういうサウンドを期待する人は気を付けた方がいいかもしれません(ウェストコースト系というと、そっちを思い浮かべてしまう人もいると思うので)。

メロディアス・ハード系も含めた、AOR系サウンドですね。

 

 

マイク・デラ・ベラ・プロジェクト
Pヴァイン・レコード
【ディスク1】
  1. HOT STUFF
  2. I WON’T FOLLOW
  3. TIME
  4. CHALLENGE THE SKY
  5. A 1000 WAYS TO SAY I LOVE YOU
  6. TURN YOU ON
  7. FLYING (ボーナス・トラック)
  8. UNTIL A BETTER DAY
  9. IT’S JUST DESIRE
  10. DEMANDING LIFE
  11. SHE’S A DREAM
  12. UNCHAIN MY LIFE
  13. UNTIL FOREVER’S GONE (ボーナス・トラック)

Macchi * AOR * 14:14 * comments(0) * - * pookmark

2019年を振り返って

JUGEMテーマ:日記・一般

 

年末も年末、12月31日とは思えないような、あり得ない陽気のここ関東地方(横浜)ですが、今年の冬は本当に暖かいですね。

 

1年が経つのも本当に早いもので、とうとう2019年も今日が最終日です。

年々世相も仕事も、そして自然環境も、全てが節目だとか、季節感というものが感じられず、いつもの日常と変わりがないように感じられる今日この頃ですが、12月31日という事で、今年を振り返ってみます。

 

個人的には、2019年は目標だった資格を取る事に成功し、いいスタートダッシュは切れたのですが、仕事自体は何となく負担も増え、休暇も1日も取れず、最後の方は消化不良のような感じが残りました。

年が変わっても、そのような状況は変わる様な感じもないので、どうにかしなければなという感じです。

 

例年なら1年間聴いてきた通勤帰宅BGMのおさらいをするのですが、今年はちょっと趣向を変えて、昨今の音楽事情について書きます。

 

ここ数年言われている事ですが、昨今の音楽情勢として、CDが売れずストリーミングなどの音楽が活況を呈していますが、そういう現状を反映しているのか、自分の周りのTSUTAYAの店舗がどんどん閉店しているような気がします。

 

正直、自分もTSUTAYAの店舗の会員になっていても、映画のようなDVDを返却期限までに観る時間はないですし、また音楽の方も、店舗にはメジャーなJポップの品揃えはともかく、自分のようなちょっと音楽にこだわりたい人間には、借りたいCDが置いていないのが現状で、店舗がなくなっても特に影響はないのですが、やっぱりネット配信の音楽や映画が活況を呈している状況では、TSUTAYAのようなレンタル屋は厳しいのかなと思います。

 

とはいうものの、音楽なんかは、曲だけでなく、アルバムやアルバムジャケットを楽しみたい自分にとって、ネット配信の音楽はあまり好ましいものではないのですが、店舗はともかくディスカスの方は結構使えるかなと思っています。

自分のような人間にとって、音楽ムック本を読むと、あれもこれも聴きたい音楽(アルバム)ばかりなのですが、その聴きたいアルバムを全て買うのもお金がいくらあっても足りませんし、全てが全て自分にとって当たりの音楽ばかりではありません。また、レコード屋や中古屋に行っても、全ての音楽が揃っているわけではないですし、そこでディスカスで色々探してみたのですが、結構色々なアルバムがありますね。

 

The John Hall Bandやブレッド&バター、松原みき、クロニクル、桐ケ谷仁など、ムック本に載っている名盤なんかを見つけました。レコ屋で探し当てて買う前にお試しで借りるのもいいかもしれません。

これから、色々発掘してみたいと思います。

 

それでは良いお年を。

 

 

 

Macchi * その他 * 17:38 * comments(0) * - * pookmark

Careless/Stephen Bishop(1976)

JUGEMテーマ:音楽

 

2019年の仕事も昨日終わりました。

最後の最後までバタバタしていましたが、まあやらなければいけない事はとりあえずそれなりに出来たかな。でも年明けから、またバタバタなんだろうけど。

今年は1度も有休取れなかったな…。あ〜、のんびりと釣りに行きたい。寒いから、今はちょっとだけど。

 

それにしても今年の年末は、所属部署でも会社でも一度も忘年会がありませんでした。

昨今は、職場での忘年会そのものを敬遠する、或いは忘年会自体がアウトの情勢ですが、まあ、アルコールの強要やパワハラ、セクハラはもちろん問題ですが、自分が特に親しくない人や、他の所属部署の人との交流も必要だと思うんですけどね。

個人的には、他の人全員にも大いに関係のある、年末の大仕事を一つ片付けた後だけに、せめて職場での忘年会で、その労をねぎらって欲しいなと思うんですけどね。本当に日本の税制は嫌な税制だなと思います。

 

さて、2019年最後の通勤帰宅BGMは、Stephen Bishopのデヴューアルバム『Careless』を聴きました。

AORの代表曲でもある「On And On」が冒頭に収録されており、「On And On」はともかく、Airplayに代表されるようなカチッとしたシティポップサウンドが展開されるのかなと思っていましたが…。

Jay Graydon、Eric Claptonが参加した「Sinking In An Ocean Of Tears」や、Russ Kunkel、Chaka Khan、そしてやはりClaptonが参加したヒット曲「Save It For A Rainy Day」は確かにそんな楽曲なのですが、意外にもアコースティックギターをベースにした楽曲を中心にしたアルバムでしたね。

 

「On And On」はそのユルさが特徴的な楽曲ですが、他の曲は、都会に住む人の孤独感や、やるせなさみたいな雰囲気を感じさせる曲が多いですね。

特に個人的に一押しは、Art Garfunkelがバックヴォーカルに参加したアルバムタイトル曲の「Careless」で、他に「Never Letting Go」、それに「Madge」もいいですね。

 

他にAndrew Gold、Jim Gordon、Larry Knechtel、Lear Kunkel等ウェストコースト・ロックのミュージシャンが参加しています。

 

こんなバタバタとした、また街の喧騒が溢れる時期だからこそ聴きたい、落ち着いて聴ける作品です。

 

 

スティーヴン・ビショップ
USMジャパン
【ディスク1】
  1. オン・アンド・オン
  2. ネヴァー・レッティング・ゴー
  3. ケアレス
  4. オーシャン・オブ・ティアーズ
  5. マッジ
  6. エヴリ・ミニット
  7. リトル・イタリー
  8. ワン・モア・ナイト
  9. ギター・インタールード
  10. 雨の日の恋
  11. ロックン・ロール・スレイヴ
  12. ザ・セイム・オールド・ティアーズ・オン・ア・ニュー・バックグラウンド


Macchi * AOR * 21:53 * comments(0) * - * pookmark

Hall Of The Mountain Grill/Hawkwind(1974)

JUGEMテーマ:音楽

 

あ〜、もう今年もあと1週間で仕事が終わりか…。

12月の大仕事の一つがようやく終わりましたが、まだまだやる事満載で、全然のんびり出来ません。

 

Hawkwindのスタジオ録音4作目『Hall Of The Mountain Grill』を聴きました。

Hawkwindのアルバムを聴くのは初めてです。

 

Hawkwindというと、後にMotorheadを結成するLemmy Kilmisterも参加していたバンドというのは知っていたのですが、英国ハード・ロックの領域でも、プログレッシヴ・ロックの領域でも紹介されるバンドで、しかも英国サイケの世界でも有名なので、一体どんな音楽なのだろうと思っていましたが…。

 

初めて耳にして、プログレはともかく、どこがハード・ロック、サイケなのだろうと思ってしまいましたが、どうやら本作以前のアルバムではそのような世界観が炸裂していたらしく、本作はプログレ調へと音楽性を変えていった作品だったみたいですね。

特に新加入のSimon Houseのヴァイオリンをフィーチャーした「Wind Of Change」なんかは、シンフォニックで抒情的な正しくプログレともいうべき曲。

ピアノをフィーチャーしたアルバムタイトル曲「Hall Of The Mountain Grill」もプログレらしさが出た楽曲ですね。

 

ただ、プログレ的とはいっても、シンフォニックでクラシカルな曲は「Wind Of Change」くらいで、個人的には曲単位よりもアルバムの曲展開で勝負するというか、コンセプト・アルバム的な感じという意味でプログレ的と感じました。

 

よく聴いていくとサイケっぽさを感じるのですが、スペーシーな世界観が強いなかに、ちょっと不思議な感覚を感じさせ、そこがサイケっぽいかな。

「D-Rider」なんかはそんなサイケっぽさが上手く表現された楽曲です。

 

カントリーっぽい「Web Weaver」や、アルバム中で一番へヴィなロックをしている「Lost Johnny」も収録されているなど、楽曲のバリエーションも富んでいます。

 

アルバムはメロトロンを使った少し緊張感のある「Paradox」で締め、大団円を迎えます。

 

聴き応えのある1枚ですね。

 

 

ホークウインド
EMIミュージックジャパン
【ディスク1】
  1. ザ・サイケデリック・ウォーローズ
  2. ウインド・オブ・チェンジ
  3. D-ライダー
  4. ウェブ・ウィーヴァー
  5. ユード・ベター・ビリーヴ・イット
  6. ホール・オブ・ザ・マウンテン・グリル
  7. ロスト・ジョニー
  8. ゴート・ウィロー
  9. パラドックス
  10. ユード・ベター・ビリーヴ・イット (シングル・ヴァージョン・エディット)
  11. ザ・サイケデリック・ウォーローズ (シングル・ヴァージョン)
  12. パラドックス (リミックス・シングル・エディット)
  13. イッツ・ソー・イージー

Macchi * プログレッシヴ・ロック * 00:46 * comments(0) * trackbacks(0) * pookmark
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