2012年第19週の帰宅BGMは、Terry Reidのファーストアルバム『Bang, Bang You're』を聴きました。
Terry Reidという人はあまりメジャーな人ではありませんが、Led Zeppelinのヴォーカリストとして誘われ(で、その誘いを断ったTerryが、その代わりにJimmy Pageに紹介したのがRobert Plantだった)、さらにはDeep Purpleや海を越えてCSN&Yにも誘われた人で、ある意味伝説的な人であります。
そういえば、EaglesのDon Felderも、Eagles再結成前にJoe Walsh、Timothy B. Schmitと一緒に組もうとしていたグループのシンガーにTerry Reidの名前が挙がっていたと、自伝に書いていましたね。
Zeppelin、Purpleとブリティッシュ2大ハードロックバンドの名前が出てくる位なので、ジャンルとしてはブリティッシュハードロック周辺の人で、声質もZeppelinのヴォーカリストとして誘われたとあって、Robert Plantタイプのヴォーカルでシャウトも凄いのですが、ハードロックだけにとどまらない魅力がありますね。
アルバムタイトル曲はSonny & CherのSonny Bonoのカヴァー。Eddie Cochranの「Summertime Blues」もカヴァーしています。
Donovanのカヴァー「Season Of The Witch」や、オリジナルの「Loving Time」はブルージーな曲で、このちょっとハスキーなシャウトタイプのヴォーカルはたまらない魅力を放っているのですが、「Tinker Taylor」から「Sweater」まで、そして「When You Get Home」までのオリジナル曲がまたいいですね。
「Tinker Taylor」や「When You Get Home」ではポップで爽やかなロックを展開。「Erica」はソウルフルでちょっとジャジーな1曲。「Without Expression」ではフォークロック調も。「Sweater」は中南米調の曲で、多彩な音楽背景が窺えます。
ブリティッシュロックというと、ビート系の音とかちょっとひねった感覚とか、アメリカンロックとは違って独特の雰囲気がありますが、このTerry Reidのアルバムは、60年代のブリティッシュロックアルバムにしては、ブリティッシュロック臭というものがあまり感じられず、むしろアメリカンロックに近いような気がしましたね。
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評価:
![]() Terry Reid Repertoire
【ディスク1】
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